眠れ女神よ、勝利は遠く   作:ちしかん

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こんにちは
日曜日にピルグリムモールドたまったので引いたらプロダクト12でした。私はとても悲しいです。2周年で更新されたメインストーリーとても良かったですね。34.SUCCESSIONのところはBGMも相まって鳥肌立ちました。



災厄をもたらす彗星

銀翼の龍はその翼を大きく広げ、鋭い金属音を響かせた。その銀色の甲殻は太陽光を浴びて眩いほどに輝き、圧倒的な存在感を放っている。

 

「行きます!」

 

ドロシーがアサルトライフルを構え、連射音とともに弾丸を龍の頭部に集中させる。弾丸が甲殻に当たるたびに鋭い火花を散らすが、ダメージはほとんど与えられていないようだった。

 

「硬い……!」

 

ドロシーが歯を食いしばる中、龍は槍翼を振り上げ、薙ぎ払うように攻撃を繰り出してきた。その動きは巨大な体躯からは想像もつかないほど速い。

紅蓮は剣を構えて槍翼の軌道を正確に読み取る。彼女の刀が槍翼に触れる瞬間、軽くいなしてその攻撃を地面に逸らす。

 

「セブンスドワーフ、フルアクティブ…」

 

スノーホワイトが低い声で呟き、少し距離を取った位置から対艦ライフルを構えた。その冷静な眼差しが龍の胸部を捉え、引き金が引かれる。

 

「貫け!!」

 

ドンッ!

轟音とともに放たれた一撃が胸部を貫き、甲殻に大きな亀裂を刻む。その瞬間、龍は低く唸り、槍翼を広げて構えた。

 

「来ます!」

 

ドロシーが警告する。槍翼から放たれた無数のエネルギー弾が空中を舞い、ゴッデス部隊に向かって降り注いだ。

 

「スノーホワイト、危ない!」

 

ラプンツェルが咄嗟に手を掲げ、スノーホワイトを覆うようにバリアを展開する。エネルギー弾がバリアに直撃し、鮮やかな光の閃きが辺りを染める中、スノーホワイトは無傷で次の狙撃の準備を整える。

 

「助かった、ラプンツェル。」

 

スノーホワイトが短く礼を言い、再びライフルを構える。一方、紅蓮は地面を蹴り、胴体に接近する。

 

「私の番だ!」

 

彼女の刀が一閃し、槍翼の付け根に傷を刻む。その攻撃に龍がわずかに体をよじらせるが、すぐに反撃に転じた。

 

「紅蓮、下がってください!」

 

ドロシーの声が響くが、紅蓮はその場で跳躍し、槍翼の攻撃を回避すると同時に地面に着地してさらに一撃を加える。

スノーホワイトが、再び放たれるエネルギー弾を狙撃で撃ち落とす。

 

「この銀色の甲殻、本当に厄介だわ。」

 

シンデレラが小さく呟き、ガラスの靴からビームを放つ。しかし、その攻撃は甲殻で散らされるだけだった。

彼女は攻撃を続けながら、ドロシーたちの援護を開始する。龍が再び槍翼を大きく振り上げると、シンデレラはガラスの靴を防御モードに変更しその攻撃を妨害する。

 

「ドロシー、紅蓮、隙を作るのは任せる!」

「「了解!」」

 

ドロシーと紅蓮が声を合わせて動き始める。戦場の流れが、徐々にゴッデス部隊の連携によって変わり始めていた。

俺は戦場の端でその光景を見ていた。ドロシーがステップで槍翼の攻撃を躱しながら弾幕を張り、紅蓮が鋭い刀捌きで龍の動きを封じている。しかし、龍の巨大な体と銀色の甲殻がその猛攻をものともせず、反撃を続けていた。

そして、紅蓮が槍翼を受け流しながら、短く叫んだ。

 

「この動き……間違いない!」

 

彼女の声に、ドロシーが反応する。

 

「紅蓮、どういうこと?」

「この龍の攻撃、覚えがある…!前に戦ったバルファルクとか名乗ったヘレティックだ!」

 

紅蓮の言葉に、ゴッデス部隊全員が一瞬だけ動きを止めた。その間も龍は巨大な槍翼を振り下ろし、周囲の瓦礫を薙ぎ払う。

 

「確かに…!だが、共通しているのは翼ぐらいだろう、そもそも元はニケだ!こんな巨大じゃない!」

 

スノーホワイトの言葉に、シンデレラが小さく息を吐き、冷静に答えた。

 

「ヘレティックにはそれぞれ巨大化する能力があるの。そして、それとは別にニケの武装や能力を使うラプチャーもいるわ。」

 

その言葉に、ドロシーが目を細める。

 

「ヘレティックの巨大化した姿…なるほど、バルファルクが巨大化したということですね。」

 

俺の視界に、地面に転がる鉄骨が入る。戦闘の衝撃で瓦礫から転がり出たようだ。俺は一瞬迷ったが、次にはそれを拾い上げていた。

 

「……これしかないか。」

 

鉄骨の重さを確かめ、手に馴染ませる。即席の武器としては頼りないが、何も持たないよりはマシだ。

 

「ネフィリム、何をするつもり?」

 

シンデレラが声を投げかける。その視線には半ば呆れたような色が混じっていたが、俺はそれに答える暇もなく、前方の龍に集中した。

 

「俺だけ黙って見てるだけってわけにもいかないだろ。」

 

俺は鉄骨を振り上げ、地面を蹴って突進した。

 

【左胸部にあるスノーホワイトの弾痕、そこを狙ってください。】

 

ケイオスの声が頭に響く。知覚で捉えたわずかな亀裂がその場所を浮かび上がらせた。

 

「分かった!」

 

俺は鉄骨を振り下ろし、全力でスノーホワイトが付けた傷口を叩きつける。

 

甲殻にひびが入り、龍が低い唸り声を上げた。その反撃で振られた槍翼を、ドロシーがその拳ではじく。

 

「黒いの、左側を頼んだ!」

「ネフィリムだ!そう呼んでくれ!」

 

紅蓮が叫ぶ。彼女の刀が龍の右側を狙い、もう一つの槍翼を切り裂く動きをしている。その隙を狙い、俺は再び鉄骨を振り上げた。

 

「今だ!」

 

鉄骨を傷口に叩き込み、さらに強い衝撃を与える。甲殻が大きく割れ、龍が大きく体を揺らす。

その隙を見逃さずにスノーホワイトが後方から再び対艦ライフルを放つ。その弾丸が、俺が叩き割った甲殻の隙間を正確に撃ち抜き、左の槍翼が大きく欠ける。

 

「もう少しよ!」

 

シンデレラがガラスの靴を操作し、盾として展開しながら仲間を援護する。その瞬間、龍が大きく体を反転させ、周囲を巻き込むように槍翼を叩きつけ、大きく飛び上がり咆哮する。

 

「これは……コーリングシグナル!」

 

その言葉の意味を理解する暇もなく、周囲の空間が不気味な振動に満たされた。

 

「臨時監視所にラプチャーが現れ始めています!」

「まずい……!」

 

ドロシーが険しい顔で叫ぶ。

 

「一度戦力を分けます。ここでバルファルクを抑え込む部隊と、臨時監視所に戻ってラプチャーを殲滅する部隊に分かれましょう!」

 

彼女の指示に全員が一瞬で判断を下した。

 

「紅蓮、ラプンツェル、ネフィリム。あなたたちはここに残り、バルファルクを抑えてください。」

 

ドロシーは力強い声で続ける。

 

「私とスノーホワイト、そしてシンデレラは臨時監視所に向かいます。ピナの援護が必要でしょうから。」

「任せて。殲滅戦なら得意分野よ。」

 

シンデレラがガラスの靴を再び構え直し、軽く微笑んだ。その笑みにはどこか凄みが宿っている。

 

「スノーホワイト、ドロシー。準備はいい?」

「ああ。」

 

スノーホワイトは冷静に頷き、対艦ライフルを構え直した。

 

「紅蓮、ラプンツェル、ネフィリムはここを頼みます。バルファルクを倒さなくてもいい。抑えておいてください。」

 

ドロシーが最後に俺たちへ目を向ける。紅蓮は短く頷き、答える。

 

「任せてくれ、だが倒してしまっても構わんだろう?」

「ええ、任せます。では、作戦開始です!」

 

ドロシーが鋭い声で号令をかけると、彼女、スノーホワイト、シンデレラの三人は砂煙を巻き上げながら臨時監視所の方向へと駆けていった。

 

---

 

その場に残されたのは、俺、紅蓮、そしてラプンツェルの三人だけだった。

 

「さて……俺たちでやるしかないな。」

 

鉄骨を握り直しながら、俺は紅蓮に目を向けた。彼女は刀を構え、まっすぐに空中の龍を見上げている。

 

「来るぞ……!」

 

紅蓮が低く警告した次の瞬間、バルファルクが槍翼を叩きつけながら地面に降り立った。その衝撃で砂埃が舞い上がり、地面が大きく揺れる。

 

「やる気十分ってところか。」

 

俺は鉄骨を構え直し、龍の動きを見据える。だが、その体から赤いエネルギーがほとばしるように溢れ出すと、明らかに攻撃の激しさが増してきた。

紅蓮は刀を構え直し、迫り来る槍翼を見極める。その槍翼が横薙ぎに襲いかかると、彼女は一瞬の判断でその攻撃をいなし、逆に鋭い一閃を加えた。

 

「いいぞ、紅蓮!」

 

俺が声を上げた直後、バルファルクの視線が俺に向けられる。その槍翼が大きく振り上げられ、俺を狙って迫ってきた。

 

「まずい……!」

 

反射的に鉄骨を構えるが、その速度に間に合わない。

 

「私が守ります!ネフィリムはそのまま攻撃を続けてください!」

 

ラプンツェルの声が響くと同時に、俺の周囲に輝く障壁が現れる。槍翼の攻撃がバリアに直撃し、弾かれるように勢いを失う。

 

「助かった……!」

「気を抜かないでください、次が来ます!」

 

ラプンツェルの警告に、俺は再び体勢を整えた。一方、紅蓮はバルファルクの動きを読み、その激しい攻撃をいなしながら少しずつ傷を刻んでいく。

戦いが拮抗する中、バルファルクが突然槍翼を大きく広げた。その動きに、俺は一瞬だけ隙を感じた。

 

「今だ!」

 

俺は全力で地面を蹴り、鉄骨を握り締めたまま龍の頭部へと突進する。そして、渾身の力で鉄骨を振り下ろし、叩きつけた。

 

「砕けろ……!」

 

鈍い音が響き、衝撃が手に伝わる。だが――。

 

「なっ……!」

 

バルファルクはその攻撃をものともせず、銀翼を大きく振りかぶった。その両翼から膨大なエネルギーがほとばしり、光の奔流となって放たれる。

 

「しまった!」

 

俺は逃げる間もなくその攻撃に飲み込まれ、全身に凄まじい衝撃を受けた。

 

「ネフィリム!」

 

ラプンツェルの叫びが聞こえる中、俺の体は宙を舞い、大きく吹き飛ばされた。地面に叩きつけられる音が響き、視界が一瞬だけ真っ白になる。

 

「ぐっ……!」

 

何とか身を起こそうとするが、全身が鈍い痛みを訴えている。

 

「動け……くそ、動け……!」

 

必死に体に命じるが、思うように反応しない。視界はぼやけているが、周囲の知覚だけは鮮明だ。

紅蓮がバルファルクの槍翼をいなし、必死にその注意を引きつけている。ラプンツェルはその背後でバリアを張り続け、攻撃を受け流すたびに小さく苦しげな息を漏らしている。

 

「紅蓮……ラプンツェル……!」

 

自分が何もできないことへの苛立ちが胸を焦がす。その時、頭の中に冷静な声が響いた。

 

【ネフィリム、私に提案があります。】

「ケイオス……お前、何か策があるのか?」

【はい。貴方が戦闘不能になった今、唯一の選択肢は、ヘレティックのように一時的な巨大化能力を使用することです。】

 

その言葉に、一瞬思考が止まる。

 

「……巨大化?」

【はい。巨大なラプチャーだった時の私の姿に戻るようなものとも言えます。しかし、使用するにはリスクがあります。】

「リスク?」

【まず、能力使用後、身体が大きな負荷を受ける可能性があります。また、能力の制御に失敗すれば、自我が侵食される危険性も否定できません。】

 

ケイオスの冷静な説明が、頭の中に響く。その内容に胸がざわつくが、今は苦戦している仲間の姿が頭から離れない。

 

「……それで、勝てるのか?」

【勝利の可能性を高める手段にはなります。】

 

視界に映る紅蓮は、もう息を切らしながら戦い続けている。ラプンツェルの光も、明らかに弱まりつつある。

 

「……やるしかないな。」

【本当に構いませんか?】

「俺が動けなきゃ、ドロシーたちが戻ってくるまで耐えられないかもしれない。それを見てるだけなんて御免だ。」

 

俺は全身の痛みに耐えながら、心の中で強く頷いた。

 

「やろう、ケイオス。一発勝負だ。」

【了解しました。それでは、意識を失うことなく制御するよう努めてください。】

 

次の瞬間、体内から熱の奔流が全身を駆け巡る感覚が押し寄せた。それは痛みとも快感とも言えない、ただ圧倒的な力が目覚める感触だった。

 

───────────────────────────────────────────────────

 

紅蓮の視界には、荒れ狂う銀翼の龍が映っていた。その体は赤いエネルギーを纏い、攻撃の激しさは一層増している。紅蓮は歯を食いしばりながら、刀を構えてその動きを見極める。

 

「くっ……」

 

バルファルクの槍翼が地面を抉りながら薙ぎ払われる。紅蓮はその軌道を見極め、咄嗟にガードの姿勢を取る。

 

「ラプンツェル、守りを!」

 

ラプンツェルが輝くバリアを展開し、二人を包み込む。その直後、槍翼がバリアに直撃し、凄まじい衝撃が全身を揺さぶった。

 

「うぐっ……!」

 

紅蓮は体勢を崩しながらも耐え続けるが、バリアが軋む音が耳に響く。その次の瞬間、衝撃波が炸裂し、紅蓮とラプンツェルは共に大きく吹き飛ばされた。

地面に叩きつけられた紅蓮は、すぐに体を起こしながら状況を確認する。

 

「ラプンツェル、大丈夫か?」

「ええ、大丈夫です……でも、杖を一度チャージしなくては……」

 

ラプンツェルの声には疲労が滲んでいた。彼女の杖から放たれる光も、すでにその輝きは弱まっている。

バルファルクがさらに槍翼を広げ、大きく咆哮を上げる。その音が荒野を震わせ、周囲の空気さえ歪むように感じられた。

 

「まずい……!」

 

紅蓮が立ち上がろうとしたその時、突然背後から風を切る音が響いた。そして――。

 

「……何だ?」

 

バルファルクの背後に、漆黒の影が現れた。それは巨大な竜のような姿をしていたが、その黒い体には異質な輝きが宿っている。その影がバルファルクに接近し、翼脚を叩きつけた。

銀翼の龍が不意を突かれたように体を揺らし、その巨体が地面に押し付けられる。

紅蓮は驚愕の表情でその場面を見つめる。その漆黒の竜は、まるでこの戦場を支配するかのような威圧感を放ち、バルファルクを抑え込んでいる。

バルファルクは、背後から襲いかかる漆黒の竜に抑え込まれたまま、大きく唸り声を上げた。その銀色の槍翼を大きく振り上げ、必死にもがきながら体勢を立て直そうとする。

だが、漆黒の竜は動じることなく、さらに強い力でバルファルクを地面に押し付けた。その全身から黒い鱗粉のようなものが空中に散布される。その鱗粉がバルファルクの甲殻に触れた瞬間――。

 

「爆発……!」

 

紅蓮が目を見開く。次々と甲殻の表面で鱗粉が弾け、バルファルクがさらに激しく体を揺らした。その銀色の甲殻は黒ずみ、微細な亀裂が走っていく。

しかし、バルファルクは完全に倒されることを拒むかのように力を振り絞った。両翼を大きく広げ、その銀色の体から膨大なエネルギーがほとばしる。

 

「まずい、来るぞ!」

 

紅蓮が叫び、ラプンツェルと共に遮蔽に隠れる。その瞬間、バルファルクが全方位に向けてエネルギーを爆発的に放出した。

 

「……っ!」

 

漆黒の竜はその衝撃をまともに受け、地面を滑るように転がり、倒れる。鱗粉の爆発が完全に消え、戦場に一瞬の静寂が訪れる。

 

バルファルクは体を起こし、銀翼を再び広げた。その甲殻は鱗粉による侵食で黒ずみ、損傷が明らかに深刻だった。そしてそれ以上の戦闘が不可能であることを悟ったのか、大きく飛翔し戦場を離脱していく。

 

「……逃げたか。」

 

紅蓮が刀を下ろしながら、息をついた。ラプンツェルは輝く杖を彼女に向け、静かに治癒を施しながら呟いた。

 

「追うのは無理そうですね…それに、新しく現れた相手も気掛かりです。」

 

漆黒の竜は地面に叩きつけられたまま、しばらく動きを止めていた。しかし、その身体から黒い波動が放たれると、頭部から青い角が暗く輝きながら現れた。

 

「……何だ?」

 

紅蓮が刀を構え直し、警戒する。竜の体がゆっくりと動き出し、地面に爪を突き立てて立ち上がる。その動きには、先ほどまでの目的性や理性のようなものが感じられない。

竜はただ二人に向かってゆっくりと歩みを進め始めた。

その歩調が徐々に加速し、次の瞬間、大きく地面を蹴って二人に向かって突進してくる。

 

「来るぞ!」

 

紅蓮が前に出て刀を構え、ラプンツェルがその背後でバリアを展開する。竜の爪が紅蓮に迫るが、彼女はその一撃を刀で受け止め、そのまま体をひねって力をいなす。

 

「……強い!」

 

紅蓮が歯を食いしばりながら叫ぶ。バルファルクと異なり速度に劣るそれはしかし、圧倒的な暴力を帯びていた。

 

「ラプンツェル、援護を!」

「分かっています!」

 

ラプンツェルが光を集中させ、紅蓮を覆うバリアを強化する。竜の爪がバリアに激突し、再び大きな衝撃波が辺りを揺るがした。

 

その時――。

 

「紅蓮!ラプンツェル!」

 

ドロシーの声が響いた。視線を向けると、彼女、スノーホワイト、そしてシンデレラが戻ってきていた。

 

「間に合った……!」

 

スノーホワイトが対艦ライフルを構え、すぐに狙いを定める。

 

「状況を確認する暇はないようね。」

 

シンデレラがガラスの靴を操作し、即座に展開して援護を始める。

 

「バルファルクはどうなりましたか?」

 

ドロシーが素早く状況を尋ねながら、アサルトライフルを構えた。

 

「奴は逃げた。でも……」

 

紅蓮が視線を竜に向ける。その漆黒の姿は恐らく、この場にいないネフィリムだろうと推察できた。だが、その姿は彼女たちの知るネフィリムとはかけ離れていた。

 

「今の相手はあれだ。私たちが何とかしなくては。」

 

紅蓮は真っ直ぐに漆黒の竜を見つめ、呟いた。

その声に全員が頷き、それぞれの武器を構え直した。漆黒の竜は再び力を蓄え、彼女たちに向かって咆哮を上げる。

 




バルファルク
シンデレラに侵食とアナキオールの襲来の間にゴッデス部隊と交戦したヘレティック。偶然指揮官の血を浴びたことで未精製のアンチェインドを接種、暴走し逃走。今回狂竜ウイルスを追加でぶち込まれて撃退された。
100年後に狂竜化を克服した奇しき赫耀のバルファルクとして登場させる予定

主人公
鉄骨大剣で溜め攻撃したら龍閃で一乙。


OVERZONEが終わったらたぶんそのまま100年後編になると思うので、100年後主人公がどんな形態になっているかのアンケートを取りたいと思います。

シャガルマガラ
山頂から狂竜ウイルスをばら撒きます。詳しい設定は考えていないのでライブ感で書きます。

渾沌に呻くゴア・マガラ
パイオニアたちとは違いラプチャー殲滅を目的としていません。マリアン、トーカティブ、インディちゃんと同じ陣営になるかもしれません。こっちもまだあまり設定を考えていません。

100年後の主人公はどのような形態がいいですか?

  • シャガルマガラ
  • 渾沌に呻くゴア・マガラ
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