ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話   作:XX(旧山川海のすけ)

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エピローグ
第111話 いきなり放り出された。


 気が付いたら、見知らぬ街に立っていた。

 

 ハッとする。

 

 どうなったんだろう……?

 創世は終わったの?

 

 周りを見ると、人が居た。

 思念体じゃ無い。

 

 生きた人だ。

 

 普通に生きた人が沢山歩いてる。

 かつての世界では当たり前だった光景。

 街並みも、そんなに前の世界との差異は感じない。

 直方体のビルの街。

 

 ただ……

 

 ……全員、見覚えが無いというか、変な服を着ていた。

 なんというか……未来っぽい。

 

 装飾が無くて、簡素で、半袖長ズボンで……

 一番似てるのは、水色の看護師さんの制服。

 ナース服じゃ無いよ? 看護師さん。

 

 私も同じ服を着てて……

 

 私は自分の姿を見る。

 

 肌の色が戻ってて、あのタトゥーみたいな模様も消えていた。

 もっとも、鏡を見たわけじゃ無いから、手足の様子からの予想だけど。

 

 鏡の代わりに、近場の建物のガラスを使う。

 ちょっと見づらかったけど、顔のタトゥーも消えているようだ。

 

 ちょっとだけ、嬉しかった。

 正直嫌、だったし。

 

 これは……

 

 ……創世が終わったのかな。

 私、人修羅で無くなってるみたいだし。

 

 ……どうなったんだろうか?

 確かめないと……

 

 まぁ、その前に。

 

 持ち物! 持ち物!

 

 まず、現実の問題だ……

 私はこの世界で、この先生きていかないといけないわけだし。

 

 身体を探る。

 すると……

 

 財布が出て来て、中に金貨が入ってた。

 ……これ、マッカだ。

 

 数えてみると、3000マッカ。

 

 一文無しでは無いようなので、そこは安心する。

 だけど……

 

 それ以外、持ち物が無い!

 

 困ったな! どうしよう!?

 いきなり創世されたヒャッカの世界に放り出されたけど、どうやって生きていけばいいんだろうか?

 

 当然仕事も無いし、学校も無いし。

 もう、人修羅でもない。

 

 ……このままだと野垂れ死にだよ!

 

 創世主が自分の世界で野垂れ死になんて笑えない……!

 

 どうすれば良いのか……

 

 腕を組んでしばらく考え

 

「あの、すみません」

 

 私は通行人に声を掛けて。

 図書館の場所を教えて貰った。

 

 

 

 まずは情報だよ。

 この世界がどうなってるのかを調べないと。

 

 図書館の場所を聞き、行ってみると。

 

『百花図書館』

 

 ……そんな看板が掛かっていた。

 やっぱりここは、ヒャッカの世界なんだ……

 

 中に入ると、図書館は特に免許証も要求されないし、自由に本は読んでいいと言われた。

 ただ、貸し出しをするには会員証を作って貰う必要があり、そのためには住所が必要らしい。

 

 まぁ、当たり前だよね。

 普通に考えて、住所も無い人間に本は貸してくれないよ。

 

 

 色々と本を探してきて。

 山積みにし。

 

 私は本を読み倒した。

 

 特に社会システム関係を重点的に。

 

 すると、色々と分かって来た……

 

 一言で言うと、このヒャッカの世界は……

 

 ……分断された世界だった。




次回、ヒャッカの世界の詳細。

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。

これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)

  • 真・女神転生if
  • 真・女神転生NINE
  • 偽典・女神転生
  • デビルサマナーシリーズ
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