ボルテクス界に投げ出された人修羅少女が、千晶様と一緒に創世を目指す話 作:XX(旧山川海のすけ)
「……なんだとぉ?」
サカハギ氏、キレる。
怖い。
気迫が……
だけど
「だってそうでしょ? 殺すというのは手段なのよ。目的を達成するための」
千晶は全く、一歩も引かずにサカハギ氏の夢を批判した。
髪をかき上げる。
……千晶もあまり言いたくないのかな。
他人の夢にケチをつけるのは気分いいもんじゃ無いし。
でも、避けられないんだろうね。
千晶は投げっぱなしの行動はとらない子だから。
上手く行くかどうかは別にして、目的があるはずなんだ。
「あなたの夢にはその目的が無い。夢としては不完全で幼稚だわ」
言い方ァ!
ドキドキしながら見守る私。
サカハギは
「テメエ、このクソ女ァ……覚悟は出来てるんだろうなァ……?」
不機嫌な声で、右手の凶器を逆手に持って千晶に近づいていく。
だけどそこで
「話は最後まで聞きなさい」
千晶が髪の毛を弄りながら。
……千晶としても、この会話は相当ストレスなのね。
「目的が無いなら、作ればいいのよ」
怒りまくってるサカハギに、千晶は提案したんだ。
夢として不完全なら、足りないものを足せばいい、と。
「作る……だと?」
「そう、作るの」
……このときの千晶の声は少し優しかった。
千晶は
「私はコトワリを啓き、創世を目指す者」
そう宣言し
「コトワリの名は、ヨスガ」
自分の啓いたコトワリを口にして、堂々とした声で
「自分の力で生き残れず、頼れる他人もない真の弱者を切り捨てるコトワリ」
その本質を、サカハギに語る。
そして
「……この私のコトワリが嫌ならこのまま戦いましょう。でも、そうでないなら……」
そういって
「私たちと一緒に行きましょう、サカハギさん」
サカハギ……サカハギさんに選択を迫る。
「そうすれば、あなたの夢に目的が生まれるわ。ヨスガの世を創世するという……」
そんな、千晶の提案。
私は息を呑んだ。
サカハギの返答が予想できなかったから。
そのまま十秒……いやもっとかもしれない。
沈黙が下りて
その後
「……なるほど。悪くねぇな」
サカハギさんが、ポツリ、と
お……
ということは……?
私の心がパッとアガる。
だけど
「ヨスガの世なら、気に入らない奴は死なせ放題……結構なことじゃねえか」
えっ?
サカハギ氏、あなた千晶の話を聞いてたの?
千晶のヨスガは、自由に自分より弱い人を殺していいってコトワリじゃないんだよ?
続いた言葉で、そう思ったけど
すかさず
「それは、あなたが嫌いな人間は、自分の力で生き残れず、頼れる他人もいない、弱く有害な人間だったということかしら?」
千晶のそんな問いが飛び
サカハギさんはそれを受け
「……そんな気がしたんだわ。まぁ、いい」
そう言って彼は、魁ヘアーを弄りつつ。
腰の着物の帯の隙間に凶器を突っ込み。
「……やるよ。ギリメカラ。もってけ」
そう、言ったんだ。
……やった!
喜びで興奮する私。
そして、さらに
「オレ様はサカハギ。今後ともよろしく頼む」
そう言って、サカハギさんは私たちに頭を下げた。
サカハギが仲間になった!
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これまで真1、真3、デビルサバイバー、ペルソナの二次創作を書いてきましたが、他にあると良いメガテン系二次は何ですか?(ちなみに次は真2で書く予定です)
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