ボンゴレファミリー所属の千束とたきな   作:たきな大好き0802

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今回から話を一気に飛びます。
理由はリコリスキャラの出番があんまり出せそうにないからです。リアクション要因になって原作を大きく改変できないところもあるので。


既に大きなヒント出していますが、この世界の雷の真6弔花はやつです。


6人目の真6弔花

 

 

「目覚めの時…運命の時…約束の時」

 

「ぼばっ!!」

 

 

とあるホテルの一角にて鬼の仮面をつけた大男が言葉を聞いて興奮する緑髪のセミロングの少年が興奮しだしていた。

 

「トリカブトが時を……トリカブトが時を告げた!!――ザクロ!!桔梗!!時だよ!!時間だよ!!虐殺の時間だ!!!」

 

緑髪の少年が興奮しながら声をかける先には椅子に座ってテーブルでポーカーをしている青緑色の長髪の青年―――桔梗と炎のような赤髪の青年――――ザクロがいた。

 

「どうしよう……僕チン興奮してきた……今日殺しちゃうの1万人かな……10万人かな……」

 

「ハハンッ!!落ち着きましょう、デイジー。今日の務めは虐殺ではありません。――我々が今回戦うのはごく少人数、白蘭様からは1種のセレモニーと聞いています」

 

緑髪のセミロングの少年――――デイジーという少年が興奮する中で対称的に桔梗は落ち着いて答えていた。

 

「では、白蘭様の所へ参りましょう。この日をとても楽しみにしておられた――――「やったーーーー!!ついちゃったよ!!」

 

「?」

 

桔梗の言葉が終わるのとほぼ同時に隣の部屋から大声聞こえてくる。何事があったかと桔梗達が隣の部屋に行くと――――。

 

「ねぇねぇ、見て見て!!すっごいついたの――――きん肉」

 

でかい円柱の水槽に中にいる淡い青色のロングヘアーの少女が裸で筋肉を見せつけるポーズを行っていた。

なお、彼女の体には筋肉は全くあるように見えなかった。

 

「そりゃあ、筋肉じゃねーぜ。ペチャパイってんだ」バーロー

 

「なによ!ザクロ!!きん肉だもん!!筋トレしたもん!!」

 

「そのメンチの切り方じゃあ、まぶたの裏しか見えてねぇーな。電波ちゃん」

 

「………」

 

少女はザクロの言葉の意味が分からなかったのか少し上を見て、考えては意味に気が付いて水槽から体を出す。

 

「誰が電波だ!このヤロー!!今度行ったら頭蓋骨むくぞ!!桔梗もなんとか言ってよ!!ブルーベルは激しくブロークンハートよ!!」

 

「ハハンッ――――ザクロはブルーベルのキュートさにやきもちやいてちょっかい出しているんですよ」

 

「そらぁねーな」バーロー

 

桔梗の指摘にザクロは即答できっぱりと否定した。

 

「ブルーベルは女の子なんですからまず足を閉じましょうか」

 

「ニュニュウ~~ザクロもすっとこどっこい。絶っ対尊敬させてやるʕ •`ᴥ•´ʔ」

 

円柱の水槽の上にブルーベルと呼ばれた少女は頬を膨らませて不満げにしていた。

 

 

「ハハハハッ。相変わらず楽しそーだなー君達は――――やっ♪」

 

 

白蘭が現れてその場にいたブルーベル以外は白蘭が現れては右手の人差し指と中指を合わせては親指との間をあけてその間に自分の顎に当てるポーズをした。空いている左手は右腕の肘を支えるような姿勢をしていた。

 

「ハハンッ。まさかおいでになるとは――白蘭様」

 

「当たり前だろ?今回、僕は君達と同じプレイヤーなんだよ?それに――――ほら、おそろいの戦闘服♪」

 

白蘭は他のメンバーに見せつけるように自分の黒コートを見せつける。それは他の真6弔花と同じものであった。

 

「かっくいーびゃくらん」

 

「呼び捨てるな!バーロー!」

 

ブルーベルも水槽から降りては皆とお揃いのコートを着だしていた。とはいえ、ボスの白蘭に対しての態度にザクロは苛ついていた。

 

「私達は真6弔花、白蘭様と戦地に赴くのは身に余る光栄。ですが、白蘭様が手を汚される必要はないでしょう、現状では1人遅れていますが我々人類最強の選ばれた戦士が

 

――――史上最高のマーレリングと空前絶後の匣兵器を持ち、あなたという悪魔を使えているのですから」

 

そう桔梗が言い放つと5人は白蘭を真ん中に彼を中心に集まる。

 

 

 

 

「相変わらず従順な部下なこった」

 

 

 

「パチパチパチ…」と拍手とともに男の声が聞こえてくる。桔梗達が音がする方を向くとそこには自分たちと同じ黒いコートを着てはその下にアロハシャツを着ているボサボサの緑髪の男がこちらに歩いてきていた。

 

「遅いですよ――――真島」

 

「こうして来てやったんだ。文句はねぇだろ」

 

「………あなたという人は」

 

――真島の白蘭に対して敬意を持たない態度に桔梗は頭を悩ませていた。

 

「ニュニュウ~。現れたわね、問題児」

 

「それはおめーもだろうが、バーロー……だが、奴らは他の6弔花と違って白蘭様に敬意や恩義などを感じてねぇ。寧ろ、敵意を出しているほどだ」

 

「僕チン、あいつが嫌い……」

 

「反逆を企む者」

 

ザクロ達、真6弔花はそれぞれの意見を述べていた。彼らはあまり真島に対してあまり好意的ではなかった。

それは真島が白蘭だけではなく、真6弔花内でも突き放すような態度をしているからである。

 

「まあまあ、いいじゃない。こうして真島チャンが来たわけなんだし。――改めて、来てくれてありがとう。真島チャン」

 

「フッ…テメェのためじゃねえぞ。俺は復讐したい相手がいたから手を貸してやるだけだ」

 

「真島……あなた、白蘭様にその態度はいかがなものかと……!」

 

白蘭は怒りで真島に突っ掛かろうとする桔梗を止めるように彼の前に腕で遮る。

 

「いいよ、僕はそんな態度で野心を持つ君だから真6弔花に誘ったんだよ♪」

 

「どーも。俺をあそこから助けてくれたのは感謝はしてるぜ。感謝はな」

 

「なら、少しは従ってもバチは当たんねーんじゃねーか?」

 

「俺はテメェらと慣れあう気はねぇよ」

 

真島は白蘭達に背を向けては手を挙げてその場を去っていく。周りはそんな真島を何も言わずに見送っていた。

 

「なーによ、あいつ。自分勝手でちょムカつく」

 

「自分勝手なのはおめーもだろうが。……だが、あいつの言動は目に余るところがある」

 

「あいつにとって僕チン達は仲間じゃないんだよ」

 

「白蘭様……僭越ながら意見を申し上げてもよろしいでしょうか?」

 

「んー?いいよ」

 

周りが真島の愚痴を言う中で桔梗は白蘭の前に跪く。そして白蘭に意見を申し出るのであった。

それに対して白蘭は軽い態度で許可する

 

「ありがとうございます。なら、申し上げます。今すぐでもあの男――――真島を真6弔花から外すべきです。御覧の通り。我々は彼の態度に不満が募っております。しかも彼はあろうことか白蘭様に反逆を考えている様子まで見せている……これはすぐに対処を行いませんと――――」

 

「わかってるよ、君達の不満の気持ちは。でも、僕は彼一人ぐらいいてもいいと思っているんだよ」

 

「……その理由は?」

 

「僕的には全員イエスマンより一人ぐらい僕に反逆するくらいの野心を持っているくらいがちょうどいいんだ。それに本気で反逆する気なら――――

 

 

 

――――返り討ちにするだけさ」

 

白蘭は目を細めて真6弔花達を見ると殺気を発する。その殺気に彼らは体を震わせる。

 

(流石、白蘭様…あのような輩を消すのは容易だからこそあえて、お見過ごしているということか………)

 

「分かりました。そうとなれば不満などありません。私のような者が意見を申し上げて申し訳ありません」

 

「うん、いいよ。そういう気持ちは分からなくはないからね。じゃあ、皆で行こうとしようか」

 

歩き出す白蘭に真島を抜いた真6弔花は彼に付いていくのだった。

そしてそれからボンゴレと戦いの舞台に真島を含めた7人で到着するのはそれから数十分のことだった。

 

+++++

 

それから白蘭達は事前に用意していたバトルステージ――超高層ビル群のど真ん中でツナ達を待ち構えていた。

そこは元々は無人島であり、このために改造しておいたのだ。白蘭が用意していた『超炎リング転送システム』を使ってツナ達はバトルステージに降り立って、そこで彼は真6弔花と対面するのだが……。

 

「あ、あいつは……真島じゃねぇか!?」

 

「う、嘘……!?あいつはツナによって氷漬けにされてボンゴレに回収されたんじゃ……!?」

 

「なぁ、あいつって……?」

 

「彼は『真島』。元はテロリストでツナによって自分たちの組織を潰された後に彼に執着して狙って来ては最終的にファーストエディションによって氷漬けにされた男です」

 

山本の質問にたきなは冷静に短く説明する。それを真島を知らない周りの連中もその話を聞いていた。

 

「ワリィな。俺は悪運が強くってよ。長年氷漬けされていたがたまたま発見した白蘭によって助けられたんだ」

 

「うん。見つけた時、彼は氷漬けで保管されていたからね。力があるのは感じていたから氷を溶かしてこうして仲間にしたわけだよ」

 

「マジかよ……」

 

「厄介な相手を助けてくれたものですね……」

 

「――と言っても俺はいつでもこいつの寝首をかくつもりでいるがなっ!」

 

真島はそう言い放つと隣にいる白蘭に向けて銃を向ける。

他の真6弔花は真島の動きを見てはすぐさま彼の方に向けて攻撃態勢に入る(例えば、ブルーベルは手から水の剣を、ザクロは手から赤い炎を小さく灯しては真島の方に向けている)

 

「ぐぴゃあ!」「きゃっ!」「なんだ!?」

 

「一体何してんのーーーーーーーー!!?」

 

「仲間割れ……!?でも、ここでする……?」

 

「あの男の行動は理解できませんが……とりあえず、大人しく従っているわけではないようですね」

 

真島のまさかの行動にツナ達に動揺が走る。まさか対決の前に身内争いをしているとは誰も想像していなかったからだ。

 

「はははっ。皆、落ち着いてよ。真島ちゃんも本気で撃つわけないじゃん♪」

 

「……もし手が滑って引き金を引いたらどうする?」

 

「あなたという男は――――「撃ってみなよ。君にその覚悟があるなら」

 

桔梗が真島に駆け寄ろうとする瞬間、白蘭は目を見開き真島の方を威圧感を周りに与える。

それは銃を構えている真島だけでなく、ツナ達にもそれは響いていた。

真島はそれを感じては「フン」とつぶやいて拳銃を懐にしまう。

 

「……チッ。“今は”止めておいてやる……まずはボンゴレ達に復讐してからだ」

 

「いーよ。当面の目的は同じだし、気軽にやろーよ」

 

「ああ、せいぜい。楽しいゲームになることを祈ってるわ」

 

「………それなら最初からそうしろよ」バーロー

 

「無駄に緊張させるんなこのすっとこどっこい!」

 

(……やはり、あの男は危険だ)

 

真島は白蘭の近くを離れ始める。それを見たザクロとブルーベルはそんな彼の態度に不満んを持っていた。

桔梗は彼自身を本格的に危険視し始めていた。今までは白蘭の顔を立てていたがとうとう我慢できなくなったようだ。

 

「な、なんだったんだ……」

 

「勝手に争っては勝手に話をつけて終わっていますね……」

 

「結局、何がしたかったのかな?」

 

「さあ……?ただ、彼らも一枚岩ではないのはよくわかりました」

 

「ああ」

 

ツナ達はまさかの仲間割れに困惑していた。周りがほぼ困惑している中で一部の人間は真6弔花の関係について観察していた。

 

 

 

 

 

 

それからジャイロルーレットでメンバーを決めてはチョイスは開始された。ツナ達は入江を標的(大将)にしてはツナ、獄寺、山本、入江、スパナでハドルフィールドで白蘭側と戦うことになった。ちなみに標的は胸に『標的の炎(ターゲットマーカー)』という死ぬ気の炎が灯されており、他のプレイヤーと差別と標的が生きているかの証明になるらしい。

最初はツナ側が優勢になっていたが――――

 

「いよいよ、ショータイムです。白蘭様」

 

桔梗がそうつぶやくと桔梗は今までと打って変わったようにFシューズの炎のスピードを速くしては獄寺を無力化してはツナ側の基地を破壊する。

ツナはトリカブトの幻覚空間に閉じ込められて、山本は敵の標的のデイジーを狙ってその場を離れていた。

桔梗が入江にトドメを山本をデイジーにトドメを刺すのが当時に行われるが――――

 

「う~~ん。やっぱり死ねないのか~」

 

デイジーの標的の炎が消えかけたと思ったらまたすぐに復活していった。

どうやら彼は『不死身の肉体(アンデットボディ)』の持ち主で死なない人間らしい。

そのためターゲットが消えたツナ側だけになっていた。そして――――

 

 

『勝者は――――ミルフィオーレです』

 

 

審判のチェルベッロが無慈悲に勝利の宣告を行った。

 

+++++

 

それから怪我が致命傷だった入江は周りの看護によりなんとか動けるようになったが負けた事実を受け入れられずにいた。起き上がって血反吐を吐きながら白蘭との戦いをしようとしていた。

 

「なぜこんなことになってまで白蘭を倒すことに執念を燃やすのか分からないよ!!」

 

ツナは入江の行動に理解できずに声を上げた。それから入江はなぜ自分が白蘭を倒すことに命を懸けることを話し始めた。

――それは11年前にたまたまランボのお礼として貰っていた10年バズーカの弾を誤爆させてしまったのが始まりだった。

その時に未来に行って大学に現れては困惑していた。その時にたまたま白蘭と出会ってしまっていた。

それから将来はミュージシャンであることを望んでいた入江は未来を変えるために現代でできる限りしてはまた10年後に向かったが、その未来でまたまた白蘭と出会ってしまう。

そして彼はぶつかった入江のことをなぜか知っていた……それから戻った入江は再び10年後に行くが――――

 

「世界は荒廃し……戦争で焼け野原になっていた……」

 

入江は衝撃的な事実を語りつつ、その時の携帯端末には世界に戦争を起こして独裁の顔は――――白蘭だったと語る。

それから何度もできる限り未来を変えよとしていたがどの世界の白蘭が起こした戦争によって世界は滅亡していた。

白蘭は入江と出会って自分の能力に目覚めたらしい。

 

『他の並行世界にいるすべての自分と知識と思考を共有できる能力』

 

『もしも』の世界の情報を共有できる白蘭の能力によって誰よりも有利に生きられているという。

例で『まだその世界で取られていないワクチンの知識を知っていたり』『日陰で身を隠していた王族を発見したり』『氷漬けにされていてそれからずっと封印されている者の居場所を突き止めたり』『何百という偶然という発明がなければ生まれない兵器の開発に技術を提供し、猛スピードで完成させたりした……』と語る。

白蘭の能力が目覚めたのは最近なのにずっと前から能力を使えたのは過去に戻った入江に発信機が付けられていたためであり、それが10年前の白蘭に知られてしまっていた。

入江は白蘭を消すために10年後の自分が開発した記憶を改竄する装置によってに記憶を消された。白蘭に警戒されないために。

そして未来の自分によって記憶を消された入江は未来の自分の指示に従って、ツナ達に10年バズーカを撃っていたらしい。

手紙の指示で海外の大学に入った入江は白蘭と友達になってはすべての記憶を思い出すが、入江は自分の記憶とこの世界で起きている出来事を整理して今いる自分の世界の状況を把握して愕然としていた。

 

「なぜなら考えれる全てのパラレルワールドの中で今いるこの世界だけ白蘭サンに滅ぼされていない世界だったからだ」

 

5年前の段階で白蘭に能力による世界征服の阻止できる確率は少なく見積もって8兆分の1だったらしい。

つまり無数のパラレルワールドの中で今いる世界だけが、白蘭を倒せる可能性かある世界だという。そしてこの世界で唯一、偶然にも入江とツナが出会えた世界でその後、奇跡的にボンゴレ匣が作られる世界でもあるという。

そして他のパラレルワールドでも(トリニセッテ)は奪われてはボンゴレファミリーは壊滅していると入江は言う。

 

「この世界のオレも結局、殺されているんだった……」

 

「それは違うよ、綱吉君」

 

「!!」

 

「ミルフィオーレに射殺された時に使われたのは”特殊弾”だ。僕がすり替えた”死ぬ気弾”のような弾で未来の君は仮死状態だったんだ」

 

「!!じゃあ、あの棺桶は……」

 

「敵の目を欺くためのカモフラージュだ……」

 

「!!」

 

「……10代目は、生きていた……」

 

「仮死状態ではあったが――彼は棺桶の中で綱吉君が来るのを楽しみに待っていたバズだ」

 

「!」

 

「彼は処刑の前日に言っていた」

 

 

『もうすぐ一番の可能性を持っていた頃のオレがくる』

 

 

入江はそう語る未来のツナを思い浮かべていた。

 

「――――会話の流れを切って申し訳ありませんが。ツナ”は”ということは……千束は?」

 

「あっ……」

 

たきなは顔を近づけて入江に対して質問する。他の人間に聞こえないようにするためか声は小声であった。

ツナははたまたまその言葉を聞いていた

「彼女……錦木千束は白蘭さん曰くどのパラレルワールドでも人工心臓の停止で20歳になる前に死ぬという結果に収束するらしい」

 

「嘘ですね?ヴェルデ博士の発明などで何とかならないんですか?」

 

「そのヴェルデでもその人工心臓よりスペックの高い人工心臓を造り出すには最低でも六年の歳月がかかるらしい」

 

「そんな……」

 

入江からの答えにたきなは絶句していた。20歳までに死ぬことは覚悟していたがまさかヴェルデが人工心臓に作るのに時間が掛かるとは思わず意気消沈していた。

 

「…話を戻すけど、未来の綱吉君は経験や体力も知力も今の自分達と劣る――だけど、あの時の自分が仲間との毎日で成長力と意外性がある。……白蘭を倒せる一番の可能性がある自分だって」

 

その言葉を聞いてリボーンはツナ達のミラクルを起こしては力の爆発ぷりに過去からツナ達を呼び起こしたことに納得していた。入江はそのために白蘭を倒せるツナ達を入江、10年後ツナは待っていたという。

ツナはことの大きさや大切さを知って絶望する中で白蘭達が彼らに近づいてくる。入江は昔のことを持ち出して白蘭とのチョイスの再戦を申し込むが彼は受け入れない。

 

「私は反対です」

 

どこからか声が聞こえてきてはリボーンのおしゃぶりが輝きだす。

 

「白蘭」

 

「!」「!」

 

「……お前は」

 

こちらに近づいてくる声の主にツナと白蘭が驚く中でリボーンには心当たりがあった。

 

 

「ミルフィオーレのブラックスペルのボスの私にも――――決定権の半分はあるはずです」

 

「ユニ…貴様…!」

 

 

そこには白い帽子を被り、ブラックスペルの制服の上に白いコートを着た黒髪のおかっぱ尻尾髪に左頬に花弁天のマークがある首から橙色のおしゃぶりを下げた少女が現れた。そのおしゃぶりは少しだから光を発していた。

白蘭はその少女を忌々しく見ているのであった。

 

+++++

 

「……まさか奴らを並盛で逃げ込むとはな」

 

今、真島は並盛町の上空にFシューズで雷の炎を出しながら飛んでいた。

あれからユニが現れては再選を望むが白蘭をそれを断っていた。その態度を見てユニはミルフィオーレを脱退して、ツナ達に助けを求めた。他のアルコバレーノおしゃぶりを出してそれらを輝かせると白蘭は実力行使でユニを手入れようと真6弔花と共にツナ達を襲う。

ツナ達は実は生きていた六道骸(幻影)に助けられて超炎リング転送システムを使って全員並盛に戻っていった。

その後、白蘭は部下にユニを追う理由を聞かれて、他のパラレルワールドで7³を手に入れたが新しい創造主として認めてくれるほどの力はなかった。そのためにおしゃぶりを光らせたユニを見て7³を覚醒させるために必要なのは魂が伴ったユニが必要だと答える。彼女を手に入れれば全世界のパラレルワールドの扉は開かれて、自分は超時空の創造主になれると言う。

 

「欲しい…あの娘が……」

 

白蘭はいつもと違い目を見開いては鋭い目つきで手に持っていたマシュマロの袋からマシュマロを大量に出しては噛み砕くように食べていた。

そして真6弔花に一刻も早く奪うように命令を下すのであった。

 

 

 

 

 

 

「――――転送システムでなんとか並盛に来たが…破壊ギリギリでやってきたからこう分断されるとなぁ……」

 

真島は転送システムでツナ達を追った白蘭達だったが、装置がツナ達によってダメージを受けていたために転送システムが壊れる寸前で全員四方に散るってしまっていた。しかも通信機も壊れて連絡もできない状態であった。

 

「――――通信機も壊れて仲間と連絡もできねぇ……なら、好きにしていいってわけだぁ!」

 

真島はそうつぶやくとどこか嬉しそうに笑う。まるで自由を得られた魚のように生き生きとしていた。

 

「これで奴らに色々言われずに動くことができるなぁ」

 

(待ってろ!ボンゴレ10代目、錦木千束!!)

 

真島は狙う相手を探すためにFシューズの炎を加速して空を移動するのであった。

……だが、彼が望む相手が見つかるのはブルーベル、桔梗、トリカブトの真6弔花達が川平不動産にいるツナ達を見つけては戦闘が行われた後であった――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デイジーにトリカブトまでやられちゃったか――――」

 

日本のホテルの1室のソファーにて白蘭は口に温度計を加えて額に冷えピタを貼って体には白い毛布を羽織っていた。

並行世界の自分と知識と思考共有をできる力を使って消費していた。

 

「バーローめ!!やっぱり不動産屋にいやがったのか!!」

 

「バーカ」

 

「近くにいたのに見逃しているんじゃねーぞ!」

 

「申し訳ありません。ブラックスペルのγ兄弟を想定していませんでした」

 

真6弔花のデイジーとリカブトがやられて、残りのメンバーは白蘭と同じ部屋に集まっていた。

真島以外の3人は膝間ついており、ザクロはツナ達に気が付かずに逃がしたことに悔しがっていた。

ちなみに真島は壁側の方に寄りかかっていた。

 

「ボンゴレ匣はどう?脅威になりそう?」

 

「いいえ。多少は驚きましたが戦力としては大したことありません。やられたデイジーとしリカブトも我々の中では弱い分類ですし」

 

「ハハハッ。たしかにそうだね。君らは彼らと出来が違う。次は僕もいくつもりだし、全然悲観していないよ」

 

白蘭は話しながら近くに置いてあった電話に手を出しては番号を入れていく。

 

「今回の戦闘でユニちゃんを異に入れるために最後の手段が必要だってはっきりしたから――――もしもしアイリスちゃん?」

 

【ハッ、白蘭様!!!】

 

「やっぱりアレを出すことにしたから行ってあげて。30分前に復讐者(ヴィンディチェ)と取引はしてあるから」

 

「!!ヴィンディチェ?」

 

「まさか!!」

 

「待ってくれ、白蘭様!!」

 

「おいおい、噂のヤバい奴を出す気かよ!?」

 

白蘭の電話の内容を聞いて真6弔花達は驚きを隠せない。白蘭はそんな彼らに静かにするようにジェスチャーする。

 

 

「し――――うん。僕はあと半日もすれば元気になる。急いでこっちに送り届けてよ――――

 

 

――――あ、彼の取り扱いには気をつけてね」

 

白蘭のその言葉に真6弔花達は冷や汗をかいていた……。




すいません。色々あってこれだけで一週間ぐらい時間かけてしまいました。
あと色々とハブってすいません。マジで千束達の出番を作れないので今回はこんな普通になってしまいました。
次話はがっつりするのでご勘弁を……。話のために書かないといけないところがあって全体的に省略できずにいました。ゴーストの存在もいるということなので(ぶっちゃけ雷の真6弔花設定じゃなくってもいけるので)


読んでいただきありがとうございます。
感想と評価をお待ちしています。
アイディアや質問を募集しているのでよかったらどうぞ。
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