ボンゴレファミリー所属の千束とたきな   作:たきな大好き0802

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卓球だ!温泉だ!暗殺だ!?(前編)

――数か月前――

 

ウー ウー ウー ウー

 

夜、並盛刑務所にて警報が鳴り響き、ライトが照らし出されていく。看守達も慌ただしく動いており、明らかに普通じゃない様子であった。

それもそのはず、今刑務所では1人の受刑者が脱走したからだ。

今、必死にその者を探していた。そいつは去年にテロ活動を行っては捕まっていたのだ。凶悪性も危険視されており、そのために必死に探していた。

 

「……どうやら、俺にも運が向かってきたようだな」

 

男は銃を手にもってそうつぶやく。近くには倒れていた看守がおり、その命は事切れていた。つまり、状況的に男が看守を射殺したのは間違いないだろう。

 

「……待ってろ、ボンゴレ10代目。俺をこんな所へぶち込んだお礼はたっぷりさせてやるからよ……」

 

男――――真島はそうつぶやいては刑務所とは真逆方向に走り出した。真島には刑務所に戻る意思はなく、どうやらツナへの復讐心を燃やすのであった。

 

 

 

 

 

 

それから真島が脱獄したニュースが次の日から報道されるのであった。

 

+++++

 

――現代――

 

[――――数か月前に並盛刑務所を脱走した真島××容疑者は未だ見つかっておらず――――]

 

「囚人が逃げ出してはまだ捕まっていないなんて怖いわね~、ツナ」

 

「確かに怖いね……」

 

(一緒に飯を食べているのがマフィアやら殺し屋なんですけど……)

 

夕食、沢田家にてツナと奈々を含めた大人数で食卓を囲っていた。そんな中、テレビのニュースを見ていた奈々は脱走犯の話を聞いてあからさまに怖がる奈々。対するツナは自分の周りには殺し屋やマフィアが周りにいることを考えたらあまり驚きはしなかった。

ちなみに隣ではランボやイーピンやクルミなどの居候がワイワイと食べていた。そしてこの日、部外者である千束とたきなも夕食を共にしていた。

 

「それに確かこの男の人って去年に私達が電波塔に観光に行った時にテロを起こした人じゃない?」

 

「そうだったような……」

 

ニュースに映った『真島』という男が去年、休みの日に電波塔で巻き込まれたテロ事件の犯人だと奈々は言うが、ツナはその時は死ぬ気状態であまり相手の記憶が残っていないが特徴的な髪色だったので何となくは覚えていた。

 

「あっ、それで話は変わるけど…ホント、たきなちゃんには助かってるわー!今日も夕食を手伝って貰ちゃったし」

 

「い、いえ。こうして食べさせて御馳走させてもらっている身としては当然のことですよ。お母様」

 

「そんな…『お母様』だなんて……聞いた?ツっくん!!」

 

「聞いてるよ。……っていうか、前からたきなは母さんのことそう呼んでいるし……」

 

たきなを褒める奈々の発言を聞いていてツナはうんざりしていた。ずっと前から同じことを聞かされており、飽き飽きしていたからである。

 

「この天ぷらもたきなちゃんが揚げてくれたのよ~どうでしょ?絶品でしょ?」

 

「ま、まあ…確かに美味いけどさ……」

 

そう言ってツナは夕食に出されていた海老の天ぷらを口にする。エビは美味く揚げられており、サクッとした感触がエビを感触を引き立てていた。

たきなの料理の腕はツナも認めており、凝り性なのか時間が掛かることが多いがその分美味い料理を提供してくれていた。

 

「たきなちゃんはきっといいお嫁さんになれるわ~」

 

「ありがとうございます」

 

 

「……そうだ!たきなちゃん、もしうちの子が京子ちゃんにフラれたら付き合ってくれないかしら?」

 

 

「えっ」

 

「ブッ!」

 

「ほう」

 

奈々のまさかの爆弾発言にたきな、ツナ、千束があからさま反応を示す。そんな彼らをリボーンは楽しそうに少し笑って見ていた。

 

「たきなちゃんならいいお嫁さんになりそうだし…まあ、ツナにはもったいないかしら?」

 

「何言ってんだよ!母さん!!たきなとはそういう関係じゃないし、勝手なこと言わないでよ!!」

 

「でもいいじゃない。全く知らない仲でもないわけだし……京子ちゃんよりはまだ可能性があると母さんは思うけどなー」

 

「本人が目の前にいる時に言う話!?」

 

(あとなんで京子ちゃんにフラれる仮定の話をしてるんだよ!?)

 

勝手に話を話を進める奈々にツナはうんざりしていた。そもそも自分が京子ちゃんに振られた場合など想定される事態、彼にとって不愉快だった。

 

「よかったね。親からの公認だよ、たきな」

 

「……知りません」

 

「照れちゃって~こいつめ~」

 

(あ~たきなも呆れているのかこっちを見ないでいるよ……)

 

(……っていう顔してんな。相変わらず乙女心が分からねぇ奴だ)

 

当の本人のたきなは顔を赤くして俯いていツナに表情を見られないようにしていた。

それに対して千束は揶揄うように彼女を指でちょんちょんしながら反応を見ていて、ツナはたきなの態度の意図を察しきれないツナは嫌がっていると解釈していた。

そんな事情を全部わかっていたリボーンはツナの態度に呆れてボルサリーノを深く被った。

 

「そうだ!実はとある旅館の無料宿泊券があるから今度の休みに皆で行きましょう!」

 

「えっ、旅館?」

 

「そうよ。温泉がある旅館よ」

 

「温泉!?ランボ、行きたいもんね!!」

 

「イーピンも!」

 

「僕も行きたい!」

 

奈々が唐突に1枚のはがきを出しては旅館の話をしだしてツナは驚きを隠せない。状況を飲み込まられない中で子供達は既に行く気で大騒ぎしていた。

 

「急にどうしたんだよ。何かの懸賞でも当たったの?」

 

「そーなよ。この前も豪華客船の旅が当たったけど私って運がいいのよね」

 

「そうなんだ……」

 

先月のマフィアランドのことをツナは思い出す。その時も母は懸賞に当たったと言っていたが結局、それはリボーンが偽造した物であった。そのため今回も同じものではないかと勘繰ってしまう。

 

「な、なぁ…これってまたお前がポストに入れたのか?」

 

「いや、今回はオレは何もしてねぇぞ」

 

「えっ、それって本当に母さんが懸賞に当たったということ?」

 

(マジかぁ……母さんは懸賞好きだけどまさか当たるとは……)

 

念のためにリボーンに確認したが否定されてツナは母親が普通に懸賞に当てたことに驚き彼女を見た。子供達だけでなく、千束とたきなにも自慢する浮き立っていた。

 

「それで1枚で最高10人までご一緒可能なんですって」

 

「えっ…10人だとするとオレ、母さん、リボーン、ビアンキ、ランボ、イーピン、フゥ太、クルミ……で8人か」

 

「そこに千束ちゃんとたきなちゃん入れて10人よ!」

 

「えっ、私達もいいの!?」

 

落ち着いて旅行に行くだろうメンバーを数えるツナ。そして、そこに付け加えるように千束とたきなの名前を奈々が挙げる。

千束はまさか自分達も一緒に行っていいのかと驚きの声を上げる。

 

「勿論よ!折角、10人も行けるだもの。一緒に行きましょうよ!」

 

「やったー!温泉だよ!温泉!!」

 

「気持ちはわかりますけど、くっつきすぎですよ」

 

奈々から許可を貰って温泉に行けるとうきうきの千束は嬉しさのあまりにたきなにくっつく。たきなはくっつきすぎる千束に少し鬱々そうな表情をしていた。

 

「とはいえ、温泉なんてなかなか行けるもんじゃないからいいんじゃないか?」

 

「そうそう!温泉で心と体を癒そう!!」

 

「……確かに悪くないかもしれません。そもそも温泉には温熱作用による血流改善、疲労回復が――――」

 

「いやいや!そういうことじゃなくってさ!!」

 

(この2人はいつも通りだな……)

 

温泉の良さを説いていたらなぜか温泉効果について言い出した相棒に千束は戸惑っていた。そのやり取りを見ていたツナはいつも通りだと落ち着いて見ていた。

 

「楽しみね、リボーン」

 

「ああ」

 

(……だが、これは本当にママンが当てた懸賞の結果か?調べる必要があるな……)

 

 

ビアンキの言葉に頷きながらリボーンは今回の懸賞に何か裏があるのでは?と勘ぐっていた。

 

+++++

 

そして次の休み、ツナ達は旅館行きのバスの中にいた。

流石に10人となると大渋滞で騒がしくしていたが、幸いバスの中にはツナ達以外の乗客は()()()()いなかった。

 

「ガハハハっ!!ランボさんがこの勝負勝つもんね!!」

 

「ランボ、はやくえらぶ!」

 

「私は今のでカードが揃ったから降りるわね」

 

「あっ、ずるいよ。ビアンキ姉」

 

「ボクもあと2枚だからリーチだな」

 

「お前ら静かにしろよ!!!」

 

バスの中でババ抜きをしているランボ、イーピン、ビアンキ、フゥ太、クルミは騒がしくしていたためにツナは声を出して怒った。

 

「そんなお前が1番うるせーぞ!」

 

「あっ、う、うん……ごめん」

 

まさかリボーンに正論を言われてツナは声を小さくして体を縮こませる。

 

「皆さん、浮かれすぎですよ」

 

「いいじゃない。それだけ皆、楽しみなんだよ。ポッキー食べる?」

 

「いくら他に乗客客が少ないとはいえ、バスの中をうるさくするのはどうかのものかと…あとポッキーはいりません」

 

「えー、行くく前にちょっと食べるくらいいじゃん。それともポッキーゲームする?」

 

「なんでそこで『それとも』なんですか。あとポッキーゲームに合理性を感じませんが」

 

「合理性とか関係ないって。お遊びなんだし。それとも、私よりツナとポッキーゲームした方が良かったりかな~?」

 

「っ!」

 

ポッキーの箱からポッキー1本取り出しては見せつける千束にそう言われてたきなはツナの方を一瞬見ては顔を赤くしてツナの方から目をそらした。その姿を見た千束はニヤ付いた顔をしてそれを見ていたクルミは彼女に呆れていた。

 

(もはやたきなを弄りたいだけだろうだろう、こいつ……嗜虐性があるんじゃないのか?)

 

「ほらほら~これを使って相手と食べてみなさんな~」

 

「……分かりました、千束。私はあなたをパワハラとして訴えます」

 

しつこく言ってくる千束に嫌気がさしたのか低めのトーンで訴えることを言い出したたきな。そんな彼女を止めるような千束は慌てだす。

 

「ちょいちょいちょい!!そこまで本気にしなくっても!冗談だってば!!」

 

「……私も冗談ですよ。そもそも訴えるわけないじゃないですか」

 

「……マジでビビった。低めだから本気だと勘違いしたよ」

 

「そんなに怖がるなら最初から煽らないでください」

 

「ごめんってば~。反省しているって」

 

(2人は相変わらずだなぁ……)

 

千束とたきなのやり取りを何となく見ていたツナはそんな感想を持っていた。彼の周りでは相変わらず騒がしくしており、ツナはうんざりしていたが。

 

「………ケッ」

 

そんなバスの中で1番奥の席に座っているのはサングラスをしてマスクを付けてはニット帽子を被っている見るからに怪しい男がツナ達を見ては舌打ちをしていた。

 

「………」

 

たきなはその相手をチラッと見ては周りに疑問を持たれないように警戒するのであった。

 

+++++

 

「予約していた沢田ですけど」

 

「沢田様ですね。お待ちしていました」

 

山梨の旅館に無事に付いた奈々達はホテルのフロントでチェックインをしていた。ツナは旅館を内部を見渡すが内装は綺麗で全て新装ではないが良さそうな雰囲気があった。

 

(ここまでいい旅館だったなんて……母さんには感謝しないとな)

 

想像以上に良さそうな旅館でツナは内心テンションが上がっていた。そのため懸賞で当ててくれた母には感謝の気持ちを持っていた。

 

 

 

 

これが()()()()()()()()()()()()ではないことを彼らは知らない――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやら、あいつらは気が付いていないようだな……」

 

ツナ達とは少し離れた場所の柱の裏で緑色のボサボサ髪のサングラスの男がツナ達を見ては呟いた。

その男は数か月前に刑務所を脱走した真島、その人だった。

 

(どうやら俺が送ったものはきちんと受け取ったようだな……まさか偽物の懸賞とは思わねぇはずだ)

 

(仲間と隠れ家を探す中でこの旅館を見つけたのは幸運だった。ついで支配人を銃で脅迫して奴は俺達の言いなりだ)

 

(ここを拠点にしてボンゴレ10代目に誘い出す目的だったが……ここまで上手くいくとはな……)

 

実は奈々が持ってきた懸賞のハガキは真島が用意した偽物だった。彼は自分達を捕まえたツナを恨んでおり、一緒に脱走した仲間共に復讐を企んでいた。

今回、懸賞と偽造してツナ達を旅館に誘いこんだのは彼らを油断させるための罠である。

 

(事前にボンゴレ10代目の母親が懸賞好きということを事前に調べたうえで利用させてもらった)

 

(そして予定通りに奴らはこうしてこの旅館に来た。……この好機を逃す気はねぇ)

 

(ボンゴレ10代目……お前のおかげでこちとら色々と大変だったからな……落とし前をつけさせてもらうぜ)

 

真島は懐にしまってある拳銃を握りながらツナを見ていた。そして、懐から手を放してその場から離れた。『手を下すのは今ではない……』そのように示すように去っていった。

 

 

 

 

「あいつ……」

 

去っていく真島を見ていたのはバスで一番後ろに乗っていたマスクを着けてサングラスの掛けているニット帽子の男だった。

男は忌々しそうに去っていく真島を見ては言葉を漏らしていた。

 

+++++

 

「たきな、部屋に行こうよ!早く早く!!」

 

「そんなに急いでも部屋は逃げませんよ」

 

チェックインを済まして皆は泊まる部屋に向かっていた。そんな中、千束とたきなは最後尾で千束はたきなを急かしていた。

そうして、先に行ってしまった千束に呆れながらもたきなを両手にバックを持ちながら部屋に歩き出す――――

 

 

「おい」

 

「!」

 

 

角に差し掛かったあたりで誰かに声を掛けられたきなは反射的にかばんを床に落としては懐の銃を取り出して男に向ける。

声をする方向を見るとマスクを着けてサングラスの掛けているニット帽子の男だった。たきなはバスの中で男を見ていたので見覚えがあった。

 

「お、おい!待て!オレだ!獄寺だ!!」

 

「……何やっているんですか?あなたは」

 

男がサングラスとマスクを外すとそこにはよく見た獄寺の顔があった。顔を確認してはたきなは銃を懐にしまった。

 

「10代目から旅館の懸賞が当たってはこちらにお泊りになられると聞いてこっそりと護衛のためについて来たんだよ」

 

「相変わらずこっそりとついていくのが好きな人ですね……」

 

少し前のマフィアランドいい、獄寺がツナに隠れて見守ろうとする姿勢にたきなは呆れていた。

 

「いや、そんなことはどーでもいいんだよ!それよりこの旅館に電波塔ジャックの犯人がいやがった!!」

 

「電波塔ジャックの犯人……ああ、テレビで言われていた真島という人物ですか」

 

獄寺に言われてたきなはすぐにその相手を思い出す。ツナが自力で捕まえた相手だけあってたきなもその相手については記憶していた。

 

「ああ!あの野郎、サングラスだけの軽い変装で柱の裏に隠れては10代目達を見ていやがった。恐らく、奴は10代目に復讐つもりだ!」

 

「自分を捕まえたツナに……ですか?」

 

「ああ。逆恨みだろうが、脱走しては10代目の傍に現れるくらいだからな。そんなこと考えていてもおかしくねぇ。そして10代目の家に送られた懸賞自体が奴が作ったものの可能性だってある」

 

「それならすぐにツナに伝えないと!!」

 

「おい、待て!!」

 

直ぐにツナの所へ向かおうとしていたたきなの腕を掴んで止める獄寺。

そんな獄寺の行動にたきなは苛立っていた。

 

「何をするんですか!!早く伝えないとツナに何が起きるか……」

 

「待てよ!10代目に伝えたら旅行が中止になっちまうだろが!旅行を楽しみにしていた10代目の気持ちはどうなる!?」

 

「あっ……」

 

獄寺の言葉でたきなは旅行を楽しみにしていたツナを思い出す。

 

 

『オレさ……なんだかんだ今回の旅行楽しみなんだよね』

 

『珍しくリボーンとかマフィアとか関係ない旅行だし、ゆっくり楽しめそうじゃない?』

 

『ランボ達もいるから静かに……っていうのは流石に望めないだろうけど楽しくやれそうなは間違いないんじゃないかな?』

 

『たきなも今回は任務とかそういうの忘れて思いっきり楽しんでよ!千束みたいにさ!!』

 

 

記憶の中のツナは笑顔で今回の旅行について思いを語っていた。そんな彼に『あなたの命を狙っているものがいるから旅行は中止にしましょう』なんてどうやっても言えるはずがなかった。

 

「……そうですね。ツナの気持ちを無駄にしてはいけませんね」

 

「ああ、そういうことだ。10代目に今回の旅行を楽しんでもらうためにはオレ達がバレないように奴を止めるしかねぇ」

 

「あまり合理的な行動とは言えませんが……ツナの気持ちを優先するとしたらそれしかありませんね」

 

「だから、周りに気が付かれずに行動できそうなお前に協力を要請したんだ。奴らに仲間がいたらオレ1人で対応できねぇかもしれないからな」

 

「……リボーンさんには話さないですか?あと千束にも」

 

「あの方には話はしねぇよ、リボーンさんにも今回はゆっくりと過ごして欲しいからな。そして千束はお前みたいに隠して行動できんのか?ポロっと漏らすイメージしかねぇぞ」

 

「……ないとは言えませんね」

 

獄寺が言うように千束が今回の件を知って行動した時にどこかでポロッと漏らす可能性は否定できなかった。イメージ通り千束は口が軽いというのがたきな…もといリコリコのメンバーの共通認識だった。

 

「たきなー!遅いけどどうしたのー?」

 

「今、行きまーす!……とりあえず、今は様子見でいいんですよね?」

 

千束の声に返事してはたきなは獄寺に確認を取る。念のための確認だが、こういう時に細かな確認を怠ったら大変なことになることに繋がるかもしれないからだ。

 

「ああ。何かあったらラインで報告する。とりあえず、怪しまれない内に行け」

 

「分かりました。あとはお願いします」

 

たきなはそういうとツナ達がいる部屋へ向かっていった。獄寺はそれを見届けるとサングラスをかけなおしてマスクをし直してその場から去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、復讐開始だ。ボンゴレ十代目」

 

支配人の部屋のソファーに座っていたマジはそう呟く。周りにはサングラスを掛けた作業着を着た屈強な男達が彼を囲むように立っていた。




本来は1話で終わる感じだったのに前編、中編、後編に分かれることになりました。
前編で思ったより進んでいないのに驚いていたり。旅館に来た序盤で6000字近くになるとは思いませんでした。
長々になりますがお願いします。


読んでいただきありがとうございます。
感想と評価をお待ちしています。
アイディアや質問を募集しているのでよかったらどうぞ。
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