ボンゴレファミリー所属の千束とたきな 作:たきな大好き0802
「あ~、次の試合が本当に不安だよ~!」
ツナはその日の夜中、風呂に出ていては愚痴っていた。2つのリングを奪い合い完全なるボンゴレリングにするリング争奪戦が行われていた。
今日、晴のリングを賭けての了平とルッスーリアの多胎が行われて何とか了平は勝つことができたがルッスーリアはヴァリアーの
そのこともあってツナは次の試合が不安であった。しかもたきなの相手となるレヴィ・ア・タンという男は1度ターゲットに決めた相手は女や子供だろうが完膚なく潰すらしい。
「たきなも修行していたっぽいけど、何していたのか分からないしさぁ……」
首にタオルを掛けてツナは廊下を歩く。台所まで寄ると明かりが点いている。
「!こんな時間に……誰?」
「こんばんわ、ツナ」
「たきな!?こ、こんな時間まで……」
ツナが台所の方へ行くとそこにはたきながダイニング・キッチンの方のテーブルに座ってコップでコーヒーを飲んでいた。母親の奈々が誘って沢田家に泊まりに来ていたために家にいる自体は問題はなかった。だが、まさか起きているとは思わなく驚いていた。
「ええ……寝れませんでしたので…つい……」
(たきなももしかしたらリング争奪戦の戦いが不安なのかな……いや、違うか……)
ツナは今のたきなを見てはリング争奪編の戦いが不安だと一瞬思ったがすぐに自分の考えを否定する。そして自分が持つ『超直感』でたきなの真の気持ちを察した。
「もしかして、いなくなった千束達が心配……?」
「……はい」
「確かに銃弾とか残っていて未だ行方不明は不安だよね……」
「ええ……連絡も取れませんし…一体どこにいるのやら……」
2人は会話が終わると暗い雰囲気に包まれる。リング争奪戦の話が決まった後にたきなはリボーン達にリコリコの現状を話してすぐに調査を行った。弾痕はたきなが見つけた場所以外にも偽造して隠されていて、戦いがあったのは確かである証拠であった。
だが、ボンゴレ内はゴタゴタしておりまともな調査が出来ない状況でディーノたちキャバッローネファミリーに頼んで調査してもらっているが未だに行方位が掴めていない現状であった。
リコリコは今は臨時休業という形で閉まっていて周りなどには怪しまれてはいない。
「リコリコのメンバーは皆さん強いですから心配はしていませんが……まあ、クルミは身体能力が高いわけじゃないので心配ではありますが……」
「そうだよね…みんな、優秀だからきっと大丈夫だよね……」
「ええ、きっと……それでツナは次の私の戦いを心配していましたね?」
「えっ、あ、それは……」
たきなの指摘にツナはどもってしまう。図星ではあるが、たきなを信頼していないことを肯定することになってしまうので頷くことが出来なかった。
「顔に出ていましたよ」
「ご、ごめん……でもヴァリアー達は危険な奴なんだよね?ルッスーリアという相手はお兄さんが勝てたけど、負けた仲間を粛正するような冷徹な奴らでオレは不安なんだよ……」
「ツナの気持ちは分かります。ですが、私も修行してきましたからヴァリアーに負けるつもりはありません」
「す、凄い自信……というかたきなはどこで修業っていうかどんな家庭教師がいたの?」
「実は――――」
たきなはツナに自分の家庭教師にしていた相手やその場所などをくまなく伝えた。
「――――というわけなんです。分かってくださいました?」
「分かるにも何も……オレの命を狙って来た人間に家庭教師になって貰ったわけ!?危険じゃないの!?」
たきなの話を聞いてツナはまさか家庭教師が自分の命を狙ってきた奴らのボスのヴェルデだと思わず声を上げる。そんな必死な様子なツナを見てたきなは『クスッ』と笑った。
「こちらの心配してくださってありがとうございます。ですが、背に腹はかえられません。相手が危険人物でも力を手に入れるためには近づく必要がありました」
「そうかもしれないけど……」
「そしてその危険な橋を渡っただけあって強い武器を手に入れることが出来ました」
「えっ、それって……」
ツナは自信満々に言うたきなからあることに気づくが当の本人のたきなはツナに人差し指を突き出して片目でウインクしてはそれ以上言わないように釘を指す。
「ふっ……それは試合までお楽しみですよ」
「あっ、うん…楽しみにしているよ……」
「それじゃあ、おやすみなさい。ツナ」
「おやすみ……」
たきなはツナに挨拶をすると飲み終えたのかコップを洗面所で洗っては自分が泊まる部屋へ帰っていった。
(なんか軽い感じで答えていたけど千束の影響かな……?なんか途中から辛いことを隠すために無理しているんじゃ……)
去っていくたきなを見ながらツナは彼女を心配していた。千束達がいなくなった心配を隠すためにあのようなたきならしくない態度をしているのではないかと考えいる。
リング争奪戦の戦いや行方位不明の千束達の行方位もあって、ツナは胸騒ぎを感じずにはいられなかった。
+++++
「ついに雷の守護者の試合か……」
そして次の日、試合のためにツナ達は学校に来ていた。時間は人がいない夜で天候は大雨が降っており雷も鳴り響いていた。
1日経ってもやはりツナは不安をぬぐい切れていなかった。そのために新しい修行も身が入らずにリボーンも今日は中止していた。
「心配しないでください。私は絶対勝ちます」
「う、うん……」
「心配すんな、ツナ。いざとなったらオレ達が割って入っから」
「そーですよ。この女が負けるとは思えませんが、万が一ってありますから」
「任せておけ!」
「い、いや……オレは別にたきなが負けるとは思っていないし……」
ツナの心配を察した山本が口を出してそれに乗るように獄寺と了平も山本の意見に同意した。ツナはまるでたきなが負けるように考えているように思われそうに思いすぐに弁解をする。当のたきなは自分に自信があるためか彼の言葉を聞いても動揺はしていなかった。
「そのような行為を発覚として阻止します。そして助けた者、助けられた者2人分のリングが相手の者になります」
ツナ達の会話を聞いて校舎の上にいるピンク色の長髪で、褐色肌に黒い仮面を着けた2人組の女性が無情にも答える。彼女らは『チェルベッロ機関』と呼ばれるボンゴレファミリーの9代目直属と名乗る者達である。雨のためか黒のレインコートを着ていた。
「あちらをご覧ください。あれが今宵の戦闘フィールドです」
「屋上!?」
そして彼女らは学校の屋上を指さしては今回の戦闘フィールドであることを示す。
そこには7本の大きなオブジェクトが存在していた。
その姿にツナ達は驚愕するのであった。
「お…屋上が!?」
「んだこりゃあ!?」
屋上の柱のオブジェクトを見たツナ達は急いで屋上に向かってその柱を間近で目撃する。
7本の避雷針は一定の間隔で離れており、その下には繋がるように特殊なワイヤーが張り巡らされていた。真ん中に1本あり、他の6本は外部にあってワイヤーは繋がって6角形の形を作っていた。
「今宵の戦闘エリアは雷の守護者戦にふさわしい避雷針エリア。名付けて『エレットゥリコサーキット』」
チェルベッロ機関が説明すると柱に雷が落ちると伝導するとフィールドに広がった。
「!?床が光った!!」
雷が下に広がったのを見て驚くツナにチェルベッロは補足する。
エレットゥリコサーキットの可には特殊な胴体が張り巡らされていて、避雷針に落ちた電流が何倍にも増幅され駆け巡る仕組みになっているようだ。
「そんな!立っているだけで焦げ死んじゃうよ!」
「あいつら今日が雷雨だと知っていてこのカードを組んだな…?」
「どんな条件でも私は受けて立つつもりです」
ツナと獄寺が心配する中でたきな怯えることもなく自信満々で高揚しているように見えた。
「雷の守護者は中央へ。対戦相手は2時間前からお待ちです」
「!2時間も……!?あ!」
ツナは相手側の方を見ると声を上げた。そこには雨の中で微動出せず立っているのは黒髪で背中に8本の傘を背負ったタラコ唇の厳つい黒い隊服を着た男……レヴィ・ア・タンてあった。その姿にツナは「出た~~~~~!!!」と叫び声をする。
「また、レヴィ2時間前からいたわけ?信じられねー」
「君と違って不器用な男だからね」
「とっとと終わらせろぉ!!」
丁度、戦闘フィールドにやってきたヴァリアーの連中のレヴィに対しての評価は散々であった(とういうか1人は興味なさそうであった)
「よし沢田!いつものいくぞ!」
「え…?いつもの……?」
了平はツナの疑問を答えず強引に肩を寄せる。ツナだけでなく、獄寺やたきなも素早く体を寄せて巻き込んではお互いに肩を寄せせては山本と自分を含んで勝手に円陣を始めた。
「たきなーーーーファイッ!!!オーーーーーーッ!!!!」
声を高く上げて戦うたきなに鼓舞する了平と山本。急に巻き込まれて呆れているのか獄寺とたきなは沈黙でツナは『おー……』と声を小さくして合わせていた。
(あれ、一瞬だけどたきなの腕に違和感があったような……)
円陣した時にたきなの左側にいたツナはたきなに肩を掴まれて何か違和感を感じていた。よく見ると左手は黒い手袋をして隠していた。
円陣が終わった後に皆は肩を離してはたきなはツナの顔を見る。
「ツナ、私はこの勝負に絶対勝ってはリングをあなたに渡して見せますから」
「たきな……無理しないでね。たきなに何かあったら千束やミカさんに申し訳ないよ……」
「10代目……」
「それにオレ自身、こんな勝負で友達を戦わせて傷つくのが嫌なんだよ。身勝手だと思うけど、戦わずいられるなら戦わない選択肢を選びたいよ」
「ツナ……」
ツナはたきなの目を見ては真っすぐそう伝える。彼の言葉心からの言葉でたきなが本当に心配だった。昨日の了平の戦いもギリギリなこともあって仲間が戦うことが心配であった。
「お心使いありがとうございます。ですが、私も雷の守護者として選ばれた身。この4日間の努力の成果を発揮させてみますので安心してください」
「たきな……分かったよ。そこまで言うならもう何も言わないけど、無事に帰ってきてね」
「……はい!」
たきなの覚悟を聞いてツナも覚悟を決めて送り出すことにした。心ではまだ行かすのは不安ではあったが、彼女の覚悟を無駄にしないために送り出すことに決めたのだった。
「それでは雷のリング、レヴィ・ア・タンvs井ノ上たきな勝負開始!!」
チェルベッロの開始の合図にて雷のリングの勝負が始まった。
「はあっ!」
合図と共にたきなはレヴィの方に走り出しては銃を構えては射撃を行う。
だが、レヴィは背中の傘を1本出しては弾丸を弾く。
「そんな軌道が見えるバレバレな攻撃など無意味だ!!」
「くっ!」
「防がれた!」
「たきなの射撃は正確なのは長所であるが、逆に短所でもある。いくら軌道が読めるとはいえその弾を弾く出来るのは流石、ヴァリアークオリティだな」
弾丸を弾かれて驚くツナだが、リボーンはヴァリアーだから当然だという顔をする。
『ヴァリアークオリティ』とはヴァリアーは人間業では到底クリアできないと言われる
そしてフィールドでは近づいて来たレヴィが傘を振り上げてたり、突き刺すことでたきなを攻撃する。たきなはその攻撃を見切って避けていく。これはヴェルデに戦わせられたロボット達の戦いによる経験によるものである。
「貴様はリコリスだろうがファーストではセカンドだったな」
「それが何か?」
「ふっ、そちらも人材不足のようだな。リコリスから守護者を選択したらしいがファーストではなくその下のセカンドとはな……」
「挑発ですか?それにしては下手じゃないですか?」
レヴィの挑発にたきなは口で軽くいなす。とはいえ、顔はかなり不愉快そうにしていたので口だけで実際は気にしているのはバレバレであった。
そんなやり取りをしている雷は避雷針に落ちては地面に伝統する。それを察したレヴィとたきなは素早く飛んで電撃を避けては一度、距離をとった。
「雷の守護者として申し分ない働きをしボスから絶大な信頼を勝ち取るのは――――オレだ!!!」
レヴィはそう言い切ると背中にある8本の傘を上空に放出する。飛ばされた傘はたきなの周りを囲むようにその場に止まっては開く。開いた傘は雷を受けてはそれを帯電し始めたと思ったらそのかなりをたきなに放出する。
「たきな!」
その攻撃を見たツナは思わずに声を上げる。誰もがたきなに電撃を受けては終わったという雰囲気を醸し出していた。
「あー……思ったよりあっさり終わったよなー。つまんねーの」
「仕方がないよ。レヴィ・ボルタを回避するのは不可能だよ」
ヴァリアーのちびっこ……マーモンはレヴィの確信しては更にレヴィ・ボルタの解説を行う。レヴィ・ボルタはレヴィが使う傘の『
「……やれやれ、勝手に終わったとか決めつけないでもらえますか?」
「何!?」
雷が落ちた場所からたきなの声が聞こえてレヴィは驚愕する。たきなが場所を見るとたきなは左手を突き出していて、付けていた黒の手袋は破けてそこには機械の手でどうやら左手だけでなくは左腕に覆うように銀色の機械の手甲を装備しているようだった。彼女の周りには
「これがヴェルデ博士が開発した武器…『
「あれがたきなから聞いていた強い武器……」
(なんか手の違和感があるかと思ったらそういうことだったのか……)
事前に家庭教師と強い武器を手に入れたことはツナは聞いていたが実物は見たことがなかったので口をあんぐりさせながら先ほどの違和感の正体に気が付き納得する。
「そうか。たきなは家庭教師をヴェルデにしていたか……」
「ウソだろ……たきなの奴、10代目の命を狙いやがったヴェルデのヤローから武器をもっらていたのかよ!いくらなんでも見損なったぜ!!」
「落ち着け、獄寺。たきなもツナの命を狙ったヴェルデに手を借りるのは悩んだのは想像に難しくない。それでもたきなはツナのためにやむ得ずにあいつに頼ることにしたんだ。その心中を察してやれ」
「リボーンさん……」
一方的にたきなに怒りを感じている獄寺にリボーンが宥めた。獄寺もリボーンの話を聞いては落ち着きを取り戻してはしぶしぶ納得する。
2人の話し合いが終わり、ツナ達がフィールド方を再び視線を向けるとそこに避雷針に雷が落ちだした。レヴィはタイミングを見て跳ぶがたきなは微動出せずその場に留まっていた。
「あいつ、何をしているつもりだ……!?」
「たきな!」
地面に流れ出す雷がたきなに直撃するのをツナ達は声を上げるが、すぐにたきなに向かった散失する。電撃鋼鉄腕の手から電気が放出されては全体を守るシールドになって雷を防いでいた。
「!?」
「この
「マジかよ……」
「あの機械にそんな力が……」
「流石、ヴェルデだな。腕に付けられて電気を操れる武器を作るとはな」
(だがあの雷を操る源はどこからだ……?あれだけの雷を操るとしては何か元がなければ出来ねーはずだ)
たきなの新しい武器の詳細を聞いたツナ達は驚きの声を上げる中、リボーンは冷静に武器の動力源が気になっていた。
「雷の守護者はもう1人候補がいた。しかし、幼さな過ぎたためにこちらを選んだが……問題なかったようだな」
「父さん!!」
「お父さま!」
「強化する方向性は予想外だったが……オレの見込み以上の活躍をしてくれた」
バジルを連れて密かにやってきたツナの父で『CEDEF』のトップで『門外顧問』の家光はそうつぶやいた。家光の本来の想定だとミカや自分の部下を家庭教師にする予定だったが、まさかの人選で驚いたが結果、上手くいったために良しとしていた。
ちなみにもう1人の候補が上がったのはランボであった。だが、彼の幼さと雷の守護者の使命の『激しい一撃を秘めた雷電』『雷電となり、先陣を切ってファミリーに道を示す閃光』――と前半部分はともかく後半部分と合わないこともあって外されていた。
「良くわからんがこのままならいけるのではないか!?」
「ああ!この勝負、貰ったぜ!」
「な、何とかなりそうで良かった……」
たきなの新しい武器を見て、ツナ達はこちらの勝ちを確信始めていた。
その態度がレヴィを苛立たせるのも知らずに……。
「それではさっさと決めさせてもらいましょう」
たきなは左手の手のひらをレヴィの方へ向けると電撃鋼鉄腕から緑色の電気が放出されていく。その電撃をレヴィを避けるがたきなは左手からその電撃は放出され続ける。それはまるで鞭のように操っていく。
「こ、こんなこともできるのーーーーーー!!?」
「ま、マジか……」
「すげーな。発電しているわけでもないのに電気を出すなんて」
(やはり気になるのはそれだ。あの緑の電気の力の源がどこなのか。山本が言うように発電して電気を生み出している訳でもねぇ。外部から雷を取り入れている訳でもねぇ……体の何かを雷に変換している……?)
自由自在に雷を出しては使うたきなにツナ達は感心していたが、やはりリボーンは電気の源が気になっていた。流石の無から何か生み出すのは流石の天才のヴェルデでもできないとリボーンは思っていた。
「くっ……いくら遠距離から攻撃できるとしても当たらなければ意味をなさん。貴様の心臓を貫いて終わらせてやろう」
レヴィはたきなが放出する電気を避けては隙をついては1本の傘を掲げては落雷を纏わせる。そのままレヴィはその傘を持ってはたきなが放出する電気を避けながらたきなの方へ向かっていく。
「ああっあいつ、たきなの攻撃を避けながら向かっていく!!」
「心配すんな。今までを見ていたら近距離対策がないわけないんだろ?」
「勿論です」
たきなはリボーンの言葉に返事すると左手の雷を一度止めると左腕全体が緑色に光っては緑色の雷が大量の2m先に留まらせることで鋭い刃に変化させる。
「!?」
驚くレビィだがたきなははその隙を見逃さずに自分から近づいては雷の刃を喰らわせる。鋭い刃のようになってい緑色の電気がレヴィを襲う。
「ぬうっ!ぐわあああああっ!!」
レヴィは雷を纏った傘で迎撃しようとするが予想以上の雷の威力に痺れだけでなく、電撃鋼鉄腕が出される緑色の雷が鋭さに身体が引き裂かれていた。
「武器の出力などが違います。このまま押し切らせてもらいますよ!」
「そ…そんなバカな……オレがこんな…ところで……!」
たきなの緑の雷を喰らったレヴィはダメージを受けては体から大量に出血を起こしていて痛みで意識を失いそうであった。
「……このままでは死にますよ。私は降参を勧め――――」
(あ、あれ……?)
たきながレヴィに忠告しているとめまいが急に起きては体が倒れそうになる。
その時たきなの頭に雷撃鋼鉄腕の注意事項を話していたヴェルデの言葉が頭によぎる。
『これは鋭い緑の雷を操れるが、正確にはこれは雷ではない』
『君はボスを見ているから知っているだろうが、人間には死ぬ気の炎というものがある。高密度の生命エネルギーであった』
『まだ研究の途中だから詳しいことは言えないが、人によって死ぬ気の炎が違っている。君が持っている死ぬ気の炎は仮名だが『雷の炎』という疑似雷を形成する生命エネルギーだ』
『この武器は使用者の生命エネルギーを死ぬ気の炎に変換して表に具現化させている』
『威力は高いが使いすぎると命に関わるものだ。そのために使うとして使いどころに気を付けたまえ』
(し、しまった――――)
そうヴェルデは電撃鋼鉄腕の使い過ぎだと生命に危険があることを事前に説明していたのだ。だが、たきなは力に溺れてはそのことを失念していた。
たきなが思い出したときには生命力を使いすぎて意識を失っていた。彼女はその場に倒れてしまい、更に出していた雷も喪失してはレヴィが持っていた傘の雷によって体が焼かれる。
「あああ!!!」
周りは急に倒れだしては雷に焼かれたたきなの姿を唖然としてしまう。
「たきな!!」
「ど、どうしてさっきがまで優勢だったのに倒れたんだ!?」
「……これはあくまで推測だが、先ほどまでの雷は生命エネルギーを変換していたものでたきなは使いすぎて倒れちまったんじゃねーか?」
「そ、そんな!」
リボーン推測を聞いてツナは困惑した。力を使いすぎて倒れたたきなは起きずにボロボロになりながらもまだ動けるレヴィにぼこぼこされ始めていた。
それを見た獄寺、山本、了平はフィールド割り込む準備をするが。
「待て。手を出せば失格になるぞ」
彼らが手を出す前にリボーンが釘を刺す。それを聞いて3人は躊躇して近くにいたチェルベッロからも止められてしまう。ツナ達はたきなをレヴィに蹴られ、傘で吹き飛ばされたりする嬲られているのを見るしかなかった。
「ああ…!たきな!!………くそっ…」
「どこに行くんだ?失格になるぞ」
「分かってる…でも!!オレ……たきなを放って置くなんてできないよ!!」
「……」
「……」
覚悟を持った目でリボーンにそう答えるな。そんな彼の言葉をどこか思う所があるのかリボーンと家光は静かに聞いていた。
「しょーがねー奴だな」
リボーンはぼやいては懐から拳銃を取り出した。
その頃、レヴィは倒れているたきなに向かって電気を纏わせた傘で心臓を貫こうとしていた。
「トドメだ」
「やめろーーーー!!!」
獄寺は悲痛のような叫び声を上げるが、レヴィは止めることもなくたきなにトドメを刺刺そうとする。
だが、次の瞬間――――
――――外側に立っていた避雷針がレヴィに向かって倒れる。
「なに!?」
一足先早く柱が落ちることを察したレヴィはそれを避けきるが柱は一気に3本もレヴィに向かって落ちていた。たきながいる場所とは少し離れていたために彼女は無事であった。
「避雷針が!?」
急に倒れだした避雷針に驚き一同だが、すぐにその原因が避雷針の細くって弱い所を溶かされているから倒れたことを察した。そしてサーキットの外側に煙がたっていてそこに1人の男がロープを触っていた。
「目の前に大事な仲間を失ったら……死んでも死にきれねぇ!!」
額に死ぬ気の炎を宿した骸との戦い以来の
えーと…色々言いたいことはあると思います。
ただ、原作を考えたらこういう展開にしないと整合取れなくなるのですいません。
最後に微妙に気になる所を答えては
Q:レヴィはなぜたきなにときめかない?原作でクロームやM.M.にときめいていたのに
A:勝たないと思っている試合の相手だからそういうフィルター掛らない感じ。会う所が別なら『妖艶だ』とかいているイメージ
Q:雷の守護者の使命変わってない?
A:最初は原作のまんまでしたが、感想で言われたために変更。
うまく合わせることも可能でぶっちゃっけ一部はリング編以降触れられていなかったりするので(個人的には雨)そのままでいいかと思いましたが、念のため。
無理に合わせられないこともないのですが。
・
左腕に覆うように装備する銀色の機械の手甲。
装着した時に内側に管が現れて貼り付いては体の電気信号を受け取り、手甲から緑色の電気を発生させる。
電気は装着した者の意志で操れることが出来て、電気は鋭く硬い。
近中遠どれも対応しているオールマイティな武器。
弱点は使いすぎて意識を失ってしまう点。
実はこれから発生する電気は死ぬ気の炎の『雷の炎』であり、使いすぎて倒れるのは生命エネルギーを使っているから。
(ヴェルデはたきなに雷の属性の適性があるのを知っていてこれを使わせた)
読んでいただきありがとうございます。
感想と評価をお待ちしています。
アイディアや質問を募集しているのでよかったらどうぞ。
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