ギフテッドの箱庭   作:OK男爵

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初?投稿です。


0-2 「調子乗りクソ野郎」

 

 

~ ~ ~

 

「………ここは」

目が覚めると、そこは「あっ、ようやく起きた〜!」……なんだかうるさい人が来たな……

「も〜心配したんだよ?5日も起きなかったんだから!てゆーかあんなボロボロだったけど、何があったの?親は?友達は?てかてかさ、君めちゃくちゃ可愛くない?ぜひボクと結婚から

「うるさい!てか、そもそもあなたは誰!なんで私を助けたの!」

「ボク?ボクは古崎 ミライ。あ、女っぽい名前って言うの禁止ね!気にしてるんだから!んで、なんで助けたかって?助けるに決まってるじゃん、目の前に困ってる人がいるのに。しかも、君みたいな可愛い子なら尚更!」

「……困ってる人がいれば助ける、だと?」

そんな話あるわけない!助けることにメリットなんて!

 

ーーー外の世界には優しい人がいっぱいある。きっとあなたも助けてもらえるわ!ーーー

 

…私を逃がしてくれた女の人はああ言っていた、でも信じていいの?

それに彼には何か薄っぺらさというか、裏があるように見えるというか……

「…でも、私にはどうせ行き場もないか…」

「え、家は?」

「そんなものない。家も。家族も。私には何も。」

 

「生きる意味すら」

 

だって私は、化け物だから

 

「化け物……?」

「そ。あなたは知らないでしょうね。私は人間じゃない、ただの兵器。いや、兵器のなりそこないの化け物」

「兵器……化け物……」

 

このとき、私は自分のことに夢中で気づかなかった

彼の口の端が、わずかにあがっていたことに

 

「…あっ!君の名前!そういえば聞いてなかったね!」

「私?……私は、平宮レナ」

「じゃあレナ!君、ボクのところで住まない?行くとこもないんでしょ?」

「……はぁ!?だからそれになんのメリットがあるの?信じられるわけない、あなたみたいな調子乗り野郎のこと」

「なんかボクの評価めちゃくちゃ低くない!?心外だなぁ……で、メリットだっけ?そんなの君みたいな可愛い

「そういうところが信用出来ないって言ってんの!」

「一応本心でもあるんだよ!?……はぁ、ボクさ、数年前に戦争の被害で家族みんな死んじゃっててさ。ココ最近一人暮らしで結構寂しいんだよね。だからぁ、人の温もり的なの?が欲しいってだけだよ。」

その言葉に、嘘は感じられなかった

……少し、ほんの少しぐらいは信じてみてもいいのかもしれない……

 

「あっそ。まぁ私も行くところないし、選択肢なんてないようなものなんだけど。」

「おりょ?その反応ってことは、遂に2人の愛の生活が始まるってこと?」

「は?勘違いしないで!私が手に職つけて、1人でも暮らせるようになるまでの間だけ!」

「うんうん!じゃあよろしくね、レナ!」

「はぁ、とことん馴れ馴れしいわね……、その、よろしく。ミライ

 

こうして、たまたま知り合った男、ミライとの共同生活が始まった

 

全ては、私の生きる意味を見つけるためにーーー




地味にタイトル考える才能が欲しい……!
次回、「破」
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