アリア「「プレディアス」が...!」
ヨウラ「動き出してしまったか...!」
リョウカ「...でも、状況は俄然オウカの方が有利よ。」
アリア「え?」
リョウカ「いくらパワーが高くても
アリア「確かに...。」
ヨウラ「(だが本当に解放されただけなのか?)」
オウカ「リョウカの言う通り、フルアタックをすれば俺の勝ちだ!」
シンヤ「甘いな。」
オウカ「何?」
シンヤ「「レイジグルード」が言っていた筈だ。「高みの見物」だと、今まで「プレディアス」が何もしなかったのはある意味お前達を遊ばせる為だ。」
オウカ「遊ばせる...?」
シンヤ「時間は十分与えた。もうチャンスは与えん。「プレディアス」の《遊楽解放》の効果!相手ターン中にこのカードの《欲縛》カードが全て取り除かれた時...。」
すると「プレディアス」の周りで浮いている8つの手甲が拳を開き、掌の上にエネルギーを溜め。
シンヤ「相手のターンを
オウカ達「...っ!?」
プレディアス「お遊びの時間はここまでだよ〜!」
「プレディアス」がそう言うと、腕を横薙ぎに振るい、8つの手甲が拳を構え、フィールドに叩きつける。するとシンヤとオウカを隔てる様にエネルギーの壁が出現する。
ヨウラ「ターン強制終了能力だって!?」
リョウカ「そんなのあり!?」
アリア「...!?」
オウカ「クソッ!」
シンヤは腕を捲り腕時計を見る。
シンヤ「そろそろ終わらせるか、12時にランチの予約をしてるんだ。」
リョウカ「余裕ぶってるつもり!?」
シンヤ「実際余裕だ、俺のターン。」
シンヤ 手札19→20 E0/4→5/5
シンヤ「「遊楽の眷属 バンテクター」を召喚。」
「シンヤ様とプレディアス様には指一本触れさせん。」
シンヤ 手札20→19 E5/5→0/5
シンヤのフィールドに盾の様な翼を持つ鎧の竜が現れる。
「遊楽の眷属 バンテクター」 コスト8 エネミー 黄・黒 パワー13000 打点2
シンヤ「「バンテクター」はフィールドに「プレディアス」が存在し、そのエネミーに《欲縛》がない場合、コストを3下げる事が出来る。「バンテクター」の能力、各ターン初めてエネミーが召喚された時、ライフを2回復する。」
シンヤ ライフ2→4
アリア「ライフが...!」
シンヤ「いくぞ、「プレディアス」で攻撃、その時、手札の「遊楽神器:
オウカ「攻撃時に!?」
シンヤ 手札19→18
「遊楽神器:
シンヤ「「悦楽八弄掌」は自分のフィールドの「プレディアス」が攻撃した時、ノーコストで発動できる「プレディアス」の専用スペルだ。」
オウカ「「プレディアス」専用の...。」
シンヤ「まずは、相手エネミーを全て
「プレディアス」が手を翳すとオウカのエネミー達が
オウカ「何っ!?」
リョウカ「オウカのエネミーが!?」
ヨウラ「これでは防御出来ない!?」
シンヤ「その後セメタリーのカードを好きな枚数デッキに戻し、手札からコスト8以下のエネミーをノーコストで召喚出来る。」
するとセメタリーから大量のカードがデッキに戻る。
シンヤ「俺が召喚するのはコイツだ。」
シンヤは召喚するエネミーを公開する。
リョウカ「...!」
アリア「「ソウルバロン」...!」
シンヤが選んだのは「ソウルバロン」だ。
シンヤ「出でよ!「月光竜騎士 ソウルバロン」!」
シンヤのフィールドに「ソウルバロン」が現れる。
シンヤ「「ライフオーラ」。そして能力発動、セメタリーから「
「
シンヤ「お前の手札を2枚捨てさせる。」
オウカ「っ!」
オウカ 手札2→0
オウカの手札が0になった。
シンヤ「セメタリーから「魔の豪傑 アドミレイトバルガ」を召喚。」
「魔の豪傑 アドミレイトバルガ」 コスト8 エネミー 赤・黒 パワー12000 打点2
オウカ「「魔の豪傑」!?」
リョウカ「しかもまた新しい奴!?」
シンヤ「「アドミレイトバルガ」の能力発動、自分エネミー全ての打点を常に+1する。」
「アドミレイトバルガ」が身体からオーラを放つと「ソウルバロン」と「バンテクター」、そして「プレディアス」の力が上がる。
「遊楽の七欲神 プレディアス」 打点4→5
「遊楽の眷属 バンテクター」 打点2→3
「月光竜騎士 ソウルバロン」 打点2→3
「魔の豪傑 アドミレイトバルガ」 打点2→3
シンヤ「そして、「プレディアス」の能力発動。」
「プレディアス」の周りを浮いている8つの手甲「
シンヤ「相手の
オウカ「《欲縛》だって!?」
プレディアス「アハハハ!さぁ!いくよっ!」
「プレディアス」が「悦楽八弄掌」をオウカのフィールドのエネミー達に向けて、飛ばす。
レイジグルード「!まずいっ!全員逃げろっ!!」
「レイジグルード」の言葉にオウカのフィールドのエネミーが散り散りに逃げる。しかし、「悦楽八弄掌」はそれを逃がさない。フィールドを走り回っている「ファイバー」を「悦楽八弄掌」の1つが捕まえ、紫色の球体状のエネルギーに閉じ込められると、「ファイバー」は力を失ったかのようにグッタリする。他にも空を飛んで逃げようとする「炎熱鳥」と2体の「スファラー」を2つの「悦楽八弄掌」が追い掛け、左右から挟み、捕まえ「ファイバー」同様、エネルギーに閉じ込める。そして、体格が大きい2体の「フレアコング」は動きが鈍く、それぞれ2つの「悦楽八弄掌」に押さえつけられ閉じ込められる。「GEKIRIN」は鎖を伸ばして近づかさせないようにするが「悦楽八弄掌」の1つはそれを全てかわし、拳を叩き込むと同時に捕まえ、閉じ込める。
バーンライズ「くっ!」
「バーンライズドラゴン」は向かってきた「悦楽八弄掌」の1つと真っ向勝負をし、拮抗するが更に2方向から「悦楽八弄掌」が迫ってきた。
バーンライズ「!しまった!?」
それに気付くがもう遅く、2方向からの「悦楽八弄掌」に押さえられ、更には拮抗していた「悦楽八弄掌」も押さえつけ、「バーンライズドラゴン」は閉じ込められる。
オウカ「「バーンライズ」!?」
レイジグルード「チッ!」
残ったのは「レイジグルード」の1体のみ、8つの「悦楽八弄掌」は1カ所に集まり、「レイジグルード」の方向に向きを変え、突撃する。
レイジグルード「させるかっ!」
「レイジグルード」は翼を広げ空を飛び、「悦楽八弄掌」もそれを追い掛ける。「レイジグルード」はハンマーを構え、向かってくる「悦楽八弄掌」を迎撃する。
レイジグルード「そう簡単にはやられないぞっ!...ん?」
「悦楽八弄掌」を迎え撃つ中、「レイジグルード」はある事に気付く。
レイジグルード「「プレディアス」はどこに...?」
「プレディアス」の姿が見えない事に気付き、辺りを見渡す。しかし、
「油断したね♪」
レイジグルード「...!?」
「レイジグルード」の肩から声が聞こえ振り向くと「プレディアス」が腰を掛けていた。
レイジグルード「いつの間に...!」
プレディアス「じゃあねぇ〜♪」
「プレディアス」は「レイジグルード」の背後に跳び、回し蹴りを叩き込む。
レイジグルード「...っ!!」
「レイジグルード」はフィールドに向けて叩き落とされると四方八方から「悦楽八弄掌」が迫ってきていた。
レイジグルード「ここまでか...!」
8つの「悦楽八弄掌」が「レイジグルード」を押さえつけ、地面に激突する。
オウカ「「レイジグルード」ぉぉぉぉ!!」
土煙が晴れると「レイジグルード」は球体状のエネルギーに閉じ込められ、意識を失っている。
オウカ「...っ!」
プレディアス「残念だったね〜。」
「プレディアス」がオウカに近付き、指を動かすと「悦楽八弄掌」が四方八方からオウカに向かって攻撃する。
オウカ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
オウカ ライフ7→2
リョウカ「オウカっ!!」
シンヤ「《アクセラレーション》を持つ「アドミレイトバルガ」でトドメだ。」
「アドミレイトバルガ」がガトリングを構えると、オウカに向かって乱射する。
オウカ「ぐ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
オウカ ライフ2→0
ヨウラ「オウカが...!」
リョウカ「負けた...?」
アリア「...っ!」
オウカ「ぐ...うぅ...!」
シンヤ「...。」
するとオウカのデッキから1枚のカードが俺の元にやって来て、俺は少し驚きつつもそれを掴む。
シンヤ「「怒愚の七欲神 レイジグルード」...。」
これで俺の手元に「七欲神」が3枚揃った。面倒事に巻き込まれる可能性は上がったが乗り掛かった船だ。潔く受け入れるとするか。
オウカ「うぅ...返、せ...「レイジグルード」...を...。」
シンヤ「「七欲神」カードを持つ者が敗北した場合、その「七欲神」カードは勝者に譲渡される。それが「七欲神」カードのルールだ。」
賭けで「七欲神」カードを賭けたがそもそも「七欲神」カードは賭けずとも勝てばどのみち手に入るからな。賭けの内容は「レイジグルード」自身に
シンヤ「俺が勝った以上「レイジグルード」は俺のカードだ。それじゃあな。」
そろそろアイカとレイカが試験を終わらせるからだろうし、迎えに行ってそのままレストランに向かうか。エネミー・ファイトで金はかなり稼いでるし。
オウカ「クソッ!クッソォォォォォォォォッ!!!」
後ろでオウカが泣き叫ぶ声が響く。頑張れ主人公。俺みたいなモブ(?)に負けてる様じゃ、世界は救えんぞ。
その後、アイカとレイカを迎えに行き、予約していたレストランでランチをとった。