ボンゴレファミリー所属の千束とたきな 作:たきな大好き0802
最近、やっとある程度書き溜めが溜まって来たので今日から投稿していこうと思います。
とりあえず、マフィアランドまで
今回は1年の時にたきなに起きたことを軽く日記(メモ?)と一部シーンで振り返る形式でやっていきます。
原作の話をまるまる1話でやるとかなり長くなってしまうので。
ただ書きすぎて長くなってしまったので2話に分けてます。
※あと昨日間違えて変な順序で投稿してしまいましたが忘れてもらえたら幸いです。
たきなの記録1
7月20日
綱吉さんの家の手伝いに行っていたら綱吉さんの将来の嫁になるという『三浦ハル』という少女と対峙。
ボンゴレ10代目であることは理解しているようだが、彼女がボンゴレ10代目の
―――
「学校帰りにツナさんと出会えるなんてなんてやっぱりハルとツナさんは運命な赤い糸で繋がっているんですね!」
「いや、お前が俺の家の近くで待っていただけだろ!?」
学校から帰宅途中でツナはセミロングの黒髪を後ろで一つにまとめているポニーテールの少女のハルと遭遇した。ハルは死ぬ気状態のツナに助けられことがきっかけで彼に惚れていた。そんな彼女は積極的にツナに関わっており、今日、下校途中で待ち伏せしていたほどだった。
(はぁ……なんだかんだで流されて家まで連れて気ちゃったし……)
その後に離そうとしてもくっついてそのまま家までハルはついてきてしまっていた。
ツナはがっくりと肩を落としながら家のドアを開ける。
「あっ、綱吉さん。おかえりなさい」
「た、たきな!?どうしてここに!?」
ドアを開けるとそこにはたきなが出迎えていた。
状況が飲み込めないツナは驚きを禁じ得なかった。
「綱吉さん、私はあなたの部下ですからこういう手伝いするのは普通だと思いますが」
「普通って……「たきなちゃんが手伝ってくれたおかげで色々助かっているわ」
「母さん!?」
まだ状況が呑み込めないツナの前に母親の奈々が奥から現れる。
「たきなちゃんって本当にいい子よね。掃除や洗濯も言わずにやってくれて、母さん大助かりよ」
「お母様、これくらいのことは当然のことです。また困ったことがあったら言ってください」
「ありがとうね、たきなちやん。本当に助かるわ~。いっそのことおよ―――「母さん!変なこと言わないでよ!!」
「もぉ、ツナってば。そんな本気で怒らなくってもいいじゃない」
変なことを言おうとしている母親の言葉を必死にさえぎるツナ。
奈々は「それじゃあ、ごゆっくり」と言ってその場を後にした。
「まったく母さんは……」
「ツナさん、このビューティフルガールはどなたですか?」
「ああ、こいつは―――「浮気ですか!?私というものがいながら浮気ですかツナさん!?」
「ちょ、ちょっと!落ち着けよ!!てか、そもそも付き合っていないだろ!!?」
(こうなるから会わせたくなかったんだよ!!)
興奮したハルはツナの襟を掴んでは体をぶんぶんと揺らす。
弁明しようにも話すこともままならなかった。
「その手を放してもらえますか」
そんな時、たきなは手の拳銃をハルの頭に向けた。
ハルは自分に向けられている拳銃を横目で見ては顔を青ざめて手を放す。
「は、はひ……なんてデンジャラスな物を持っているんですか……」
「綱吉さんに危害を加えることは部下として見逃しません」
「ま、待って!!た、たきな落ち着いて!!!」
ハルに銃を向けているたきなをなだめるツナ。それから落ち着くまで数分ほどかかった。
++++++
「なーんだ、ツナさんの部下だったんですね。それなせ早く言ってくださればよかったのに」
「お前が話す前に胸ぐらを掴んだからだろ……」
「私はただ綱吉さんに暴力を振っていたので止めようと……」
「それにしても銃を使うのはおかしいよ!?てか、こんな所で銃を取り出すなよ!!」
落ち着いてた所でツナは2人に事情を説明し、今のように落ち着いて話し合える兎になっていた。
なお、場所を考えずに銃を取り出していたたきなに対してツナは叱っていた。
「それにしてもこんなクールビューティーな部下がいるなんてツナさんも紹介してくれればよかったのに」
「最近になって知り合ったばっかりだったし……」
(会わせたら今回みたいな面倒になることは目に見えていたし……)
ハルは思い込みが激しくって走り出したら止まらないタイプのためにツナは説明するの躊躇していた。
実際、ハルがツナを突っかかっていたところを見ていたら正しい判断だったと考える。
「綱吉さん」
「なんだよ?たきな」
たきなはツナの服を軽く引っ張っては小声で声を掛ける。
ハルに話が聞かれないように後ろを向いては話し出す。
「あの人はどれだけのことを知っているのですか?ボンゴレのことなど」
「ああ……リボーンの奴がマフィアのボスとか色々話していたけどほぼ何も知らないからな。本当にただの一般人だから気にしない方がいいよ」
「本人は綱吉さんの妻になると言われていますがそれが本当なら……」
「いや、本人が勝手に言っているだけだからね!?俺の方で何とかするからそこまで気にしなくっていいからね!?」
ツナがボンゴレ10代目であるためか『ツナの将来の妻』と言っているハルに警戒していた。そんな彼女にツナは嗜めていた。
「ですが……」
「勝手に銃を向けたり、脅したりするのも禁止ね!!」
ツナはそうはっきりと注意するとハルの方へ向かっていった。
(綱吉さんが解決するというならそれに干渉するのは野暮というものですが……彼女がこのまま綱吉さんの妻になるつもりなら……)
たきなはハルの未来に対して気にしていたが、少なくても今ではない遠い話である。
たきなはそのままハルを見ながら頭の隅にしまった。
――――
9月5日
その日、学校が終わりにボロボロの綱吉さんを見かけました。
どうやら『ドクロ病』という不治の病に掛ったようでそれを治すためにはDr.シャマルを捕まえて治してもらわなければいけないようです。
私は彼に対面してある条件で綱吉さんの病気を治してもらうことになったのですが……。
……今思い出しても不愉快なのでそのことは日記には書かないでおきます。
結局、綱吉さんはDr.シャマルによって病気は治ったみたいですが……いったい何があったんでしょう?
綱吉さんやリボーンさんに聞いても教えてくれません……とにかく、ボスの命が助かって一安心しました。
―――
「何をしているんですか?」
その日、たきなは謎の爆発…もといランボの大量の手榴弾による爆発を池がある公園で目撃した。
たきなが気になって駆け付けるとそこにはボロボロのツナが倒れていた。
「あっ……たきな。実はオレ…不治の病に掛かっちゃって……」
「はい?」
「実は―――『恥ずかしや~ガムで手がべとべとしたことがある びよ~ん』」
どこからか謎の声がしてたきなを困惑した。
その声も元を知っているツナは涙が溢れ出る。
「は?今のは?」
「これが病気なんだよ……『ドクロ病』っていうんだって……」
「ドクロ病……」
そしてツナはたきなに全てを話した。
どうしてこの病気になったか、どういう病気なのか、そしてDr.シャマルを捕まえて治して貰えるように頼んでいることを。
今、ツナに発症した『ドクロ病』は死に至るまで浮かんだドクロが人には言えない秘密や恥を喋る奇病で別名『死に恥をさらす病』だった。期限は発症したから2時間。今日の夕日が沈むまで。
それを治すためにDR.シャマルに治すように頼もうとしたが、女好きのシャマルは女しか診ないらしくビアンキを追って町に消えてしまった。
そのビアンキはリボーンとイタリアに帰るためにシャマルにツナを治させないためにシャマルをツナから引き離そうとしていたのだ。
「……なるほど。そういうことでしたか」
「うん、だからシャマルを捕まえて治してもらえるように言わないとオレは今日が死んじゃうんだよ~。助けて~~」
「勿論、助けます。ボスの命に危機に動かない部下はいません」
「たきな~~」
たきなははっきりと助けることを断言する。
ツナは涙を流しながらたきなに忠心を心からありがたく思った。
「それにしても『死ぬ気弾』ですか……まさか毎回、裸になるというのはそういうわけだったんですね」
「うっ……」
(命の危機が掛かっているとは言え話過ぎたかも……)
ツナは焦るあまりについ原因となった『死ぬ気弾』についてもたきなに話してた。
たきなは疑問などをいうことなくそのことを静かに聞いて頷いていた。
「ご、ごめん……騙すつもりはなかったんだよ……でも話しても信じてもらえるか心配で……」
「いえ、当然の反応だと思いますよ。私はそういう特殊の弾があるというのは聞いたことがあったのでそこまで驚いてません」
「そ、そうなんだ……」
「ただ、死ぬ気弾の存在を知った後だと毎回、裸になっていたことに納得がいきます。何かの奇行かと思っていましたし」
「あははっ……そんなこと思われていたんだ……」
たきなに今まで思われていたことをはっきり言われてツナは苦笑するしかない。
「でも怒らないの?今まで色々とやってこれたのはオレの実力じゃなくって死ぬ気弾の力なの……」
「怒る?どうしてですか?私に勝った時や切り抜けて来たのは死ぬ気弾で撃ったからとしても、それで死ぬ気になったからでは?あなたの力と違わないじゃないですか」
「そ、そうかな……」
たきなの言葉を聞いてツナは「う~む」と唸って考えるツナ。
いつも撃たれて死ぬ気状態になっている当事者のツナからしたら、頷いていいのか悩み所だった。
「そもそも後悔がなかったら撃たれてそのまま死んでいることを考えたら、あなたはリスクを抱えながら頑張ってますよ。私はきちんと見てますから、ボンゴレのボスとして胸を張ってください」
「たきな……」
(気持ちは嬉しいけど……オレは10代目になるつもりはないんだよなぁ……)
ツナは『ボンゴレ10代目』として見て信頼しているたきなに複雑な気持ちを持っていた。
たきなはボンゴレに部下として派遣されてきたので当たり前と言えば当たり前なのだが……。
「それではシャマルを捕まえる作戦とその後を考えましょう」
「えっ、その後って?」
「考え見てください。もしシャマルを捕まえたとしても『男を診ない』ときっぱり言っている以上は、綱吉さんが何を言っても無駄です」
「そ、そんな……」
たきなからの指摘で絶望的な気分になり地面に手をつくツナ。
だが、たきなは諦めてなく話を続ける。
「あくまで『綱吉さんが』です。私がお願いしたら可能性はまだあるでしょう」
「そうか!女好きだから女から頼み事なら無下にしないか!」
「それにはただ頼むだけじゃなくって、ある条件が必要でしょうが……」
「え?」
たきなの言葉にツナは引っかかった。まるで他のことが必要な言い方であった。
「とにかく作戦を考えましょう。Dr.シャマルの位置はボンゴレ用の衛星を使って位置確認を行いましょう」
「ボンゴレってそんなものがあるんだ……」
スケールの違いにツナが唖然としていた。そうして2人でDr.シャマルを捕まえる作戦が決行された。
ちなみに獄寺はビアンキを目撃して腹痛で倒れていた。
+++++
「ビアンキちゅわ~ん!」
「しつこい!」
白衣を着たひげ面のおっさん…Dr.『シャマル』が町中でビアンキを追いかけていた。
ビアンキを嫌な顔をしながらも必死に逃げていた。これもシャマルとツナを引き離して、ツナのドクロ病を治させないためである。
「Dr.シャマル!」
「ん?」
シャマルが女の声が聞こえて後ろを振り返ると次の瞬間、ワイヤーが彼の体に絡んで動きを封じた。動きを封じられたシャマルはその場に倒れる。
「うおっ!?なんだこれ!?」
「申し訳ありませんが動いているあなたの動きを拘束させてもらいました。きちんと話し合いたかったらですから」
横たわっているシャマルの目の前にたきなが現れる。
シャマルが拘束されたのはたきなが持っている拘束用銃によるワイヤーであった。
「おおっ!黒髪が似合うマドモアゼル!!こんな情熱的なアタックは初めてだ!!」
「Dr.シャマル……あなたにお願いしたいことがあります」
たきなはシャマルのノリをスルーして淡々と用件を伝える。
真面目なお願いだと察したのかシャマルは少し真面目な顔になって、素早くワイヤーを抜けてたきなの傍に移動する。
「何かな?オジサン、君みたいなこの願いのためなせなんでも聞いちゃうよー!」
「なっ」
(あの拘束をすぐにといて私の隣に来るなんて……やはりこの男は……)
シャマルの動きに何かを察したたきなだったが、今はやるべきを優先することにして口を開く。
「実はドクロ病にかかった綱吉さんを診ていただけませんか?」
「……あー……お前さんもあいつの差し金かよ。何度も言っているがオレは男は見ねぇって―――「代わりに私から交換条件でどうですか?」
「交換条件?」
その言葉にシャマルの耳が「ぴくり」と動く。
「ええ。沢田さんの不治の病気を治してくださるなら――――キスしてもいいですよ」
「マジで!?」
(なっ…何言ってんのあの子ーーーーーーーー!!?)
たきなの提案にかなりの乗る気のシャマルと少し離れた場所から電柱に隠れて様子を見ていたツナは彼女の発言に戸惑っていた。
いくら自分の命が掛かっているとはいえ、好きでもない相手とのキスを許していいのかという気持ちがツナに現れてくる。
だが、自分のために体を張ってくれているたきなに失礼だと思い話に割り込むができなかった。
「いい心がけだな。やるなら早くやっちゃおうねー」
「はい。……ただ、した後に約束は守ってくださいよ」
「わーかった。あの餓鬼を治療すればいいんだろ?オレは女との約束は破らねぇよ」
「言質取りましたよ。……早くしてください」
「わーかってるって。そう急かすなよ。じゃあ、はいチュー……」
唇を突き付けて少しずつタキナの方へ顔を近づけていく。
ツナはそれをはらはらしながらそれを見守っていた。
(そういえばファーストでしたね……別にそれが何かというわけじゃないですが、千束ならあーだーこーだ言っているんでしょうね)
シャマルとキスする前に目をつぶっていたたきなは相棒であり、親友のリコリスの顔が浮かぶ。彼女なら「そういうのは大切な人のためにあげるべきだよ」という声がたきなの頭に響く。
たきなはその言葉を聞いてなぜ1人の少年の笑顔が浮かんだ。
『たきな』
少年―――ツナの声が聞こえてきたたきなは「ハッ」として目を開ける。
「いや!!」
次の瞬間、たきなは目の前まで迫っていたシャマルを手で押し出した。
押し出されたシャマルは尻餅をつく。
「あ……」
「いてて……女の気分が変わりやすいとはいえこういうのは少し困っちゃうな、おじさんとしても」
「す、すいません……」
「その態度からしてもう1度は無理そうだな。まあいいさ。他の女を探しに行くだけだからな。…ビアンキちゅわ~ん!!」
シャマルはそう言うとビアンキを探しに走り出していった。その場にポツンと取り残されたたきなは呆然とするだけだった。
そうしていると電柱からツナが彼女に近づく。
「あ、あの…たきな……」
「申し訳ありません!!綱吉さん!!私のミスでDr.シャマルを逃がしてしまって!!」
「いいよ、そんな謝らないで」
近くに来たツナに申し訳なさそうに必死に頭を下げるたきな。
ツナはその態度に狼狽えながらも嗜める。
「で、ですが……!」
「オレこそ、ごめん。自分の命が掛かっているとはいえ、女の子に好きでもない相手をキスを止めなかったのはおかしかったよ」
「そ、そんな……ボスのために部下が体を張るのは当たり前です!」
「いや、ボスや部下以前にたきなは女の子だし……嫌なら嫌だって言っていいんだよ?」
「なんで……そこまで私のことを心配してくださるんですか?」
「だって、たきなはオレの友達だし…友達を心配するのは普通だよ」
「友達……」
たきなが復唱しているとツナは「オレはシャマルを追いかけるから。落ち着いたら追いかけてきて」とたきなに伝えてシャマルが向かった先に走り出した。
「……私は一体、なぜあの時に綱吉さんを……」
たきなはその場で体育座りになってシャマルにキスされる直前にツナの顔が浮かんだことを考えていた。
ファーストキスなんてどうでもよかったはずなのにツナの顔が浮かんだ瞬間、なぜかシャマルを突き飛ばしてしまった。その理由はたきなには分からなかった。
「私を一体、あの人に何を求めているのでしょうか……」
自問自答するたきなだったが答えが返ってくることもなく数分間その状態で過ごしていた。
結局、彼女が復帰した後にシャマルを見つけた時には既にシャマルがツナに治療をしてドクロ病を治した後だった(ちなみにシャマルが治そうと思ったのはツナのドクロ病で『今日、好きな子と長く(3分間)喋れた』という内容で同情したからだった)
そうしてその場は無事解散することになった。
帰る途中たきなは今日のことを振り返っていた。
(……私は今回は何もできなかった。寧ろ、足を引っ張ったというのに綱吉さんは責めることなく『手伝ってくれてありがとう』と礼を言ってくださいました……)
(私があの人に対してどう思っているかはまだ結論は出せませんが……恩を返すために次こそは……!)
たきなはツナに恩返しするために次の機会には役立てるようにと心から誓うのであった。今日、ツナへ思った気持ちを奥に封じ込めて……。
――――
9月7日
リボーンさんの提案で学校にファミリーのアジトを作ることになった。
そこで応接室に訪れた私達でしたが、現れたのは風紀委員長でありながら不良の頂点に君臨するヒバリこと『雲雀恭弥』だった。
獄寺、山本と同じ私も彼に挑みましたが……悔しいですが惨敗の結果になってしまいました。
綱吉さんとリボーンさんが何とかしてくれなかったらどうなっていたことか……。
いつかこの借りは返す。
……勿論、綱吉さんの安全確保が先ですが。
――――
「君達、誰?」
応接室に入ったツナ達の前に現れたのは黒髪の目つきが鋭い制服を着た男だった。
その男を見た瞬間、山本とたきなは警戒する。
(コイツは―――)
(彼は風紀委員長でありながら不良の頂点に君臨するヒバリこと『雲雀恭弥』……まさかこんな所で出会うことになるとは……)
たきなは事前の調査で目の前の男を知っていたができる限り出会うことは避けていた。
余計なトラブルを10代目に抱えさないためであり、たきながこの学校に来てから半年ほどだが彼とは接触しないようにしていた。
「なんだ、あいつ?」
(あなたは10代目が通う学校について調べなかったんですか!?)
たきなは目の前の男を知らずにいつもと変わらない態度をとるタバコを咥えた獄寺を呆れていた。
10代目の危機がないようにたきなは事前に調べていたのだがどうやら獄寺はそういうことはしなかったようだ。
「風紀委員長の前ではタバコは消してくれる?まっ、どちらにせよ。ただで帰さないんだけど」
「!!んだとテメー――――「消せ」
獄寺が雲雀に突っかかろうとした瞬間、雲雀が腕を振り獄寺が咥えていたタバコが何かによって切断される。
それが彼が持っていた仕込みトンファーであることは時間が掛からなかった。
「僕は弱くって群れる草食動物が大嫌いだ。視界に入ると噛み殺したくなる」
(こいつ……)
(やっかいなのに捕まったぞ……)
(さて、この場をどう切り抜けるか……)
雲雀の殺意を感じながら獄寺、山本、たきなはそれぞれ三者三様の考えをしていた。
たきなはこの男からどうやってツナから逃がそうか頭の中で考えていた。
「へー、オレ初めて入るよ。応接室なんて」
獄寺達から少し離れた所にいたツナは今までの会話を聞いていなかったのかツナは暢気に応接室に入る。
それを見た3人は焦る。
「待て!ツナ!!!」
「えっ」
「1匹」
山本の声も間に合わずにツナは雲雀が持っていたトンファーで殴られて窓側に吹き飛ばされる。
「のやろぉ!!ぶっ殺す!!」
それを見た獄寺は激情に駆られて雲雀の方へ向かっていく。
「2匹」
だが、それも空しく獄寺はすぐに近づいて来た雲雀にトンファーで殴られて1撃で倒れてしまう。
「獄寺!くっ……!」
たきなは雲雀の向かって拘束用銃を向ける。
普段は殺傷用の銃を使っているが相手は一応一般人で山本もいるために動きを止めるこちらを使うことにした。
たきながかまえた時には雲雀は視界から消えていた
「なっ」
「銃刀違反だよ」
体を屈ませて素早くたきなの懐に入りトンファーを下から上にあげて殴りつけた。
殴られたたきなは次の瞬間意識を失う。
「3匹」
(くっ……)
たきなが意識が消える前に聞いたのはその言葉だった。
そしてその後山本も雲雀にやられてしまったがツナが雲雀と戦っていい勝負してはリボーンが現れては爆弾を爆発させて、ツナ達を回収してはその場を去るのだった。
+++++
「なぁ!?
リボーンによって屋上に連れてこられた打撲などがあるツナ達はリボーンに衝撃的な事実を告げられる。
ファミリーのアジトを作るというのは嘘で本当は雲雀と会わせるのが目的だったようだ。
どうやらツナ達が平和ボケしないための実践トレーニングのつもりだったらしい。
「つーかどうしてくれるんだよ!!ぜってーあの人に目をつけられたよ!!」
ツナの悲鳴のような叫び声が屋上に響き渡る。
だが、これからの心配をしているのはツナだけのようで獄寺はリベンジを狙っており、山本はいつも通りの態度でツナをなだめていた。そして、たきなは…。
(今回の勝負は完敗です……ですが、いつかこの借りは返す!)
心の中で強くリベンジを誓うのだった。
リボーンはその姿を見て口元を緩ませるのだった。
とりあえず前半ここまで。
書きすぎて後半へ続きます。
ちなみにシャマル回だけアニメ仕様。原作だと話が引き伸ばせないのであえてこうしました(アニメ知らない人にもまあまあ分かる形に)
そして評価してくださったkhygさん、天地百八さん、ムラオクさん、後藤成矢さん。
本当にありがとうございます。モチベーションになっていますのでどうか今後も楽しく読んでください。
読んでいただきありがとうございます。
感想と評価をお待ちしています。
アイディアや質問を募集しているのでよかったらどうぞ。
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