ハイシンテイシ   作:雛塚 とろり*

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第5章"配信停止"終幕

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

*モノがみ

オマエたちぃお見事でしたねェ♡

なんと!イブラヒムを殺したのは、、

"フレンさん"だったのでしたっ♡♡♡

 

いやァいやァいやァ♡もっと上手いこと

立ち回れたらよかったけど難しかったわねェ♡

 

まァ アナタが"何も出来なかった"せいよォ♡♡

 

 

*フレン・E・ルスタリオ

なにも、、できなかった、、フレンは、、

 

 

*セバスチャン・ピヨードル

ワタシ達の方としましては、、

今回の企画は大変興味深いことで、、

 

なかなか、、見ていて興味津々でしたっピ

 

 

*雛塚とろり*

そこまで、、追い詰められてたんですか、、

 

 

*魔界ノりりむ

りーむはー なんとなくだがー

とちゅうからー きづいていたんだー

 

 

*不破湊

今回も無事に終わって安心したっすよ♪

イブラヒムさんもいい性格してるっすよねぇ

 

 

*ニュイ・ソシエール

どうして?こんなことになっちゃったのぉ?

フレンとイブラヒムはぁ 何を考えついたのぉ??

 

 

*葛葉

あー、、それもそうっすけどー、、

フレンさんにとっての動機ってー、、

 

いったいー、、なんだったんっすかー、、

 

 

*フレン・E・ルスタリオ

それは、、フレンから伝えても、、

言ってもいいことなんでしょうか、、

 

 

 

 

*モノがみ

う〜ン♡ オマエたちぃ

そうよねェ 知りたいわよねェ♡

 

今回の動機が何だったのかァ

アタシにはわかりはしないけれどォ♡

 

まずフレンさんの手紙の内容くらい

本人の口から説明してア・ゲ・て?♡♡

 

 

*フレン・E・ルスタリオ

フレンには"これ"が何なのかわかりませんでした

みなさんに聞いてもらうことで何かわかるのなら

 

フレンの"手紙の内容"を公開しますっっ

 

 

フレンさんは自分に配られた手紙の内容を

僕たちへとゆっくりと読み上げてくれました。

 

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

みなさん。お久しぶりです。

 

僕は旅のため、猫を遠い親戚に預け

■■■と皆さんにお別れを告げ、旅に飛び出し

ご長寿の僕には瞬きほどの月日が流れましたが

 

なんと現在

バーチャル雪国の方まで突き進んでまいりました。

 

平たい屋根が多いように感じ、雪国なら

とんがった屋根の方が雪が積もらなくていいんじゃね?

(なぜかはよかったら調べてみてね)と

 

現地の方に聞いたりし、いろんな国を渡るごとに

列車から、船から、住む場所により変わる屋根を

まず眺めるようになり、足元より空を見上げることが

多くなった今日この頃です。

 

そんな中、フレンからお手紙を頂き

■■■×周年だよとお知らせをいただきました。

 

イブラヒムとフレンは元気にやっていますか?

 

2人の共通して尊敬できるところは

ある意味タフなところです。

 

たまに休んだり落ち込んだりすることもあるでしょうが

この短いようで長い×年間を迎えられたのは

他ならぬ皆さんがいたからだと思います。

 

言葉をくれる人言葉はないけど

温かく見守ってくれる人など

様々な応援の仕方がありますが

 

2人はちゃんと色んなリスナーが自分たちを

応援してくれてるんだなと気付くことが

そして感謝ができるリスナーともども

素敵なセンスの持ち主だと思っています。

 

時には失敗もあるかもしれませんが

そんな時には反省しているところを見守って

何かいいことがあれば一緒に喜べる

良き関係で皆様があり続けられますようにと

 

2人のファンや遠い国から、僕も自分のファンに

「美味しいものを食べ、たまには空を眺めなさい」と

テレパシーと思いを馳せています。

 

最後になりますが

×年間■■■をありがとうございます。

 

どうか2人の配信が皆様の笑顔と共にありますように。

 

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

*フレン・E・ルスタリオ

これが私に配られた手紙の内容になります、、

 

その上モノがみからプレゼント?として

"社さん宛の特典"をもらうことになって、、

 

フレンは、、わからなくなってしまいました、、

 

 

*不破湊

でも結局は殺しちゃったんっすよね?

フレンさんは逃げただけじゃないんすか??

 

 

*ニュイ・ソシエール

そんな言い方しなくてもいいじゃんっ

 

フレンはみんなを守りたいって言ってて、、

それでも何も出来ない弱い自分を抱えて、、

 

あたしらに、、相談、、出来るワケ、、ないよぉ

 

 

*葛葉

フレンさんはー、、誰よりも優しいっすよー、、

だからこそー、、背負い込み過ぎたんすよー、、

 

 

*魔界ノりりむ

フレンはわるくなーい フレンはさいごまでー

みんなのためにー うごいてくれたじゃないかー

 

 

*雛塚とろり*

フレンさん、、どうして、、どうしたら、、

僕たちは、、フレンさんを、、助けられましたか、、

 

 

*モノがみ

さてェ お涙頂戴はいいかしらァ

つまらない話はもう終わりよォ

 

さ・て・と?♡そろそろォ

茶番も終わりでいいかしらねェ?

 

今回の"クロ"であるゥ

"フレン・E・ルスタリオさん"の為にぃ♡♡

 

スペシャルでドッキドキな

"停止処分"を用意したよォ♡♡♡♡

 

その身と命を持って、、

"アカウントBAN"する覚悟は

いいかしらねェ、、女騎士のフレンさん?

 

 

*フレン・E・ルスタリオ

このフレンが悪の前で倒れることはありませんっ

必ず耐えきってっ フレンは戻ってきますよっっ

 

 

*モノがみ

ではではではァ 行きますかァ♡

 

フレンさんへ向けた

最初で最後の、、"ハイシンテイシ"♡♡

 

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

フレン・E・ルスタリオさんが

クロとして選定されました。

 

ハイシン テイシ ショブンを

これより執行させて頂きます。

 

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

ーーーGAME OVERーーー

 

 

"フレン・E・ルスタリオ"さん

ハイシン テイシ ショブン

 

 

会議室の中で泣き崩れるフレンさん

その足元から不穏な音が鳴り響き始め

フレンさんの立つ床か開き落下していきます

 

 

- if...merry...bad...ending. -

 

 

フレンさんの落とされた先の場所は

さながら魔王の住む古城の目の前らしい

 

フレンさんは最後の戦いらしい場へ

向かう道であろう所をいきなり進めさせられた

 

3人パーティだったのも今はフレンさん1人だけ

 

性別不詳を名乗る気まぐれな吟遊詩人と

さる王国の石油王で類稀なる商才のある男と

 

この女騎士は自らの好敵手を探し求めるべく

とある帝国から旅をし進んできたのだけれど

 

この最後の場にはフレンは1人になっても

ようやく魔王が住むと噂の場所へと辿り着いた

 

途中で別れる事になった大切な仲間の想いを

たった1人で背負いながらも来たのです

 

いよいよ魔王の居るであろう

空間へと繋がる扉の分岐にフレンさんは

ぶちあたってしまいそこで悩む事になります

 

部屋の分岐マークは●・◆・■と。3つ

 

ヒントの看板には"...し...を...選...で..."

と。読みづらく文字が残されておりました

 

フレンは悩みに悩んでその末に◆を選びました

 

扉を開けて進んだフレンはその先で

いきなひ足を踏み外して落下しました

扉を開いて突然に道が無くなったからです

 

突然の事に驚いたフレンは咄嗟に壁に突き立てます

 

真下には針山の罠が所狭しと並べられている

落ちれば串刺しは、、まず避けられないだろう

 

フレンの剣は壁を斬り続け止まる様子を見せない

手入れの行き届いた剣は切れ味も抜群だったみたい

 

落ちながらフレンは向かい側に

道がある事に気が付いてしまいました

 

今なら落下の勢いから飛び出せば届きそうです

 

フレンは意を決して壁を蹴り空を翔ける

そうして どうにか次の扉を通り抜けました

 

最後の部屋には遂に魔王らしき存在が

その身に黒い衣装を纏いフレンを待ち構えます

 

フレンは容赦なく魔王を斬り刻みにかかり

仲間の分の思いも乗せて全力で立ち向かいます

 

魔王の攻撃は槍による突き刺し

さらには毒を付与しており擦るだけでも

その効力から即死は免れないだろうと見える

 

そうして激しい攻防の末に

 

魔王は苛烈斬りにより

その身から血を吹き出させ倒れ息絶える

 

フレンは好敵手かと思った相手の顔を探る

 

すると

 

そこには見慣れた金髪が かつて仲間だった者の姿

 

彼女は最期のチカラで何かの小瓶を握り潰し

その何かを触れた手でフレンに握手を求める

 

ダメだとわかっている。頭ではわかっているはず

 

それなのに

 

フレンは彼女と最期の握手を交わしました

 

交わした掌から何かが侵食していきます

 

なんとかフレンは体を動かしながら

なんとか城の外へと出ることにします

 

外の景色は漆黒の闇夜に

まるで満月が誰かの瞳の様に

フレンを見下ろしておりました

 

その月明かりに照らされて

フレンの体は何かに侵食され

 

その場に大の字で倒れ

息絶える事になりました

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

*モノがみ

あらァ つまらないわねェ♡

はァ♡味気ないエンディングは残念よォ♡

 

 

*セバスチャン・ピヨードル

ミナサン祈ってあげてくださいっピ

フレンさんのご冥福を、、届きますように、、

 

 

*不破湊

最近エキストラ出演が増えたっすね?

ただ新キャラ出されても困るんすよねぇ

 

 

*ニュイ・ソシエール

フレン、、何か思い出した顔してたよなぁ

 

 

*葛葉

もうそろそろ、、この茶番もやめにしねーか?

 

 

*魔界ノりりむ

ほーぅ それはきぐうだなー りーむもー

あのマスコットのかおー みあきたんだよなー

 

 

*雛塚とろり*

もう随分と、、寂しい場になりましたね、、

 

 

遂に指の数とも言える5人になった僕たちは

全員*プライド・コート*より解散しました。

 

 

*〜*〜*〜*〜*〜*

 

 

Chapter05 : かつて味わった、、あの蜜の味を、、

    もう一度だけでも、、知りたいが故に。 Clear!!

 

 

*ナスタチウムの花の種 Get!!

 

 

とある詩人が好きだったらしい

"唯一無二の美しい花を咲かせる種"です

 

また。この花の香りを嗅いだ者は

この花の虜となってしまい

取り憑かれた様に花を愛で続けます

 

しかし、この花に依存し過ぎるが故に

この花が枯れた時には、その人間も

 

同じく命を投げ捨ててしまうらしい

 

"他人の不幸は蜜の味"ともいうように

この花に狂わされ果てることになる人間は

 

なんと。哀れなことなのでしょうねぇ

 

・・・、、おっと、、誰か来たみたいですね?

私も今夜は背中に気を付けるとしましょうかね。

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