悟空「次は、お前らの番だ。」   作:ぐぬぬです

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修業

僕が悟空さんに稽古の申し出をしてから既に1ヶ月経とうとしていた

 

その修業の内容というのは『体力作り』から始まった

 

普通のトレーニングなら走り込みや筋トレ等が思い付くだろうが悟空さんからの渡された内容はそうじゃなかった

 

 

「ご、悟空さん‥‥本当にこれを毎日?」

 

 

「あぁ、それを付けて毎日過ごしてりゃ自然と体力は付くだろ?」

 

 

「そ、そりゃそうかもしれませんけど‥‥計8キロの重りを付けて毎日って‥‥‥その、冗談だったり‥‥」

 

 

「?」

 

 

「あ、‥はい。」

 

 

 

僕が今両腕、両足に装着してるリストバンドにはそれぞれ2キロほどの重りが課せられていた

これを毎日装着して学校生活を送っている

 

ちなみに悟空さんは

 

 

 

「オラが幼かった頃は20キロくれえの重り背負ってたぞ?」

 

 

と真顔で言われた為、この時点で悟空さんの立ってるステージが違うんだなと薄々勘付いていた

 

授業終わった後の放課後には『実践を混じえた武術の特訓』をしていた。

 

 

身体の動かし方、攻撃の仕方、攻撃の避け方

それらを実践しながら悟空さんは丁寧に教えてくれた

 

ある程度基礎となる武術を学んだあとはひたすらに悟空さんとの組み手を繰り返していた

 

ちなみにこの時にも重りは外さずに組手をしてもらっている。

 

 

そして今日は学校の無い土曜日、朝早くから悟空さんに組手をしてもらっていた

 

 

 

 

 

「良い感じだな出久。

この一ヶ月でスゲえ動けるようになってきたぞ?」

 

 

「は、はい!ありがとうございます!」

 

 

息切れしながらも褒めてもらったことに嬉しく思いながら僕は返事をする

 

悟空さんはそれを見ると構えを下ろした

 

 

 

「よし、とりあえず今日はお終いだ。

出久、帰ったら何すっか言ってみろ」

 

 

「えっと、ちゃんと昼寝をする‥‥でしたか?」

 

 

「その通りだ。飯もちゃんといっぺえ食うんだぞ?」

 

 

「はい!」

 

 

 

悟空さんとの修業はほぼ毎日してるとはいえ全部が全部トレーニングというわけではない。

 

悟空さんはよくこんなことを僕に言っていた

 

 

 

「いいか出久、無闇矢鱈に身体動かしたりイジメても逆効果の時だってあんだ。

『よく動いて、よく学んで、よく遊んで、よく食べて、よく休む。』

これが一番の効率の良い修業方法だ。

休むのも、学ぶのも修業の内だぞ。」

 

 

 

 

悟空さんに内緒でバレないように休まずにトレーニングした日はこっぴどく叱られたけど優しくこう言われもした

 

 

「焦んなくて良いんだ出久、地道にやるのが一番早えんだからな。」

 

 

 

悟空さんと組手していても、こうして指導してもらってても分かる。

 

悟空さんは僕が思っている以上に凄くてとても強い人なんだと

 

時に僕はこんな質問をしたりもした

 

 

「悟空さんって、なんでそんなに強くなろうと思ったんですか?」

 

 

「オラな、強え奴と闘うのが好きなんだ。

だからただひたすらに強くなった。

そんだけだ。」

 

 

 

とてもシンプルな理由だった

 

力を求める理由、それは強い人と闘いたいから、故にただ強くなる

 

自分の信念を貫く姿勢が僕はとても羨ましくも思い、尊敬の念すら抱いていた

 

こうして僕を育ててくれてることにも感謝しかない

 

強い者をただひたすらに求める。

そんな彼への恩返しに僕がこれを思い付くのは必然とも言えたかもしれない

 

 

「僕‥‥‥絶対にヒーローになります!!

絶対ヒーローになって、オールマイトのような最高のヒーロー‥‥‥そして____」

 

 

 

「_____悟空さんにも負けないくらい強いヒーローになります!!!」

 

 

 

 

僕の言葉を聞いた悟空さんは、嬉しそうに笑う

 

 

 

 

「待ってるぞ。出久。」

 

 

 

 

僕の夢がもう一つだけ足された。

 

それは悟空さんにも負けないくらい強くなることだ。

 




作者の勝手に決めたヒロアカキャラの戦闘力数値

緑谷出久 修業前戦闘力 →約3
 一ヶ月の修業後戦闘力→約20
爆豪勝己(個性込み)戦闘力→約30
オールマイトフルパワー全盛期戦闘力→約1000

多分こんくらいだと勝手に思ってます
後々解釈が変わるかもしれません
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