ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
第51話 マントラ軍に入ってみた
「……メチャクチャ取って来たじゃねぇか」
池袋に戻って。
入隊試験のお題クリアの証拠をどっさり提出すると。
門番の牛頭馬頭が、少したじろいでいた。
ここまで持ってくると思わなかったのか。
……やっぱり、千晶の言う通り沢山回収して来て良かった。
「これで私たちをマントラ軍に入れて貰えますよね?」
千晶と一緒にニコニコお願い。
これで「うん」って言わなかったら、殴り倒して入隊を迫っても、ヨスガ的には問題ないよね?
そういう覚悟を決めてお願いをする。
すると
「ちょっと待ってろ」
馬頭の方が本営ビルに引っ込んで。
……1時間くらい待たされて。
私たちはやっと、マントラ軍に入隊許可を出して貰えた。
マントラ軍に入れて貰えた私たち。
入隊試験のお題を大量に持って来た関係で、かなり好待遇だ。
本営内部に部屋を貰えた。
しかも、入隊式にマントラ軍指導者のゴズテンノウとの謁見予定まで組んでもらえた。
……ゴズテンノウ。
マントラ軍で、悪魔の身でヨスガのコトワリを啓こうと考えている大悪魔……
一体、どんな存在なんだろうか……?
入隊式は明後日。
それまでは、与えた部屋で寛いで待ってろって。
真っ黒い肌のオニに言われたよ。
名前何だったっけな……?
タタラだったっけ?
与えられた部屋は2人で住むには十分すぎる大きさで。
ダブルベッドが1つあった。
これまでは野宿状態だったからすごく嬉しい。
「ベッドで寝られるー!」
私はベッドにダイブする。
「真奈、寝床には外の服で入るのは良く無いわ」
ここに着替えあるから着替えましょう。
クローゼットの中に、2人分の着替えが入ってることを千晶が教えてくれて。
「洗濯機と乾燥機もあるわね」
風呂場を見に行ったとき、発見。
蓋をパカパカして、まともかどうか確かめている。
「まぁ、とりあえず」
そして千晶は顔を向けて
「洗濯をお願いできるかしら?」
「分かりました千晶様、真奈様」
……召使いとして部屋住みを命じられているマネカタ2体に。
召使いって……
いきなり与えられても困ると言うか
千晶は結構慣れてるみたいだけど、庶民の私は扱いに困る。
造形から考えると、女のマネカタ。
それ2体が、ここの部屋の召使い。
私たちが命令すれば、この部屋の仕事は何でも彼女らはしなきゃいけない。
お使いは頼めないんだけどね。
部屋住みだから。
この部屋から1歩も出られないから。
私たち2人、これまで着ていた服を脱いで、お風呂に入る。
湯船にお湯を溜まるの待ってられないから、シャワー。
片方が空の湯船で待機して、もう片方がシャワーと石鹸で身体を洗う。
……コンビニで、ボディーソープとシャンプーを確保してきた方が良いよね。
石鹸しか無いの、マントラ軍がオニ基準だからだろうなぁ……
私の目の前でシャワーを浴びている千晶の姿は、ホントに綺麗。
シミの無い千晶の白い肌を、シャワーの水が流れていく。
……目の保養だ。
で。
お風呂を出たら
「あなたたち! 常識無いの!?」
千晶がキレた。
まぁ、うん……
ボルテクス界にはクリーニング屋が無いから、千晶の常時身に着けているブランド物の衣服の洗濯が適当になるのはしょうがないんだけどさ。
……下着と一緒に洗ってしまうのは無いかなぁ?
「も、申し訳ありません!」
「お許しを!」
……召使いマネカタ2名が、土下座して私たちに謝っていた。
この子たち、全部一緒に洗濯機に入れて、洗剤入れて、洗っちゃったんだよね。
下着は手洗いするものなのに。
……ひょっとしてマネカタって、男も女も無いのかな?
外身が違うだけで。
……人間じゃ無いんだから、生理なんかなさそうだしなぁ
まぁ、私たちも身体の外身で先入観持ってて、勝手に思い込んでたわけだし。
「まぁまぁ千晶……私たちも勝手に思い込んでいたところあるんだし」
そう言って私は親友を宥めた。
女性下着は男より面倒なんよな。
男の服は全部一緒くたで問題ないのに。
本作を読んでいただき感謝です。
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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