ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
「人修羅?」
分からない言葉。
だから思わず訊き返していた。
「何それ?」
内心、少しアテナが答えてくれることを期待していた。
知性を司る女神だから、無知が目の前に居たら、教えてやりたい衝動が湧くんじゃないの?
そんな私の想いを知ってか知らずか
「人修羅とは」
アテナは語ってくれた。
人修羅とは……
それは人でありつつ、その身に魔を宿す者。
創世が行われるときに世界の卵・ボルテクス界に現れ、創世の大きな鍵になる存在。
人修羅が啓くコトワリが、次の世界のコトワリとなる。
創世を目指す者は人修羅を自分のコトワリに取り込むか、それが不可能であるならば抹殺することが定め……
「……えーと」
私、この世界のキーマンなの?
私はアテナの話に動揺していた。
この女神の言うことが真実である保証は無いけど
もし真実なら、私の先には平坦な道は無いってこと……!?
というより……
千晶の啓くコトワリが、私が賛同できない場合。
千晶は私を殺さなければならなくなる……?
私はグルグル考え始めた。
だけど
「真奈!」
ハッとした。
意識が飛んでいたんだ。
その隙に……
アテナが私に突っ込んできていた。
アテナは私を錫杖で打ち据えようとしている。
女性の身体で繰り出す一撃。
オニの金棒には耐えた私だけど……
相手は、高位の女神だ……!
私は咄嗟に横っ飛びに身を投げ出し、回避する。
飛んだ先、床に身を投げ出し身を起こそうとする私に女神の追撃。
錫杖を振り上げ迫って来る。
「私のコトワリを認めない以上、あなたは抹殺しなければなりません!」
その目に躊躇いは無い。
私を本気で仕留めに来てる。
咄嗟に私は放電をする。
ファイアブレスがダメな以上、これ以外手は無い。
すると
アテナは踏み止まり、バックステップ。
……突っ込んでこない?
ということは……
「アテナの弱点は電撃だよ!」
最優先で殺さないといけない私に追撃を掛けるチャンスを捨てて、回避する一撃。
そんなの、弱点としか思えない!
アテナの表情が歪む。
余計なことに気づかれたな、という顔に見えた。
「えーい!」
ピクシーの電撃魔法が飛ぶ。
私の言葉をちゃんと聞いてくれてたみたい。
突き出した手から、稲妻が飛ぶ。
アテナはその電撃を身を捩って躱そうとする。
しかし、直撃し
「グッ!」
動きが一瞬止まった。
そこにオニが突っ込んだんだ。
金棒を思い切りアテナの胴に叩き込む。
だけど
「こそばゆい一撃ですね!」
アテナの目がオニに向く。
彼女は左手のひらを向け
そこから波動が迸った。
余波が私たちにも降り掛かる。
オニはそれほどの衝撃波を浴び、悲鳴も上げずに吹っ飛んで。
本棚にその身を叩きつけたんだ。
「グオオオオオ……」
呻き声。
死んではいないみたいだけど、かなりのダメージ。
だけど今、オニが稼いでくれた時間で私はアテナに雷撃を浴びせる用意が整い。
それはピクシーも同様で。
私たちは、その手をアテナに向けた。
アテナは
「同じ手を何度も喰らうわけがないでしょう!」
その手を大きく広げ……
そこに。
千晶が後ろから近づいていた。
そして後ろからアテナのその首筋に、黄金の矢を突き立てたんだ。
「……な……?」
驚愕の表情で振り返るアテナ。
千晶は
「1人しか居ないってのは弱点よ。どう考えてもね……」
そう、矢の効果でマガツヒの粒に還って消滅していくアテナを見つめ。
そんなことを呟いた……!
ペガサス幻想そうさ夢だけは
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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