ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
「大嫌いってどういうことなの?」
訊いて良いのかなとちょっと思ったんだけど。
千晶が悩んでいるときに様子に気づいてあげられなかった負い目で。
思わず訊ねてしまった。
千晶の髪の毛を弄る手が止まる。
そして、ちょっと悩んでる様子があった。
……ああ、他人の陰口を言うみたいで、嫌なのかもしれないな。
でも
ここは訊いておきたいと思った。
だって、知ってしまったんだもの。
親友の私が。
だったら、訊かなきゃおかしい気がする。
そして少し後
「……努力しない人なのよ。持って生まれた能力だけで生きてる人」
千晶は話し始めた。
千晶の婚約者は、3才年上の20才の男性で、現在大学生で……
通っているのは、北山大学。
……結構いい大学だったはずだ。
それなりに勉強しないと入れない大学……
だけど
「本人はそれがコンプレックスなのね。所謂
……私はちょっと理解できなかった。
北山大学だって相当良い大学だったと思うんだけど。
進路を考え始めたときに、大学選定で候補に入って、調べたことがあるからね。
決して、入って卒業しても大学卒業の肩書が手に入るだけのような、名ばかりの大学じゃない。
北山大学は。
何が嫌なの? 全然分からない。
そう思っていたら
続いた言葉で絶句した。
「……受験勉強を一切しなかったのが原因なのに」
……は?
千晶は続けて語った。
その婚約者の人、勉強らしい勉強をしたことが無いそうだ。
所謂天才に近いのかもしれない。
実際、中学まで学業は常にトップだったらしい。
だけど
勉強せずに合格した進学校で、中学同様勉強を全くしないで遊んでばかりいたら……
トップから転落した。
で、卒業して進学した先が北山大学。
本人はそれが気に入らず
「何でガリベン馬鹿に僕が負けるんだ。世界は本質を見誤ってる」
そんな愚痴を吐いたらしい。
……そんなに嫌なら、受験勉強を頑張れば良かったんだ。
なのに、それを棚に上げて周りのせいにしている。
……確かに、そういう人は嫌だな。
尊敬できない。
だから
「そっか……それは嫌かもしれないね」
私は千晶の言い分に同意する。
でも、千晶の家としては、その人との結婚は受けなきゃいけないらしくて。
すごく嫌だったらしい。
辛いな……
そこで
「ふーん……人間の世界ってややこしいんだねー」
傍で私たちの話を聞いていたピクシーが、悪魔から見た感想のようなものを口にして。
……なんとなく、救われたような気がした。
それはもう、過去の話で。
今の私たちには関係のない話なんだよね。
辛い過去の話だ。
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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