話展開するんムズい
「レナッ!!!」
手紙に書かれてた山に急いで向かって、レナを探してたらかなり時間がかかったけど、見つかって良かった!早く、レナのところへ……
「レナ!大丈夫!?…………レナ?」
レナの所へ向かう間に、何度かレナを呼んでみるが、返事は無い。
「……ハァ、ハァ。ようやく着いた!
レナ、しっかり!……………え」
レナの脈も、心臓の鼓動も、なかった。
まるで、もう死んでいるような───
「……ははっ、ビックリさせないでよ〜!!
ほら、早く起きてよ。……ねぇってば。」
嘘だ。レナが死ぬわけない。
きっと、なんでもないように起き上がって、そのまま2人で帰って。夜ご飯をミラナとレイと一緒に4人で食べて。
そうして、また変わらない明日が来て───
「……嫌だ、嫌だ嫌だいやだいやだいやだいやだ!!
レナ!なんで………なんでぇ………!」
受け入れられない。受け入れたくない。
神様、なんで。
あなたはボクらの未来すら、奪ってしまうのですか──
「あ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ミライは、残っていた周囲の毒を吸い込み、眼から血を流しているのにも気づかず、自分とレナの未来の終わりに、慟哭するほかに、なかった───
「女だけでなく、彼も死んでしまったか。
……素晴らしい。あぁ、素晴らしい!
これで、私の元に2つの
男は1人、妖しく嗤う───
「…………」
レナが死んだ。
ついこの間までこの家にあった活気も、レナの姿も、何もかも奪われてしまった。
「……ミラナ、レイ。」
傍には、ミラナとレイが眠っている。
2人にとっても、母親がいなくなってしまったんだ……
辛い道を歩ませてしまう。
「──ああ〜。」
「……ミラナ、起きたのか。……………は?」
起きたミラナは、自分の体から蔦のようなものを伸ばして遊んでいた。
………これは、
「……もしかして、レナが受けた実験って遺伝子操作の類だったのか?なら、変異した遺伝子が子供にも受け継がれたのも、頷ける……」
──私の子どもだから、私みたいな力持って生まれてきたら、きっと苦しむと思う。──
──家族だけは、何があっても守れ。──
こんなボクに、レナも守れなかったボクに、もう生きる意味なんて──そんな馬鹿なことを一瞬でも考えた自分を殴りたい。
まだ、守らないといけないものは残ってる。レナが、残してくれた
「……2人は、何があっても、守る。
それこそ、ボクが今、唯一為さなければならないことだ………!」
時は流れ、10年後。
「いや〜、クレイさんっていつも優しいね!今日もこんなに食材貰っちゃったね!これだけあったら父さんも喜ぶよ、ね!レイ!」
「はしゃぎ過ぎだ、ミラナ。さっさと帰らないと、父さんがうっかり死んでてもおかしくない。」
「ちょっとレイ、そんな縁起の悪いこと言わないで!でもそうね、早く帰って夜ご飯の準備を始めよう!」
新しい世代は、動き出そうとしていた。
次回、0章最終話 「未来へ」