カードを合成して合体獣を作り出す能力?   作:七蜘蛛

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資源調達と情報収集(ステラメリス視点・途中眷属視点)

 

エネミー・ワールド

 

ステラメリス「着きましたね。」

 

ここが現在のエネミー・ワールド...。私達がいた頃と比べると色の派閥同士の争いなどが無くなっていますね。

 

ステラメリス「さて、目的を果たすとしましょうか。」

 

私は自身に結界を張り、力と気配を隠します。ついでに姿を誤魔化す結界も張っておきますか、現在のエネミー・ワールドで私達の姿は知られてませんが念の為。

 

ステラメリス「さて。」

 

いくら私でも今日だけで調べ切るのは時間が掛かりますのであの子達(・・・・)の手も借りましょう。

 

ステラメリス「「星智神器:無限識星本棚(インフィニス・シュテル・ブックス)」。」

 

その名を呼ぶと私の周りが青白い光に包まれ、無数の本棚が宙に現れ浮いている。私はその内1台に腰を掛け、本棚から4冊の本を遠隔で取り出し開く。

 

ステラメリス「ここに来たれ。我が「星智の眷属」達よ。」

 

すると開いた本から光が飛び出し、私の前で形を形成していく。

 

「ご主人、ボクを呼んだぁ?」

 

最初に出てきたのはケモ耳フードが付いたローブを纏い、両腕に身の丈と同じ程の大きさを持つ銀色のガントレットを装着した幼い少女「リーフェイラ」。

 

「情報収集ならば私にお任せを。」

 

次に出てきたのは眼鏡を掛け、執事服の様な姿をした青年「ザルファー」。

 

「ギギギギッ!」

 

「ザルファー」と同時に出てきたのは全体的にサイバーチックな見た目をし、電子状の羽を持つ大きな蠍「エルディオン」。

 

「毎度急ですねっ!?」

 

最後に出てきたのは星空の様な翼を持ち、ゴーグルと手提げカバンを掛けたローブの少女「ミルニア」。

 

ステラメリス「あれからかなりの年月が経ちました。その為現在のエネミー・ワールドを調べる必要があります。貴女達にはそれぞれ行動してもらいます。「ザルファー」は北を「ミルニア」は東西南を「リーフェイラ」と「エルディオン」は渓谷などから鉱石などを回収してください。」

 

ミルニア「待って下さい!?私だけ範囲広くないですか!?」

 

ステラメリス「貴女ならひとっ飛びでしょう?なら問題ないですよ。」

 

ミルニア「あぁもうヤダこの人!?」

 

毎度彼女の事を弄っていますが飽きませんね。

 

ステラメリス「それでは行動開始です。」

 

「はい!(ギッ!)」

 

そう言うと彼女達はそれぞれ分かれて行動しに行きました。さて、私も行きますか。

 


 

ザルファーside.

 

ザルファー「やれやれ、お嬢様も相変わらず欲深いお方ですね。」

 

あの方が「星智の七欲神」と呼ばれる理由、それは果てしない探究心と好奇心を持ち合わせているからなのです。不思議に思った事を隅々まで調べ、己が納得するまで調べ尽くすその姿は星々すらも調べ尽くさんと言わんばかりだ。

 

ザルファー「とはいえ、そんなお方だからこそ我々(星智の眷属)が誕生したとも言えますね。」

 

さて、思い出に浸るのはこれくらいにし、調べるとしましょうか。

 

ザルファー「おや?あれは...。」

 

どうやらここは機械関係の区域の様ですね。機械系のエネミーや電子系のエネミー、メカニック系のエネミーがたくさんいますね。あちら(人間界)では見かけないエネミーもいる様で。

 

ザルファー「ん?」

 

あそこは関係者以外立ち入り禁止の研究所?

 

ザルファー「無視するとあの方(ステラメリス)が文句を言いそうですね。」

 

見つけた以上、調べない訳にもいきません。私は他のエネミーの方々に気づかれない様、研究所に入る。

 

ザルファー「最近まで使われていた形跡がありますね。」

 

奥まで進んでいくと、何やら研究室を見つけましたので、中に入ってみましょう。

 

ザルファー「おや、これは...?」

 

中には何やらMRIの様な物と灰色の寝台が合体した様な物があった。近くの机に資料があった為、読み上げる。

 

ザルファー「「完全医療器(パーフェクトメディックス) RR(ダブルアール)-8(エイト)」?」

 

RRの意味は「Resurrection(復活、蘇り)」と「Recovery(回復、復旧)」。8は「無限」や「生命」を意味する、か...。

 

ザルファー「まだ完全なエネミーとなってはいない様ですね。」

 

折角です。この未完成のエネミーのデータを頂くとしましょう。私は眼鏡に付いてるスイッチを押し、センサーを照らし「RR-8」をスキャンし、スキャンが完了するとセンサーを切る。

 

ザルファー「さて、他にも調べますか。」

 


 

ミルニアside.

 

ミルニア「うわぁ〜、大分様変わりしてるじゃないですか〜。」

 

まさかステラメリス様が封印されてる間にここまで変わっているなんて...。

 

ミルニア「これは確かにステラメリス様にとってまたとない研究対象ですね...。」

 

好奇心を刺激されるとそれをとことん追求するのがあの人ですからね〜。

 

ミルニア「よ〜し!...後、西と南かぁ...。」ショボン...

 

だからと言って毎度長距離の時に限って、私を呼ばないでくださいよぉ...。

 


 

リーフェイラside.

 

リーフェイラ「フンッ!」

 

ボクは「エルディオン」と一緒に渓谷を見つけて深く進んでいくと壁に埋まっている大量の鉱石を見つけて、ボクはガントレットで、「エルディオン」は両手の鋏と尻尾で壁を攻撃し、鉱石を取り出す。

 

リーフェイラ「これは初めて見る鉱石だ...。」

 

ご主人が言ってた通り、結構年月が経ってたんだ。

 

リーフェイラ「保存しておこう。」

 

ボクは鉱石を地面に置き、右のガントレットを鉱石に向け、センサーで照らす。照らされた鉱石は粒子状になってガントレットに吸収される。

 

リーフェイラ「保存完了...。「エルディオン」、そっちは?」

 

エルディオン「ギギッ!」

 

「エルディオン」は両手の鋏で鉱石をしっかり掴み、バイザーからセンサーを照らして、鉱石を吸収する。

 

エルディオン「ギッ!」

 

リーフェイラ「ん...。まだ他にもある。」

 

出来るだけ多く持っていこ。

 


 

ステラメリスside.

 

ステラメリス「さて、ありましたね。」

 

私は現在、エネミー・ワールドの立入禁止区域の1つである。「欲望の大樹」へと侵入しています。ここは本来私があらゆる知識で作り上げた物なので、文句を言われる筋合いは無いですね。ここへ来た目的は「プレディアス」がご所望する「欲の果実」を得る為です。

 

ステラメリス「ありました。」

 

大樹の樹冠まで飛び、そこに実ってる多彩な「欲の果実」を見つけました。

 

ステラメリス「あまり取り過ぎると警備にバレるでしょうし、15個程持ち帰りますか。にしても熟していますね。それも鮮度を保ったまま(・・・・・・・・)。」

 

あらゆる知識を基に作り上げた「欲望の大樹」は熟した「欲の果実」の鮮度をまるで時が止まったかの様に鮮度を保持し続ける。

 

ステラメリス「「プレディアス」は熟した「欲の果実」が好きでしたね。「レイジグルード」は赤い果実を。」

 

私は白の果実がいいですね。

 


 

ステラメリス「来ましたね。」

 

合流場所で待っていると「リーフェイラ」達が帰ってきました。「ミルニア」がヘトヘトですが何かあったのでしょう?

 

ザルファー「ただいま戻りました。」

 

リーフェイラ「鉱石も大量にゲット...。」

 

エルディオン「ギッ!」

 

ミルニア「疲れた...。」

 

ステラメリス「ありがとうございます。それでは向こ(人間)()に戻るとしましょう。」

 

私は再びゲートを開き、人間界に戻る。(ゲートに入ると同時に眷属は本の中に戻る。)

 


 

ステラメリス『戻りました。』

 

プレディアス『あ、おかえり〜。「欲の果実」は?』

 

ステラメリス『持ってきましたよ。』

 

私はカードの中から「欲の果実」を「プレディアス」のカードの中に渡す。

 

プレディアス『やった〜!あむっ!ん〜♪美味しい〜♪』

 

ステラメリス『「レイジグルード」もどうぞ。』

 

レイジグルード『ありがたい...うむ、美味いな。』

 

ステラメリス『それは良かったです。』

 

さて、私も久しぶりに食しましょう...。懐かしい味がしますね。

 

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