シンヤside.
アイカ「そろそろ「エネミー・ドライブ全国大会」が始まる時期か...。」
レイカ「そうだね。」
俺達はリビングでテレビを見ながら談笑している。
主催者『そして、優勝者には世界で1枚しか存在しない特別なカードを贈呈させていただきます。』
シンヤ「世界で1枚しか存在しないカード?」
カナメ「そんなのあったんだね。」
主催者『そのカードとはこれですっ!』
主催者がカードの入っているショーケースにスポットライトを当てる。
プレディアス『え?』
レイジグルード『ム?』
ステラメリス『...成程。』
どうした?
主催者『優勝者にはこの「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」が贈呈されます!』
シンヤ「ブフッ!?ゴホッ...!ゴホッ...!」
紹介されたカードを見て思わず紅茶を噴き出した。何で「七欲神」カードが景品になってるんだよっ!?
レイカ「だ、大丈夫ですか...?」
シンヤ「だ...大丈夫...。」
いやそれどころじゃない。よりによって全国大会でかよ...確か学校から...。
学園長『今度の全国大会では3つの各学校から代表者を4名選び、特別に参加させてもよいことになったんです。その為シンヤ君、是非とも君やアイカさん、レイカさん、カナメさんに出てもらいたいのです。』
シンヤ『(まぁ早々面倒な事にはならないだろう)謹んでお受けいたします。』
参加を了承したぞ俺っ!?
ステラメリス『あの子ったら...。』
デュレイヴィオス『何か知っているのですか?』
ステラメリス『あの子「ヴェルフィギス」は「堕落」の名の通り、非常に面倒臭がり屋な性格なのですよ...。恐らく適当に所有者を選ぼうとしましたね...。』
ヘルヴィルゼンム『それでいいのか「七欲神」...?』
レイジグルード『「堕落」だからな...。』
どうする?参加署名は既に提出してるから仮面*1とか付けられねぇし...。なにより...。
シンヤ「絶対ぇエネミー治安ポリスやグリーディアンが動く案件だ...。」
こんな堂々と目的のカードが目立ってれば食い付くに決まってんだろ...。いや、グリーディアン辺りは大会を無視して強引にでも奪ってくるか?エネミー治安ポリス辺りはオウカや仲間が参加して、もし優勝できなかったとしても「七欲神」カードを手にした優勝者を勧誘する可能性があるな...。
シンヤ「兎に角、碌な事にならねぇな...。」
しゃあない...。面倒事に巻き込まれるのは確定だ。なら向かってくる敵を叩き潰すしかないな。
因みにこの放送を見ていたオウカは平日...。
オウカ「「バーンライズドラゴン」でトドメだぁ!」
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!?」
強天学園*2にて本来上級生達が参加する予定だったが、昔から全国大会に参加したかった事+「七欲神」カードが景品である事+参加校に混全学園*3があったのでシンヤが出場する可能性ありという事で、オウカは強天学園の学園長の所へ直談判しに向かい、本来出場する上級生と勝負し、勝てたら代わりに参加する事になった。当然勝ったので、参加権はオウカ達が獲得した。
因みにザクヤも自分の通っている学園から選抜され、参加する。