シンヤside.
商店街
シンヤ「さて、いよいよホワイトデーが近いか。」
ホワイトデーに備えて、アイカ達に内緒でエネミー・ワールドに鉱石を採掘しに行ってたからな。
シンヤ「ん?」
あれはオウカとヨウラ?
シンヤ「何やってんだ?」
オウカ「あ、シンヤ!」
ヨウラ「もうすぐホワイトデーだからリョウカやアリアにお返しを用意しようと買い出しに出てる所だ。」
シンヤ「そうか...。」
オウカ「よし!マシュマロ買おうぜ!」
シンヤ「待てマシュマロはやめとけ。」
オウカ「え?何でだ?」
シンヤ「お前、バレンタインやホワイトデーでマシュマロ渡す意味知ってるのか...?」
オウカ「知らないけど?」
シンヤ「...。」
ヨウラ「...。」
オウカ「...。」
シンヤ「...!」フンッ!
オウカ「ぐはぁっ!?」パンチッ!?
取り敢えずオウカを殴って帰る。
オウカ「いきなり何だよ!?」
ヨウラ「...あーオウカ、あっちが正しいと思う。」
オウカ「...え?」
シンヤ宅・シンヤの部屋
シンヤ「道具は揃っているし、「ステラメリス」の用意した鉱石の資料もあるから早速加工するか。」
だが俺は、この作業が地獄となると後に知った。
シンヤ「しくじった!加減間違えて割れた!?」
時に割れたり
シンヤ「ん?これどっちだ?」
時に似ている鉱石で硬度の違いが見分けつかず
シンヤ「いってぇ!?」
時に金槌で叩いた際の勢いで鉱石が顔に飛んできたり
シンヤ「腕は死んだ...!!」
時に硬度や靭性のせいで金槌叩く度、腕が痛んだり
シンヤ「...。」モエツキタゼ...
真っ白に、な...
シンヤ「な、何とか完成したぞ...!」
大分時間喰ったが完成出来たぜ...。
シンヤ「さて、明日だな。」
翌日
リビング
お、アイカ、レイカの2人はリビングにいたか。
アイカ「シンヤ、どうしたんだ?」
シンヤ「これだ。」
俺は2人に指輪を渡す。
レイカ「指輪...?」
シンヤ「あぁ、バレンタインのお返しでな。」
アイカ「ありがとな!」
アイカに渡したのは球体の形の赤い宝石を竜の爪を模した金属に取り付けた指輪で、レイカに渡したのは瞳の模様の水色の宝石を黒い金属に取り付けた指輪だ。
レイカ「綺麗ですね。」
シンヤ「そう言ってもらって何よりだ。」
地下の研究室
カナメ「バレンタインのお返しで指輪を貰えるなんてね。」
シンヤ「気に入ったか?」
カナメ「勿論。」
カナメに渡したのは花を模した赤黒い宝石の花弁と青白い宝石を緑の金属に取り付けた指輪だ。
カナメ「にしても変わった指輪だね。」
シンヤ「あーまぁな。」
カナメ「(なーんて、ホントはシンヤが自作したって知ってるよ♪)」
中庭
シノブ「綺麗であります!」
ラヌ「これを私達に...?」
シンヤ「あぁ。」
シノブに渡したのは手裏剣を模した紫の宝石を鎖の模様が描かれた黒い金属に取り付けた指輪で、ラヌに渡したのは白い宝石と黒い宝石を交互に合わせた中心に模様が描かれた菱形の指輪だ。
シノブ「大切にするであります!」
ラヌ「ありがとうございます、マスター。」
チユリの部屋
イナ「バレンタインのお返し〜?」
チユリ「私達に寄り添ってくれたお礼を込めた物だけど。」
シンヤ「お返しはしっかりとしないとな。」
シヤ「それもそうですね!私も同じです!」
シヤは相変わらず元気だな。
イナ「綺麗だね〜。」
イナに渡したのは蜘蛛の巣を模した黄緑の宝石を黒い金属に取り付けた指輪、チユリに渡したのはリボルバーのシリンダーの形をした青黒い宝石に穴の部分を水色の宝石にし、白色の金属に取り付けた指輪、シヤに渡したのは翼を模した黄色の宝石と羽根を模した紫の宝石を白い金属に取り付けた指輪だ。
チユリ「色んな特徴のある指輪ね。」
シヤ「とっても素敵です!シンヤさん!」
シンヤ「無事に全員に渡し終えれたな。」
流石に時間と労力を滅茶苦茶使ったぞ...。
シンヤ「まぁ、アイカ達が喜んでくれたなら何よりだな。」
リビング
カナメ「皆も貰ったんだね。」
シヤ「はい!」
ラヌ「これ程喜ばしい事はありません。」
リビングにてシンヤ以外が集まっていた。
カナメ「多分意識してないんだろうけど...。」
カナメは指輪を見る。
カナメ「指輪をプレゼントする事の意味、いくつもあるけど多分シンヤが選ぶとする意味は...。」