ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話   作:XX(旧山川海のすけ)

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第49話 お友達の心

「どうして?」

 

 アリスは理解できないものを見る目で私を見る。

 

「アリスは別に打ってない方が脱いでねなんて言ってないのに」

 

 アリスの戸惑いの言葉に千晶は

 

「……友達だけに働かせて、自分は何もしないで見てるだけってのが嫌なのよ」

 

 じゃらじゃら牌を混ぜながらそう言って

 

「ありがとうね。真奈」

 

 私にお礼を言った。

 アリスはそこも分かんないみたい。

 

「えっ」

 

 分からないものを見る目で、千晶を見る。

 

「あのお姉ちゃんが脱ぐのは当たり前のことなんじゃ無いの?」

 

 ……私たちの言葉で、アリスの中では麻雀を打つのが千晶である以上、私が脱ぐのが当然である。

 そういうルールになったのに。

 

 だったら何で千晶が私にお礼を言うのか分からない。

 

 多分、そういうことなんだろうね。

 やって当然のことを私がしたんだから、お礼言わなくていいじゃん的な。

 

 でも

 

「……やってもらって当たり前、なんて思うと真の人間関係は作れないわ」

 

 手を休まず動かし続けながら。

 千晶はアリスの疑問に答えを返していた。

 

 役割通りのことをしてくれただけだからお礼は不要。

 そんなわけ、無いよね。

 

 お礼を言うのはタダなんだから、やって貰えたらお礼を返すんだ。

 

 その辺、分かんないんだね。

 この子は。

 

 で。

 

「……あなたたちも山を積んで欲しいんだけど?」

 

 千晶は冷静に、牌の山積みをアリスたちが出来ていないことを指摘した。

 

 

 

 そして

 

「ツモ」

 

 ……今度は、千晶が勝ったんだ。

 ホッとした。

 

 私が脱いだのがスカートだけで済んだから。

 

 勝てた理由は……

 

 アリスがサイコロを振った結果、ツモりはじめたのが千晶の積んだ山らへんだったせいだと思う。

 

 アリスたちの手が、会話でお留守になっている隙に……

 

 多分、千晶がツミコミみたいなことをやったのだ。

 それで自分が積んだ山に何が入ってるかを把握してて……

 

 そこで、最適解を追求したんだと思う。

 

 ……とはいえ……。

 

 スカートを取られてしまったので、下がスース―する。

 スカート無しで外を歩くのは嫌だなぁ……

 

「何か無いかしら」

 

 言いながら、千晶は荷物から私のスカートの代わりに成るものを探してくれる。

 で

 

「悪いけど、これでちょっと我慢して。渋谷で新しいものを買いましょう」

 

 ……バスタオル。

 

 しょうがない。

 

「ありがとう」

 

 受け取って、腰回りに巻く。

 するとだ

 

「……お姉ちゃんたちのお友達の心に、アリスは感動しました」

 

 ……雀卓についてるアリスが、わなわなと震え。

 

「情報も教えてあげるし! スカートも返してあげるよ! ついでにしきのつえもあげるよー!」

 

 そう言ってアリスが高く掲げた手の中に。

 1メートルくらいの長さの杖が出現。

 

 

 こうして。

 私たちは勝負の中でアリスという少女悪魔に気に入られて。

 

 ……なんかさ、メチャクチャ貰ってしまった。




アリスと友達は切っても切れない関係

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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)

  • 真・女神転生if
  • 真・女神転生NINE
  • 偽典・女神転生
  • デビルサマナーシリーズ
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