ボンゴレファミリー所属の千束とたきな   作:たきな大好き0802

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ここから終盤に向かっていくので見守ってください。

あらすじ:真6弔花のザクロにアジトを襲われたツナ達は逃げるように川平不動産に逃げるツナ達。
その後、ジャンニーニ、スパナ、ビアンキ、クルミ、山本はそれぞれの理由でアジトに戻っていった。
その後、川平不動産は真6弔花の襲撃を受けるが、ユニを助けに来て現れたγ、太猿、野猿と共に敵を撃退後に逃げるように森の方へ逃げて行った。
そこでユニから『明日…夜明けとともに始まる戦いですべて終わります』と告げられる。
ツナ達は自分達に向かってくる白蘭達を倒すために奇襲作戦を仕掛けるのだった……。


集合と本気

(どんな野郎が待ち構えていようが倒すだけだ)

 

真島はFショーズで森の中を加速して飛んでいた。

真6弔花は白蘭と共に森に集結していては4点同時にツナ達を責める手筈になっており、真島も目的が一致しているために渋々従っていた。

 

(俺を氷漬けにしたボンゴレ10代目・沢田綱吉、決着を付けられていない錦木千束……テメェらを倒して次は白蘭、お前だ。バランスは取らねぇとな……)

 

真島は自分を氷漬けにしたツナとついでに決着をつけていない千束に執着していた。そしてボンゴレを潰した後は雷力のバランスをとるために白蘭を殺す予定だった。

 

「!」

 

真島は何かが飛んでくるのに気が付く。それは円盤形の盾がまるでブーメランのように飛んでくる。真島はそれを難なく避ける。

そして避けた後に投げナイフが数本飛んでくるが雷の炎でバリアを作ってそれを弾く。

 

(これだけで終わりじゃねぇだろ?)

 

真島は攻撃がそれだけじゃないことは予想して警戒態勢は怠らない。彼の予想通りに弾かれた投げナイフの柄尻から種が活性の炎によって成長して、ツタが真島にからもうとするが体から雷を放電してはツタを破壊していく。

 

「おいおい!この程度――――おっと!」

 

別のナイフの柄尻から花が咲いてはそこから晴の炎を纏わせた種をマシンガンのように種を吐き出す。

 

 

「こざかしいな―――ッ!!」

 

真島は体から雷の炎を1つに集めては花がある場所に落雷として落とした。そこだけでなく、周りにあった花も雷で消滅させていた。

 

「おいおい!まさか、この程度で終わりっていうことはねぇだろうなぁ?」

 

「勿論!!」

 

声と共に飛んできたのはFシューズを聞いた千束だった。足からは紫色の雲の炎が放出されていた。そんな千束の姿を見て、真島は口元に笑みを作る。

 

「来たかぁ!!錦木千束ぉ!!」

 

「はいはい、千束ですよ~っと!――真島!私が相手だ!!」

 

「ほぉ、テメェ1人で今の俺と殺り合うつもりか?大方、ミルフィオーレの隊員あたりに奪ったFシューズでどこまでやれるかな」

 

「ああんっ!!?こちらと練習した上でやっているんだから!舐めたら痛い目を見るよ~!!」

 

千束はそう言うとFシューズでスピードを加速して真島の方へ向かっていく。真島はそんな彼女に向って雷を放つ。千束はそれを見切っては少し下に降下しては雷を避ける。

 

「ほぉ、思ったより使い慣れているじゃねーか」

 

「へへへっ、ひそかに練習していたからね。これで空中から一方的に攻撃してくる相手という弱点もなくなったわけだ」ドヤ

 

「ドヤる所じゃねぇ――――だろぉ!!」

 

真島が言い切ると雷の刃をいくつも作り出しては千束に向かって投げ飛ばす。千束はそれを目で見ては躱しつつ、真島に近づいていく。

そして千束は加速しては真島の後ろに回っては雲と嵐と雷の炎を纏った非殺傷弾を打ち込んだ。

 

「くらえっ!!」

 

非殺傷弾は複数の弾に増殖しては赤い炎と黄色い雷が包んだ弾が真島に襲い掛かる――――

 

 

「しゃらくせぇっ!!」

 

 

 

――――が、真島は自分の体を中心にドーム型のバリアを展開しては放たれた非殺傷弾を吹き飛ばす。

 

「くくっ……!」

 

「この程度でオレを倒せるなんて思っていたなら残念だぜ、錦木千束!!」

 

真島は両手から雷を大量に発生させては両手を千束の方へ向けては雷を大量に放電させる。

雷は目の前だけでなく、全体的に広がっていき千束の逃げ場がないように襲ってくる。

 

「これじゃあ――――うわああああああっ!!!」

 

「ワリィが、今の俺は10年前の俺とは別なんだ。10年前とは違う」

 

雷を食らった千束はそのまま地面に落ちだす。それを見たフゥ太はすぐさま千束の方へ駆け出しては彼女を両腕でキャッチする。

 

「千束!!」

 

「バカッ!!」

 

千束を助けたフゥ太の近くの木に隠れていたミズキは怒鳴った。

それを見た真島は口元の笑みを浮かべる。

 

「カモがネギをしょってきたというのはこういうことだぁ。死ね――――」

 

真島が右手に雷の炎を発してはそれをフゥ太と千束に向かって放とうとするが――――

 

 

 

「プープープププププッ!!!」

 

「!?」

 

 

 

真島は左斜めからいきなり飛んでいた物体を目をする。それは雷と大空の炎を纏った皇帝ペンギン――――ペンタの姿だった。

 

「ほお、結構面白いの持っているじゃねぇか」

 

真島は感心しながらまっすぐ飛んでくるペンタを軽くいなす。

だが、彼の後ろの方から飛び出していたたきなが雷撃銃を彼に向けていた。

 

【たきな、相手をロックしました】

 

「このままいきます」

 

たきなの目にはツナや獄寺が使っている『コンタクトディスプレイ』が装着されていた。

これはクルミ(とジャンニーニ)がたきなの命中力を上げるのと戦いの補助のために作ったものだった。

耳に装着しているインカムからディスプレイの指示を受けていた。真島をロックしたのを確認した上で彼女は引き金を引く。

 

崩壊の定め(レゴーラ・エントラーレ)

 

両手の雷撃銃の引き金を引いては雷の炎を纏った巨大な雷が真島に向かって彼を包み込んだ――――

 

「お、おっと!」

 

たきなは技を放った後にたきなは空中で落ちそうになっては下に向かって雷の炎を売ってはゆっくりと地面に着地する。

そしてすぐさま千束の方へ走っていく。

 

「千束!!」

 

「千束姉!大丈夫!?」

 

「あはははっ……攻撃が来る前に大空の炎を学生鞄で防いだからそこまで大ダメージを受けずにすんだよ……」

 

千束は横になりながら2人に状況を話していた。彼女の手には学生カバンが握られており、それにはかすかだが大空の炎が灯っていた。

 

「ほっ……つまり、直撃は避けたっていうことですね」

 

「まあ、本当に”直撃だけ”なんだけどね……体の一部には痺れや痛みが……」

 

「バカッ!治療してあげるから大人しくしてなさい!!」

 

千束は真島の攻撃によって服の一部など切り裂かれていた。千束は少し苦痛な表情で説明する中で、ミズキは匣兵器の晴のオコジョを出しては千束の体を活性化で直していた。

 

「それにしても作戦は大方成功したよね。僕らができるだけ気を引いてはたきな姉がトドメを決める作戦」

 

「正直、賭けでしたが……なんとか今の私が出せる技を雷の炎を纏わせて放つったのが直撃しましたし、大分ダメージ与えられたでしょう」

 

「よーし!ここから一気に攻め込むぞー!!」

 

千束はたきなの話を聞いてはモチベーションを上げていた。体力が減っているだろう真島をこのまま追い詰めていこうと張り切っていた。

 

 

 

 

「―――誰が誰を一気に攻め込むって?」

 

 

「「「「!!!!」」」

 

 

 

千束達は声をする上方向を見るとそこには煙から姿を現した真島がいた。真島は体に傷があるがかすり傷程度で血が出ている様子もなく軽傷であった。

そして彼の傍にはダメージを受けて下に落ちていく。

 

「ぺ、ペンタ!!」

 

「ププププ~……」

 

「ば、ばかな……!私の最大出力で放ったのにあの程度なんて……!」

 

「おそらく、攻撃してきた時に雷の炎で防いだんだろうけど……それにしてはダメージを受けてなさすぎる……」

 

予想外にダメージを受けていない真島を見てたきなは驚愕する。フゥ太は冷静に理由を分析するがそれでも信じられなかった。

 

「そちらの予想通りにそっちの攻撃の時に雷の炎でガードで防いだわけだ。……作戦自体はよかったが、火力が足りなかったな。ペンギンも組み合わせはよかったが火力は足りなかったようだなぁ」

 

「くっ……!」

 

(不安定すぎたか……大空の調和で雷の炎と組み合わせられましたが実践投与には時期早々だった……!)

 

「お礼をしねぇとな!」

 

真島はそう叫ぶと2つの匣を取り出してはそれぞれマーレリングに灯した雷の炎を注入しては開匣する。地面の方へ光が落ちるとその場所に現れたのは――――

 

「す、ステゴサウルス!?」

 

「う、うそ!?恐竜!?す、凄っ!!たきな、恐竜だよ!恐竜!!」

 

「喜んでいる場合ですか!!?……どうやら、ミルフィオーレは白蘭の能力でDNAがあれば匣兵器として実用化できるようですね……」

 

恐竜が現れた興奮している千束と対称的にたきなは落ち着いて物事を見ていた。

真島が出したのは背中にある特徴的な凧形の直立した皮骨板(プレート)と尾のサゴマイザー(スパイク)が特徴的で背中は丸く、前肢は短く、後肢は長く、尾は空中に高く伸びていた大きく体格のよい草食性四足歩行動物の恐竜の――(フールミネ)ステゴサウルスだった。。

 

「そうだ。ミルフィオーレの科学力によって現存しない生物もDNAさえあれば(ボックス)化することができるわけだ」

 

「!」「嘘でしょう!?」

 

「この匣兵器の強さを見せてやるよ。やれ!!」

 

真島が命令するとステゴサウルスは自分のプレートを緑に輝かせ始めさす。

 

「皆、伏せて!!」

 

千束が叫ぶとたきな達はその場に伏せる。それから1秒後にステゴサウルスのプレートから雷の炎はまるでレーザーのように放たれた。

そのレーザーによって周りに樹木は薙ぎ倒される。

 

「嘘でしょ?何この威力……」

 

「見たか?これが恐竜タイプの匣兵器の力だぁ!」

 

「恐竜と関係ない気がするけど……今のが連発されたらヤバいね」

 

「なら、次の攻撃が来る前に止める!!邂逅!来い!!ライビ!!!」

 

フゥ太はステゴサウルスの方へ走り出しては匣を開匣して雲羊――ライビを出す。現れたライビはステゴサウルスに向かっては自分の毛皮で相手を拘束しようとするが――――

 

「無駄だ」

 

真島がそう冷たく言い放つと次の瞬間、下から緑色の雷が現れてはライビを貫いていく。

 

「ライビ!!」

 

「近づかないでください!!フゥ太!!」

 

「明らかに地面に何かいるぞ!!」

 

(先ほど開匣したのは2つ……その時点で警戒すべきだった……)

 

たきなは自分の失態に悔やみつつ、すぐに次に行動を移そうと考えていた。

手に持っている雷撃銃を構えて動こうとするが――――

 

「たきな危ない!!」

 

「えっ」

 

千束が叫んだ次の瞬間、たきなの地面の下から雷が刃のように襲い掛かろうとしていた。

千束は立ち上がってたきなに駆け寄ろうとするが間に合わない。

 

「し、しまった――――「たきな姉!!」

 

「なっ――――」

 

雷の刃が襲い掛かろうとした瞬間、フゥ太がたきなを押し出して自分の盾を斜め下に向けては攻撃を防ごうとした。

だが、威力を抑えることができずに盾は破壊されて、攻撃の直撃を喰らう。

 

「がはっ!」

 

「フゥ太!!」

 

たきなはすぐさま立ち上がっては攻撃を受けて倒れ始めたフゥ太に駆け寄って彼を支える。

 

「大丈夫ですか、フゥ太!?」

 

「たきな姉……無事でよかった……」

 

「あなたが無事でなくってどうするんですか!?」

 

自分のことより他人のことを気にするフゥ太に声を荒げるたきな。感謝の気持ちはあれども素直に言えない複雑な気持であった。

 

「今、私が治すわよ!」

 

「い、いや…ミズキ姉……僕よりも千束姉とたきな姉を回復するのに炎を残しておいて……」

 

「バカなこと言ってるんじゃないわよ!!」

 

「いや…フゥ太の言う通りに晴の炎は取っておくべきでしょう。あちらの火力が高いですし、どれだけダメージ受けるか分からない以上は温存しないといけません」

 

「……チッ!分かったわよ……」

 

たきなの忠告に渋々納得するミズキ。本当は今すぐでも負傷しているフゥ太を治したかったが今後のために温存する選択肢をとった。

 

「さて……どうしようかな」

 

(本当にどうしたもんかね……ステゴサウルスは先ほどの雷ビームは時間が掛かるとしても下から謎の匣兵器の攻撃がある油断もできない……姿を見えないか攻撃も避けにくい……考えたもんだね)

 

千束は真島が使ってきた戦法に感心しながらどうするか悩んでいた。

たきなはせめてステゴサウルスに倒そうと雷撃銃で銃撃するが、レーザーはスパイクで弾かれる。

 

「くっ!そう簡単にやらせてくれませんか……」

 

「来るわよ!」

 

ステゴサウルスは千束たちに向かって突っ込んできて千束達はすぐさまその場に散らばる。

傷ついたフゥ太はミズキが抱えていた。

 

「うっ……」

 

(あのステゴサウルス接近戦もできるのか……厄介だし、たきなの銃でもあまりダメージ与えられないようだし……私の匣兵器を使うしか……)

 

「おいおい!俺を忘れるなよ!!」

 

真島はそう叫ぶと上空から雷を落とし始めていく。

千束達はその雷を必死に避け始めていた。

 

「はははっ!!!逃げろ!逃げろ!!」

 

「クソッ……!」

 

(上には真島…地上にはステゴサウルス…地面には謎の匣兵器……これじゃあ、こちらの匣兵器を使う暇がない……!)

 

千束達はマジと彼が使う匣兵器によって四方八方囲まれて攻撃を行われて、攻撃を避けるのに精一杯であった。

 

+++++

 

その頃、千束達が真島と交戦する少し前、湖の地点では―――

 

 

「ハハン。これほどの敵が待ち伏せているとは正直、驚きましたよ」

 

そこには湖の上を飛んでいる桔梗と向かい合うように森林側で了平、バジル、太猿、野猿が疲労していた。

桔梗の周りには煙が広がっていたのと太猿と野猿が黒鎌を持っているのを見るとどうやら、奇襲をして失敗しているようだった。

 

「くそう。一撃で仕留められなかった……」

 

「畜生~~!!」

 

「よくやったぞ。太猿、野猿!!」

 

「ここからは拙者達に任せてください!!」

 

怪我してその場に肘をついている太猿達を心配してバジルは前に出ようとしていた。

 

「お前達も酷いケガをしているではないか!」

 

「大丈夫です!桔梗は我々が倒して見せます!!」

 

「ハハン、私を倒すですって?――もしや、戦士の数が上回っていれば勝てるとでも?我々が部下を連れてこないのは自分たちで事足りるからです」

 

「何!?」

 

桔梗の発言に了平達は驚きを隠せないでいた。そう簡単に勝てるとは思ってはいないが数の多さで少しは有利になっていると思っていたからだ。

 

「あなた達にはこの匣1つで十分です。ユニ様を一刻も早くお連れしたいので早速、失礼します――開匣」

 

桔梗は手にある匣を雲の炎を挿入して開匣すると匣から細身の体格とやや大きく細長い頭蓋骨が特徴で後足の第二指には深く曲がった大きな鉤爪を備えている小型肉食恐竜の――(ヌーヴォラ)ヴェロキラプトルが何体も一気に現れる。

 

「きょ…恐竜!?」

 

「しかもなんて数!!」

 

地上に降り立ったラプトル達はまず近くにいた野猿に体当たりを食らわせる。

 

「ぎゃあああ!!!!」

 

「野猿ッ!!」

 

「おのれ!――うおおお!!」

 

野猿が攻撃を受けて吐血したのを見て心配の声を上げる太猿。了平は叫びながらラプトル達に向かって走り出すしてはパンチを打ち込む。だが、ラプトル達は素早く了平のパンチを躱しては尻尾を彼にぶつける。了平はその動きを読んで腕で攻撃を防ぐ。

 

(こいつら!!)(――強い!!)

 

了平とバジルはラプトル達と交戦するとラプトル達の強さを実感していた。こちらの動きを読んでは攻撃を捌いては攻撃してきていた。その動きに了平とバジルは苦戦していた。

 

「恐竜タイプの匣兵器は動物タイプより遥かに強力でして。この匣兵器1つで最新装備の軍隊1個師団以上の戦闘力を誇っています」

 

(くっ……!なんという強さだ!!ここで”あれ”を使うか……?……いや、ここで使ってしまっては後に響くだろう。しかし……!!)

 

了平は予想外のラプトル達の強さに切り札を使おうか思い悩んでいた。それは一時的に強烈な強さを得られるが時間が短く、できれば目の前の桔梗相手に費やしたかった。しかし、ラプトル達を対処方法が見つからずに決断に攻められていた。

 

 

【らしくなく悩むんじゃないぞ、了平】

 

 

了平が思い悩んでいるとどこからか声が聞こえてくる。声がする上の方を見るとそこには《青色》のモスカが空中に浮かんでいた。

 

「あ、あれは……!?」

 

【ボクだ、クルミだ。助けに来たぞ】

 

「クルミ殿!?」

 

了平達の前に現れた青いモスカの中にいる人物はクルミであった。まさかの人物に了平達は驚きを隠せない。

 

「ま、まさか…!一度、アジトに戻っていたのは……」

 

【そう。これを持ってくるためだ】

 

「ハハン。今更、ゴーラモスカのような旧品を持ってきたとしてもこの場を変えられると思えませんがね」

 

【それはどうかな?】

 

クルミはそう言うとBモスカは背中から吸引ホースを伸ばしては下の湖の水を吸いながら肩から水を放出する。その水がラプトル達に降り注ぐと恐竜達一同は急に動きを止めてはその場に倒れ始める。

 

「!?一体、何が……まさか!?」

 

【どうやら気が付いたようだな。その水には雨の炎が付与されていて食らったものは特性の『鎮静』の能力で動けなくした】

 

「くっ……!」

 

「なんと!」

 

「やるじゃねぇか!」

 

【ここから更に攻めるぞ!】

 

Bモスカはクルミの言葉の後に真ん中の窪んだ部分に青いエネルギーが溜まっては数秒後にそこからビームを倒れているラプトル達の方へ撃ちだす。

 

《超圧縮水圧砲》

 

その水のビームがラプトル達に当たると貫いては次々と倒していく。7体ほどいた恐竜は一気に倒されていく。

 

「一瞬にして…全滅させてた…」

 

「あのチビ…す…すげぇ!!!」

 

「ハハン…雲ヴェロキラトプスを倒すとは遊びは通用しないようですね」

 

【負けを認めてみるのはどうだ?今な降伏するなら丁重に扱ってやる】

 

「ふっ……御冗談を。もう少し戯れるのも悪くはないのですが、私には一刻も早くユニ様を確保するという目的がある。――そろそろ本腰を入れましょう」

 

桔梗はそう告げるとと雲のマーレリングに大量の死ぬ気の炎を灯しては自分の左胸にある匣に入れ込む。そうすると彼を炎の球体が周りを包む。

 

「修羅開匣か!」

 

「奴はチョイスでもやたら強かった!!気をつけろ!!」

 

了平がそう叫んで警戒する中で湖の中から謎の太く体が長い生物が了平達に向かってくる。

 

「ぐあっ」

 

【ぐおっ!】

 

「バジル、クルミ!!」

 

その謎の太く体が長い生物はバジルの右腕を掠ってはクルミが中にいるBモスカは直撃を喰らって後方へ吹き飛ばされた。

そしてそれを気にする暇もなく、湖の中から何体も同じような服体が長い生物が襲ってて来る。

 

「伏せろ!!」

 

了平が叫んでは周りにいる3人と共に伏せて攻撃を避ける。

そして生物が動きを止めて全員が顔を上げると――――

 

 

――――そこには背中の左右それぞれに紫色の炎の2つずつ放出しては、髪の毛が一気に伸び先端から牙の生えた細長い生物が無数に生えている桔梗がそこにはいた。

 

 

「か…」「怪物!!」

 

「私の肉体は肉食スピノサウルスの姿を雲の炎で変形増殖させており、原型をとどめてないのです。自ら言うのもなんですが――真6弔花、最強の戦闘力を誇っています」

 

「――なるほど。Bモスカを1撃で倒したから偽りはないだろうな」

 

「クルミ殿、無事でしたか!!」

 

後ろの方から壊れて倒れているBモスカの中からクルミが出てきていた。見た所は特に怪我していないようで了平達は安堵していた。

 

「ああ……モスカは先ほどの一撃でお釈迦になったからボクはここまでだ……」

 

「ありがとうこざいます」「うむ!かなり助かったぞ!」

 

「どういたしまして……千束の方にも助っ人が向かって言ったから安心しろ」

 

「ええっ!?千束殿達の方にも助っ人が!?」

 

クルミからまさか千束の方にも助けている事実を告げられたバジルは功を挙げた。

 

「ああ。まさかのメンバーで千束達も驚くだろう」

 

クルミは千束達に助けに向かった相手のことを思い出しては笑みを浮かべていた。

 

+++++

 

時は戻って、千束達は真島からの攻撃を受けて避けることしかできずに事態は停滞していた。

ステゴサウルスはレーザーを撃ってこないが体に雷の炎を纏って突進してきていて、上からは真島が雷で千束達を攻撃をしていた。地面からは今の所は何もないが警戒しないとならずそれが彼女らの攻撃できない理由の一つであった。

 

「おいおい!!攻撃を避けるばっかりでつまんねぇな!少しは反撃してこいよぉ!!」

 

「ぐっ……!」

 

「安い挑発に乗るんじゃないわよ!!」

 

「分かっているって!!」

 

(さっきから隙を見て攻撃しようとしているのに中々隙がない……!)

 

千束はミズキに言われて力強く言い返す。

ちなみにミズキはダメージを受けているフゥ太を抱えながら動いていた。

 

(……私達は今はあいつのペースに乗せられている。なんとか真島に攻撃して事々防がれてしまう……そもそも私の銃で出せる最大火力技も防がれてしまう時点でダメージを与えるのは難しかったでしょうが……)

 

たきなは今の真島のペースで進んでいることを危惧してなんとか崩したいと思っていたが、打開策を出せなくって悩んでいた。

 

 

 

「情けない。それが私を倒した女とオリジナルか?」

 

 

 

「えっ?」

 

声と共にステゴサウルスは蜘蛛クモの白い糸によって拘束されては黒色のヘルメットを被り、黒色のボディスーツを着ている女性が指の先から鉤爪を出しては空中で一回転しては爪で地面を突き刺す。

突き刺した後に鉤爪を抜き出すとそこには背中一面にとげが生えている小動物――ハリモグラが突き刺さっていた。

 

「て、テメェ!よくも雷ハリモグラを――――!!」

 

「ハリモグラを地中に潜り込ませて地面から攻撃する戦法か……こざかしい手だな」

 

「だ、誰!?」

 

「千束、彼女は――――」

 

たきなが彼女について説明しようとした瞬間、真島に向かって赤い竜巻が向かって行った。そしてそれと同時に千束達の周りに霧が彼女達を包み込む。

 

「これは……」

 

「皆、大丈夫ッスか?」

 

「どうやら間に合ったようだな、千束」

 

「え――――ふ、フキとサクラ!?あなた達、どうしてここに!?」

 

千束は自分達の前に現れたのはボンゴレの黒スーツの来ているフキとサクラであった。

まさかの面子が目の前に現れて彼女は驚きを禁じえなかった。

 

「何って助けに決まってんだろ。――――あれから考えたんだ、先生のことを考えたら本当に今のままでいいだろってな……それで白蘭と真6弔花が並盛でボンゴレ一味を追っていることをユリから聞いて、ここに来た」

 

「私のクローンに………あっ、助けに来てくれてありがとう!フキ!!」

 

「べ、別に……お前だから助けたわけじゃねぇよ。白蘭と対抗できる戦力がお前達だけだからな」

 

「ほっっっとフキ先輩は素直じゃないっすね……あっ、自分は今ならワンチャンスボンゴレ側が勝ちそうなんでそっちにつくことにしたッス。フキ先輩もいることだし」

 

「……聞いてませんよ」

 

千束とフキの会話に水差すように話しているサクラにたきなは不機嫌そうにぼやいた。

そうこうしていると黒色のピッチリスーツの女――――ユリは千束達の方へ振り向いた。

 

「錦木千束――――初めまして、私はユリ。貴様のクローンだ」

 

「あなたが私の……」

 

「私はお前を殺す予定だが……その前にあの方――白蘭様が本当は何を考えているか。真意を聞かなければ」

 

「あなたは今でも彼を信じているんですか?」

 

「……分からない。だから、あの方に問うためにここに来た。しかし、復讐相手の錦木千束が私が手を下す前に死ぬのは許せないからこうして戦いに介入したわけだ。その2人と手を組んだのもそのためしかない」

 

「ユリ……」

 

ヘルメットをしているために表情は窺えないが、かなり悲しそうにしているのは千束も伝わっていた。

 

「……おしゃべりはここまでだ。ステゴサウルスの拘束はそろそろ解けるだろう。そして真島も復帰して本気で殺しに来るだろうしな」

 

「……あとは私がやるよ。地面に隠れていたハリモグラは倒してくれたし、真島のステゴサウルスの足止めをしてくれたおかげで大分時間がとれたよ。ねぇ、たきな?」

 

「ええ。後はこちらでやらせてもらいます」

 

「……お手並み拝見とさせて貰おう」

 

千束とたきなはそれぞれ魚が箱に書かれた匣と緑色のボンゴレ匣を取り出した。

ユリは鉤爪を指にしまうと腕を組んでは体を木に寄りかかって静観していた。

 

「フキ!前の方に出ていくから霧を一部消しておいて!」

 

「お、おい!たっく……好き勝手言いやがって……」

 

フキはそうぼやきながら千束とたきなが走り出している場所だけ霧を消しておく。

千束達は再び真島とステゴサウルスと対面する。

 

「よぉ、よく戻ってきたな。戻ってこなかったに霧がある場所を無差別に攻撃しようと思っていたところだぜ」

 

「そんなことさせないためにここにやってきたんだよ」

 

「千束、先にお願いします」

 

「ほいさ、任せておいて!!開匣!!」」

 

千束はヴァリアーリングに雲の炎を灯しては側面に魚のデザインがある匣に入れ込んで開匣する。

千束にはブルーからグリーンへのグラデーションでメタリックに輝く体と赤みを帯びたヒレの対比が美しい淡水魚が複数、目の前に現れる。体には雲の炎を強く纏っていた。

 

「そいつは――――」

 

「これはレインボーフィッシュ!この子達でステゴサウルスを倒すよ!いけーーーー!!!!」

 

レイボーフィッシュ達は千束の命令でステゴサウルスの方へ向かっていく。ステゴサウルスはプレートを緑に光らせるとビームを放つがレインボーフィッシュ達はそのビームを避けてはステゴサウルスに噛みついていく。かみついた魚達は雲の炎によってどんどんと増殖していってはステゴサウルスを圧し潰すようにしていく。

 

「何をしているレーザーを撃て!!」

 

ステゴサウルスはもう1度、プレートからレーザーを放つ。だが、レインボーフィッシュは一部が消えても本体が消えていないためか魚は増殖し続ける。

そして増殖し続けていた魚に食われ続けてステゴサウルスは動かなくなっていった。

レインボーフィッシュ達はそれを確認すると千束の方へ戻っては匣に戻っていった。

 

「は、ばかな……ステゴサウルスがただの匣兵器にやられただと……」

 

(本当にただの匣兵器か?増殖スビートが早すぎるのを見たら普通の匣兵器じゃないのか?)

 

「まあいい。匣兵器が頼れないのならあとは俺自身で片づけるだけだ」

 

「来るよ!たきな!!」

 

戦闘態勢に入ってたきなと千束に向かっていく真島。そんな彼の動きを見て千束はたきなに叫ぶ。

 

「はい!行きましょう、ペンタ!形態変化(カンビオ・フォルマ)!!」

 

「プープープープープー!!」

 

たきなの呼びかけに応じた倒れていたペンタは声を叫んでは光に包まれる――――

 

(た、確かリボーンの話だと――初代雷の守護者は最初は大地主の息子だったが、その人若くわがままで世間知らずの臆病者で戦いを嫌がったために面倒を見ていたメイドが代わりに名乗り出ては初代雷の守護者になったんだっけ?)

 

(そしてメイドはボンゴレⅠ世にメイドとしては仕えては身の回りの世話もこなしていた。家事や事務作業など――そして戦闘能力も高くあらゆる武器を使いこなしていた。)

 

 

(だけど、敵との交戦中にあらゆる武器を使い果たしてきた時に彼女は最後の武器を使ったそれが――――)

 

 

『激しい一撃を秘めた雷電と謡われたミズナのブーツ』

 

 

たきなの脚にはペンタが変化して黒いブーツが装備されていた。それには雷の炎が纏わりついていて、靴の側面――ブーツシャフトには『Ⅰ』とエンブレムが飾れていた。

そしてブーツを履いたたきなの後ろにはヴィクトリアンメイドを紫髪ロングのたきなに似た女性が浮かんでいた

 

「ふははははっ。何が出てくるかと思ったら黒いブーツかよ。そんなんで俺を倒すつもりかぁ?」

 

「実際、どうなのかはその目で見てはどうですか?」

 

「ああん?言うじゃねぇか。なら…試してやるよぉ!!」

 

真島はそう言い放つと片手から雷の炎を放出してはたきなに当てようとするが、たきなはその場から姿を消した。

 

「あ?」

 

真島は呆けた声を出すと音でたきなの動きを推測して後頃から拳銃を取り出しては斜め右方向に銃弾を撃ち込む。だが、そこには何もなく、銃弾が鳴り響いた音しか残らなかった。

 

「ちっ!早すぎて捉えきれねぇ!」

 

「―――ええ、それがこの武器の良さですから」

 

たきなは既に真島の後ろに回っていた。ブーツはスピードを上げるだけでなく、脚力も上げては普通のFシューズと同じように死ぬ気の炎を放出することで空を飛ぶことができた。

そしてたきなは蹴りを真島に食らわせてうつ伏せ状態で地面に叩きつける。

 

「がっ!」

 

叩きつけられた真島はすぐに体を起こしてたきなの方を見る。

 

「はぁ…はぁ……テメェのスピードの速さはよくわかったが……それだけじゃあ、俺を倒すことはできやしねぇ!!」

 

「今の攻撃を全力だと思っていたんですか?――――なら、本気を見せましょう」

 

「なっ」

 

たきなはそう言うと足から雷の炎を出して加速しては真島に素早く近づいては鋭い蹴りで真島の体を上から下に2回切り込む。

 

 

鋭き雷撃(ターリオ・フルミネ)

 

 

「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

 

次の瞬間、真島の体の胸の左右が切られては大量の出血をしていく。

真島は悲痛の声を上げるとその場に倒れだした。

たきなはその姿を見て自分の勝ちを確信するのであった。




というわけでたきなのⅠ世の武器をやり返したところで今回は終了。
話からこの小説の雷の守護者は本編の彼と接点があったりしています。完全に蚊帳の人より繋がりがあった方が好きなので。
今回は匣兵器紹介が多いためにいつもの質問場所の案内はお休みします。

・たきなのⅠ世武器について
作中でも触れられているように『大地主の息子の面倒を見ていたメイドが最後の武器として使ったもの』で機動力を強く有して雷の炎で攻撃性も併せ持つ。
作中で書けるタイミング逃したので補足しておくとブーツだが、使用者の露出を配慮してブーツの上から尻のラインが黒く染まる(浸食に近く、何か悪影響などなしで形態変化が終わったら元に戻る。千束は『たきなのパンツが見たかったのにー!プンプン』とご立腹)
ちなみに初代雷の守護者の名は『ミズナ』。最後の武器になるブーツは足先に刃物が仕込まれていてそれで攻撃する。


匣兵器シークレット解説シリーズ
雷ステゴサウルス
匣タイプ:ダイナソー 属性:雷 設計者:ミルフィオーレ
大きさ9m パワーA+ スピードA スタミナS  賢さB 性格:気が強い
技:体当たり スパイク攻撃 充電 雷放射
備考:鋭い攻撃力を持つステゴサウルスの雷の匣兵器。
ミルフィオーレの最新技術によってDNAが存在すれば現存しない生物も匣兵器化に成功した。
ステゴサウルスを忠実に再現しており、尾の先に約1メートルほどの長さの4本の角(スパイク)が備わっており、このスパイクを武器にして戦う。雷の炎を纏うことで更に攻撃力を高めている。
背中のプレートに雷の炎を貯めることで雷の炎をレーザーの放つことができるのが、この匣兵器の一番の長所である。
BOX DESIGN
ステゴサウルスの紋章が側面に書かれた匣(別面にはミルフィオーレの花が描かれている)

雷ハリモグラ
匣タイプ:アニマル 属性:雷 設計者:ロレンツィニ
大きさ38cm パワーB スピードC スタミナC  賢さC 性格マイペース
技:堀り 掘削 まんまる 捕食 トゲガード エレットゥリコ・スピーナ
備考:鋭い爪と背中の棘に硬化作用がある雷の炎を纏っている地中に潜る匣兵器。
モグラという名前だけでカモハシの仲間である。
地中専用でなく、基本的に外に出ているが、地中に潜ってそこから針から出される雷の炎を地上に出す『エレットェリコ・スビーナ』での攻撃がメインの活用方法。
マイペースのために地球に潜っては出てこないのもしばしば。
BOX DESIGN
ハリモグラの紋章が側面に書かれた匣(別面にはミルフィオーレの花が描かれている)

雲レインボーフィッシュ
匣タイプ:フィッシュ 属性:雲 設計者:ケーニッヒ
大きさ6cm パワーB スピードA スタミナC  賢さB 性格:温和
技:噛みつき つつき 増殖 魚アタック 群れる
備考:増殖の特性を持つ雲の炎を持つ雲属性の匣兵器。
1つの匣に何匹もいる珍しい匣兵器で特性の増殖を使って攻め込むのが基本戦術である。
千束が持っているのは『ネオンドワーフ・レインボー』と呼ばれる種類である。
千束は複数属性を持っていることもあり、開匣する時に雲の炎とは別の炎を注入することで他の属性を帯びたうえで現れる。他の属性を持った状態で増殖で増えるためにかなり驚異的である。
BOX DESIGN
紫の匣の側面に魚の絵が描かれている。

雷ペンギンver.V(バージョンボンゴレ)
匣タイプ:アニマル 属性:雷 設計者:詳細不明
大きさ約95cm(くちばしの先から尾の先端まで) パワーA スピードA スタミナB  賢さB 性格:気が強い
技:威嚇突進 嘴攻撃 噛み付き 食いちぎり 雷シールド 雷アタック 電撃 形態変化
備考:雷属性の雷ペンギンを改造して生まれたたきな用匣兵器。ボンゴレの最新のテクノロジーが注ぎ込まれている。雷の炎を纏ったペンギンにより突進は何物も破壊していく。
形態変化によって初代雷の守護者が使ったといわれる黒いブーツに姿を変える。
ブーツから放出させる雷の炎によって蹴りの威力はかなりの威力を誇る。
BOX DESIGN
緑色で側面にボンゴレのエンブレがある匣
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