ボンゴレファミリー所属の千束とたきな 作:たきな大好き0802
10月11日
リボーンさんの提案でランボの保育係を決めることになりました。
どうやらランボが学校まで来て綱吉さんに迷惑をかけたのが原因のようです。
部下から決めることになって私も参加したのですが……なぜか途中でランボがビビってしまって失格になりました。
結局、保育係は綱吉さんに決まりましたが……どこか釈然としません。
……何が悪かったのでしょうか?
―――
「ちょっ…あの……」
「何スか、十代目?」
「小僧に呼ばれたんだが」
「何かの任務ですか?」
「いや……」
その日、朝学校に来てクラスメイトの目の前で漏らしたランボが目撃されて辱めを受けたツナは、リボーンの提案でランボの保育係を紹介してもらう予定だった。
だが、
「おい、リボーン!話が違うじゃないか!!ランボの保育係を紹介してくれるんじゃなかったのかよ!?」
「紹介してんじゃねーか。ボスのお前の
「何わけわからないこと言ってるんだよ!!つか、この3人が候補ってどうなの~~!!?」
ツナがリボーンに抗議していると「ガハハハハ」とお馴染みの声でランボが学校の窓から現れては獄寺といつものように口論になってはランボが獄寺に殴りつけては獄寺が蹴り返した。勿論、ランボは大声で泣き出し始めた。
「んじゃあ。ランボの保育係のテストを始めるぞ」
泣き出しているランボを無視するようにリボーンはテストを開始することを宣言する。最初は獄寺は辞退することを伝えるのだが……。
「ちなみに保育係になった奴がボスの右腕だからな」
「!」
その言葉で獄寺とたきなの目の色が変わる。
このようなことでボンゴレ10代目の右腕のチャンスが巡ってくるとは思わなかったからだ。
「そりゃ、いーな」
「オレ……本当はランボが大好きです」
(無理ありすぎーーーー!!)
右腕になりたいためか露骨に態度を変えてはそう宣言する獄寺にツナはドン引きしていた。
そして獄寺がツナの目の前に去ると次はたきなが目の前に来られた。
「綱吉さん、もしランボの教育係になったら私をあなたの右腕にしてくれますか?」
「ちょ、ちょっと右腕なんてリボーンが勝手に言い出したことで……」
「ボスの右腕なんて名誉のことです。もしなったら……私を受け入れてください」
「あっ……」
たきなはツナの両手でツナの片手を握ってそう言い切った。
そして走ってその場から立ち去る。ツナはその姿を見送っては握られた手をぼうってとみていた。
「女の子に手を握られた程度でニヤニヤしていじゃねーぞ。スケベツナ」
「ニヤニヤなんかしてないよ!」
リボーンの指摘にごまかすように怒るのだった。
+++++
「ルールは簡単だぞ。あいつを笑わせた奴が勝ちだ」
リボーンは保育係決めるルールを伝えると未だに泣いているランボを指さした。
「テメーらには負けねーからな。今日こそ白黒つけてやる」
「よっしゃ。やるからには勝たねーとな」
「誰がボンゴレの10代目の右腕にふさわしいか決めましょう」
(なんか……は…白熱しているーーーーー!!!そーゆー勝負じゃないと思うけど……)
それぞれお互いを牽制している仲、ツナは冷静に物事を見ていた。
そしてまず獄寺からランボを見ることになったが、始まって早々ランボが獄寺に手榴弾を渡したために獄寺がキレて首を絞めたために失格になった。
次に山本の番で彼はランボにキャッチボールを提案するが山本は野球の動作が入ると力加減できなくなってしまうためにランボの顔に全力でぶつけてしまう。
「うわわあああああああああ!!!」
「山本にこんな恐ろしい一面があったなんて……」
「あいつにしては初めていい仕事しましたよ」
顔にボールをぶつけられたランボは更に泣き叫ぶ。
それを見てツナは顔を青ざめて、獄寺は余裕そうにタバコを吸っていた。
「次はたきなな」
「やっと私の出番ですか。見事クリアして右腕になって御覧入れましょう」
(不安だ……)
自分の出番が来てなぜか自信ありげなたきなを見て不安を覚えるツナだった。
そうしているとたきなは腰を低くしてランボに視線を合わせるたきな。
「ランボ。飴玉上げますから泣き止みませんか?あなたが好きなブドウの飴玉ですよ」
「あめだま?」
「ええ、そうです。いつも食べている飴玉ですよ」
たきなの言葉を聞いてランボの涙は少しずつ引いていっては顔を上げてたきなの方を見る。
たきなはいつもとは違う優しい表情をランボを見て、手のひらには飴玉が乗ってランボに差し出していた。
「あれ?意外と上手くいってる?」
「へぇ、たきなって子供に対して扱い上手いんだな」
「嘘だろ……このままだとあいつが10代目の右腕になっちまうじゃねぇか……」
たきなの行動に関心するツナと山本、このままではたきなが10代目の右腕になってしまうのでは?と危惧する獄寺と反応はそれぞれだった。
そんな時にツナの近くの茂みがゆさゆさと揺れていた。
「綱吉さん、危ない!!」
「えっ」
次の瞬間、たきなは懐から銃を取り出しては茂みで発砲する。
茂みからは猫が飛び出してその場を慌てて去っていった。
その予想外の行動に周りは肝を冷やして動けずにいた。
「な、何やってんのーーーーーーー!!?」
「何をって……沢田さんに危機が迫っていると思って威嚇射撃しただけですが?……ただの猫のようでしたが」
「いやいや!!マジで何やってんのさ!?」
ツナはたきなの行動に追及してみたものの予想外の答えに理解が追い付かなかった。ちなみにランボはその行動を見て震えてる。
「あれ、見ろよ!ランボなんて完全に怯えているじゃん!!」
「おかしいですね……私はただ沢田さんが狙う殺し屋かもしれないと思って撃っただけなんですが……」
(おかしいのは君の方だよ!!そもそも茂みから殺し屋が現れるかと思っていたの!?)
たきなの話を聞いて理解できないツナは心の中て強く突っ込んだツナ。
口で言わなかったのは彼なりの優しさだろう。
「とりあえず、ランボがビビっちまっているからたきなも失格だな」
「そんな……」
(どこでまだいけると思ったの?)
リボーンの宣告にたきなは割と本気で悲しむたきな。
それを見てツナ達3人は本気で呆れていた。
そして本気で落ちこんでいるのかたきなは地面に座って体育座りをして「ズーン」としていた。
それから新体操部の交流試合で来ていたハルが現れて、ランボをあやすのだがランボが10年バズーカを撃ってしまい大人ランボに代わってしまってハルの態度が変わってしまう。
現れた大人ランボをいきなりビンタし始めたのだ。
「胸ボタンを閉めないとワイセツ罪でつーほーしますよ!」
「これはファッションで……」
「なんか全体的にエロイ!!!」
ハルは大人ランボが全体的に苦手なのか顔を赤くして彼から顔を背けていた。
それから獄寺によって因縁つけられて首に下げた指輪を引っ張られたり、落ちた当た毬核を山本に投げられたら頭にクリーンヒットして血が出たりと散々な目に合っていた。
「が…ま…ん……うわああああああ!!!」
「あーあ泣いちゃったよ……って、そっちにはたきなが―――」
痛みで我を忘れたランボは立ち上がっては走り出す。
そこに落ち込んでいるたきながいる所へ向かってしまう。
そして次の瞬間――――
「ぎゃあああああああ!!!」
「リコリスの私を襲い掛かろうとなんて命知らずですね―――って10年後ランボ!?」
近づいて来たランボに対して相手の腕を返してわき腹を伸ばし、腹這いにさせて抑え込む『腕を抑え』を行うたきな。
どうやら無意識のようで近づいて来た相手がランボだと気が付かずに本気で技を行っていた。そのためにランボの涙目になりながら悶絶していた。たきなもそれに気が付いて力をすぐに抜く。
「相手に気が付かずに技をかけたの!?」
「どうやらリコリスとして反射的にやったようだな」
相手が誰か分からずに技をかけたたきなに驚くツナ。
リボーンは冷静にたきな行動を分析する。
そうしている間にランボは痛みと苦しさで気絶していた。
「やっぱツナが面倒を見るしかねーな」
「お前、最初からそのつもりだっただろーーーー!!!」
結局、自分がランボのことを見ることになってツナは悲鳴のような声を上げる。
……こうしてツナがランボの保育係に決まったのだった。
しかしながらツナの苦労は今までと変わることがないのは言うまでもなかった。
――――
2月9日
今日は動物園でツナさんのペットを決めるように動物園に集合することになりました。
皆さんの時間が合わないためにバラバラで動物園に現地集合の予定のようです。
私はツナを遠くから隠れて密かに助けるようにしましたが……ツナがクラスメイトの京子と一緒にいて楽しそうに見ているとなぜか胸がもやもやしていました。
理由は分かりません。ですが、彼女の前だと嬉しそうにしているツナを見ると……なぜか胸がギュッと引き締められます。
千束に相談した方がいいんでしょうか……
――――
(どうやら出てきたようですね……)
その日、たきなは家から出てきたツナを隠れて追っていた。
なぜかという今回は動物園でツナに合う動物園で皆で集まる予定だった。
時間が皆合わないために合う人同士で現地集合の予定だった。
たきなは普通にツナと合流もできたが彼を守るために隠れて護衛することを選んでいた。
(それにしても京子……彼女も一緒とは……)
動物園に向かう中
たきなは驚きながらも二人の後を少し離れた位置から尾行する。
家から動物園に行く間、ツナは京子ちゃんとデートだと思っているために嬉しさのあまりに気が抜けている顔になっていた。
(あそこまで脱力しているツナは始めてみました……)
グラサンを掛けてはいつもと違うポニーテールで遠くから様子を見ていたたきなはツナの脱力に驚きを隠せなかった。
いつもは真剣(たきな目線)なツナが休日とはいえここまで力が抜けるとは……。
(一緒なのが笹川京子だから……?)
京子と一緒だと楽しそうななツナを見るとなぜか胸あたりがもやもやするたきな。
(なんでこんな気持ちになるんでしょうか……)
たきなは自分のもやもやする理由が分からないず困惑しながらも別のことを考えて間際らそうとしていた。たきなは今、ツナ達と京子の後を追って電車に揺られていた。そしてたきなの懐に入れている麻酔銃のことであった。
リボーンに今回の話をした時に彼女に麻酔銃を手渡していた。
『これは?』
『麻酔銃だ。もし動物園で面倒ことが起きたらこれを使え。流石に動物を射殺するわけにはいかねーからな』
『そんな…動物園の動物が抜け出すとでも言うのですか?』
『まっ、あくまで念のためだ。うちのメンバーは癖が強いからな。誰かが檻を壊してもおかしくねぇからな』
(まさか…ツナのファミリーは癖が強いメンバーばかりですが……流石に動物の檻を壊すような人はいないでしょう……)
リボーンとの会話を思い出すたきなだったが、やはりリボーンの考えすぎのように感じていた。たきなはツナ達との過ごして半年間一緒にいるが流石にメンバーの中に
(今回はすぐにツナの相棒の動物を見つけましょう……アライグマあたりはどうでしょう?)
たきなは電車の中で揺れてツナ達を見守りながらそんなことを考えていた。
+++++
動物園についてたきなは変わらずツナ達を見守っていたのだが……。
『くぴゃあ!!』
中に落ちたのかアライグマに洗われていたランボがいたり……。
『熊と戦わせろーーーーーー!!!』
熊と戦おうとして職員に止められる了平の姿があったり……。
『私は珍しい食料を吟味しにきただけよ!!』
ビアンキは本来の目的を知ってか知らずか動物を食料として捕獲に来ていた。
そして獄寺は動物園にいる不良とぶつかりその相手に因縁をつけられてはキレてはダイナマイトを使って爆破させていた。
全て、ツナは見ていてそいつらに関わらないように京子ちゃんを連れて逃げ出していた。たきなもその後を追った。
(あなた達……ほんっっと何やっているんですか!!?)
ツナの相棒を探すために動物園に集まったというのに皆、好き勝手にやってはツナに迷惑をかけていることにたきなは青筋を立てていた。
彼女的には穏やかに動物園をめぐってパートナーの動物をツナに選んで欲しかったのであるが……。
「ご…ごめん、京子ちゃん。無理矢理引っ張ったりして……」
「んーん…凄く楽しかったよ!!こんなすごい勢いで動物園回ったの初めてだよ!!」
「え!?」
ツナに無理矢理引っ張られた京子ちゃんは息を切らしながらツナにそう言い切る。
本当は知り合いに合って騒ぎになりたくないだけだったのかどうやらそれが上手く作用したようだ。
「やっぱりツナ君は面白いな――――」
「!」
(褒められた)
京子ちゃんに勘違いとはいえ、褒められてツナは顔を赤らめて歓喜した。
(……ボスが幸せそうにしているのはいいことのはずなのに見ていて胸が締め付けられる……なんで?)
ツナと京子が仲良くしている場面を見て、たきなは胸が締め付けられる思いを感じていた。
なぜそう感じるかたきな自身理解が出来なかった。
そんな時、獄寺のダイナマイトによって檻が破壊されてライオンが逃げ出し始めていた。園のアナウンスで避難の指示も出ていた。
(ああ!!もう!
どう考えても獄寺が起こした爆発のせいで動物園の動物が逃げ出したことを察したたきなはいかれを感じて拳を震わせる。
だが、そう考えているとライオンがツナと京子に近づいていた。
近くの手すり近くにリボーンをたきなは発見する。
(あっ、リボーンさん……って寝てる!?)
リボーンに声を掛けようとしたがリボーンはタイミングが悪く睡眠中に入っていた。リボーンに頼れないと察したたきなはすぐに麻酔銃を出しては撃つ準備をする。
「きゃあああ!!!」
(すぐにでもこの銃で――――えっ?)
檻から出たライオンが京子に襲い掛かろうとしていて、麻酔銃を構えるたきな。
だが、なぜか引き金を引くことが出来ず、本人もその理由が分からずに困惑していた。
「それはダメー!!」
(!ツナ!!)
ツナが京子ちゃんの前に出でライオンからかばおうとしていた。
それを見た瞬間、たきなは覚悟が決まったのか引き金を引いてライオンを麻酔で眠らせた。麻酔はボンゴレ製で即効性があり、撃たれたライオンはすぐに眠った。
そしてたきなはツナの傍へか駆けつける。
「お怪我はありませんか、ツナ!?」
「たきな!?」
ここでたきなが現れてツナは困惑していた。
そしてたきなが出た皮切りに了平、獄寺、ビアンキが現れて次々と脱走したライオンを制圧していく。
山本やハルなども集まってきてそこでリボーンからツナの相棒となる動物を選ぶために皆を集めていたことを告げられる。
ちなみに京子ちゃんはツナはハムスターやリスが似合うと思っていたらしい。
「でも実際のツナ君ってもっと……頼りになる感じだよね」
「え?」
「…………」
顔を赤くしてはツナを褒める京子。それを見てはたきなは何ともいえない顔で見ていた。
その後、リボーンがツナの相棒としてライオンを選んでツナに乗せたり、戻って来た職員の大人達にツナがこってり絞られたりと散々の目に合うのだった……。
+++++
「はぁ~~……こってり絞られてもう散々だよ……」
騒ぎが終わって皆が動物園にさろうとしていた中、大人たちに怒られたツナはため息をつきながら帰路についていた。
もうクタクタで顔にも疲労感が出ていた。
「大丈夫ですか?ツナ」
「ツナ……大丈夫ですか?」
「心配してくれてありがとう。たきな……そうだ、今日はありがとう」
「えっ」
ツナを心配したたきなは声を掛けるが、急にお礼を言われて戸惑いを見せる。
「今日、ライオンに襲われかけた時に助けてくれたのはたきなだったよね。たきなのおかげで助かったよ」
「そんな…私はただの部下として当然のことをしたまでです……」
「たきなからしたらそうかもしれないけど、あの時にたきなが助けてくれなかったらオレと京子ちゃんはどうなっていたか……これからもよろしく」
「……はい」
ツナがたきなにお礼を言うと右手を差し伸べる。たきなはそれを応えるように右手で差し伸べた手を握る。
もうたきなにはツナと京子を見て胸が痛む気持ちはどこかへ行ってしまっていた。
「なにやってんスか、10代目!早く早く!!」
2人が握手していると少し先にいる獄寺が声を上げてツナを呼んでいた。
「……あなたのせいでツナが危ない目になったというのに…あの態度は……」
「まあまあ、獄寺君はわざとやったわけじゃないんだし……」
自分のせいでツナが危険な目にあったという自覚がない獄寺に腹を立てていたたきなをツナは宥める。
「……ふぅ。……では、行きましょうか。ツナ」
「えっ、手を繋いだまま!?」
「その方が合理的ですよ!!」
「ほ、本当かよ!?って、引っ張んなって!!」
たきなはツナと手をつないだまま獄寺もとい皆がいる前の方へ走っていく。
ツナは少し戸惑いながらもすぐに笑顔になってたきなと一緒に走り出す。
その姿を見たリボーンの口元は少し緩んでいた。
後半終了。
もっと省略したいけど分かりにくくなるから悩み所。
個人的には今後のために動物園回は必要だと思って書きました。
たきながキャラ崩壊しすぎていないか心配になっていたり。
読んでいただきありがとうございます。
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