キヴォトスに派遣したら先生になった件   作:元SEALs隊員

3 / 5
3.シャーレ奪還戦

俺達小隊と生徒4人と向かった。

その間協力してくれるはミレニアムサイエンススクールの生徒会の「早瀬ユウカ」

トリニティ学園の正義実行委員会の「羽川ハスミ」と自警団の「守月スズミ」

そしてゲヘナ学園風紀委員の「火宮チナツ」の4人である。

最初は彼女の参加に反対だった。いくらこの世界の人やヘイロー持ちであっても彼女らは未成年である。もし国会にバレたら懲戒免職だけではすまない。

だけど地理と戦闘に詳しい人がいないと難しい理由なため「巻き込まれた」で通そうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

間もなく危険地帯に入ろうとした。

この地帯は不良などの犯罪集団がいるためヴァルキューレ警察学校が封鎖していた。

そのため検問を通るしかなかった。だけど連邦生徒会に話が通ったためすぐに通す事ができた。

 

 

予定より少し遅れたけど問題なく合流ポイントに到着した。

 

小隊長

「総員降車!」

 

小隊長の声で装甲車と高機動車の兵が降りた。

 

小隊長

「このまま増援が来るまで警戒態勢」

 

隊員たちは車輌、損壊した建物などに隠れて警戒した。

 

 

 

 

10分後・・・

 

自衛官

「小隊長!増援部隊からです!」

 

隊員が慌てて隊長に報告し、隊長が無線に向かった。

 

小隊長

「こちら第1小隊、どうしたんだ?」

 

増援の自衛官

『検問所で敵の攻撃だ!合流は難しい!』

 

小隊長

「こちらの支援は必要か?」

 

増援の自衛官

『必要ない!航空支援を要請した!そっちは任務に集中してくれ!』

 

小隊長

「わかった。幸運を」

 

無線を切って小隊の元に向かった。

 

小隊長

「みんな聞け!増援は攻撃に遭い合流できないため俺達だけで行く!この人数では不可能に近いが今更逃げるとは言わない!みんなはどうする!?」

 

じえい

「戦う!」

 

自衛官

「ここまで来たなんて逃げたら大恥だ!」

 

自衛官

「大人として悪い事はダメと教えないとな!」

 

小隊長

「よし行くぞ!装甲車は前へ!ほかの者は装甲車を盾に前進!」

 

この戦力では仕方ないが前へ進む事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ずどーーーん!!  タタタタタタタッ!!

 

前進してると迫撃砲かと思われる砲撃が来て着弾してすぐに銃撃が来た。

向こうが銃撃したため俺達自衛官は応戦した。

 

ユウカ

「なんで私たちが不良と戦わなけきゃいないの!!」

 

ユウカの言う通り俺達自衛隊が不良と戦うのはおかしい。

普通は警察のお仕事だが別世界で銃を持ってる者は話が違う。

 

チナツ

「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから」

 

ユウカ

「それは聞いたけど!私はこれでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!なんで私が!」

 

そりゃ抗議のはずが戦闘に駆り出されたら理不尽だろうね。今更退く事は無理だし。

 

パパパパパッ!

 

そう話してるうちに不良の放った銃弾がユウカに向かった。

 

自衛官

「お、おい!大丈夫か!」

 

自衛官

「衛生兵!」

 

ユウカ

「いっ、痛っ!!痛いってば!!あいつら違法JHP弾使ってるじゃない!?」

 

ホローポイント弾は対象に当たると弾頭が開くように広がり貫通せず対象の体内を動き回り内臓を損傷させるという弾で主に狩猟に使用しているが戦争では禁止している。

 

ハスミ

「伏せてください、ユウカ。それに、ホローポイント弾は違法指定されていません」

 

ユウカ

「うちの学校ではこれから違法になるの!傷跡が残るでしょ!」

 

普通、人体にくらったら内臓がやばい事になるホローポイント弾も痛いですんだ事に俺達隊員は驚いた。

ヘイローがあるため死なないのはわかってるが何度見ても驚きはする。

 

ハスミ

「今は先生が一緒なので、その点は気を付けましょう。先生を守る事が最優先。あの建物の奪還はその次です」

 

チナツ

「ハスミさんの言う通りです。先生はキヴォトスではないところから来た方ですので私たちとは違って、弾丸一つでも生命の危機にさらされる可能性があります。その点ご注意を!」

 

ユウカ

「分かってるわ。先生、先生は戦場に出ないでください!私たちが戦ってる間は、この安全な場所にいてくださいね!」

 

「はあ!?みんなが戦ってるのになんで俺だけ安全なとこで指をくわえなきゃいけないんだ!」

 

ユウカ

「でも!先生はヘイローないんでしょう!?頭とかに当たったら死んでしまうよ!」

 

「だからって俺は何のために自衛官として銃を持ってるんだ!守られるためじゃなく守るために持ってるんだぞ!」

 

小隊長

「おい!喧嘩してる場合じゃないぞ!」

 

自衛官

「!グレネード!」

 

隊員がグレネードランチャーを構えた不良を見つけすぐに身を隠した。

 

ポン! ドーーーン!!

 

自衛官

「クソ!大丈夫か!」

 

自衛官

「隊長が負傷した!衛生兵ーー!!」

 

先ほどの爆発で小隊長が負傷した。

 

自衛官

「ひどい傷だ!後方に運ばないと!」

 

自衛官

「こんな銃撃じゃ動けんぞ!」

 

相手は素人だが弾幕が激しく動きにくい。

 

小隊長

「・・・村上を・・・呼んでくれ・・・」

 

自衛官

「村上3曹!」

 

「はっ!」

 

呼ばれてすぐに隊長の元に向かった。

 

「なんでしょうか!」

 

小隊長

「指揮を・・・とれ・・・」

 

「え!?俺が!?俺より階級が上の人がいますよ!」

 

小隊長

「お前の・・・指揮の腕は・・・わかってる・・・だから・・・頼んだ・・・」

 

「しかし!・・・」

 

小隊長

「命令だ!・・・指揮をとれ・・・」

 

「・・・了解」

 

俺はみんな方に向いた。

 

「みんな聞いてくれ!隊長が負傷したため急遽俺が指揮をとる!不安と思うが頼む!」

 

自衛官

「「「了解!!」」」

 

ユウカ

「え、ええっ?戦術指揮をされるんですか?まあ・・・先生ですし・・・」

 

ハスミ

「分かりました。これより先生の指揮に従います」

 

チナツ

「生徒が先生の言葉に従うのは自然なことですね。よろしくお願いします」

 

さて、どうするか・・・激しい銃撃のなか隊長を運ばないといけない。なにか使えるか見渡した。

 

「!これだ!装甲車!煙幕を展開!」

 

側面に付いてる煙幕が装甲車の前に展開し前が真っ白になった、見えないせいか銃撃が止んだ。

 

「今だ!隊長を運んでくれ!」

 

合図と共に隊長を乗せた簡易の担架が移動した。

 

「撃ち方止め!スズミ!煙幕が晴れたら閃光手榴弾を投げろ!閃光手榴弾の破裂と同時に発砲だ!スズミとユウカは俺達と射撃!ハスミは後方で援護!チナツはいつでも医療キット投下できるようにしてくれ!」

 

自衛官

「「「了解!!」」」

 

煙幕が薄くなってきた。

 

「投てき準備!」

 

スズミの閃光手榴弾のピンを抜きいつでも投げるようにした。

そして煙幕が晴れた。

 

「投てき!」

 

俺の合図と共に閃光手榴弾を投げた。

投げたと同時に安全レバーが外れ不良たちのところに向かった。

閃光手榴弾が不良たちの目の前に転がり止まったと同時に破裂した。

 

「射撃開始!」

 

合図と同時に小銃と装甲車に搭載してる重機関銃が火を吹いた。

不良は閃光手榴弾に怯んで反撃もできずやられた。

 

スズミ

「なんだか、戦闘がいつもよりやりやすかった気がします」

 

ユウカ

「やっぱりそうよね?」

 

ハスミ

「先生の指揮のおかげで、普段よりずっと戦いやすかったです」

 

ユウカ

「なるほど・・・これが先生の力・・・まあ、連邦生徒会長が選んだ方がだから当たり前か」

 

「いや、指揮する者としてやっただけだ。そうゆう職業の人は大体できるようにしないとな」

 

そもそもどの学校にも隊長や指揮する人はいなかったのか?

よく今まで無事でいたな。

 

ハスミ

「それでは次の戦闘もよろしくお願いします、先生」

 

「わかった。総員前進!」

 

俺達は前に進んだ。

 

 

 

シャーレまで目視で確認できる距離まで進んだ。

 

ユウカ

「もうシャーレの部室は目の前よ!」

 

リン

『先生、聞こえますか?』

 

「どうした?」

 

突然、行政官が通信を開いた。

 

リン

『今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました』

 

「何?誰だ?」

 

リン

『ワカモ。百鬼夜行連合学院で停学になった後、矯正局を脱獄した生徒です。似たような前科がいくつもある危険な人物なので、気をつけてください』

 

「了解。そいつの特徴は?」

 

リン

『彼女は狐のお面を付けてます』

 

「お面?素顔は?」

 

リン

『残念ながら彼女は常にお面を付けてるため誰もその素顔を見た者はいません』

 

「わかった、気を付ける。ちなみに何で捕まったんだ?」

 

リン

『詳しくは不明ですが大体は彼女が通るところには何もかも破壊されてますのでその罪です』

 

何それ・・・もはや怪獣みたいな奴じゃないの?

 

「わかった、気を付ける」

 

 

 

 

 

前を進むとやっぱり敵がいたため交戦した。

だが、1人だけ着物を着た人がいた。しかも狐のお面をかぶってるためもしかすると・・・

 

ハスミ

「騒動の中心人物を発見!対処します!」

 

 

ワカモ

「フフ、連邦生徒会の子犬たちが現れましたか。お可愛らしいこと」

 

 

 

ワカモが俺達も見て撃った。遮断物に凹みが出たからただ者じゃない事がわかった。

 

「隠れろ!あいつの持ってる銃は恐らく九九式小銃だ!防弾チョッキを貫通するぞ!」

 

ワカモが持ってる銃は昔、日本軍が使ってる九九式小銃だ。三八式歩兵銃より威力が高いため自衛官は致命的だ。

 

「ちくしょう!相模!小銃擲弾で吹き飛ばせ!」

 

自衛官

「了解!」

 

相模の持ってる89式小銃の銃口に06式小銃擲弾をさして発射した。

着弾したが不良だけ吹き飛ばしワカモは僅かの距離で届かなかった。

 

 

ワカモ

「私はここまで、後は任せます」

 

不良たちがやられ形勢が不利になったのか逃げだした。

 

ユウカ

「逃げられてるじゃない!?追うわよ!」

 

「待てユウカ!追うんじゃない!」

 

ユウカ

「でも!・・・」

 

ハスミ

「先生の言う通り、生半可な行動をしてはなりません。私たちの目標はあくまでも、シャーレの奪還。このままシャーレのビルまで前進するべきです」

 

「そうだ、俺達の任務はシャーレの奪還。あいつを追うんじゃない」

 

ユウカ

「うん、まあいいわ。あいつを追うのは私達の役目じゃないってことね」

 

チナツ

「罠かもしれませんし」

 

ハスミ

「はい。建物の奪還を優先で。このまま引き続き、進むとしましょう」

 

 

 

ようやくシャーレの建物前の広場に到着した。

目標なだけ敵が多い。だが、ここで引きはしなかった。

 

ユウカ

「よし!建物の入り口まで到着!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴーーー

 

ユウカ

「うん?この音は?」

 

俺達はこの音は聞き覚えはある。それは・・・

 

チナツ

「気を付けてください、巡航戦車です!」

 

建物の横から戦車が現れた。

 

「戦車だ!下がれ!下がれ!装甲車は煙幕を展開しろ!」

 

煙幕を展開して俺達は下がった。やっとここまで来たのに戦車がいたら戦況がひっくりかえたようなものだ。

なんとか俺達は安全な遮蔽物に隠れた。

 

ハスミ

「クルセイダー1型!私の学園の制式戦車と同じ型です」

 

敵の持ってるクルセイダーは第二次世界大戦でイギリスの開発した巡航戦車だ。

主砲は2ポンド砲とはいえ歩兵には脅威だ。

 

ユウカ

「不法に流通しれた物に違いないわ!PMCに流れたのを不良たちが買いいれたのかも!つまりガラクタってことだから、壊しても構わないわ!行くわよ!」

 

「ちょっと待て!」

 

ユウカ

「な、何よ!ここまで来てやめる気!?」

 

「違う!あんたらならともかく俺達はどうする?」

 

ユウカ

「どうするって・・・あっ」

 

「そう、君たちみたいに俺達自衛官はヘイローがない。あの主砲をくらったら肉片なる」

 

ハスミ

「では、先生たちはどうします?私達だけでは勝てるの難しいです」

 

「考えがある。俺達が注意を逸らしその間、無反動砲で戦車をやっつける」

 

小隊が持ってる無反動砲4型は対戦車目的ではなく陣地破壊のために持ってきた。でも、万が一のため対戦車榴弾がある。

 

「攻撃は煙幕が薄くなった時だ。無反動砲を撃つまで耐えろ。だが、無理はするな」

 

自衛官

「「了解!」」

 

「よし!行け!」

 

俺の合図で無反動砲の射手と副射手と護衛の2人が狙える位置に向かった。

 

「第6、第8小隊聞こえるか?後、どのくらいで着く?」

 

増援の小隊長

『どのくらいかわからんが2分前にお前の隊長が運ばれるのを確認した!あのでかい建物か!?』

 

「そうだ」

 

増援の小隊長

『なら3分以内に着く!お前たちが見えたら連絡する!』

 

「了解した。通信終わり。よし行くぞ!」

 

 

 

 

煙幕が薄くなり銃撃した。

戦車が俺達の方に砲撃した。なんとか無事だが長くは持てない。

戦車相手には戦車や戦闘ヘリがあればいいが、派遣するか揉めている。

 

 

 

 

無反動砲は広場付近の茂みに隠れて照準を戦車側面に向けた。

装填手が閉鎖機を開けて対戦車榴弾を装填して砲尾を閉めた。

 

無反動砲装填手

「装填よし。後方よし」

 

対戦車兵器の基本である後方確認を終えた。

照準が戦車の側面を捕え引き金を引いた。

 

 

茂みから対戦車榴弾が飛んできて戦車の側面にぶつかったと同時に爆発して横転した。

いくら戦車といえど時代差が違う。

不良は頼みの戦車がやられ混乱した。

 

「今だ!行け!」

 

合図でみんな前進した。

後ろから増援が来て形勢が不利になって不良たちが逃げ出した。

 

「撃ちかた止め!」

 

俺達は勝利しシャーレを奪還した。




無反動砲4型

自衛隊が使用するカールグスタフM4。
結局、重い(6.6Kg)のは変わらないけど前よりマシ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。