ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
「早稲田大学か……」
何故か、千晶は渋い顔をした。
何で?
で、ちょっと考えて……
……ああ、婚約者かな。
ハイレベルの大学名を聞くと、例の不愉快なダメ人間の婚約者を思い出してゲンナリするのかな。
なんかホント……罪深い人だよねぇ……その人。
まあ、その人のプレゼントを換金して、服や装備を整えたから。
そこは感謝しなきゃいけないんだけどね。
早稲田大学まで、徒歩で20分くらいだった。
標識を見たり、コンビニのスタッフルームに存在してた地図をゲットして、それを頼りに歩き続けて……
「ここが早稲田大学か……」
なんだか、西洋のお城みたいな校舎だな。
キャンパスに侵入して思うことがそれで。
確か大隈重信が創ったんだよね?
ここ。
だとすると……
あの銅像のおじさんがそうなのかな?
「さて、思念体の人を探してみましょうか」
千晶が周囲を見回し、探す。
なんか、全くヒト? がいないなぁ……
「ピクシー、ここに博識な思念体のヒトがいっぱいいるんだよね?」
あまりにいないので、私は彼女に確認してしまった。
彼女はクルクル飛びながら
「うん。そのはずだよー?」
……いないんですけど?
すると千晶が
「……博物館あるわね」
別のものを見つけた。
博物館か……
ここ、全くヒトがいないけど。
建物の中にはヒトが居るかも?
博物館……
「中に、重要な何かがあるかもしれない。博物館だし」
千晶の提案。
あ、それは私も興味ある。
魔法の掛かった伝説の武器とか。
そんな感じの都合の良いやつ
中に入ってみると。
美術品がいっぱいあった。
ショーケースに入って。
皿とか、お椀とか。
掛け軸とか……
見てて思った
「これ、ギュスターヴ氏のところに持ち込んだらマッカに換金できるかな……」
ボソリ。
そしてそれを千晶は聞き逃さなかった。
「それはナイスアイディアね。2~3点、真奈、良さげなものを貰って行くわよ」
そんなことを私の両肩を掴みながら言って来た。
うえ、と思ったけど。
「お金が無いばっかりに、困る事態になったら困るでしょ」
千晶のこの一言。
……言われてみれば確かに。
それにこのボルテクス界は、次の世界の準備段階。
世界の卵なわけで。
前の世界は終わったわけだから、こういう場合で合法かどうか考えるの、ナンセンスかもしれないよね。
だから
「持っていくなら、壊れない品……掛け軸が良いと思う」
私も意見を出した。
「ショーケースを割るときは、破片に気を付けてね」
向こうで千晶がギロチンアクスを振り上げている。
私もアイアンクロウを発動させ、ショーケースを破壊する準備を整えた。
……前の世界なら、私は犯罪行為をしようとしている。
なんだかドキドキしちゃうな……
「せーの」
せーの
そう言って、親友と息を合わせて美術品強奪をしようとしたとき
「こりゃああああああ!」
……思念体の人が駆け込んで来た。
よりにもよって、今頃。
美術品関係は贈答品に使えるのに……!
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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