オウカside.
オウカ「「ダイレクトウェポンズ・カード」...?」
ザクヤ「禁じられたカードだと...?」
しかも結構前に作られてたのか...全然知らなかったぞ?
精「元々の開発目的はエネミーと共にフィールドを駆け巡りたいという要望を切っ掛けに製造されたカードだ。その為、使っている人物の思っているように動かしたり、攻撃したりといった、まるで自分自身がエネミーになった感覚を楽しめるカードだ。」
ケイスケ「面白そうだな。」
精「そして製造が完了し、販売がされた。しかし、それこそが悪夢の惨状の始まりとなった。」
オウカ達「悪夢の惨状...?」
精「自分自身がエネミーになった感覚...即ち、相手エネミーとのバトルなどを行い、それで負けた場合、それに伴うダメージフィードバックが発生する事が判明した。」
オウカ「だめーじふぃーどばっく...?」
ヨウラ「要するにエネミーによるダメージがライフを削られる時以外で発生するって事だ。」
オウカ「...っ!?」
精「それにより昔多くの怪我人が発生し、その上、気に入らない相手を潰そうとする為に使った者もいた。」
アリア「そんな事が...!?」
精「それにより、「ダイレクトウェポンズ・カード」は危険カードとして政府の協力の基、回収作業が行われ、今の15年後まで経った。それにより誰もが「ダイレクトウェポンズ・カード」の存在を忘れた。しかし...。」
精さんはモニターに映るイナ達の「ダイレクトウェポンズ・カード」を見る。
精「まさか、まだ残っていたとは...。それに...。」
精さんはチユリの「ダイレクトウェポンズ・カード」を険しい目で見る。
精「恐らく、この「ダイレクトウェポンズ・カード」は精霊カードだ。」
オウカ達「...っ!?」
精霊カード...!?
精「使用者と意思疎通が取れていたところを見ると間違いない。そして、実体化出来る事が精霊カードの共通点だとすれば他の2人の「ダイレクトウェポンズ・カード」も精霊カードの可能性が高い。」
レイジグルード「エネミー以外にも精霊は宿ると聞いてはいたがまさか「ウェポンズ・カード」にまで宿っているとは...。」
精「元々精霊カード自体未だに分かっていない事が多い。故に何ら不思議な事ではない。」
すると精さんは振り向いてくる。
精「兎に角今すべき事は「腐座麻名男の護送」並びに「彼女達の保護」だ。」
オウカ達「はいっ!」
シンヤside.
シンヤ「シノブ、ラヌ、お前達のディストラクターが完成した。」
シノブ「本当でありますか!」
ラヌ「どの様なカードでしょうか?」
シノブに3枚のカード、ラヌに1枚のカードを渡す。
シンヤ「シノブには3体の精霊カードをそれぞれ別のディストラクターにした。」
「タマ」は「怨魂の奇術師 ファルトマル」とのディストラクター「幻怨奇忍 ファタルマト」、「セツ」は「氷結の奇術師 フリージス」とのディストラクター「雪氷奇忍 フセリツジ」、「ナギサ」は「激流の奇術師 ウォルティア」とのディストラクター「水激奇忍 ナルティギア」。
シンヤ「そして、ラヌのディストラクターは研究所にあったオウカ達の切り札のコピーを合わせた「偽命証真理 ルクラペスイズドーラ」だ。」
試しに3枚のカードで合成してみたら何とかいけたカードだ。
シノブ「ありがとうであります!」
ラヌ「ありがとうございます。」
シンヤ「あ、そうだ。ラヌ、このディストラクターも渡しておこう。」
俺はあるディストラクターをラヌに渡しておく。
ラヌ「「天滅皇帝 アラドロスト」?」
カナメ「シンヤの「皇帝」カードじゃないか。」
シンヤ「使うデッキの色と合ってるだろうからな。」
ラヌ「必ず使いこなしてみせます。」
さて、これで2人のデッキも強化されたな。そいえばシノブで思い出したが。大会に出てたグリーディアンの...腐座麻名男だっけ?拘束されてたが、あの後どうなってるんだ?