オウカside.
スイーツバトルフェスティバルから数日後、俺達はファイトを重ねつつ、残り2体の「七欲神」の情報を探しつつ過ごしている。
リョウカ「中々見つかんないわね。」
ヨウラ「「七欲神」だからな、そう簡単にはいかない。」
アリア「今の状況は、私達が2枚、シンヤさん達が3枚、まだ見つかっていない「七欲神」が2枚だよね...。」
マジで残りの2体が見つかんねぇんだよなぁ...。
ヨウラ「そういえばアクミはどうだったんだ?」
そういえばグリーディアンの投げた変なヤツで一瞬とはいえ苦しんでたよな?
リョウカ「検査したらしいけど、あれから少しだけど咳き込んでたわ。」
アリア「ドレミさん達が看病しているらしいよ...。」
オウカ「そうなのか...。」
何もなければいいんだけどな...。
アクミside.
アクミ「はぁ...はぁ...!」
この数日間、妙に身体が苦しいですわ...。やはり原因はあのグリーディアンの使った何かですわね...。
アクミ「少し、外の空気を吸いましょう。」
わたくしは着替えて、外に出ます。
アクミ「少し気分が和らぎましたわ...。」
でも根本的には少しだけ苦しいまま、何とかしなければ...。
アクミ「あまり、留まっているとドレミさん達に要らぬ心配を掛けてしまいますわね。戻りましょう。」
そう思い、わたくしは来た道を戻ろうとし、
カチッ!
アクミ「...っ!?」
今、首に何かが...!
「悪いがお前には我々の役に立ってもらう。」
アクミ「...っ!」
背後から声が聞こえ、振り返るとそこには黒いローブを纏った人物が立っていましたわ...!
アクミ「グリーディアン...!しかも幹部...!」
「私は「夜橋リオリ」。察しの通りグリーディアンの幹部だ。」
それにこのチョーカーは...!
リオリ「察しの通り、それは「テンプレイク」。「七欲神」でさえ、縛る事の出来る拘束具だ。」
アクミ「何故わたくしに...!」
リオリ「お前がエネミーである事は調べが付いている。ヨクバラの奴、意図してないとはいえ、最後の最後で良い土産を残していったな。」
アクミ「土産...?」
リオリ「あの時、お前が他の者を庇った際に受けた球体、それは
アクミ「この状態は貴女方の仕業という事ですわね...!」
リオリ「偶然の産物だがな。」
すると彼女は右腕のブレスレットをこちらに向けると、テンプレイクがそれに反応し...!
アクミ「キャァァァァァァァッ!?」
苦しい...!誰、か...助、け...!
オウカside.
『ピピピピピピ!』
オウカ「...?」
精さんから?
オウカ「もしもし?」
精『オウカ君!大変だ!』
うぉっ!?どうしたんだこんなに慌てて?
リョウカ「どうしたんですか?」
精『アクミ君がグリーディアンの手に堕ちた!』
オウカ達「...っ!?」
アクミが!?
精『現在はイクス君達が追跡している!我々も後に合流する、君達も手伝ってくれ!』
オウカ「分かりました!」
ヨウラ「場所はどこですか!?」
精『全国大会会場だ!』
急がねぇと!
シンヤside.
ステラメリス「シンヤ、面白いカードを入手してきました。」
シンヤ「ん?」
エネミー・ワールドに向かっていた「ステラメリス」が2枚のカードを渡してくる。
シンヤ「「焔武魂 ヤマトソウル」と「龍霊 ヤタノホロウ」、エクストラ・エネミーか。」
エクストラ・エネミー。まぁ、サイ●ックク●ーチャーみたいな感じだ。
シンヤ「コイツらの能力を考えるとデッキ破壊とセメタリー肥やしが1番相性がいいな。」
ステラメリス「ですね。...?」
シンヤ「どうした?」
ステラメリス「いえ、嫌な空気を感じまして。」
シンヤ「...。」
嫌な空気か...確かに妙な胸騒ぎがするな。
チユリ「シンヤ、どうしたのかしら?」
ガレンジ『何か用事を思い出したのですか?』
アンドロメディウス「それなら俺達も協力するぜ!」
チユリ達がやって来た。が...
シンヤ「チユリ、今日は家から出ない様に皆に伝えておいてくれ。」
俺はリビングから出て、玄関に向かう。
チユリ「シンヤ?」
ステラメリス「彼の勘はよく当たりますからね。そういえばチユリ、貴女にもこのカードを渡します。」
チユリ「何かしら?「撃神 トリガー」と「銃神 デストラクト」。デーヴァ・エネミーね。」
オウカside.
全国大会会場
俺達は全国大会会場まで走って、漸く着いた。
オウカ「イクス!マレス!」
「あ、オウカさん!」
会場内に入るとイクス達と同じドライブクルスである緑髪の少女「メリル」と紫髪の少年「アネス」が迎えてくれた。
メリル「イクス姉さん達は奥で戦ってます!」
アネス「...!」ワタワタ
リョウカ「急ぎましょ!」
俺達はメリル達に案内してもらい、イクス達の所まで向かう。
オウカ達「...!?」
会場内ではイクスやマレスだけでなく他のドライブクルスの黄色髪の少女「アピシア」、白髪の少年「レイト」、黒髪の少女「フェリム」が倒れてる!?他にも京介や隼人といった奴らも倒れてる!
ザクヤ「厄介な事になってやがるな。」
オウカ「ザクヤ!」
リオリ「漸く来たか、「七欲神」を持つ者達。」
オウカ達「...!」
会場の中心に黒いローブを纏った幹部らしい奴と構成員達がいる!それに幹部っぽい奴の隣にいるのは...
アクミ「...。」
アクミ!?何でだ!?それに表情や目の光が消えてるし...。
ケイスケ「!アレを見てくれ。」
オウカ「...?」
よく見るとアクミの首に「カーディリアーナ」を使役していた「テンプレイク」が付いてる!?
リオリ「気付いたようだな。」
オウカ「...っ!」
リオリ「私とお前達でファイトを行うとしよう、お前達が勝てば、このエネミーは返してやる。だが私が勝ったら、お前達の持つ「七欲神」を全て渡してもらう。」
ザクヤ「やるしかないようだな。」
オウカ「あぁ!」
俺達はデッキを構え様とすると
「また面倒事かよ。」
オウカ達「...!?」
この声は...!俺達は振り向くと
シンヤ「
オウカ達「シンヤ(さん)!」
リオリ「神城シンヤか、丁度いい、お前の「七欲神」も頂くぞ。」
シンヤ「フン...。」
シンヤの奴がデッキを構えた、って!?
オウカ「シンヤ!ここは俺達にやらせてくれ!」
シンヤ「はぁ?」
オウカ「俺達の仲間は俺達で助けたいんだ!」
シンヤ「面倒事を早く終わらせたいだけだ。黙って見てろ。」
オウカ「そういう訳にはいかねぇんだ!」
シンヤ「チッ...。」
リオリ「なら私とお前達で2対1のファイトとしよう。」
シンヤ「あ?」
リオリ「その代わり、私の初期手札は6枚、ライフは9、Eの最大値は1からスタートする。」
シンヤ「んなの面倒に決まって...。」
オウカ「乗った!」
シンヤ「おい...!」
リオリ「決まりだな。」
シンヤ「お前...。」
オウカ「協力してくれ、シンヤ...!」
シンヤ「...ったく、脚だけは引っ張るな。」
オウカ「あぁ!」
ありがとうな!俺達はデッキを構える。
シンヤ・オウカ・リオリ「エネミー・ドライブ!アウェイトッ!」