ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
千晶が少ししんどそうな顔をしてたけど。
このニヒロ襲撃の被害状況を報告してもらって、その対策立てないといけないから。
ゴズテンノウの間に出向いて、上がって来る報告を聞いてた。
トールの隣で2人で並んで、座布団を敷いて座って。
すると分かって来たことが
「……ニヒロの連中は、城下町で暴れるだけしかしていない?」
ニヒロは本丸たるこの本営ビルを攻め落とそうとはしてなくて。
街の真ん中で暴れまわり、マントラ軍所属の悪魔を襲って殺そうとしてただけ。
それ以外はしていないらしい。
その証拠に本営ビル門番の悪魔の牛頭馬頭は、戦闘に参加せずに戦いを終えていた。
(妙だな……)
ニヒロを指揮しているのは、あの氷川氏でしょ?
ちょっと話したけど、すごく頭のいい男性だと思ったよ。
……ちょっと怖かったけどさ。
あの人が、そんな結果を求めない用兵? 兵隊の運用、するかなぁ……?
「千晶どう思う?」
私の隣でマッスルドリンコの瓶を3本空けて、口直しに剛健美茶のペットボトルからカップに中身を注いで飲んでいる千晶に意見を求めた。
千晶はお茶を上品に飲みながら
「……変と言えば変だけど、じゃあ何が目的なのと言われると分からないわね」
そう、冷静なコメントを返して来た。
それを受けたのか
「千晶よ」
同席していた鬼神トールが千晶に
「マントラ軍の指揮代行の地位を掛けた決闘は、後回しにするぞ」
そう、提案して来た。
山のように大きな男神が、千晶相手にそんなことを
千晶は
「……ええ。そうね。もしかしたら今、とんでもない爆弾があるかもしれないのに、そんなことはしてられないわ」
まずはニヒロを叩き潰して、何も出来ないようにしてやってからよ。
そう、冷静に返して、トールに同意した。
それを見て
「ならば赤林真奈、橘千晶よ」
トールは厳かな感じで
「私に代わり、マントラ軍にある悪魔を引き入れて来て欲しい」
私たちに仕事を与えて来たんだ。
「……スサノオ……荒川区の神社にいるのか」
トールから与えられた仕事は、破壊神スサノオの勧誘。
彼についてはトール自身がだいぶ前に直接出向いて勧誘したんだけど、そのときは
ゴズテンノウが気に入らん。
そのゴズテンノウが啓こうとする理想世界の創世など、手を貸したくない。
そう返されて拒否られたそうだ。
だけど今、コトワリがゴズテンノウのものから千晶のものに変わりつつあるし、今は手が沢山欲しい。
だから私たち2人に説得に向かって来てくれって。
そういうお願い。
……こんなもんかな。
私は自分のリュックに、替えの下着を詰め、コンビニやスーパーで確保して来た飲み物のペットボトルを入れる。
「こっちは準備出来たよ千晶」
ベッドを挟んで、向こうで荷物チェックをしている千晶にそう告げると
「……こっちも良いわ。行きましょうか」
そう言って、キャリーケースの取っ手を持って歩き出す。
私がそこに続くと
「いってらっしゃいませ」
「お帰りになられるころには、部屋の掃除を完璧に仕上げて見せます」
……風呂掃除をキッチリやってくれたので、部屋の掃除の仕方を教えて、任せることにしたんだ。
協力して掃除機と雑巾で掃除をする2体のマネカタ。
あのマネカタたち、来た当初こそハチャメチャだったけど。
今ではこの通り、与えられた仕事に向き合ってくれてる。
私は少し嬉しくて
「うん、行ってくるね!」
「……留守はお願いね」
2人でそう、玄関ドアを潜るときに、その後を任せて。
私たちは荒川区に向かって出発したんだ。
荒川区には素戔嗚神社があるので
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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