ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話   作:XX(旧山川海のすけ)

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第11話 悪魔との遭遇

「私たち、ここに来るまでに化け物に出会ったんですけど、それは何か分かりますか!?」

 

 そしてもうひとつ。

 あの餓鬼みたいな怪物のことを訊ねたんだ。

 

 すると思念体の人は三角座りから両手を広げて

 

「そりゃあ、悪魔さ」

 

「……悪魔?」

 

 思わず訊き返した。

 すると

 

「ヤツらが自分らのことをそう呼んでるんだ。突っ込まれても困る」

 

 訊きたいことがあるなら本人たちに訊いてくれ。

 たまに話が通じるヤツもいるから。

 

 ……そっすか。

 

 まぁ

 

「どうもありがとうございました」

 

「色々教えてくださり、ありがとうございました」

 

 私と千晶は頭を下げて、教えてくれたことにお礼を言った。

 こういうのは大事だし。

 

 

 

「創世か……」

 

 そして私と一緒に廊下を歩きながら、千晶が呟く。

 私は視線を彼女に向ける。

 

「千晶は創世に興味があるの……?」

 

「いや、そういうわけじゃないんだけど」

 

 なんでも、意識を失っているときに誰かに「創世を目指すのだ」と言われたような気がする……

 らしい。

 

 えっ。

 

「実は私もなんだか、そんな記憶があるんだよね」

 

 なので、創世の意味を知っても言うほど驚かなかった。

 なんか、既に知ってて、ど忘れしてたことを教えられた感じ。

 

 千晶は私を見て

 

「コトワリ……創世……この世界の存在理由がそこにあって、私がそれを期待されているなら……」

 

 そう言った後。

 彼女は

 

「目指せるなら目指すべきなのかもしれないわね……」

 

 そんなことを顎に指先を当てながら口にする。

 

 ……うーん。

 そうなの……かなぁ?

 

 でも、新しい世界を創るなんて大きなこと、そんな軽い覚悟でやっていいものなの……?

 

 そこのところだけが引っかかる。

 

 ……でも、そうでも思わないとやってられないところはあるかな。

 創世を期待されているならやってみよう、みたいな感じで。

 

 ……だって

 

 東京受胎が起きたせいで、家族が全員生死不明なんて

 

 まともに考えていたら発狂して立ち上がれなくなりそうだし。

 千晶も、ひょっとしたらそうなのかもしれないな。

 

 

 

「見て、真奈」

 

 そして。

 途中で見つけた病院内の案内板の内容頼りで外を目指していたら。

 

 連絡通路に差し掛かった。

 そしたら千晶が突然そう言ったんだ。

 

 連絡通路。

 そこには大きな窓ガラスがあり、外が良く見える。

 外は明るかった。

 完全に昼。

 

「外、明るいね」

 

 だからそう素直に口にすると

 

 千晶は

 

「そうじゃなくて」

 

 スッと指差す。

 私はその先に視線を向けて

 

「悪魔が居るわ」

 

 そんな、彼女の言葉を聞いていた。

 

 ……悪魔?

 

 そう……。

 そこには悪魔が居た。

 

 体長30センチくらいの大きさの女の子で。

 背中に蝶の羽に似た、半透明の羽根を持ちクルクル飛んでいる……一見して妖精に見える悪魔が。




どうみても妖精ピクシーです。
本当にありがとうございました。

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。

これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)

  • 真・女神転生if
  • 真・女神転生NINE
  • 偽典・女神転生
  • デビルサマナーシリーズ
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