キヴォトスに派遣したら先生になった件   作:元SEALs隊員

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1.キヴォトス派遣

ある日、平穏が崩れた。

突然、お台場に変なワームホールが現れた。

政府は危険を覚悟で自衛隊含む専門家を派遣した。

そこはキヴォトスとよばれる学園都市でおれたちの世界とは似てるようで近未来な世界であった。

そこの政治機関は連邦生徒会が運営していた。

最初は国交を結ぼうとしてたけど技術は似てるほか資源を探すにもいろいろと制限があるため断念せざるを得なかった。

それだけじゃない。なにしろ女子学生全員が銃を持ってた。銃社会のアメリカや犯罪が多いソマリアやメキシコ以上に治安が悪く1分ごとに銃撃戦が起きてた。

普通に考えたら死体の山だが学生はヘイローとよばれた頭に天使の輪があり撃たれても死ぬどころか痛いですんだらしい。

あまりにも危険なため静観しようとしたがいずれキヴォトスの人がワームホールを通って攻撃する可能性もあるため周辺に自衛隊を配備した。

さすがに野党は反対したが解決するまでの期間で通した。

 

 

 

 

俺は夢も見てるかもしれん。

俺は電車に乗ってた、どこを走ってるかわからない。それに乗客はいない。いや、俺の目の前に女性がいた。彼女はわからない。でも、ヘイローがあるから向こうの人だ。それに彼女は恐らく連邦生徒会の人だろう。そして、彼女が口を開いた。

 

???

「・・・私のミスでした」

 

ん?ミス?何をしたんだ?

 

???

「私の選択、そしてそれによってか抜かれたこの全ての状況・・・結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて・・・」

 

彼女は何言ってるんだ?何か仕事でミスをして誰かのフォローも聞かなかった結果なのか?

 

???

「今更図々しいですが、お願いします・・・先生」

 

先生って誰?ほかの人がいないから俺に言ってんのか?

 

???

「きっと私の話は忘れてしまうのでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから」

 

いや、何の事?話が全然見えないけど?

 

???

「ですから・・・大事なのは経験ではなく、選択。あなたにしかできない選択の数々」

 

あなたにしかできない選択って何?

 

???

「責任を負う者について、話したことがありましたね。あの時の私にはわかりませんでしたが。今なら理解できます。大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。それが意味する心ばえも」

 

いや、俺、君とは会った事もないし責任って何?

 

???

「ですから、先生。私が信じられる大人である、あなたになら、この捻じれて歪んだ先の終着点とは、別の結果を・・・そこへ繋がる選択肢は・・・きっと見つかるはずです。だから先生、どうか・・・」

 

ちょっと何?何か訳わからん事言ってるけど「世界を救って」的な事を言ってるの?ちょっと俺は・・・!

 

俺が彼女に手を伸ばそうとした時だった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「はっ!!」

 

突如目が覚めた同時に起床のラッパが鳴った。

あれは夢か?彼女はいきなり俺に大きなものを背負わせほしいかもしれん。

 

???

「ってヤバい!」

 

俺は急いで朝の支度を済ませ整列した。だけど数秒遅れてしまい上官に注意される。

 

 

 

朝食を済ませそれぞれの作業についた。

訓練に基地内の作業、基地の警備や周辺のパトロールが任務だ。

 

自衛官

「村上翼(むらかみつばさ)3曹」

 

「はっ!」

 

作業してるなか突然上官に呼ばれた。

 

自衛官

「すぐに基地司令に会ってくれ」

 

「了解!」

 

一体何だろうと思い基地司令のところにむかった。

 

 

 

 

 

 

 

司令の部屋に近づきドアをノックした。

 

自衛隊司令官

「入れ」

 

「失礼します」

 

ドアを開け中に入った。

そこには幹部クラスの隊員とこの世界の人であろう美人でエルフの耳をしてる人がいた。

 

「村上翼3等陸曹ただいま到着しました」

 

自衛隊司令官

「よろしい、話は彼女から聞いてくれ」

 

彼が言い終わると彼女の口が開いた。

 

リン

「初めまして。私は連邦生徒会主席行政官の七神リンです。早速ですが今の状況ご存知ですよね?」

 

自衛隊司令官

「はい。生徒会長の失踪ですね」

 

派遣から数日経って連邦生徒会長が行方不明になった。

そのためキヴォトスは混乱して治安がかなり悪くなった。

 

リン

「その生徒会長から伝言があります」

 

自衛隊司令官

「?」

 

リン

「村上翼さん、あなたをシャーレの顧問をお願いします」

 

「?シャーレ?顧問?」

 

シャーレって何だ?何かの組織か?

 

「どうしてお・・・私ですか?」

 

リン

「理由は私にはわかりませんが、会長はあなたに指名しました」

 

自衛隊幹部

「しかし、彼はまだ20代後半のうえに階級はまだ幹部ではありません。それに彼はこの世界の人ではありません」

 

自衛隊幹部

「それに会長は行方不明と聞いたけど手掛かりすらないじゃん?」

 

自衛隊幹部

「本当に彼女は彼に指名したのか?ほかの人もいるだろうし」

 

リン

「申し訳ありません。会長からの指示を受けただけで私にはどうにも・・・」

 

自衛隊司令官

「まあ、詳しくは連邦生徒会で話をしましよう。1時間後に部隊を編成してくれ」

 

自衛隊幹部

「了解です」

 

自衛隊司令官

「あっ、後。村上3等陸曹はそのまま残ってくれ」

 

「了解です」

 

幹部とリンが退室して指令と2人になった。

 

自衛隊司令官

「本当にお前が選ばれたと思うのか?」

 

司令である梶川紀明(かじかわのりあき)2等陸将とは父の弟であり俺の叔父であった。

 

「さあ・・・そんなのは異世界のラノベぐらいの主人公じゃないと無理だしな」

 

紀明

「だが、その会長さんから選ばれただろ?」

 

「そもそも顧問って何すりゃいいんだよ・・・部活じゃあるまい」

 

紀明

「まあ、全てはそこに行けばわかるだろ?」

 

「そうですね」

 

紀明

「じゃあすぐに準備してくれ。お前も行かなきゃ始まらないからな」

 

「了解」

 

俺も退室して準備した。

 

 

 

1時間後、1個小隊の高機動車Ⅱ型が2輌と96式装輪装甲車Ⅱ型で連邦生徒会に向かう準備ができた。

 

自衛隊小隊長

「こちら第1小隊、移動準備完了」

 

本部

『了解した第1小隊。周辺の安全はクリアだ、進んでよし』

 

自衛隊小隊長

「了解。通信終了」

 

ぶ厚いゲートが開き車輌が出た。

いくら周辺が安全でも道中は安全とは限らない。

駐屯地に不良が攻撃してきた動機は「大人」という理由や俺達を舐めたから攻撃した、ほぼ撃退したが注意が全員とは限らない。

全員は警戒して連邦生徒会に向かった。




登場人物


村上翼
年齢:27歳 階級:3等陸曹
本作の主人公
陸上自衛隊キヴォトス派遣隊第1小隊の隊員。
自衛隊になるきっかけは子供の頃、交通事故に遭った時自衛隊の人に助けてもらった事による。
腕前はよくレンジャーになれるが訳があって試験が失格となった。
派遣の際に突如「先生」になる。
趣味はアクション映画鑑賞


梶川紀明
年齢:46歳 階級:2等陸将
翼の父の弟で翼の叔父。
陸上自衛隊キヴォトス派遣隊司令官。
馬が好きで引退した時は馬を買おうと考えてる。
無能な人が嫌いで隊員曰く「無能な人がいたら遠慮なくクビきりそう」と思ってる。




登場兵器

高機動車Ⅱ型
移動・輸送をメインとしたⅠ型を戦闘地域の移動に改修。
装甲を追加しタイヤ・幌を防弾使用にした。
ライフルの弾なら防げるが重火器は無理。


96式装輪装甲車Ⅱ型
96式装輪装甲車を改修。
装甲を厚くしエアコンを追加した。
指揮・対空などのファミリーも開発している。
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