ボンゴレファミリー所属の千束とたきな   作:たきな大好き0802

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今更ですけど、見直して小説の行の間とか変えました。
前の話とか少しですけど見やすくしてあります。


錦木千束vsM・M

9代目の指令で骸を倒しに昔は複合娯楽施設だった『黒曜センター』に向かったツナ達。

寂れ切って閉鎖されている黒曜センターを歩いているとそうそうに山本が脱獄犯の1人の『城島犬』に襲われる。

歯のカートリッジを入れ替えることで違う動物の力を得られる相手に武器も破壊されて徐々に追いつめられるが、腕を賭けたカウンター攻撃を行い勝利を得た。

そしてツナ達は骸がいるだろう黒曜センター奥に進むのであった。

 

「あの結構歩いたしちょっと…休まない?」

 

(恐怖と緊張で足が震えて上手く歩けないよ……)

 

歩く途中でツナは息を荒くして仲間達に休む提案する。

そうすると仲間たちも彼の意見に同意した。

 

「そーですね。ついでに飯にしましょう。10代目」

 

「そーだな。オレ腹がへってきたぜ」

 

「う…うん」

 

「それならあそこにしましょう」

 

たきなが指をさすとそこは石造りの寂れた椅子とテーブルがあった。昔はそこは休憩所だったのが伺えられる。

山本と千束は持って来た弁当と重箱をそれぞれテーブルの上に置く。

 

「んじゃ、寿司と茶を配るぜ」

 

「それじゃあ、私も料理を開けるね~」

 

千束がそういうと重箱を崩して箱をそれぞれテーブルの上に置いては一部を二を開けて中身を見せる。

中身は骨つきチキンをサラダ油で揚げたもの、たくあんやきゅうり、かまぼこ、カクテキなどの具材と一緒に海苔に包まれた海苔巻き、オレンジ色になった鶏肉と野菜とチーズが一緒にある料理……と多種多様であった。

 

「な、ナニコレ……」

 

「あ~これね。韓国料理。やっぱり最初ってつかみって大事でしょう?そのために日本に近い国の料理を作ってみたよ~」

 

「それなら普通に日本の料理を作れよ!」

 

「……千束は通常、チャレンジやエンタメ系の料理を作ります。今回もそれで作ってます。味は保証するので安心してください」

 

「へぇ、面白いな」

 

それを聞いた山本は弁当箱の中身をゆっくりとみる。

それにつられてかツナと獄寺も弁当の中身を凝視する。

 

(へぇ~…色々と種類があるな~……って、うん?)

 

「なんだ?このいびつなおにぎりは」

 

(それはオレも思っていた)

 

「それは……」

 

「ああっ、それはたきなが作ったおにぎりだよ。たきなにも手伝ってもらったんだ。弁当を作るのを知ったのを遅かったからそれくらいしか作れなかったけど」

 

1つの弁当箱の1つに形がいびつな青のりのおにぎりを見つけるツナ達。

それに関してたきなが言葉に詰まっていると千束が代わりに答えた。

 

「千束!」

 

「ええっ~?いいじゃん!たきなが頑張って作ったんだから。絶対、美味しいよ」

 

「『料理は心』か…確かにその通りだよな、ツナ!」

 

「えっ、あ、うん!そうだよ!たきなの料理は美味しかったし、多少形がずれていたから問題ないよ!」

 

「ツナ……」

 

ツナの言葉を聞いてたきなは目線を下に向けて逸らした。

その様子を見た千束は「ははーん」と何か思いついた顔をする。

 

「なら、たきなが作ったおにぎりをツナが食べさせてもらえばいいじゃん」

 

「「なっ」」

 

「おっ、それはいいなぁ」

 

千束の突拍子もない提案にツナとたきなは驚きの声を上げる。

その意見は獄寺はあまりいい顔をしなかったが、山本はその話を聞いて手を打っては笑みを浮かべた。

 

「おい、どうしてそんな流れになるんだよ!!」

 

「えー、たきなが作ったんだからたきなが食べさせてあげるべきだと思う。ツナも食べたいようだし」

 

「たきなが食べさせることの意味と繋がってねー―――「まあ、いいじゃねぇか。別に毒を食べさせるわけじゃないしな」

 

「リボーンさん……わかりました」

 

リボーンの言葉に獄寺はしぶしぶ納得して黙った。

その流れが理解できずにツナが唖然としていると「何ボケットしてやがる!」と後ろからリボーンに蹴られた。

 

「いてっ!何をするんだよ!!」

 

「そっちを見ろ。たきなはもう準備しているぞ」

 

「え」

 

振り向くとたきなは作ったおにぎりをツナの方へ持っていっている。

 

「た、たきな!?」

 

「り、リボーンさんもやれと言っていますし、覚悟してください」

 

「ちょ、ちょっと待て!!」

 

たきなはツナに有無を言わさず口におにぎりを食べさせようとする。

実はたきなの頬がほんの少し赤くなっていることに困惑しているツナは気が付かずにいた。

 

 

――――だが、おにぎりはツナの口に入る前に沸騰した。

 

 

「!」

 

「わあっ」

 

たきなはおにぎりの異変に気が付きすぐに手を引いた。

おにぎりは沸騰し爆発した。

 

「あちちちちっ!!いったい何!?何かのサプライズ!?」

 

「違います。これは……」

 

「ん?弁当が……!?」

 

「!!伏せて!!」

 

次の異変を感じた千束が周りに注意喚起を促す。

皆、彼女の声に反応してすぐにテーブルの下に伏せた。

そうするとテーブルの上にある弁当が全て沸騰して爆発した。

 

「あー!せっかく手間をかけた作ったお弁当が!!!」

 

「今はそんなこと言っている場合じゃないでしょ!!」

 

「なんなのこれーーーーーーーーー!!?」

 

「敵襲です、ツナ!」

 

「えっ!?」

 

状況を把握できないツナはたきなの言葉を聞いて襲撃されたことを自覚する。

 

「どこから」

 

「ん…この音……!そこか!」

 

獄寺は遠くから音を聞こえた近くの廃墟にダイナマイトを投げこんだ。

 

「ダッサイ武器。こんな連中に柿ピーと犬は何を手こずったんのかしら」

 

爆発した場所から現れたのは緑色の制服…黒曜中の制服を着た赤毛の女だった。

武器なのかクラリネットを抱えていた。

 

「あれ、黒曜中の制服だ!!」

 

「ってことは」

 

「ああ。あいつも骸の仲間っていうことだ」

 

「しかし敵は3人組だったはず」

 

「増援ですかね……」

 

ツナ達は事前の情報と違うことに困惑しながら可能性を模索していた。

 

「私だって骸ちゃんの命令じゃなきゃこんな恰好しないわよ」

 

「しっかしあんた達マフィアの癖にみすぼらしい恰好してんのね―――」

 

「え」

 

「なっ」

 

「むっ」

 

敵の女からのまさかの言われようで絶句するツナと獄寺。

ツナを馬鹿にされたことによりたきなはむすっとしていた。

 

「あ―――冴えない男を見ていると悲しくなってくる。男は金よ。やっぱり付き合うなら骸ちゃんよ」

 

(骸……やはりこいつ……!)

 

女の発言から彼女は骸側だと確信するツナ達。

 

「まーせーぜーうろたえてなさい。私はあんた達をあの世に送って―――バックと洋服を買い焦るだけ」

 

女はそういうとクラリネットを吹く。

そうしたら音共にテーブルの上のお茶が沸騰する。

 

「うわ!あの楽器が武器!?」

 

「なんなんだ、この攻撃は!」

 

「これじゃあ近寄れねー」

 

「単純な爆弾とかのようなものでなさそうですね……」

 

ツナ達は謎の爆発について観察しようとしていたが、あまりに連続した爆発が激しくて落ち着いて考えることが出来なかった。

 

「わあっ」

 

「犬っていうヤツに続いてまたすげーやつが出てきたな」

 

「ちくしょー!どーすりゃ……」

 

「ひいい~~~~~~!!まだ死にたくないよ~~~~~~!」

 

「ここは私が――――」

 

たきなが前に出ようとしたときに千束が彼女の前に腕を出して止める。

 

「私が行くよ。あなた間違ってる。大切なのはお金じゃなくて――――愛だよ」

 

「はあ?なんなのこの女?ムカツク」

 

「その武器は電子レンジと同じ仕組みだね。物質に電波を照射して水分子を振動させ温度を上げる」

 

「わかったらなんだってのよ」

 

千束に自分の武器の仕組みを見抜かれた女…M・Mは自分が持っているクラリネットの原理を詳しく答えた。

物質の温度とは物質を作る分子の運動の激しさの度合いで分子の運動が激しいほど摩擦により物質は高温になる。

彼女のクラリネットから照射される。特殊な音波は分子を1分間に5億回振動させ物質を沸騰させる……それが今まで爆発が起きていた原理であった。

 

「つまり、人間がこの音波を浴びたら沸騰してボンッ!よ。アハハハ」

 

「ひいいい!」 

 

「マジかよ…」 

 

「何て女だ」 

 

ツナ、獄寺、山本はM・Mの残虐性にそれぞれ引く反応を示す。

 

「千束!」

 

「御託はいいよ。行くよ」

 

千束はそういうと前に出て銃を構えてM・Mに向かって撃つ。当然、M・Mも体を動かして千束の方へ近づく

 

「キャハハハ!そんなダサイ攻撃でやられるわけじゃないでしょ!バーニングビブラート!!!」

 

M・Mが吹いたクラリネットから放たれる音波が千束に向かって放たれる。だが、千束はその音波が向かってくるのが分かるように体を動かして躱す。

その姿を見てツナ達、男共は目を丸くする。

 

「どうなってるのーーーーー!!?」

 

「千束は動体視力が非常によく、相手の服や筋肉の動きを見て次の行動を予測することができるんです。それが音波だろうと関係ありません」 

 

「もしかして前に言っていたパートナーは弾丸を避けられるってそういうことだったの!?」

 

たきなの説明にツナは開いた口が塞がらない。

いくら目が良くっても銃弾だけでなく音波まで避けられるとは信じられなかった……だが、現に目の前で相手が攻撃をかわしているのを見たら信じるしかなかった。

 

(山本も至近距離で弾丸とか切ってるし殺し屋って―――)

 

「違うぞ。コイツらが特別凄い才能を持ってるだけだ」

 

「おい、リボーン!勝手に人の心読むなよ!!」

 

自分の考えをリボーンに読まれてツナは声を上げた。

そうしている間に千束は地面に落ちている石などで音波を防いだりしつつ、M.M.と距離を縮めていた。

 

(……!コイツ……全然ひるんでこない……!)

 

音波攻撃に怯まずに向かってくる千束にM・Mは少しビビりながらも音波攻撃を続ける。

だが、千束は攻撃を防ぎつつM・Mとの距離を1m近くまで詰めていた。

 

「よし!そこまでだよ!!」

 

「キャアアア!!……なーんて、言うと思った?」

 

「!」

 

次の瞬間、M・Mは持っていたクラリネットを待ちあげると楽器の部分からチェーンが現れる。

 

「接近戦も…得意なの!!」

 

「あぐっ」

 

「!」

 

クラリネットを振り上げては千束に向かって叩きつける。

千束はその後、うめき声を上げて地面に倒れた。その姿にツナ達男共は驚愕する。

 

「ああ、千束!!」

 

「なにが愛よ!金に勝るものがあるわけないじゃん!さあ、トドメのひと吹きよ!」

 

「やばいよーーーーー!!!」

 

「おいっ」

 

「心配しなくても大丈夫ですよ、山本。もう決着はつきましたから」

 

「!?」

 

心配した山本が向かおうとするのを肩に手を置いて止めるたきな。

そして次の瞬間、M・Mの体から()()()が咲いた。

それはまるで敵の体から咲く彼岸花のように。

 

 

「ぎゃあああああああっ!!!

 

 

M・Mの悲鳴が外に響き渡っては彼女は地面に倒れた。

M・Mが倒れた同時に千束も何ともないように立ち上がった。

 

「千束!無事だったんだ!!」

 

「まあね。相手を油断させることもあってわざと地面に転んだけど」

 

「あの程度で千束がやられるわけないですよ」

 

戻ってきた千束に心配してツナが駆け寄る中、当然という態度でたきなはドンとした態度で答えるたきな。

そんなことはよそに獄寺は先ほどの彼岸花に対して思いふけっていた。。

 

「……おい、たきな。さっきの赤い花は一体なんだ?」

 

「そうそう。オレも気になっていたんだよな」

 

「あれですか……あれは千束が使う『非殺傷弾』の副作用……いえ、痕というべきでしょう」

 

「『非殺傷弾』?」

 

聞きなれない単語を聞いたためにツナはつい聞き返す。

 

「うん。私が使っている非致死性かつ至近距離射撃専用のゴム弾のことだよ。赤花が咲いたように見えたのは命中すると赤い粉末が飛び散る性質からかな?」

 

「弾頭は赤い消しゴムのような弾性を持つ粉末樹脂と、重量増加と破砕促進のための金属粉末を固めたフランジブル弾です」

 

「良くわかねーけど凄そうだなー」

 

「『命を大事に』が私のモットーだからね。人を殺さずに任務達成するためには必要なものだよ」

 

「と言っても便宜上『非殺傷弾』と呼ばれているが、実際には『低致死性弾』と呼ぶべきもので、至近距離から急所に当たると死ぬ程度の威力はあるけどな」

 

(こえーーーーーーーー!!!)

 

リボーンからの補足を聞いて千束が使っている弾が思っている以上に危険な物で身震いするツナ。

 

「それで敵を倒した私に何か言うことあるかね~?たきな~」

 

「……はいはい。さすがの千束ですね」

 

千束はたきなの身を寄せて腕を肩に置く。

たきなは少し困り顔をするがそんなことお構いなく、お互いの頬が触れるほど顔を近づけた。

 

「むぅ。私に対して扱い酷くない?」

 

「いえ、普通だと思いますが。そもそも千束は私に何を求めているんですか?」

 

「何を求めているか?って…うーん……そりゃあ、私を素直に褒めてくれるたきな?」

 

「はぁ……」

 

掴みどころがない千束の態度にたきなはため息をつくしかできなかった。

そんな2人のやり取りを何とも言えない顔でツナは見ていた。

 

(千束ってなんかたきなと距離が近い気がするけど……それにリボーンが『言って置くが人の趣向や愛の形はそれぞれだから深く触れないのがマナーだ』って言っていたけどまさか……)

 

「例え思っていても言わないのがマナーだぞ、ツナ」

 

「どこのマナーだよ!?というか、何度も言うけど心を読むなーーーーー!!!」

 

勝手に心を読むリボーンにツッコむを入れるツナ。

とはいえ元々、ツナも口にする気はないのだが。

 

 

 

「あの強欲娘のM・Mがやられて実にいい気分だ」

 

 

 

そんなツナ達に近づく影が―――!!?




次回に続く感じですがバーズとジジ&ヂヂの話は飛ばします。
千束とたきながいても本筋は変わらないのでただ、最初の指示の殴るシーンだけは書いておきます。
興味がない方は一気に下画面まで下ろしてかまいません。
※原作と違ってリボーンは起きてますが、事前に手は打っているので寝たふりしてます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ツナ達の前に現れたのは黒曜中側の人間『バーズ』。彼らは凶悪な連続殺人犯の『ジジ&ヂヂ』を使って京子とハルを人質にしてツナの仲間達に『ボンゴレ十代目を出血するまでぼこぼこにしろ』と指示を出す。実行しなければジジ&ヂヂによって京子とハルの髪に火をつけられるという。2が火をつけられそうになった瞬間にツナは仲間達に自分を殴るように懇願する。


「山本、獄寺君!!殴って!!」

「ツナ」

「十代目」

(い、言っちゃたーーーーー!!!)

京子とハルが危険な状態だったとはいえ、自分の発言にツナは顔を青ざめる。
少女の髪が焼かれる場面が見られなかったバーズは舌打ちをしながらも5秒間でやるように言う。

「いや…じゃあ…あの……山本…獄寺君…千束…たきなでも…ボボ……ボコって貰っていい…?」

「バカなこというな……」

「んなことできるわけないッス!!」

「そうだよ!数時間前に出会ったからってそんなことできないよ!!」

山本、獄寺、千束はそれぞれツナからの懇願を断っていた。
出題者のバーズを「んー?」と心底楽しそうに見ていた。
その中でたきなはツナの前に駆け出すと顔を耳に近づけた。



「すいません、ツナ。少し我慢してください」

「え」



たきながツナの耳でつぶやくとすぐに彼の左頬を殴りつけた。
殴られたツナは地面に転がっていく。

「うわーっ」

「あっ」

「たきな、テメーなんてことしてんだ!」

「これが一番合理的な行動だと思ったので」

山本と獄寺は突然のたきなの行動に唖然とするが彼女自身は落ち着いて淡々として答える。

「いててっ……ん?」

(あんまり痛くない…事前に言った言葉そういうことだったんだ。ありがとう、たきな…)

起き上がったツナは殴られた頬を触りながらたきなが疑われないように力を調整して殴ったことに気が付き感謝した。
その様子を見た千束はすぐに気が付く。

「2人共……たきなは最悪な事態を避けるためにあえてツナを殴ったんだよ」

「そうか……」

「ケ」

(自分だけ汚れ役やってんじゃねーよ……)

ツナを殴った理由を小声で2人に伝える千束。
その理由を聞いて山本はしぶしぶ納得して、獄寺はたきなが汚れ役を進んで行ったのに不貞腐れていた。


「リコリスは嫌われているのは慣れていますから」


たきなは顔色一つ変えずにそういった。
その顔の目はどこか揺らいでいた。







その後、バーズにより京子ちゃん達を人質にナイフを自分でナイフを刺せと言われるが刺す前にジジとヂヂをそれぞれシャマルと10年後イーピンが倒すことに成功した。
その後、逃げ出しそうとしたバーズを獄寺が蹴りで一発で伸して倒した。
そうしてバーズとの決着はついたのだった。

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