ボンゴレファミリー所属の千束とたきな   作:たきな大好き0802

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大空戦 守護者達の戦い

大空のリング戦が始まるその夜、ツナと守護者達は学校に集まっていてチェルベッロから大空戦のルールを告げられる。

XANXUS側の守護者も一部を除いてメンバーが揃っていた(ルッスーリアはダメージでベッドごと連れられており、マーモンは籠に閉じ込められて鎖でがっつり縛られていた。なお、スクアーロは生存が否定されており、千束は行方位が掴めていないという)

 

 

『大空戦では6つのリングと守護者の命をかけていただく』

 

 

チェルベッロは大げさのようにそう宣言する。

大空戦も他の守護者同様、リングを完成させることが勝利の条件の1つであるが、ただしフィールドは学校全体で広大なフィールドでの戦いを観戦できるように観覧席と各所に小型カメラと大型ディスプレイがあり、守護者の全員にはカメラ搭載型モニター付きリストバンドが用意されていた。

 

「では守護者の皆様はリストバンドを装着し次第、各守護者戦が行われたフィールドに移動してください」

 

「それはどういう……」

 

「質問は受け付けません。従わなければ失格とします」

 

たきなが質問するがバッサリと切り捨てられる。彼女は不満げであったが失格と言われてしぶしぶ従わざる得なかった。

 

「ではやるなら今しかないか…」

 

「え?」

 

「円陣だな」

 

「気合入れましょう!」

 

「ええっ、我々が戦う前の儀式ですから」

 

「そ…そうだね」

 

ツナは獄寺達の言葉に同意する。最初はあんまり乗る気ではなかった獄寺とたきなも守護者が一つになるために必要なことだと思っては肯定的になっていた。

ちなみに了平によると『10mルール』というものを改訂したために10m以内の者は円陣に入ったとみなすらしい。

そしてツナ、獄寺、山本、たきな、了平で円陣を組んだ。

 

「よーし、いくぜ!!」

 

「「「「「沢田ファイッ!!オーーーー!!!!」」」」」

 

5人で大きな声出しをしてツナに発破をかけた。ツナはその気持ちが嬉しく、皆と別れ間際につい目に涙を浮かべさせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして守護者はそれぞれ自分の守護者戦が行われたフィールドに立つがそこにはポールがあり、ポールの頂上にはフィールド同じリングが置かれていた。

守護者達はまたリングを奪い合うかと考えるが……。

 

「ただし、できればの話ですが」

 

チェルベッロはそう告げると守護者達が付けているリストバンドに針が出ては皆、苦しみだしては倒れだす。

予想外の展開にツナやリボーン達は困惑する。

 

「ただ今、守護者全員のリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました」

 

「!!!」

 

「なんだって!?」

 

ツナ達が驚く中でXANXUSは知っていたかのような笑みを浮かべていた。

そしてチェルベッロが説明を始める。デスヒーターと呼ばれる毒は瞬時に神経をマヒさせて、立つことさえ困難にさせる。そして、全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増していき30分で……絶命するという。ツナはその話を聞いて怒り声を上げるが、チェルベッロは相変わらず落ち着いた態度で答える。

 

「大空であるボスの使命だからです」

 

「!?」

 

 

チェルベッロは晴・雷・嵐・雨・霧・雲全てに染まりつつ全てを飲み込む抱擁することが大空の使命であり、守護者全員の命がボスの手に委ねられる戦いが大空戦だという。

そして毒を食い止める方法はそれは守護者がしているリングと同種類のリングを差し込むことらしい。リストバンドの凹みにリングを差し込めば内蔵されたデスピーターの毒罪投与される仕組みなどになっているらしい。

大空戦リング戦の勝利条件は全てのリングを手に入れてチェーンに入れる必要があるらしい。

 

こうしてツナは皆を助けるためにザンザスに挑むのであった。

 

+++++

 

超モードになったツナがXANXUSに挑む中、XANXUSは2代目が持っていた『憤怒の炎』と7代目を使った銃を使っていた。

2代目が激昂した時のみこの炎を見せたことから死ぬ気の炎と別に憤怒の炎と呼ばれて、死ぬ気の炎の中でも特に強い破壊力を持った炎であった。そして7代目は歴代のボスの中でも一際、炎が弱かったが、そこで7代目は銃に炎を死ぬ気弾が死ぬ気炎を一時的に圧縮して蓄積する仕組みに目を付けた。たとえ微弱な炎でも蓄積され一点に集中されればその攻撃力は計り知れないと死ぬ気弾に似た戦闘用の弾を生み出してそれを使っていた。XANXUSの銃はそれと全く同じものを使っており、ツナを追い詰めていた。銃の反動を使って空を跳んだXANXUSはそのまま嵐と雷のポールを破壊してはベルとレヴィは自分で毒を解除して他の守護者を狙おうと画策するが……。

 

 

「君……天才なんだって?」

 

 

起きていたベルを吹き飛ばしたのは雲雀であった。雲雀はデスヒーターの猛毒を喰らいながらもポールを破壊して自ら雲のリングを手にして自ら解毒していた。

デスヒーターは野生の象ですら歩行不能になる猛毒らしいが雲雀はリボーンが言うには束縛を嫌う彼の意地で突破したらしい。

だから雲雀は『何物もとらわれることなく、独自の立場からファミリーを守る孤高の浮き雲』を持つ雲の守護者であるという。

そして守護者は使命だけでなく関係性も天候に酷似しており、現にベルを攻撃した時雲雀は彼が持っていた嵐のリングを弾いており――――

 

 

「待ちな」

 

 

倒れているたきなを狙おうとしたレヴィに対して獄寺はダイナマイトを投げつけて妨害する。その爆風で彼はレヴィが持っていた雷のリングを吹き飛ばして手にする。

 

「くっ、雷のリングが……!」

 

「てめーはオレが倒しても良いがこいつに活躍の機会を渡してやる」

 

獄寺はそういうと倒れているたきなに傍に行っては雷のリングをリストバンドの凹みにリングを差し込む。そうする毒で苦しんでいたたきなの表情は良くなり目を見開く。

 

「……借りを作ってしまいましたね」

 

「んなこと言っている場合じゃねぇだろ。……立てるか?」

 

「……ええ、大丈夫です」

 

体を起して立ったたきなはふらつきながらも離れた場所にいるレヴィと対峙する。

 

「貴様が相手か……フン!1度、オレに負けた貴様に何ができる」

 

「私があの時の私だと思わないでください」

 

「まあ、いいだろう。邪魔建てするなら誰だろうが消すまでだ」

 

「ハッ、雷雲も出ていねーのにどーやって消すんだ?あの電気傘の技が来なけりゃ、てめーなんぞ怖かねーぜ」

 

「……!……確かに雷雲がなければ大したことありませんね」

 

獄寺の発言の意図を察したたきなは同じようにレヴィを煽る。

 

「ぬ……?ふふ…そうか…バカめ。ぬかったな」

 

「雨天時にしか出さないような技でヴァリアーの幹部にまでなれると思うか!!レヴィ・ボルタは!!全天候技だ!!」

 

レヴィはそう叫ぶと背中に背負っている8つの傘を空に飛ばして上空に浮かばせる。

 

「でしょうね」

 

「なに…!?」

 

たきなは背負っているカバンから二丁の緑色の拳銃を取り出してはそれを構える。それはただの拳銃でないことは引き金が2つあることからも見てすぐに分かることだった。

 

「なんだ、それは!?」

 

「ヴェルデ製の私の新しい武器です……よっと!!」

 

たきなはそういうと持っていた銃で空に浮かんでいる8本に傘を2つずつ狙いを定めて破壊していく。銃からは緑色の電気の光線を放っていた。

彼女の銃はヴェルデが作った物であり、XANXUSが使っている7代目の銃と違って銃弾を入れなくっても直接死ぬ気の炎に変換して撃つタイプである。銃弾を使わずの威力はXANXUSのものと比べて威力が下がるがカートリッジが必要ないが、1度に放出する量が減ってしまう欠点があるが。

 

「ぱ、電撃傘(パラボラ)が!!」

 

「やるじゃねーか、たきな」

 

「凄い命中率です!!」

 

「ヴェルデもいい仕事するじゃねーかコラ!」

 

電気傘を破壊したのを見たリボーン達はたきなを称賛して喜んだ。

たきなはそのすきを見逃さずにレヴィに銃を向ける。

 

「これで終わりです」

 

 

《雷撃の破壊《トゥオーノ・クロッロ》》

 

 

「ぬおおおおお!!!」

 

たきなは技名を叫んではレヴィに向かって銃から極太な光の光線を打ち出した。スピードが速く巨大な攻勢を防ぐ方法がなく叫びながら光の光線に当たって倒された。

 

「はぁ…はぁ……なんとか勝てましたね……」フラ

 

「お、おい!大丈夫か!!」

 

レヴィを倒した後にたきなは体をふらつかせてそれを見た獄寺はすぐに駆け寄って支える。

 

「え、ええ……ありがとうございます」

 

「お前…もしかして雷の守護者戦の傷が完全に癒えてねーだろ」

 

「……怪我でいったら獄寺も同じでしょう?大丈夫、無茶はしません」

 

たきなが自分の傷を察しているのと真っすぐでぶれない顔を見てつい顔を背けてしまう。

 

「……ッ!……わーかった。だが、足手まといと思ったらすぐに置いていくからな。覚悟しろよ」

 

「了解しました」

 

たきなは獄寺の言葉を受けて他の守護者を助けに先に走る獄寺の後をついて行った。

 

+++++

 

それから獄寺と共にたきなは了平の所に向かっては彼の解毒を行った(彼に頼みで敵のルッスーリアに解毒を施したが)

了平はまだふらつくと言われ、リングを預かって獄寺とたきなはその場から離れる。

そして2人は他の仲間を探して走っていると校舎の角で山本と遭遇する。

 

「無事でしたか」

 

「ああ、ヒバリの奴が校内で死人を出しなくねーからって助け出してくれた」

 

「なっ、お前もかよ。あいつ、オレ達に貸しを作って何、企んでいるんだ?」ブキミダ…

 

「彼については深く考えたら負けですよ……」

 

自分達を助けた雲雀についてあれこれ考えるが、こちらの常識で彼を考えるのは無理だと結論出して彼について考えることは全員やめることにした。

 

「だが、アイツも相当やられてて動けそうにねぇ」

 

「ヒバリが…?」

 

「リングは預かってきた」

 

山本は手の平に乗せた雨と雲のリングを証拠として見せる。

 

「あと助けてねーのは誰だ?」

 

「了平さんは無事です」

 

「ってことは残るは…」

 

「霧だ!!」

 

「あの娘か!」

 

「ええ……体育館です」

 

3人はまだ自分達側で助けていない人物が霧の守護者のクローム髑髏抱けと気が付き声を上げて体育館に急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館に辿り着いた3人は息を切らせながらドアを開け始める。

 

「急がねーと致死量時間の30分経っちまう!!」

 

「獄寺…大丈夫かよ?」

 

「ん?」

 

「お前は血色悪いぜ」

 

「てめー、人の事言えねーだろ!!傷口をずっと抑えてヘロヘロじゃねーか」

 

獄寺が言うように山本は胸の傷跡を抑えてヘロヘロであった。それと同じく獄寺の血色は良くなく、たきなも顔位が良くなかった。

 

「つまり、全員満身創痍と言ったところですか……」

 

「アハハ!皆、ボロボロってわけか!!」

 

「別に今のは言い直す必要ねーだろ!ったく……」

 

山本の態度にイラつきながら獄寺は体育館の扉を開けた。

だが、そこはポールが破壊されて横に倒れておりリングはその場になかった。

 

「ポールが……!!どーなってやがる!!」

 

「クローム…彼女は一体どこへ!?」

 

「こっち、こっち!!」

 

「!!」

 

槍が地面に当たる男を聞いて獄寺達は音の方向を見るとそこにはクロームは縄で縛って釣り上げてはナイフを向けているベルの姿だった。ベルノ手には音の正体の槍が握られており、近くにはマーモンも立っていた。

どうやら、彼らは獄寺達が持っているリングをこちらに渡さないとクロームの皮を剥がされてむごい死に方するという。

 

「ふざけんじゃねぇ!!そんな安っぽい手に引っかかると思ってんのか!!?」

 

ヴァリアー側の要求を獄寺は突っぱねが脅しではないとベルはナイフをクロームの方へ向けて脅す。クロームは解毒されていないためか苦しそうな表情をしていた。

 

(直ぐに銃で撃ちぬいて助けたい所ですが…相手の距離的に私が攻撃する時には彼女に危害が加えられているでしょうね……)

 

「しょーがねーリングを渡すしかみてーだな……オレ達3人でお前達が持つ霧以外の全リングを持ってんだ」

 

「おい!!お前!!バカか!」

 

「何を考えているんですか!?」

 

山本が急に交渉しだしてリングを交換しだすことを言い出して獄寺とたきなは困惑しだしていた。

 

「ただし、いっぺんはやらねーぜ。まずその娘の解毒とこの雨・雲との交換だ」

 

「なっ!!」

 

「それが出来たら信用それが出来たら信用して残りのリングとその子の交換に応じる」

 

(そこまで言うなら策はあるんですよね……!?)

 

たきなは細かいように指定している山本の言動に気にしていた。

ヴァリアー達は最初は山本の取引に渋りつつ、同時にという条件でクロームの解毒をして山本は床にリングを転がした――――

 

「わたっ」

 

下にある瓦礫に躓いて手をつく山本。

だが、それも山本の作戦の内で彼はその体制で技を発動する。

 

 

《時雨蒼燕流 攻式三の型 遣らずの雨》

 

 

山本は竹刀袋にある時雨金時(時雨蒼燕流で抜いた時のみ刃を現す特殊な刀)を蹴ることで竹刀から肩何へ変化させてベルの肩に剣を飛ばす。

 

「う゛……う゛あ゛ぁ……!!」

 

流石のベルも痛みで呻き出す。山本はその隙を狙ってマーモンの傍に寄って刀を喉元に突き付ける。

 

「動くな。……形勢逆転だな」

 

「やりましたね」

 

「お、驚かするんじゃねーよ。山本」

 

敵の1人にダメージを与えてはもう1人の喉元に刀を突きつけた現状にたきな達も逆転したと確信を得る。

ベルも刀が刺さって未だ呻いては地面に転がっていた。

 

 

 

「……やはり只者ではない連中だ。警戒しておいてよかったよ」

 

 

 

次の瞬間、マーモンやベルの姿が一瞬で消えていく。まるで幻のように。

 

「体育館に一歩踏み入れた時から君達は僕の世界にいたのさ」

 

「ししし。さーて、残りのリングもいただこうか?」

 

体育館の景色が変わって先ほどの山本が追い詰めている景色から少し前までのベルが縛っているクロームにナイフを突き付けている場面に変わる。

山本の位置も最初の位置に戻っており、周りには幻術で無数のマーモンが浮かんでいた。

 

「何!?」

 

「幻覚だったのか!?」

 

「形成再逆転♪」

 

(これはヤバいですね……)

 

たきなは幻術によって逆転されたこの場を見て、幻術に対抗できる手段がある者がいないためにこの打つ手がないと悟っていた。

幻術に対抗できる可能性があるクロームは縛られていた。毒はどうやら解毒されているようであったが。

 

「振りだしに戻ったな」

 

「くそっ!」

 

「さあ、雨と雲以外のリングを渡しな」

 

ベルは依然とクロームにナイフを突き出してはたきな達を脅す。

彼女達が決めかねているとマーモンは更に追い詰めるように触手の幻術を出してはクロームを締め上げる。そして、彼女だけでなく獄寺達にも触手の魔の手が襲い掛かる!

 

「!!し、しまった……」

 

「ぐっ……!」

 

腕に触手が絡んでは獄寺とたきなはそれぞれ嵐と晴、雷のリングを地面に落としてしまう。

触手の勢いは止まらず2人だけでなく、山本も触手によって動きを封じられてしまう。

 

「お前達はここで死ぬのさ。自分の想像力によってね」

 

「ぐっ」

 

「うわああ」

 

(くっ……このままじゃ……!)

 

無数に出てくる触手に絡まれて獄寺達は身動きを取れなくなっていた。

触手の力は強く抵抗しようとしても更なる力で押さえつけられてしまう。

絶望に打ちひしがれて『もうだめだ』という気持ちが浮かんでいると――――

 

 

 

極限太陽(マキシマムキャノン)!!!』

 

 

 

叫び声と共に体育館はまるで衝撃波に襲われたように壊れ始める。

 

「!?」

 

「何だ!?」

 

「こ、この声は……」

 

急に体育館が壊れ始めて獄寺と山本は困惑するがたきなは叫び声から誰かのものか気が付いていた。ベルは衝撃で飛んでくる瓦礫を腕で防ぐが軽いマーモンは衝撃で後ろに吹き飛ばされる。そして体育館は完全に破壊されて獄寺達は瓦礫の埋もれてしまう。

体育館が破壊されて数秒後、獄寺、たきな、山本は瓦礫の中から這い上がる。

 

「ゴホッゴホッ」

 

「大丈夫か!?」

 

「ああ。髑髏も無事だ!」

 

山本は獄寺に返事を返すと気絶しているクロームを支えていた。

 

「一体、何だ……?体育館ごと吹っ飛んでる……」

 

「……」

 

「……どうやら、ヴァリアーは逃げてしまったようですね」

 

たきなは瓦礫の周りを見てどこにも彼ら倒れているような様子がないために逃げおおせたと結論付ける。山本はクロームを気を失っているクロームに肩を貸すと近くに来ていた人物に気が付く。

 

「!ま……まさか、今の一撃って!」

 

「お前は!!」

 

「やはりあなたでしたか……」

 

「まどろっこしいのは嫌いでな」

 

そこにいたのは包帯をしている右手から血を出している了平だった。

その姿から3人は彼が体育館を破壊したのを察するのであった。

 

+++++

 

それから獄寺達は目を覚ましたクロームと共にツナとXANXUSが戦っている運動場に向かっていた。

リングは運動場に見つからずにその場からいなくなったヴァリアー達が持っていったと結論付けて彼らが向かったと思われる運動場に行くことにした。

その予想は当たっており、その場に倒れているXANXUSに6つの守護者のリングが填められているチェーンをズボンにつけて、ベルが指に大空のリングを填めようとしていた。

 

「どいつもこいつも新ボス誕生のために立会いごくろーさん」

 

「!!そんな!!」

 

「受け継がれ志ボンゴレの至宝よ。若きブラッド・オブ・ボンゴレに大いなる力を!!」

 

マーモンが呪文のような言葉を言ってベルがXANXUSに大空のボンゴレリングをつけるとリングは光り出して、まるでザンザスの体に力を与えるようにXANXUSに力が漲っており、ボロボロだったXANXUSは立ち上がった。

 

「力だ!!!とめどなく力があぶれやがる!!!これがボンゴレ後継者の証!!!ついに!!ついに叶ったぞ!!」

 

「そ、そんな……」

 

リングに力が溢れ出してXANXUSは狂喜し、それを見たたきなは絶望してガクッと地面に膝をつく。

 

「これでオレはボンゴレ10代目に…!!」

 

 

 

「がっ」

 

 

 

次の瞬間、XANXUSの体から血が溢れ出しては吐血してはその場に倒れた。

周りに倒れだしたヴァリアーのメンバーは何が起こったのは混乱していた。

 

「…………リングが……XANXUSの……血を……拒んだんだ……」

 

その様子を見たツナはとある結論に辿り着いてはつぶやいた。これもツナに流れるボンゴレの血が悟らせたのだろう。

 

「ぐふっ…さぞ…かし…いい気味だろうな!ぶはっ…ハァ…ハァ………そうだ。オレと老いぼれ血なんて繋がっちゃいねぇ!!」

 

ツナに気づかれたXANXUSは衝撃を事実を明かす。その事実に周りにいた全員は言葉を失う。

その反応を見たXANXUSは「同情すんな!!!カスが!!!」と突っぱねる。

そんな中、雨のリング戦で実は一命をとりとめたスクアーロは「お前の裏切られた悔しさと恨みが…オレにはわかる……」と言う。

 

 

そしてスクアーロは語たる。XANXUSは下町で生まれては生まれながら死ぬ気の炎を宿していた。それを見た母親は彼が自分とボンゴレ9代目の間に生まれた子供と言う妄言に取り付かれたらしい。

そして母親は何も知らないXANXUSを9代目と面会させて9代目はXANXUSを息子として迎え入れた。それから彼は9代目の息子として威厳・実力を手に入れていた。

だが、ある日自分の母親は9代目と何の繋がりもなく、自分を養子として引き取られたことと自分がボンゴレをとは何の繋がりもない人間だと知った。しかもブラッド・オブ・ボンゴレなくしては後継者と認められないことを。

それを知ったXANXUSは怒り狂ってはボンゴレに反逆するためにクーデターの『ゆりかご事件』を起こしたのだった。

 

 

ツナはそんなXANXUSに9代目は血や掟関係なく認めて受け入れようとしていたんじゃないかと言うがXANXUSはそんなものより自分が求めているのはボスの座だけだという。

 

「カスはオレを崇めてりゃいい!!オレを讃えりゃいいんだ!!」

 

まるで自己中心的な物言いをするXANXUS。だが、彼は体から血を噴き出して口からは吐血しては手に血が流れては大空のリングが地面に落ちる。

 

「XANXUS様!あなたにリングが適正か協議する必要があります」

 

「だ……黙れ!!叶わねーなら道連れだ!!どいつもぶっ殺してやる!!」

 

「XANXUS様!!」

 

殺意立ったXANXUSの発言にチェルベッロが動揺する中、ベルトマーモンは『待ってました』というように戦闘態勢を行う。それに対応するように獄寺達が前に出る。そしてその場にも雲雀も駆けつけて2vs6と獄寺達が有利の様に思えたが……。

 

「2vs6?何の事だい?君達の相手はこの何十倍もの戦力だ」

 

「!?」

 

「総勢50名の生え抜きのヴァリアー隊がまもなくここに到着するのさ」

 

「!何を言っている!!」

 

マーモンが言っていることが理解できない了平は聞き返す。マーモンはXANXUSは勝利後に連中に関りがある者を全て片付ける要因を向かわせておいたと言う。彼らは幹部クラスの次に戦闘能力が高い精鋭らしい。

 

(そんな奴がいたとは……千束は大丈夫でしょうか……)

 

たきなが精鋭の存在を知って千束を心配する中、チェルベッロの1人が対戦中の外部の干渉を止めようとするが、イラついたベルが彼女を殺害する。周りはその行動に唖然とする。

観覧していたリボーン、バジル、コロネロ、ディーノは我慢できずにチェルベッロに申し出て周り囲んでいた赤外線の解除を申し出てチェルベッロの1人はそれを解除しようとするが……。

 

「……解除されてねーぞ」

 

「甘いよ細工しておいたのさ。あいつらはまとめてオリの中で消す予定だったからさ」

 

マーモンの策略のせいで解除されずに戦力として参戦できずにいた。しかもその赤外線は内部からの攻撃で爆破する仕組みになっているという。

ツナは満身創痍で守護者全員ボロボロという絶望的に状況の中でヴァリアーの隊服を着た精鋭3名がやってきた。

 

「ナイスタイミーング。待ってたぜ」

 

ベルはやってきた者達に歓迎の声を上げるが……

 

「ほ、報告します我々以外のヴァリアー隊は全滅!!」

 

まさかの報告にあのベルでさえ開いた口塞がらなかった。

やって来たメンバーの1人はその場に倒れて、報告してきた男ともう1人は何とか立っていたが顔色は悪く今でも倒れそうであった。

 

「奴は強すぎます!!鬼神ごとき男がまもなく…」

 

男が報告していると『ギュオッ』という回転音が聞こえだしては後ろから回転した巨大な鋼球が迫ってくる。

 

 

暴蛇烈覇(ぼうじゃれっぱ)!!」

 

 

その声と共にその場にいたヴァリアーの精鋭は鋼球によって吹き飛ばされる。

その鋼球の持ち主にツナははっと息を呑んだ。




ヴァリアー編もだいぶ終盤です。そんな中でたきなが手にしている新しい銃について触れていこうと思います。


・雷撃銃
ヴェルデが作った拳銃。たきなが普段持っている『S&W M&P99L』を参照に外側が緑色になっている。
XANXUSが使っている7代目の銃と違って銃弾を入れてそこに死ぬ気の炎を溜めて放出しなくてもよく直接死ぬ気の炎に変換して撃つことができるタイプである。
直接変換した場合XANXUSのものと比べて威力が下がるが弾倉が必要ないが、1度に放出する量が減っている(その分、隙は少なくなる。少ない死ぬ気の量で威力を出せる仕様)。
普通に弾倉を込めて銃と使える。弾倉を入れて死ぬ気の炎を込めて撃つこともできる。
威力は弾あり雷の炎>弾なし死ぬ気の炎>>>ただの銃弾となっている。
死ぬ気の炎が限界近く減ったらロックが掛って撃てなくなる機能もつけられている。
ちなみに引き金があるのは理由があり、まだ隠された機能があったりする(ちなみに普段は前にある引き金を引いている)

Q:前の武器的にたきなの死ぬ気の炎がすぐに底が付きそうなのでは?
A:実は電撃鋼鉄腕は燃費が悪い。たきなは練習などではロボットを短期間で倒していたために発覚していなかった。燃費が悪いのはヴェルデが秘密につけていた記憶データなど変換装置があるため。
これにはそれがないし、少ない死ぬ気で高い威力出せるので何にも問題ない。
ツナ達はこの時点で死ぬ気の炎の知識などがないために思ったより電撃鋼鉄腕の燃費が悪いのに気が付かなかった。


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