金流土「僕のターン!(さっきから何で攻撃してこないんだ...?)」
シンヤ「「ヴェルフィギス」の能力。」
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 《焉惰吸刻》2→3
金流土 手札7→8 E1/4→5/5
金流土「「天騎士 オステス」召喚!」
金流土 手札8→7 E5/5→0/5
「天騎士 オステス」 コスト5 エネミー 黄 パワー7000 打点1
「天騎士 オステス」 パワー7000→1000
金流土「「オステス」の能力!手札からコスト3以下のエネミーを2体まで場に出す!「ピュアラビット」を2体場に出す!」
金流土 手札7→5
「ピュアラビット」 コスト3 エネミー 黄 パワー3000 打点1
「ピュアラビット」 パワー3000→0
「ピュアラビット」 パワー3000→0
パワーが0になった「ピュアラビット」は座り込む。
金流土「「オステス」のもう1つの能力!自分の他のエネミーの数だけパワーを2000上げる!」
「天騎士 オステス」 パワー1000→9000
金流土「パワーさえ上げればこっちのものだ!《アクセラレーション》を持つ「オステス」で攻撃だっ!」
「オステス」が剣を構えて、向かってくる。
シンヤ「「ヴェルフィギス」で防御。その時「堕落神器:
シンヤ 手札10→9
「堕落神器:
すると「ヴェルフィギス」の周りで浮いている3つの継ぎ接ぎなぬいぐるみに楽器が出現する。狼にはチューバが身体に巻き付くように現れ、羊にはそのサイズにピッタリなピアノが出現し、同時に出現した椅子に座り、兎には両手にバイオリンと弾く為の弓が出現し、構える。どの楽器も不気味な見た目をしている。そして、それを構えるぬいぐるみ達が狂気的な笑みを浮かべている様にも見える。
シンヤ「相手エネミー1体のパワーをマイナス5000。」
そして、ぬいぐるみ達が楽器を鳴らすと、オルゴールの歪な音と合わさり、より不快な音がフィールドに響く。
「天騎士 オステス」 パワー9000→4000
シンヤ「更に、自分のフィールドに「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」がいるなら、このカードを《焉惰吸刻》として、重ねる。」
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 《焉惰吸刻》3→4
すると、またランタンの火が大きくなり、枯れ木の腕が増えるとオルゴールがもう1つ増え、それも鳴り始める。
「天騎士 オステス」 パワー4000→2000
歪な音により勢いが無くなった「オステス」を「ヴェルフィギス」のベッドの無数の枯れ木の腕が押さえ込み破壊する。
金流土「ターンエンド...!」
金流土は苦虫を噛み潰したような表情をする。
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 《焉惰吸刻》4→5
シンヤ 手札9→10 E0/5→6/6
シンヤ「スペル「堕忌魔苦羅」。」
シンヤ 手札10→9 E6/6→0/6
「堕忌魔苦羅」 コスト6 スペル 緑・白
シンヤ「フィールドのパワー0以下のエネミー全てをデッキに戻す。」
金流土「はぁ!?」
すると金流土とシンヤのフィールドのエネミー達の前に抱き枕が降ってきて、エネミー達は抱き枕に乗ったり、抱き付いたり、顔を埋めたりする。するとパワーが0以下である金流土のエネミー達が光に包まれ消える。
金流土「う、嘘...だろ...!?」
シンヤ「そして、次の相手ターン終了まで、この効果でデッキに戻ったエネミー1体につきフィールドのエネミー全てのパワーを1000上昇させる。戻したエネミーは4体、よってフィールドのエネミー全てのパワーを4000上昇させる。」
抱き枕の抱き心地が良かったのか残っていたシンヤのエネミー達は力を増す。
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 パワー8000→12000
「堕落の眷属 ブートン」 パワー7000→11000
「堕落の眷属 ナイトメアリス」 パワー8000→12000
「堕落の眷属 ネルティオラ」 パワー10000→14000
シンヤ「ターンエンド。」
金流土「こうなったら...!僕のターン!」
シンヤ「「ヴェルフィギス」の能力、6枚目の《焉惰吸刻》を重ねる。」
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 《焉惰吸刻》5→6
《焉惰吸刻》のカードが6枚まで到達し、ランタンの火が猛々しく、増え続けた枯れ木の腕は禍々しいオーラを纏い、3つ目のオルゴールが現れては鳴り響く。すると空が一瞬で暗くなる。
金流土「な、何だ...!?(何が起きるか分からないが兎に角ヤバい...!)」
金流土はデッキからカードを引く。
金流土 手札5→6 E0/5→6/6
金流土「っ!き、来たぞっ!僕はやはり選ばれた存在だっ!」
どうやら目的のカードが来たようだ。
金流土「先ずはスペル!「暗黒の欲望」!」
金流土 手札6→5 E6/6→0/6
「暗黒の欲望」 コスト6 スペル 黒
シンヤ「(グリーディアンの作り出したカードか。)」
金流土「効果で、ライフを1つ砕き、手札からコスト8以下のエネミー1体を場に出し、そのエネミーは次の僕のターンの始めまで、相手の効果を受けず、バトルでは破壊されなくなる!」
金流土 ライフ7→6
そして、金流土はカードを掲げるとそのカードは禍々しいオーラを纏う。しかし、そのオーラは他の「七欲神」の時とは違い、弱いオーラだ。
金流土「さぁ!現れたまえ、僕の愛おしく麗しきレディ、「魅惑の七欲神 カーディリアーナ」!」
金流土 手札5→4
するとフィールドに紋章の様なものが6つ出現すると中から無数の茨が空中に向かって伸びていき、2つの紋章から出た茨が絡まると2つの頭を持った竜の様な姿になる。その姿は赤の薔薇の頭部と青の薔薇の頭部となっている。そして残る4つの紋章から出た茨が螺旋状に囲い、球体となると隙間から光が漏れ出し弾ける。すると中から現れたのはサキュバスの様な姿をしており、青の薔薇の髪留めを付けた紫と黄のツインテールで、尻尾の先は紫の薔薇、露出が多いドレスを纏っている。
「...っ!」
「魅惑の七欲神 カーディリアーナ」 コスト8 エネミー 黄・紫 パワー11000 打点1
「カーディリアーナ」は出てくると同時に金流土を睨む。付き添いの竜も同様だ。
金流土「さぁ!これで終わらせてあげるよ!僕の愛のエネミーの力で!「カーディリアーナ」で攻撃!能力発動!」
すると「カーディリアーナ」の首のチョーカーから赤黒い電撃が走る。
カーディリアーナ「あぐっ...!」
それにより「カーディリアーナ」は苦しみ、付き添いの竜は心配そうに顔を近付ける。
カーディリアーナ「...大丈夫。」
「カーディリアーナ」は腕をシンヤのエネミー達に向けると多彩な薔薇が出現し、魅惑的な香りが漂う。
金流土「手札3枚を捨てて、「ヴェルフィギス」以外のエネミー共を《魅了》!」
金流土 手札4→1
漂った薔薇の香りを嗅ぎ、「ヴェルフィギス」以外のエネミー達が薄らと目を開ける。
ネルティオラ「何だ...?」
ナイトメアリス「んぅ〜...?」コスコス
ブートン「ブー...?」ノビー
それを見た金流土はまた高笑いをする。
金流土「アハハハ!奪った「ネルティオラ」の能力で僕のエネミーのパワーが2000上がる!そっちは「ネルティオラ」がいなくなった事で「ヴェルフィギス」のパワーが下がる!」
「魅惑の七欲神 カーディリアーナ」 パワー11000→13000
「堕落の眷属 ブートン」 パワー9000→11000
「堕落の眷属 ナイトメアリス」 パワー10000→12000
「堕落の眷属 ネルティオラ」 パワー12000→14000
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 パワー12000→10000
金流土「アハハハハハ!」
シンヤ「それだけか...。」
金流土「アハハハ!...は?」
シンヤ「「ヴェルフィギス」の能力発動。」
すると3つのオルゴールの歪な音が響く。
「堕落の眷属 ブートン」 パワー11000→0
「堕落の眷属 ナイトメアリス」 パワー12000→0
「堕落の眷属 ネルティオラ」 パワー14000→2000
ナイトメアリス「ふわぁ〜...おやすみなさい...。」スヤスヤ
ブートン「ブー...zzz」
パワーが0以下となり、「ブートン」と「ナイトメアリス」が再び眠り始める。
金流土「!おい!何勝手に寝てるんだ!僕のエネミーになったんだから仕事しろよっ!」
シンヤ「「ヴェルフィギス」の能力を忘れるとはな...呆れてものが言えん、ライフで受ける。」
カーディリアーナ「...後はお願い。」
シンヤ「...。」コクリ
「カーディリアーナ」は竜に指示を出し、竜は2つの頭で赤と青の毒の炎を吹く。
シンヤ ライフ7→6
金流土「チッ...!だがまだ攻撃出来るエネミーはいる!」
金流土は「ネルティオラ」のカードに指を乗せる。
金流土「「ネルティオラ」で攻撃だ!」
ネルティオラ「面倒だなぁ...。」
しかし、いつまでたっても「ネルティオラ」は攻撃する気配が無い。
金流土「?おい?おいっ!早く攻撃しろよっ!?いつまで寝てるんだよっ!」
シンヤ「...カードの効果はしっかり確認しろ。」
金流土「は?」
シンヤ「...俺が今までお前のライフを削らなかったのは、攻撃しなかったからじゃない、
シンヤはフィールドの「堕落」エネミー達に指を向ける。
シンヤ「「ヴェルフィギス」率いる「堕落」エネミー達は
金流土「...!?」
自分から動く事をしない「堕落」のエネミー達。その共通の能力が「攻撃出来ない」事だ。
シンヤ「言わば、防御主体のデッキだ。さて、ネタばらしも済んだ事だ。さっさとしろ。」
金流土「ぼ、僕はこれでターンエンド...。この時、《魅了》の効果が切れ、エネミー達は戻る...。」
《魅了》されたエネミー達が元に戻る。
「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」 パワー10000→8000
「堕落の眷属 ブートン」 パワー0→7000
「堕落の眷属 ナイトメアリス」 パワー0→8000
「堕落の眷属 ネルティオラ」 パワー2000→10000
シンヤ「俺のターン。」
金流土「で、でも!攻撃が出来ないなら僕のライフを削り切る事なんて不可能だっ!今なら土下座をしてサレンダーするなら許してあげるよ!」
シンヤ「ライフを削り切る?...フハハハ...!」
シンヤは笑い始める。
金流土「何がおかしいんだいっ!?」
シンヤ「その必要は無い...何故ならもう...。」
すると空がどんどん
シンヤ「「堕落の七欲神 ヴェルフィギス」の最初の能力*1にはもう1つの効果がある。互いのターン開始時、自身の下に重なっている《焉惰吸刻》が6枚以上の時...。」
ヴェルフィギス「う〜ん...。」コスコス
「ヴェルフィギス」が起きる。
ヴェルフィギス「...いい加減...うるさい...!」
「ヴェルフィギス」が右腕を空に向けると金流土の周りが完全に闇に閉ざされた空間となる。
金流土「な、何だ...!?」
金流土は戸惑うと
猛々しく燃え盛る薄紫の炎を背後に「ヴェルフィギス」達を世話していた無数の枯れ木の腕がウヨウヨと金流土を囲んでいた。
金流土「うわぁぁぁぁぁぁっ!!?」
金流土は思わず尻餅をつく。
金流土「な、何なんだよコレはぁぁぁぁぁっ!!?」
金流土は恐怖のあまり叫ぶ。するとその場にはいない筈のシンヤの声が鮮明に耳元まで聞こえる。
シンヤ「相手は...
金流土「ヒッ...!?」
その言葉と共に枯れ木の腕は上へと伸びていき、金流土目掛けて勢いよく向かってくる。
金流土「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ(泣)!!?」
そして、金流土は無数の枯れ木の腕に覆われ、姿が見えなくなり、フィールドは完全に黒くなる。
金流土 EXTRA LOSE