シンヤ「んで?どうするんだ?」
プレディアス『何が?』
シンヤ「デッキを作ったはいいが問題は対戦相手だ。」
ステラメリス『でしたら、他の七欲神カードの所有者と戦うのはどうでしょうか?』
シンヤ「面倒事に巻き込まれるだろうから却下。」
正直、あれから対戦相手を探してはいるが、中々見つからないぞ。
「ちょっと!返しなさいよっ!」
シンヤ「ん?」
声が聞こえた方を見ると、何やら2人の少女がガラの悪そうな男3人に絡まれていた。
男A「フン!お前見たいな女より俺様の様な男こそが精霊カードを持つべきなんだよっ!」
男B「さっすがアニキ!」
男C「分かったらとっとと帰んな!それともその身体で遊んでくれるのかなぁ?」
強気な少女「くっ...!」
気の弱そうな少女「りょ、「リョウカ」ちゃん...!」
リョウカ「心配しないで「アリア」。絶対取り戻すから...!」
...アイツら潰すか。
シンヤ「ちょっといいかな?」
男A「あ?誰だテメェ?」
シンヤ「幼気な女の子に寄ってたかって、みっともないよ?やってる事が。」
男A「んだとぉ!?」
シンヤ「丁度、新しいカードを試したかったんだ。俺とお前でファイトしないか?俺が勝ったらお前のデッキの
男A「ハッ!いいぜ?だったらこっちはテメェのデッキのカードを全部寄越せ。」
リョウカ「ちょっと!対価が釣り合ってないじゃない!?」
シンヤ「構わない。それで十分。」
男A「後悔すんなよぉ?」
シンヤ・男A「エネミー・ドライブ!アウェイトッ!」
三人称side.
男A 手札3枚 フィールド 「熱血兵 コンジョー」×2 「旗振り子分」
シンヤ 手札4枚 フィールド 「仮面 ジョーカー1」×2
リョウカ「あれって「仮面の舞踏者 ジョーカー」?でも何か違う気が...?」
シンヤと男Aのファイトが始まり、序盤は男Aがガンガン攻める中、シンヤは小型エネミーを並べているだけだ。
男A「全然大した事ねぇじゃねぇかよっ!」
男B「このままアニキの圧勝だー!」
男Aのフィールドには切り札の「怒魂情番長」がいる。味方を強化して、次のターンに一気に決めてくる作戦だ。
シンヤ「この程度か。」
リョウカ・アリア「...っ!?」
男A「あ?状況分かってんのかっ!テメェが不利なんだぞっ!?」
シンヤ「...この程度でか。」
シンヤは手札からカードを発動する。
シンヤ「スペル「
シンヤ 手札4→3
「
シンヤ「3つの効果の内、2つを選び発動する。この効果は同じ効果を2回選ぶ事も出来る。」
するとシンヤのフィールドに青・黒・白の光を放つアーティファクトの様な物が地面から現れる。
シンヤ「1つ目の効果で、お前の「怒魂情番長」をボトムに送る。」
すると白の光を放つアーティファクトが「怒魂情番長」に突撃し、「怒魂情番長」をデッキの下に送る。
男A「何っ!?」
シンヤ「そしてもう1つの効果で、セメタリーからコスト8以下のエネミーを復活させる。セメタリーから現れろ!」
黒の光を放つアーティファクトの表面に罅が入ると、中から別のエネミーが姿を現す。
シンヤ「「月光竜騎士 ソウルバロン」!」
青い炎を吐く黒い竜と上半身が1つになっている右腕が青く光る青黒い騎士が槍を構える。竜と騎士の身体の境目は青い炎で覆われている。
「月光竜騎士 ソウルバロン」 コスト8 エネミー 青・黒・白 PW11000 打点2
男A「な、何だよっ!このエネミーっ!?」
リョウカ「何アレっ!?」
アリア「あのエネミーって「ルナバロン」?でも「霊魂の竜」にも見えるし...。」
シンヤ「「ライフオーラ」発動!」
シンヤのデッキの一番上のカードが「ソウルバロン」の下に重なると「ソウルバロン」の身体が妖しく輝く。
シンヤ「「ソウルバロン」の能力、出た時と
「ソウルバロン」の右腕に霊力が集まるとそれを地面に放り投げると、霊力の中から先程の3つのアーティファクトが再び現れる。
シンヤ「効果でセメタリーから「黒鋼の造兵」と「烈弾竜 アサルトバレットドラゴン」を復活だ。」
「黒鋼の造兵」 コスト7 エネミー 黒・白 PW9000 打点2
「烈弾竜 アサルトバレットドラゴン」 コスト8 エネミー 赤 PW10000 打点2
シンヤ「「ソウルバロン」の能力の対象となったのがスペルならそのカードはデッキボトムに置かれる。「アサルトバレット」の能力、俺のエネミーすべては《アクセラレーション》*1を持つ。」
「アサルトバレットドラゴン」の力が味方に力を与える。
シンヤ「「ソウルバロン」で攻撃、
「魔の豪傑 シュライゼント」 コスト7 赤・紫 PW9000 打点2
リョウカ「「魔の豪傑」!?「セプテラー」以外にもいたの!?」
リョウカが驚く、彼女の知っているのはかつてのとあるファイターの1人が使っていた切り札「魔の豪傑 セプテラー」の事だ。
シンヤ「「シュライゼント」の能力、出た時自身よりパワーの低い相手のエネミーをすべて破壊。」
「シュライゼント」の目が光り、足元から紫の炎が広がっていき男Aのフィールドの「コンジョー」2体と「旗振り子分」が焼き尽くされる。
シンヤ「その後、破壊したエネミーの数だけ相手の手札を破壊する。」
男A「何だとっ!?」
男A 手札3→0
シンヤ「やれ、「ソウルバロン」。」
「ソウルバロン」が男Aのバリアに槍を突き刺す。
男A「がぁっ...!?」
男A ライフ7→5
シンヤ「「アサルトバレット」で攻撃、能力で「ジョーカー1」を破壊して、相手に1ダメージ。」
「ジョーカー1」が光の弾となって「アサルトバレットドラゴン」の砲台に装填されると、男Aに向けて、発射される。
男A「ぶべらっ!?」
男A ライフ5→4
シンヤ「「ジョーカー1」の破壊時能力、セメタリーからカードを1枚手札に加える。」
シンヤ 手札3→4
砲撃を終えると「アサルトバレットドラゴン」は機関銃を生成し鎧の両側に取り付け、男Aに弾幕の嵐を放つ。
男A「ぐはっ!?」
男A ライフ4→2
男A「ま、待ってくれっ!?1ターンだけっ!トドメを差すのはもう少し待ってくれっ!?」
シンヤ「「シュライゼント」でトドメだ。」
男Aの命乞いを無視し、「シュライゼント」が拳に紫の炎を収束し、男Aに接近して拳を叩き込む。
男A「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
男A ライフ2→0
シンヤ「約束通り精霊カードとお前のデッキの
俺は男Aから2枚のカードを抜き取る。
男A「お、俺様のカード達が...!」
リョウカ「精霊カードはアンタのじゃないでしょっ!?」
シンヤ「まるで
俺は男Aから取り返した精霊カードというものをアリアという少女に渡す。
アリア「え...?」
まさか返されると思ってはいなかったのか。
シンヤ「俺の目当ては
アリア「あ、ありがとうございます...。」
彼女は恐る恐るといった感じでカードを受け取る。
シンヤ「んじゃ、これにて俺は帰らせてもらうぞ。」
俺はなるべく早くこの場から去る。
アリアside.
強い。その一言しか、出てこなかった...。見たことのあるような、無いようなエネミーが出てきたと思ったら一瞬で形勢が逆転して勝負が付いた。
リョウカ「何だったのかしら?アイツ...。」
確かに不思議な人だった。
アリア「それに、何だろう...?」
リョウカ「?どうしたの?」
私は昔からカードに宿る不思議な力を感じる事がある。あの人のデッキとは別で
リョウカ「にしても強かったわね。アイツを仲間にすれば「
アリア「...。」
リョウカ「アリア?」
アリア「!あ、ごめん...。」
リョウカ「にしても戻って良かったわね。」
アリア「うん。」
取り敢えず、お礼も兼ねて、あの人を勧誘してみようかな?