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「………ここは」
目が覚めると、そこは「あっ、ようやく起きた〜!」……なんだかうるさい人が来たな……
「も〜心配したんだよ?5日も起きなかったんだから!てゆーかあんなボロボロだったけど、何があったの?親は?友達は?てかてかさ、君めちゃくちゃ可愛くない?ぜひボクと結婚から
「うるさい!てか、そもそもあなたは誰!なんで私を助けたの!」
「ボク?ボクは古崎 ミライ。あ、女っぽい名前って言うの禁止ね!気にしてるんだから!んで、なんで助けたかって?助けるに決まってるじゃん、目の前に困ってる人がいるのに。しかも、君みたいな可愛い子なら尚更!」
「……困ってる人がいれば助ける、だと?」
そんな話あるわけない!助けることにメリットなんて!
ーーー外の世界には優しい人がいっぱいある。きっとあなたも助けてもらえるわ!ーーー
…私を逃がしてくれた女の人はああ言っていた、でも信じていいの?
それに彼には何か薄っぺらさというか、裏があるように見えるというか……
「…でも、私にはどうせ行き場もないか…」
「え、家は?」
「そんなものない。家も。家族も。私には何も。」
「生きる意味すら」
「だって私は、化け物だから」
「化け物……?」
「そ。あなたは知らないでしょうね。私は人間じゃない、ただの兵器。いや、兵器のなりそこないの化け物」
「兵器……化け物……」
このとき、私は自分のことに夢中で気づかなかった
彼の口の端が、わずかにあがっていたことに
「…あっ!君の名前!そういえば聞いてなかったね!」
「私?……私は、平宮レナ」
「じゃあレナ!君、ボクのところで住まない?行くとこもないんでしょ?」
「……はぁ!?だからそれになんのメリットがあるの?信じられるわけない、あなたみたいな調子乗り野郎のこと」
「なんかボクの評価めちゃくちゃ低くない!?心外だなぁ……で、メリットだっけ?そんなの君みたいな可愛い
「そういうところが信用出来ないって言ってんの!」
「一応本心でもあるんだよ!?……はぁ、ボクさ、数年前に戦争の被害で家族みんな死んじゃっててさ。ココ最近一人暮らしで結構寂しいんだよね。だからぁ、人の温もり的なの?が欲しいってだけだよ。」
その言葉に、嘘は感じられなかった
……少し、ほんの少しぐらいは信じてみてもいいのかもしれない……
「あっそ。まぁ私も行くところないし、選択肢なんてないようなものなんだけど。」
「おりょ?その反応ってことは、遂に2人の愛の生活が始まるってこと?」
「は?勘違いしないで!私が手に職つけて、1人でも暮らせるようになるまでの間だけ!」
「うんうん!じゃあよろしくね、レナ!」
「はぁ、とことん馴れ馴れしいわね……、その、よろしく。ミライ」
こうして、たまたま知り合った男、ミライとの共同生活が始まった
全ては、私の生きる意味を見つけるためにーーー
地味にタイトル考える才能が欲しい……!
次回、「破」