大学受験舐めてんのか 作:オカルトって面白いよね・蠱毒とか
彼の前では思ったことが言える。
人が最後まで身に着けている下着である偽善、礼儀、熟考までかなぐり捨てることができる”
エマーソン
朝のホームルームが終了した後。
Aクラスでは、放課後にクラス会議を開く流れとなった。
これはAクラスに限った話ではないが、初めて学校側からクラス間での競争が明言されたのだ。
それを受けてどう行動するか、クラス内で話し合いが持たれるのは当然と言えるだろう。
そんな中、6限目の後のショートホームルームが終わってすぐに、司は荷物をまとめて席を立った。
「おん? どうしたんだ土門。今から話し合いだぜ?」
他の生徒も、一部の運動部のように毎日しっかり部活動がある生徒を除いてほとんどのクラスメイトが残っている。
そんな中で立ち上がった司に、橋本や神室、坂柳など席が近くの生徒たちは怪訝な表情を向ける。
だが、司の答えは淡白なものだった。
「ん? ああ、ちょっと今日は用事があってな。
話し合いの内容はまとまったら教えてくれ」
そう言い残すと、それ以上返事を聞くことなく司は教室の出口に向かう。
部活動に行く生徒がいる以上その行動が目立つことはなかったが、これまで冴えない一生徒だった司の突然の凶行に、橋本を始めとした仲の良い生徒たちは強く視線を送っていた。
「神室ちゃん、あいつ何があったの?」
「なんで私に聞くわけ? 知るわけ無いでしょ」
司の背中を見送った2人は、そう言葉を交わす。
別段全員がいないといけない場というわけではないが、しかし司の普段の言動からすれば考えづらい。
授業が終わった後にはわからなかったところを神室や橋本に尋ね、何かしらでグループを作る際には橋本や神室、場合によっては坂柳とも集団になる。
ふらっといなくなっていることも多いが、声をかければ大抵集団に参加する。
そんな周囲に流されやすい生徒だったはずだ。
実際には司自身が1人になるときは自然にフェードアウトしているので気づかれないだけで、特に橋本達につきっきりというわけでもないのだが。
そのあたり集団に混ざる方法や印象の残し方などしっかりと学んでいる司は器用にこなしていた。
「そりゃそうだけどさ……」
なんか変な感じするんだよな、という内心を、橋本は神室や坂柳にこぼすことはない。
橋本は基本的に、自己中心的な性格だ。
ただし『自己の利益』が中心にあるだけで、そのためには人の下に付き従うことを躊躇わないというタイプの自己中心的だが。
そのため、自分が回収してきた情報の全てを自分が今下についている坂柳に教えているわけではない。
大抵の情報は当然教えるし、坂柳に勝ってもらうためにそれぐらいのことはやる。
だが一方で、将来的に隠しておくことが自分の利益になるような情報は取っておくことにしている。
例えば坂柳が失脚したときに鞍替え先になる相手だとか。
そのあたりを坂柳への忠誠と天秤にかけているのだ。
そして土門司という少年に対しては、橋本は未だに判断を下しきれずにいた。
それは蝙蝠に徹してきた少年の嗅覚とも言うべきもの。
橋本の前では完全に平凡を演じる司の振る舞いに違和感を覚えるそれは、もはや人読みの才能と言える程に研ぎ澄まされている。
そんな橋本を他所に、坂柳が神室に指示を出す。
「神室さん、彼の後をつけてくれますか?」
「また? いらないでしょ別に」
それは坂柳が度々出す、神室に司を見張らせるという指示。
神室からすれば未だに複雑な思いのある司に1対1で近づきたくはないというのが本音だ。
なにせ司は、普段は被っている猫を神室の前でだけは脱いでくるのだ。
「彼に弱みを握られたままなのは気に入りませんから。
それに……」
「それに?」
「……いえ。とにかく、彼のことを観察してください。
あまり優秀ではないようですが、賛同者は1人でも多い方が良いですから」
『司の言動に違和感がある』と坂柳は言わなかった。
具体的にどこがと指定することも出来ない、感覚に過ぎないものだからだ。
何かが変だ、ということは感じるのだが、具体的にそれがなんなのか言語化出来ないのである。
橋本や神室ほど信をおいていないが、自分たちの側についている司の異常。
そう考えている時点ですでに司に良いように勘違いさせられていることに、坂柳も、そして神室も橋本も気づかない。
「……はあ」
結局神室は、ため息をついて席を立つ。
弱みを握られた神室は、坂柳の指示に逆らうことは出来ない。
神室はそう自身を諦めて行動している。
それに今から行われるのは、坂柳の根回しによるくだらない茶番。
坂柳に弱みを握られ良いように使われている神室だからこそ、坂柳がその本領である悪知恵を発揮しているところを見たくないのだ。
******
一方、教室を出た司は、その足で学内の離れたところにある音楽室へと向かっていた。
学校という空間を広く使うためか、あるいは色々と悪巧みをするためか、高育という学校は妙に広く空間を使っている。
そのため司の目指すところの音楽室もまた、教室から妙に遠い。
そもそもこのエリート育成のための学校に通常の学校でも必要性が疑われている芸術系の科目が必要なのか疑問だが、一応この学校でも芸術系の科目は行われている。
真嶋から得たカリキュラムでは、この学校の芸術系の教科は学期ごとに音楽、美術、書道と内容が変わっていくようだ。
クラスの団結と他クラスとの競争を激化させるために、クラス間での合同授業はなくクラスがわかれて授業を行うこともないということだろう。
真嶋から聞き出すことは出来なかったのではっきりとはしないが、おそらく2年生以降のクラス分けも無いんだろうなというのが司の現段階での予想である。
相変わらず生徒のことを舐め腐った学校だ。
「……飽きたなぁ。めんどくさ」
後方からこっそりついてくる気配に気づきつつ、若干の無気力が入っていた司はのんびりと音楽室への足を進める。
端的に言えば、司はこの1ヶ月でこの高育という学校に対して大きな失望を抱いていた。
そのせいで学校関連のことに対してやる気が出ないのである。
特に今日のAクラスのみの恩恵と、テストの点数での退学という情報がトドメを指した。
司とて感情を制御するすべは心得ているし、しなければならないことに対して感情を無視して取り組むことは出来る。
ただ、この高度育成高等学校という学校に対しては、司個人の『感情として』強く期待していた。
どんな
自分はそんな
それが大きく裏切られつつある。
それだけで司の落胆度合いは大きい。
(確かにいったいなんの教育受けてきたんだっていう無能な人が多かったが、まさかここまで大したことないとは思わないだろ……。
これなら他の学校にでも行っておいた方が遥かにましだったわ)
どれだけ落胆していても、司には自分でやりたいこととは別に役目が与えられている以上、この学校をやめてどうこうと出来るわけではない。
だが故に、その落胆もまた忘れて切り替えることが難しい。
だから司は、この1ヶ月で初めて音楽室に向かっていた。
そこには、今生の司が好む、ストレスを発散する方法がある。
幸いこの学校の音楽系の部活は大したところがない、どころかまともに活動していない。
合唱系の音楽部は存在すらしておらず、吹奏楽部も存在はしているが規模が非常に小さいようだ。
軽音楽部などもあるにはあるが、文化祭などが無いために、部費でおかしを買う程度の幽霊部員しかいない。
平気で横領するな。
そもそも部活動紹介でも見たが、部活動の数が多すぎるのである。
有名どころのスポーツから、セパタクローにスカッシュ、一体何に登るのか登山部、文化系ならば科学部などの有名どころの他に詩吟同好会や神楽同好会、麻雀部などマイナーな部活動や同好会が多数ひしめいている。
そりゃあどこも部員が足りないはずだ。
特に司が好むバスケットぐらいの人数のスポーツならともかく、サッカーや野球は厳しいだろう。
おかげで部活動に所属していない司でも、普通に音楽室を利用することが出来る。
音楽室についた司は、机に荷物をおいて、目的の物へと向かう。
教室の前方に設置されている無駄に大きなグランドピアノ。
それが司が音楽室へとやってきた目的だ。
ポン、と軽く鍵盤を鳴らす。
「ちゃんと手入れはされてるな」
使う人もろくに居ないこの学校で繊細なピアノがどうなっているかと考えていたが、存外しっかりしている。
やはりこの学校は、金をかけているだけあって様々な設備が一級品だ。
食堂だって定食の他に寿司が出てきたりする。
エリートとはまた違うが、良いものを知っている人間を育てるという意味ではいい環境であるように司は思う。
「さて……」
軽く指を動かして感覚が鈍っていないことを確認した司は、改めて椅子に座り直し、指を鍵盤にのせる。
奏でるのは、今生の日本に生まれ落ちることが無かった音楽達。
異世界の大地に生けるモンスター達の音楽。
あるいは、それらと向き合い大地を生きる狩人達の音楽。
他にも今生の日本の戦後復興が遅れたことや、その他の社会情勢が原因で生まれていないゲームやアニメ、小説などは多くある。
あるがしかし、世界の修正力とでもいうのか、例えばポケモンや任天堂、仮面ライダーやガンダムなどの有名どころは、例え前世と違う創業者や開発者、脚本家であっても、類似するゲームや企業、アニメなどは存在している。
だが残念ながら、司が前世で愛したこのゲームだけは生まれ落ちることは無かった。
少なくとも今の段階ではまだ。
企業は存在しているがこのゲームは存在せず、必然的にその企業の規模も前世より小さい。
それでも他に複数人気タイトルを持っていたため倒産したりしているわけではないが。
そんな音楽を、司は忘れたくないと思い、そしてまた聞きたいと思った。
だから、自分で楽譜を書き演奏することにした。
幸い今生の司には、音楽の才能と呼ぶべきものがあった。
それもちょっと出来る程度ではなく、一流の人間をも魅了するほどのものが。
故にこうして、何かで許容以上にストレスが溜まったときには手近な楽器で演奏することでその音楽を楽しみ、ストレスを中和しているのである。
(まずは『証』から……)
ときに村や街を襲い、人に大きな被害をもたらすモンスター達。
それと対峙し、時に撃退し時に討伐し、大自然に生きる狩人達の証明。
ゲームのメインテーマであるこの1曲はやはり外すことが出来ない。
司が1番好きな曲というわけではないが、しかしやはりこのゲームを語るなら外すことが出来ない一曲。
大自然を表現する後続タイトルのメインテーマより、あるいはモンスターを表現するBGMより狩人を表すBGMより。
この1曲だけがまさに、シリーズそのものを表現している。
そういう意味で、司はこの曲が大好きだった。
ゲームと世界観を想起させる最後の1音の余韻に浸った後は、司が特にやり込んだ一作のボス格のモンスターのBGM。
氷を操る古の龍という設定に見事にマッチしたピアノを主体にした1曲。
元がオーケストラで演奏される曲が多いこともあって、ピアノだけでは演奏しきれない曲も多い。
もちろん司はそうした曲も記憶を頼りに楽譜を書いているし、なんなら実家の方で関係のあるオーケストラの1団とともに演奏したことはあるが、この曲はピアノがことさらに映える。
涼やかに冷ややかに、そして舞うように奏でる銀盤の調べ。
ゲームBGMであるがゆえにいつまでもひいていられるその曲を適度なところで終わらせ、更に次へ。
空を駆ける赤き凶星を。
大地を砕く剛き紺緑の拳を。
新天地に挑み大自然と生きる狩人達の歌を。
確かに歩みを続け、受け継がれる人の生き様を。
ピアノで演奏しきれない曲が多いのは悲しいが、それでも前世では10年以上続き10作を超えるロングタイトル。
曲が枯れ果てることはない。
そして最後に、大自然に生きる命ある者たちへの敬意を込めて、穏やかで雄大な音楽を奏で終える。
「ふぅ」
パチパチパチパチ
手を鍵盤に乗せたままに余韻に浸る司の耳に、拍手の音が聞こえる。
そちらに視線を向けると、相変わらず金髪をオールバックにした伊達男が席に座って足を組んだまま拍手をしていた。
目の前の机にはチェス盤が置かれているが、例えそれがなくても机の上で足を組むことは無かっただろう、そういう称賛の仕方だった。
「ブラボー、相変わらず素晴らしい演奏だ、司」
拍手をした彼は、楽しそうに髪を撫でつけながら司を見る。
「やあ六助。来てたなら一言かけてくれれば良いものを」
「君の演奏を聞ける機会は貴重だからねぇ。邪魔するのは憚られたのさ」
ピアノの前を立った司は、懐かしき友人がつく机に向かい合う形で座る。
この友人は、司の演奏する音楽や絵などの芸術を好んでいて、司がそれらを表現しているといつのまにか見ているということがよくある。
久しぶりの再会。
早速言葉を交わしたいところだが、生憎と今日は邪魔が多い。
「六助、お前が扉を開けっ放しにするから余計なのが来てるだろ?」
「ふぅん、私が来た時点で既に1人いたがねぇ。
つけられたのは君もだろう?
それに君の演奏を聞くのに、この部屋では音がこもりすぎる。
だが確かに盗み聞きとは美しくないね。
出てきたまえ、ガール達。 あるいは立ち去りたまえ。
顔を見せないものに聞かせる言葉は私も司も持ってはいない」
司の真の意味での友人、高円寺六助の言葉に、音楽室の前後の扉から生徒が1人ずつ入ってくる。
一方は司の知らない女子生徒。
そしてもう一方が、司のよく知るクラスメイトである神室だ。
予想していたとおり司をつけていたのは、坂柳から指示を受けた神室であった。
そのことは全くもって驚くべきことではない。
司と高円寺の様子に何やら言いたそうにしている2人の女子生徒を気に留めず、高円寺が口を開く。
盗み聞きが美しくないとは言ったが、聞くなとは言っていない。
せっかく世界一美しい私の言葉を聞くのなら、顔を晒して堂々と側で聞きたまえ。
高円寺六助とはそういう男だ。
「私と一局どうかね?」
そう言う高円寺が態度で示すのは、机の上に用意されていたチェス盤。
この音楽室にあるはずもないので、他所から高円寺が持ってきたものであるのは間違いない。
そして高円寺との付き合いが長い司は、高円寺が求めていることもわかっている。
彼との再会において他の生徒の存在を無視した司は笑って答えた。
「喜んで」
期待通りの司の回答に、高円寺もまたニヤリと笑う。
「スピードチェス」
「スピードチェスで」
高円寺の先手でチェスが始まる。
互いにノータイムで手を打ち続ける高速のチェス。
幼い頃に出会ってから、2人がチェスに限らず将棋や囲碁など様々な盤遊戯で続けてきた遊びだ。
互いのクラスメイトがそれを驚愕の表情で見るのを他所に、手を打ち続けるままに2人の対局はわずか数分で決着した。
「ふむ、今回は私の勝ちかな」
「俺の負けだな。後で5次元でやろうか。それなら負けんよ」
「良いとも。私もこの1年遊んでいたわけではないからね」
高円寺の勝利で終わったチェス。
しかし司と高円寺の2人に、その勝敗を喜んだり悔しがったりする様子はない。
2人にとってこれは本気の勝負でもなんでもなく、再会を祝した戯れのようなものに過ぎない。
本気でやるならばもう少し互いに本腰をいれてやるだろう。
強いて言うなら、早指しでは思考と理性で先を読む司より、天性のセンスと才能で道を知る高円寺の方が有利だと互いに知っていた、というぐらいだ。
そこまで行って司は、初めて教室に入ってきた神室に目を向ける。
そして普段は込めない圧を言葉に込めて、彼女たちに語りかける。
「神室さん、友人と話したいんだけど、席を外してもらえないかな?」
「……は?」
「そっちの人も、出来たら高円寺と2人で話させてもらえると嬉しいんだが」
「え、っと……」
高校生には厳しい威圧するような気配を纏った司の言葉に戸惑う女子生徒2人。
それに助け舟を出したのは、自他ともに認めるジェントルマンである高円寺だった。
「女性には優しくしたまえ、司。君の圧はガール達には厳しいだろう」
「しかしな」
司としては、これから久しぶりに再開した高円寺と言葉を交わしたい。
しかしそこで高円寺と言葉を交わす司は、高育の平凡な一生徒土門司ではなく、日本屈指の名家に生まれ己を高め続けてきた土御門司だ。
当然ながら学校で話している司とは性格も思考力も知識も何もかも違う存在になる。
故に素を晒したくない司にとっては、2人の女子生徒は単純に邪魔だった。
それを理解している高円寺は、司の甘いところも知った上で端末を取り出す。
学校というもの、そして子供というものを何処か神聖視している司が自主的にはやろうとはしないこと。
そして、子供の頃から財閥の大人や才能のある同年代の中で磨かれた高円寺だからこそ知る社会のシビアさを踏まえた、現実以上に毒々しいこの学校への適応術。
「端末を出したまえ、ガール達」
「……」
「えっと、高円寺くん、なんでかな? 別にどこかと通話したりはしてないよ?」
高円寺の知り合いらしき女子生徒の言葉に、高円寺は端末の保有ポイント画面を表示して示す。
「1人10万ppt。それでこの場のことについては黙っていてもらおう。
司と私を探りに来たのだろうが、それで口止めにはなるだろう。
いかがかな?」
「嘘……」
高円寺の言葉。
それよりも2人の女子生徒に衝撃的だったのは、高円寺の端末画面に表示された保有プライベートポイント。
そこには、500万を有に超えるプライベートポイントの数値が表示されていた。
「学校という場所で未成年相手にそれはやるなよ、六助」
司の批判の言葉にも高円寺はすました顔だ。
「君はこの学校に未だに期待しているようだがね、司。
しかしこの学校に、君の信じる子供を育む場所としての機能は存在しない。
どこまでもリアルな現実の振りをした、それよりも毒々しい何か、というのが適切だろう。
金で口止めなどほんの序の口だよ」
高円寺の言葉に司は深々とため息をつくも、それ以上反対はしなかった。
司が嫌ったそれは、クラスメイトであり友人である子ども同士で、まるで仕事や大人の取引のそれであるかのように金をやり取りすること。
現実で社会にそれが存在しているとしても、教育機関という子供の味方の場所で、そして真っ当な子供を育てる場所でそれがまかり通るべきではないというのが司の考えだ。
だから以前他のクラスを偵察したときも、神室には『食事を奢る』という形で提案したのだ。
無償で一方的に求めるのは友人関係として不適切な部分もあり、高校生ならばテスト勉強を教えたり課題を見せたりといったことで食事を奢るぐらいはむしろ健全だと考えたからだ。
だが一方で、高円寺の言うことにも半ば納得しかけている。
だからこそ司は、高円寺の言葉に驚く神室ともう1人の女子生徒を止めようとはしなかった。
【感謝】
アンケートの解答ありがとうございます。
投資関連は否定的な感想が多かったですが、アンケートを取ると数字は明白でした。
自分もそうなのですが、読んでいて普通に面白いときって、特にコメントしませんよね。
逆に気になったときはちょっとしたことでコメントしがちだったり。
否定的な感想に全て合わせようと書き直していましたが、良くも悪くもこんなものかとなったのでこの後も書きたいように書きたいと思います。
とはいえ納得出来るご意見もいただけているので、今後もどしどしください。
私が書いている以上は全てを採用は出来ませんが、読者の方にアンケートなどで尋ねた上でどうするか判断したいと思います。
これ関連で、主人公が稼ぎすぎた結果学校の健全な運営に影響を来すと学校が判断して制限かけられるかなとも思ったのですが、よく考えると南雲とか結構好き勝手してますよね。
多分この学校はそのあたり見逃す、というより例外的な場面に対応する際に、理事会なんかの上層部連中で意見がわれて具体的な対応が出来ないんじゃないですかね。
理事会も政府の言いなりもいればちゃんとした教育機関を作ろうとしてる人も、生徒の楽園にしようとしている人もいるでしょうし。
【本編解説】
ぶっちゃけこれをやりたかった
https://youtube.com/shorts/D_q1HPn9WGA?si=oLrmFG9l7Cy8y9hz
この小説はそこから始まっていたりします。
色々と妄想は膨らんだので今後も書きますが、1番書きたかったところが書けて満足です。
なんか思ってた感じとは違うけど作者の頭の中で妄想できるので良しとします。
本作の原作キャラ魔改造枠のトップは高円寺です。
今作の高円寺は司関係の他オリジナルキャラとの出会いで自分に迫りうる人間の可能性について知っているので、人間讃歌的な思想を持っています。
自分が至高なのは変わらないが、しかし人間の可能性に期待しており、そこにやってくることを望んでいる。
そんな感じです。
魔王かな?
まあ原作でも有能な人は好きそうでしたしね。
またそうした思考で現実に目を向けている分、原作よりも地に足ついた理不尽な力をガンガン使ってきます。
ぶっちゃけ主人公よりもバグです。
司と高円寺のパワーバランスについては、あらゆることに対する素質で高円寺が優れた超人であるのに対して、司は理性と努力と想像力で己を高め続けた人間代表みたいな感じです。
初見の物事に対しては高円寺のスペックとセンスの暴力に司は負けますが、その分ありとあらゆることに対する想像力と経験でしてい事前に備えているため全体的にはイーブンです。
そんな司が唯一才能だけで世界に通用するのが芸術関連。
ここについては今生に消えたゲームとか音楽とかを出せるスペックについて考えた時にこうなりました。
モン◯ンのBGM演奏したりとか。
まあこの場面書きたかっただけなので、外部のコンテストに出たりする場面も無いですし、今後はぶっちゃけこの設定はほとんど出てこないと思います。
他のキャラクター視点(一人称の地の文という意味ではなく、司がいない場面で、ということ)での描写を読みたいですか? 例えば松下が中間試験への対策に奔走する姿を松下視点で書くのか、あるいはいつも通り司が後から聞いたという形で書くのか。司という異物への、司が居ない場面での反応(例えば神室と松下が2人で話してる場面等)も含めて、視点を統一するべきか色んなキャラの目線を書くべきか悩んでいます。
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司中心で、司が見聞きした情報で良い
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他のキャラクター視点の情報もみたい。