~艦娘達の日常日記~   作:ウラン@電

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電マジ可憐


6話 電達出撃記

XX月XX日

 

今日は任務を受け出撃しました

 

五十鈴さんや雷ちゃんに色々といじられもしましたが・・・///

 

戦闘も発生し、二人と協力して“撃退”しました

 

やっぱり、敵でも沈めたくないのです

 

 

 

 

 

任務完了してから引き返している途中

 

小さな陸地に白メインとした緑のセーラー服を着た人が横になってました

 

 

 

というより寝てました

 

 

近くで戦闘していて、弾音やら爆音やらでうるさいはずなんですけど・・・

 

なんでこんなに熟睡できるのでしょうか?

 

その人を起こそうとして肩を揺すりましたが

 

“大井っち・・・もう食べられないよぅ・・・ぐぅぅ”

 

なかなか起きません・・・

 

 

そこで雷ちゃんが

 

“空砲で撃てば起きるんじゃないかしら?”

 

至近距離での空砲はあぶないんじゃぁ・・・

 

大丈夫大丈夫と言って、その人に連装砲を向けると

 

 

 

 

“無防備の人に武器を向けるのは艦娘としてどうかな?駆逐艦”

 

 

 

 

その人は寝たままの状態で単装砲を雷ちゃんに向けていました

 

“な、なぁんだ、起きてるじゃないの!”

 

“全く、人が気持ちよく寝てるって言うのに、物騒なことしてくれるねぇー”

 

“あんたが何回も起こしてるのに起きないのがいけないじゃない!!”

 

雷ちゃんがウガァー!とマンガの一コマに出てきそうな表情で怒っていました

 

 

“雷ちゃんのそんな表情(かお)初めて見たのです・・・”

 

“なんか言った!?”

 

“な、なんでもないのです”

 

怒りの矛先がこちらに向きそうになりました

 

 

“あなた北上ね、ここで何してるの?見た感じあなた改二よね?”

 

五十鈴さんがそういい私たちはびっくりしました

 

私たちより倍の練度を誇る方だったからです

 

“あー、お休みもらって長期休暇中だよ”

 

“あなたのように練度の高い人がこんなところに一人でいるのはありえないわ”

 

 

 

 

 

 

 

沈黙が流れました

 

北上さんは諦めたように、頭を掻きながら

 

“はぁー、いやーまいった、まいった”

 

“何かあったの?”

 

“こっちの都合だよ、気にしなくてもいいよ”

 

“気にするわ”

 

“いいって、ほっといてよー”

 

“だめよ、ここでほっといたら何するかわからないわ”

 

“いいからほっといてよ!!”

 

 

叫び声が海原に響きました

 

“どうしてもなの・・・どうしてもしなきゃならないの・・・?”

 

“はじめから、嫌だって断っていたさ”

 

“でも、練度も上がり、改二になってうれしかった”

 

“その反面、あの計画も実施する流れも決まりになっていった”

 

“冗談じゃないよ・・・大井っちも提督に抗議したさ”

 

“大井っちだけじゃない、第一艦隊で共に戦った仲間達も抗議した”

 

“でも、私の戦果が乏しかったから・・・そんだけの理由で・・・”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

““アレ”を積まされたくなかった!!!”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは何も言えませんでした

 

北上さんが言っていた“アレ”というのは回天という兵器のこと

 

司令官さんが、本部からの報告書で回天という装備が出来たという報告を受けていました

 

その時は私が秘書官だったので、当時の司令官さんの様子は覚えています

 

紙をくしゃくしゃに握りしめ・・・

 

怒りを露わにした様子は今でも忘れられません

 

 

 

 

回天・・・別名“人間魚雷”

 

つまり、魚雷の中に大量の爆薬を積みこみ、その中に誰かが入って、それを操縦する

 

これ自体は、多くの国がやっていました

 

深いことは詳しく調べないとわからないですが

 

本国と他国の違いは・・・

 

 

“搭乗員が生きるか・死ぬか”

 

 

そう、回天は他国と違い、魚雷の中に誰かが入り突撃する

 

つまり特攻兵器だったのです

 

 

 

 

 

 

 

誰かの命を犠牲に、大きな利を得る

 

 

 

 

 

兵器と言われれば仕方ないかもしれません

 

ですが、誰かを犠牲にしてまで大きな利はいらない

 

これは他の艦娘すべて思っていると思います

 

それを積むように命じられた北上さんはきっと辛かったと思います

 

 

“そこの鎮守府からどうしたの・・・?”

 

“逃げてきた・・・積むくらいなら・・・”

 

“あんたも私と一緒ね・・・”

 

“えっ・・・?”

 

“いえ、なんでもないわ”

 

“困ってるなら私たちの鎮守府に来るのです!”

 

“そうよ!司令官なら、きっとあなたを迎え入れるわ”

 

“そうね、私を迎え入れてくれたしね”

 

“でも・・・”

 

“でももだってもないわ!ほら、いきましょ!”

 

“わわっ、ちょ引っ張らないで!”

 

“私たちの鎮守府に来るのです!”

 

“ちょっと、押さないでー!”

 

“ふふっ、それじゃ一名ご案内~”

 

“五十鈴!なんとかしてー!”

 

強引に引っ張る雷ちゃん、北上さんを背中から押す私、先導する五十鈴さん

 

司令官さんなら絶対受け入れてくれる、そう信じて北上さんを連れて行きました

 

 

“あぁ゛!やっぱ駆逐艦うざい!!”

 

 

そんなことを言ってる北上さんは少し晴れ晴れしてました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

===============

 

5話 ゴーヤ日記につづく

 

 

 

 

 

 

 

 

まったく、提督を気絶させちゃ私が話すことできないでしょ

 

ご、ごめんなさいなのです・・・

 

私にあやまられてもねぇ・・・

 

はぅぅ・・・

 

とりあえず、ソファーまで運ぶよ、電は足を持って

 

は、はい!・・・あれ?私の名前を・・・?

 

いいから持つ!///

 

は、はい!

 

うーん・・・いい枕が・・・

 

 

 

 

 

 

北上さん?

 

ど・・・どうしたー?

 

このまま放置しましょう、行きましょう

 

あ、ちょ、ちょっと!

 

 

 

床がつめてぇ・・・・・・

 




今回は雷が母性を発揮・・・?

簡単に北上さんの話が出るかなと思ったんですが思うように浮かばなかったです・・・

呼んでいて違和感があった場合感想にてお伝えください(できるだけ修正します


次は誰だったかな・・・?

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