シンヤside.
俺は、アイカとレイカの2人と一緒に買い出しをし、現在帰路に着いている。
シンヤ「ちゃんと買うモンは買ったし、問題ないか。」
アイカ「あぁ。」
レイカ「そうですね。」
ウチは大所帯だからな、必需品は多く用意しておいた方がいいからな。
シンヤ「ん...?」
すると目の前に黒いローブを纏った奴らがやってきた。
シンヤ「ってまたかよ。」
アイカ「懲りない奴らだな。」
レイカ「だね...。」
すると
「おい!アイカ!レイカ!」
アイカ・レイカ「...っ!」
するとグリーディアンの連中の内、2人がフードを外す。
シンヤ「ん?お前達は確か...。」
どこかで見覚えがある気が...。
アイカ「クソ親父にクソお袋...!」
レイカ「何でここに...!?」
シンヤ「...あぁ、アイカとレイカの元・両親か。」
確か元・父親の方が「双極宗介」、元・母親の方が「双極真子」だったっけ?
宗介「何故俺達の言う通りにしなかった!?」
真子「そのせいで私達は借金取りにまで追い掛けられるハメになったじゃない!」
アイカ「知るかよ!アタシとレイカを借金取りに売ろうとしていた癖によくそんな事が言えるなっ!?」
宗介「お前達があの時、金を渡して、虐待の事実を黙っていれば俺達はまだ幸せに人生を謳歌出来たってのに!!」
真子「どうしてくれるのよっ!?」
レイカ「...っ!」
レイカはアイツらが何も変わっていない事を察して睨み付けてるな。
シンヤ「いや、自業自得だろ。」
宗介「何だと!?」
シンヤ「お前達の価値観に口を出す気はねぇけどよ、だからといってお前達の価値観を他者に押し付けてくるな、心底迷惑だ。」
真子「部外者の貴方が親子の間に割り込む資格なんて...!」
シンヤ「部外者?親子?ククク...アッハハハハ!」
宗介「何がおかしい!?」
シンヤ「おかしいに決まってるだろ?あれだけの事をしておいて未だ親子だの家族だの、お前らが言うと薄っぺらいんだよ。」
宗介・真子「...っ!」
シンヤ「後、今じゃ部外者はお前達の方だ。警察の方からも接見禁止令を言い渡されてた筈だろ?つーか、そもそも何で牢から出てるんだよ?」
宗介「フン!そんな事、グリーディアンの総帥が我々を脱獄させたからに他ならないからだ!それに私達は極悪人から娘を取り返すだけだ、それの何がいけない事なんだ?」
アイカ・レイカ「...っ!」
シンヤ「下らない戯言だな。」
宗介「まぁいい、アイカ、レイカ、私達の仲間になり、その男から「七欲神」カードを奪え!そうしたらまた家族として共にいてやる!」
アイカ「断る!」
宗介「はっ...?」
真子「アイカ!お父さんの言う事が聞けないの!?言っても分からない子ね!」
レイカ「分かっていないのは貴方達の方だよ!」
宗介・真子「...っ!?」
シンヤ・アイカ「...っ!」
今の叫び...レイカが...?
レイカ「自分の我儘しか頭にない貴方達に何が分かるの!?今までずっと私と姉さんを虐げて親らしい事なんて何一つした事無いのに今更になって親面しないで!!」
めっちゃ鬱憤貯まってたんだな...。
宗介「レイカ、親への口の利き方がなっていないな、ここでもう一度教育し直してやろう!」
毒親共はデッキを構える。
アイカ「レイカ...。」
レイカ「大丈夫...。」
レイカはアイカに顔を向ける。
レイカ「私達はもうあの頃とは違うから!」
アイカ「...へへ、そうだな!」
アイカとレイカはデッキを取り出す。
アイカ「「ヘルヴィルゼンム」!」
ヘルヴィルゼンム『あぁ!』
レイカ「「デュレイヴィオス」!」
デュレイヴィオス『あの者達に報いを受けさせましょう!』
2人の相棒もやる気を滾らせているみたいだな。
アイカ・レイカ・宗介・真子「エネミー・ドライブ!アウェイトッ!」
掛け声と供に4人は光に包まれて消える。
シンヤ「観戦するかな...。」
「クフフ...!その必要はありませんよぉ?」
シンヤ「あ...?」
構成員の奴らがフードを外したが、またしてもどこか見覚えが...?
「お久しぶりですねぇ?神城シンヤくぅん?貴方に潰された私の精越学園の恨み、晴らさせてもらいますよぉ!」
あ、思い出した。コイツら精越学園の元・理事長や教員、生徒達じゃねぇか、コイツらも脱獄してたのか...。
シンヤ「賄賂やらいじめやら隠蔽やら色んな事しでかしておいていずれ自分達に帰ってくるって感じなかったのか?因果応報だ。」
理事長「黙りなさい!ここで貴方を倒し、「七欲神」カードを手にすれば私は幹部に!そして、精越学園を再建出来るのです!」
理事長がデッキを取り出してきたか...しゃあねぇ。俺もデッキ構えるか。
シンヤ・理事長「エネミー・ドライブ!アウェイトッ!」