斎鬼「ぐぅ...!まさかこの儂が...!」
シンヤ「これでダークエンブレールの復活は終わりだ。」
さて、後はエネミー治安ポリスにこの村の存在を通報しt『おや?懐かしい気配を感じるねぇ。』...ん?
プレディアス『どうしたのシンヤ?』
今の声...まさか...。
『聞こえてるみたいだねぇ。』
シンヤ「...。」
あの厳重に閉じられてる祠か。俺は祠に向けて足を進める。
斎鬼「...おい?まさか...!やめろ、やめろっ!?貴様の様な野蛮な賊が触れて良い物ではないっ!?」
斎鬼の奴が慌ててやがるな。となると余程開けられたくないみたいだな。
ヴェルフィギス『ふわぁ...大丈夫なの...?』コスコス
ステラメリス『(寝てました?)』
ヴェルフィギス『(只の欠伸...流石に今回の奇襲では寝てないよ...。)』
俺は霧鬼隠から刀を引き抜き、鎖を斬り裂く。
パキンッ!ジャララララララッ!
斬られた鎖が床に落ちる。すると
ピシッ...!ピシッ!ピシッ!
祠の蓋に罅が入り始め、罅から白くも禍々しいオーラが漏れ出る。
斎鬼「き、貴様...!?何という事を...!?」
後ろで斎鬼の奴が恐怖している事が何となく分かる。さて...
バコォォォォォンッ!!
祠の蓋が吹き飛び、煙が舞う。煙の中から和服を身に纏う角の生えた白い少女が現れる。
「いやはや、随分と久しくなる会話だねぇ。」
シンヤ「あぁ、そうだな...
「ククク...私をそっちの名で呼ぶか?」
コイツは「無導の隠形鬼 キリノ」。俺が子供の頃に出会った少女...否、エネミーだ。精霊カードの一種とも言えるだろう。
シンヤ「それとも昔みたく「キリノ」と呼んだ方がいいか?」
キリノ「あぁ、そちらで頼む。」
シンヤ「分かった。にしても何でお前がここにいる?」
キリノ「そこにおるダークエンブレールとやらと関係しとる者*1が私を村を復興させる神だの何だの言って、その組織の技術とやらで縛られ、ここに閉じ込められたんだ。それからこの祠で私の力をこの村の土地に流して安定させていた様だ。」
シンヤ「時期を考えるとかなり前の様だな。」
キリノ「まぁね。でも久々にお前さんに会えて嬉しいね。」
「キリノ」は俺に近付いてくる。
斎鬼「お、「隠形鬼」様...!」
斎鬼が「キリノ」に縋ろうとするが...
キリノ「近付くでない...。」
「キリノ」が禍々しい白いオーラを放ち威圧する。
斎鬼「ひぃ...!?」
キリノ「そうじゃ、久々の「デート」とやらをしてみないか?」
プレディアス『デート!?』
シンヤ「お前の言う「デート」は「遊ぶ」という意味だろ。」
キリノ「むぅ...連れないねぇ。」
シンヤ「カードに戻っとけ。」
キリノ「あいよ。」
そう言うと「キリノ」はカードの姿になる。俺はスマホでケイトに連絡する。
シンヤ「そっちはどうだ?」
ケイト『ご安心を!戦闘員は全員伸びてますぜ!非戦闘員は離れた場所に避難させてるので!』
シンヤ「ならとっととずらかるぞ。エネミー治安ポリスにSOS信号を送った。そろそろ来る筈だ。」
ケイト『応ッ!』