ボンゴレファミリー所属の千束とたきな 作:たきな大好き0802
たきながサクラを倒しては次の部屋に向かう途中でまた地震が起きては部屋の分割が起き出していた。丁度、その時たきなと獄寺&了平はブロックが分かれる場所いて、それぞれ場所が上下に動き出す。
「たきな!!」
「獄寺、了平さん!私は大丈夫ですから気にせずに行ってください!!」
「そ、そんなことできるわけがねぇだろ!!」
「タコ頭、ここはたきなの言う通りにするべきだ。オレ達のやるべきことはなんだ?」
「……ッ!!」
獄寺は了平の言葉を聞いては自分達のやるべきことを思い出しては歯を食いしばってたきなの方へ向かうことを断念した。そしてブロック移動が完全に行われてお互いが見えなくなる。オレが収まったのを確認したたきなは周りをゆっくりと確認する。
(また何かしら移動があったようですね……ここまで自由に移動されては入江正一の所へ行くのは困難のように感じます……もし、そうなら最後は……)
たきなはここまで基地内で移動できるのなら入江がいる場所にたどり着けないように出来ることを察していた。だからもしもの時に……と手に雷撃銃を強く握る。
彼女は最終手段として部屋破壊して無理矢理進んでいくことを考えていた。流石にその時に何が起きるか分からないし、基地に自分以外のボンゴレメンバーがいるためにすぐに実行を移すことは流石になかった。
(ここにいても何も始まりません。とりあえず、進みましょうか)
たきなはとりあえず、近くにある部屋に向かって入るのであった。そこには―――
「……ここは先ほどの部屋と同じようなトレーニングルームでしょうか?」
そこはサクラと戦った場所と同じように広くコンテナが無数に置かれている部屋であった。
彼女は敵がいることを考慮しては警戒心を高めては前に歩き出す。
「……入江隊長に頼んだ通りに錦木千束の相棒をこの部屋に誘導することが出来たか」
「誰!?」
声がする方向をたきなが振り向くとそこには黒色ゴツイヘルメットを被ってバイザーで目元を隠していて、ヘルメットの後ろからは黄色の髪が出ている女性が現れる。
服装は黒色のボディスーツで千束程の大きな胸を持っていた。声は機械の合成音で体つきを見ないと男の可能性を疑ってしまうほどであった。腰回りにはいくつかの匣がチェーンで巻き付けられていた。
たきなは距離は離れていたがすぐに攻撃できるように雷撃銃を彼女に向けていた。
「初めましてボンゴレ10代目の雷の守護者、井ノ上たきな。私はミルフィオーレ雲の六弔花のユリ」
「それは雲のマーレリング……!」
『ユリ』と名乗るミルフィオーレの隊員は右手をかざして人差し指を見せつけるとそこには紫色のマーレリングが指に嵌められていた。
「井ノ上たきな――――私は貴様を殺し錦木千束の前に死体を晒してやる」
「あなたは千束に何か恨みでもあるのですか?」
「……奴によって私の人生は狂わせられた。だから、私は彼女に復讐する。そのためにまず、千束の相棒の貴様を殺してアイツを絶望させてやる」
(相当千束を恨んでいるようですが……あの仮面の下は一体何者なんでしょうか……千束が潰した組織は多いですが、ここまで恨みを持っている者は一体……)
たきなはユリのただならぬ千束の恨みを持っているのは感じていたが、あまりにも恨みの強さに逆に疑問を抱いていた。
(いや、どんな理由があろうとも関係ない。敵なら倒すだけ。まずは先手必勝!!)
たきなはユリに向けていた雷撃銃のトリガーを引いては雷のレーザーを撃った。だが、ユリはすぐにレーザーを素早く横に躱していく。
「!?」
「その程度の事は想定済みだ」
たきなが驚愕している中、ユリは指輪に雲の炎を灯しては腰の右側につけている匣の1つを開匣する。
そうするとそこからガトリング銃を現れてユリの左腕に装備される。たきなはそれを見ては、既に嫌な予感がして動けるように準備をする。
「その腕…どうするつもりですか?」
「こうするんだ」
次の瞬間、マシンガンの銃口から雲属性の死ぬ気の炎が放出されては一瞬にして1つの弾が次々と枝分かれして増えていった。
たきなはすぐさま近くのコンテナに逃げ込んで弾から逃げ出すが雨のようにコンテナに弾が降り注いでいた。
「くっ……」
(なんて雨のような攻撃……いくらこのコンテナが固いとしてもこれじゃあ動けない……)
(どうやらこちらの攻撃で動けないようだ。このまま押し切るのもありだが……念のために……)
ユリはマシンガンを撃ちながら右手のマーレリングに雲の炎を灯すと腰にある1つの匣を開匣する。そうするとそこから何かが匣から飛び出してはどこかに行ってしまう。
たきなはコンテナに隠れて攻撃を避けていたためにその姿を目撃することはできていなかった。
(念のために雷球体をいくつか作っておいて……では、ペンタ頼みますよ……)
たきなはサクラの時のように雷球体をいくつか作ってはトレーニングルームに飛ばしていた。こうして準備をしてはたきなはペンタが入っている匣を開匣してペンタは真上に雷の炎を纏って飛んではユリの方へ向かうように上から曲がるように向かっていく。
「プープープー!!」
「これがお前の匣兵器か!!」
ユリは左腕のガトリング砲で迫りくるペンタを狙うが、ペンタは雷の炎を纏っているために雲の炎の弾では破壊できずにペンタは徐々に距離を縮めていく。
「くっ!」
数メートル近くまで迫って来るのを確認するとガトリング砲を匣に戻しては迫ってくるペンタを後ろに飛んで避けた。そして避けられたペンタは床に口ばしが刺さった状態で身動きが出来なくなってたいた。
ユリはそんなペンタに何もせずに距離を取る。たきなからの次の攻撃を警戒しているためだろう。実際、たきなはこの隙に既に別の場所に移っていた。
(よし!このあたりなら音を出さずに狙えば流石に避けることはできないはず……!)
たきなはユリの右上の上あたりのコンテナに隠れながらやや半身になって雷撃銃を持った腕を伸ばしてもう片方の腕を曲げて支えていた。
銃には音を消すサプレッサーが付けてあり、銃をユリの方へ向けていた。そして撃つタイミングを計っていた。
(……!今だ!!)
たきなはユリが自分の方へ近づいて来た所を雷撃銃で狙撃する。撃った時には彼女は横を向いていて完全に視界からノーマークの場所であった。
レーザーはユリの所まで残り10cmまでくるが彼女は横を振り向くと急に上半身を後ろに反らした。そうしたことで完全にレーザーを避けていた。たきなはそれを見て目を丸くしていた。
(そんな!?あそこから攻撃を避けるなんて……!!)
たきなは目の光景に動揺して動くのが遅れる。ユリは体を戻しては攻撃をしてきたたきなの方を向いては走り出しては指先から鉤爪(猫の手型)を出してはたきなに突き出す。彼女はユリの攻撃に反応が遅れて鉤爪が体に少し掠ってしまう。
「くっ!」
(想像以上に速い……!こうなることを予測していただけじゃない…ずっと前からやってきたようですね……とにかく、ここから離れないと――――)
たきなは急いでその場から離れようと急いで後退をするが――――
「ッ!!?」
(う、動けない……!?)
次の瞬間、たきなの体が動けなくなってしまう。まるで何かによって体を縛られたように。
(一体、何が……)
たきなが疑問に思って自分の体の周りを見ると体に薄い糸が自分の体にからみ付いており、それが自分の体が動かない原因だとすぐに分かった。
「こ、これは……糸!?」
「……気が付いたか。それは私の匣兵器の糸だ。お前が弾から逃げている間に用意させて貰った」
ユリは肩に乗っかっている雲クモをたきなに見せる。そのクモがたきなを縛っている糸の出所なのは確かだった。
ユリは片方の鉤爪をたきなの方に向けていた。
「これでお前は動けない……少しずつ苦しませてやろう……」
「くっ……!!」
「ピ……」
(最悪だ……糸に絡まられて身動きが出来なく銃は下の方を向いていてそもそも引き金が引けない……ペンタはいつの間にか糸で巻き付けられていますし……)
たきなは現状を確認していたが、自分は糸によって縛られていて動けずに相棒のペンタもいつの間にか体に糸を巻き付けられていて完全に身動きを止められていた。
今の状態では武器だけでなく他の匣兵器も出せない現状であった。
「くっ……!」
「精々、あがいてみろ。……と言っても仲間もいなく武器や匣を使えない今で何ができるという話だが――――なっ!!」
「ああああああっ!!!」
ユリの片手の鉤爪がたきなの腹に少しずつ少し刺さっていく。痛みでたきなは叫び声を出すが直ぐに声を抑える。ユリもすぐにたきなを殺すつもりではないようで少しずつ刺していた。まるでたきな苦しめることに意味があるように。
「ふふふっ!そうだ!もっと苦しめ!!貴様の苦しむことで錦木千束に苦しみを追わせることができる。だから、もっと苦しめ!!井ノ上たきな!!!」
「ぐっ……!!」
(うっ……この女の千束に対しての恨みの強さは一体……?いや、それよりも今はこの状況を脱出する方法を……)
たきなは痛みに耐えながらも今の状況から抜け出すための方法を一生懸命に考えていた。
彼女は周りにある物を見ては ある方法を思いついた。
(少し荒っぽいですが、これなら……)
「……なぜ、あなたは千束に対して……そこまで憎しみを持っているのですか?一体、あなたと千束には一体何が―――「貴様が知ることではない!」
(取り付く島もないと言う感じですか……少しは情報収集を……ぐっ……そろそろやりますか……)
たきなは刺されている箇所を少しずつ嬲る。たきなはこれ以上は危険だと判断しては先ほどから考えていた近くに浮かんでいる雷球体を何個もスパークさせていく。
「!!」
ユリはそれに気が付いたのかたきなに刺していた鉤爪を外してはその場から離れる。たきなはユリが離れていってもスパークを止めずにそれを自分の方へ向けた。
「がああああっ!!!」
たきなは雷の炎を食らいながらも自分を縛っていた糸を切っていった。多少荒っぽいが最初からこれをたきなは狙っていた。このスパークによって一緒に縛られていたペンタも開放する。同時に雲クモは雷を食らってその場に倒れる。
「ぐっ……!」
(痛みと痺れはまだありますが……ここで畳みかける!!)
たきなは体に痛みと痺れを感じながらもユリに向かって走り出す。ユリは驚きながらも向かってくるたきなに大して鉤爪を構える。
「自分から来るとは……自ら死を選ぶか!」
「そんなつもりは毛頭ありませんが!」
たきなは学生鞄から閃光音響弾を取り出しては前に投げつける。猛烈な光と爆音が起きては視界と聴覚を数秒で封じられる。
「うお……!!」
いきなりのことでユリも対応できずに困惑していた。たきなはその隙を見逃さずに彼女に向かって走り出す。
たきなは片手で鉤爪が刺さっていた箇所を抑えながら雷撃銃をユリの方を撃つ。彼女は攻撃が来るのを何となく察しては防ぐために一番左の匣を開匣する。そうしたら目の前に雲形のバリアが現れて攻撃を防いだ。
(やはり、目が彼女にとって一番武器は目のようですね。あからさまに動きが悪くなっている)
たきなはこれまでの動きから目でこちらの動きなどを察していたのを推測していた。
そして閃光音響弾で目を封じて動きを鈍くさせておいて、その間に近距離まで近づき雲のバリアがなくなった時に学生鞄から取り出したナイフをユリのバイザーに向かって投げつけた。ナイフはそのままバイザーを破壊していった。
(これで目を潰すことが出来たら私の勝率は上がりますし、下手したらこのまま相手が死んでくれれば楽なんですが……)
たきなはナイフを投げていった後に素早く後退してその場に離れていく。
投げつけたナイフが致命傷になってくれることを願っていたが……。
「……私の目を狙うことは察しは出来ていたが、ここまでやるとはな……」
(雲属性の死ぬ気の炎で刺される前にガードしたか……流石にそんな簡単にさせてくれませんか……)
ユリは目に雲の炎を出していたためにナイフが突き刺さらずにナイフは雲の炎によって目の直前で止まって浮かんでいた。そのためにユリの隠れていた顔は見えなかった。
彼女はが狙われることを察して目に死ぬ気の炎を灯しておいたのだ。
「まさかこの顔を晒すことになるとはな……舐めていたよ、井ノ上たきな」
目の死ぬ気の炎が無くなって、目の所に浮かんでいたナイフも地面に落ちる。
「そ、その顔は!?」
――――たきなが見たユリの素顔とは!?
ユリの顔は一応、予想できるような感じで出していますが……当てられる方はいるかどうか……。
ちなみに初期は普通のマシンガン使わせるつもりでしたが、作者がそういうのに疎いせいで上手く決まらずに片手につけられる武器に変更しました。
匣兵器シークレット解説シリーズ
雲クモ(ラーニョ・ヌーヴォラ)
匣タイプ:インセクト 属性:雲 設計者:ロレンツィニ
大きさ6m パワーD スピードC スタミナC 賢さC 性格:勤勉
技:噛みつき 雲糸 雲ネット 本体分身
備考:増殖能力を持つ雲属性の匣兵器。
『ユカタヤマシログモ』と呼ばれる種類のクモで晴クモと比べ、こちらは糸を増殖させて相手を拘束するのに特化している模様。
晴クモと比べて相手にダメージを与えるのに乏しいが、増殖で増やした自身の雲属性の分身(糸を出す程度の雲の炎の塊)で糸を無数に増やして周りに貼り巡る。
捕獲作戦で対象を傷つけなく捕まえるためによく使われている匣兵器である。
BOX DESIGN
黒い匣の側面にミルフィオーレの紋章がある。
雲ガトリング
匣タイプ:ウェポン 属性:雲 製作者:ケーニッヒ
大きさ:30cm
備考:雲属性の中遠距離用武器。
雲属性の炎を口径から連続射出して攻撃する。
弾は実弾ではないが使用者の死ぬ気の炎が尽きるまで連射可能。
同じ片手につけられるタイプで雲大砲などがある。
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