元SRT特殊学園小隊長が行く!   作:SWAT

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元SRT小隊長が過ごすトリニティの休日

 本日は休校日と言うことなので、美味しい飯を食べに行こうと思う。

 

 急にどうしたって?トリニティには確かに美味しい店はあるんだ。だが、トリニティは傾向からしてまだ(・・)美味しいお店はどちらかと言うと上品な雰囲気な店しかなく、そういうのは微妙だったりするがだが私が求めているのはそういうのじゃあないんだ。

 

 そう、どちらかと言うと庶民的かB級グルメのようなのを食べたいのです。

 という訳でこれからD.U.で美味しい物を食べに行きます。事前に美味しそうな店はリサーチ済みなので。

 

 という所で大きめのハンバーガーを出してるハンバーガー屋さんにドーナツチェーン店に行ってお腹を満たした後でショッピングしてお腹を空かせた後で夕食でラーメンを食べて締めにしようと考えている。

 

“ピロン♪”

 

 そこでスマホからモモトークの着信音がなった為鞄からスマホを取り出す。

 

 私のスマホに入っているモモトーク(L⚪︎neみたいなの)に入っている連絡先に通知が一件入っていた。

 

 その連絡先の名前の横に1件の通知が表示されていた。その連絡先はーーーーーーナギ先輩さんちゃんだ。

 

 私の幼馴染であり、かつ私の姉、ミカ姉ぇ(ねぇ)の幼馴染だ。ついでにフィリウス分派首長で現在のティーパーティホスト代理をしているとんでもない方だ。

 政治手腕はピカイチであり、政敵を排除するなら片っ端から余罪を調べ上げて牢にぶち込む心も情けも無さそうなお人ではあるが。

 

 幼馴染を含めた友人思いの方でもある。

 

 モモトークの会話を開き通知内容を読み始める。

 

ーーユイさんは今日はお暇でしょうか?

 

 とこういう内容の旨の内容であった。これから食べ歩きをしようかと考えてはいたが、要はそれだけ暇だし幼馴染でもあるのでどうせお茶会でもしたいとかいうことなんだろうか。

 

ーー人並みには暇ですよ。お茶会のお誘いですか?

 

ーーユイさんは察しが良いですね、流石です。今日の午後3時からお茶会しませんか?ミカさんも一緒ですよ。

 

ーー是非ご一緒に。他にもさそわれた方は?

 

ーーヒフミさんにもお誘いしたのですが、用があると断られてしまいました。

 

 ヒフミ先輩は結構なペロキチだからペロロ様というキャラのイベントか何かなのだろう。ヒフミ先輩とは所謂友人の友人といったところで関係は深くはなくせいぜい知人としか言えないだろうが、異様にペロロというキャラを推してきていて少しだけ困ったこともあった。

 かつてはゆるキャラという存在があったこともあってデザインを受け入れることはできたが、そのデザインを見て一目見て脳裏で奇声が上がって困った。

 

“ふっ○っしぃぃぃぃぃぃっっ!!!!!!!!!!”

 

 そう、某ゆるキャラの代名詞が脳裏に響くのでとても困るのである。

 

 そしてそんな状態でペロロなるキャラを語られても脳裏がそんな騒ぎになっているのであまり彼女の語りに集中できないのだ。一応ヒフミさんからペロロなるキャラの拳サイズの小さめのぬいぐるみはもらったのでカバンにつけてみているが。

 

ーー場所はいつもの場所でしょうか?

 

ーーその通りです、お待ちしております

 

 さてと。予定が入ってしまったので今日のD.U.のグルメ巡りは中止して、トリニティ内で食べる場所を探すとしよう。

 

 と言っても大凡の飲食店は巡ったので今更目新しいものは無いが、とりあえず今日の昼は適当に済ますとしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーという事でサイ⚪︎リヤで昼を済ませ、近くのモールでぶらぶらと時間を潰そうとぶらぶらしていた所、偶然ユキ先任と会った。

 

 というのも、以前の突入時に感じた所見である、マスターキー(アンダーバレルショットガン)があればなぁと言う意見が頭の中で気になっていた為、現物を見に行ってみるかと思い立ってガンショップに立ち寄ったら先客として色々な銃を物色していた先任を見かけたのだった。

 

 ガンショップの敷居をまたぎ中に入るとどこか見たことのある背姿!そして見たことのある特徴しかない銃(FN P90)!

 

 それはどう考えても上司だった。手に取っていたのはHK416Cで、試しに頰付けをしてみたりを繰り返していた。今の銃が気に入らないのかと思ったが、彼女はP90にベタ惚れだったはずだと思っていたが、この前の突入で考えが変わったのだろうか

 

 

「うーん・・・これも良いかも?だけどなぁ・・・おや、ユイさんじゃないですか。貴女も新しく銃を買いに?」

 

「いえ、私は新しくアタッチメントを買おうかと思いまして。それより先任、それは?」

 

 ちらと手に持っているHK416Cを見る。

 

「いやぁ、この前で突入した時にさ。ユイちゃんの撃った相手はほぼ1発で無力化してたのに、コレだとそうもいかなくてさ。ああいう人質がいないことが分かっている状況だともう少し威力あっても良いかなぁって思ってさ」

 

「確かにそうですねぇ。その5.7mmだとせいぜい拳銃弾くらいの威力しか出ませんから。ただその割に反動は小さいですし、精度も出ますよ?」

 

「だから人質救出や巻き添えが出かねない場面だとこれほど良いものはないと思うのだよ。ただ強行突入とかは威力ある銃が合ったほうが個人的には心強そうだなぁって思って。ユイさんは今日時間ありますか?」

 

 ちらと左手の腕時計を見るとまだ13時を示していた。後約束の時間まで2時間はある。迷える上司のために少しだけ付き合うのも良いとしよう。

 

「ええ、1時間程度なら問題ありませんよ」

 

「ありがとう、助かります」

 

「ちなみにその銃はどうでした?」

 

「まだ試射してないのでまだ何とも言えないですね。今の銃より威力があるものが欲しいと聞いたらマスターが一つ候補にあげてくれたんですが」

 

「そうだよ、嬢ちゃんのその銃は貫通力はあるけど威力自体は拳銃弾程度だ。なら小口径とはいえライフル弾を発射し取り回しが良いものと言ったら・・・それだろう?」

 

 カウンターにいたマスターをちらりと見るとお勧めした理由を話してくれる。私もそうだが書記官4名の行きつけのガンショップなのである程度は全員の好みも知っているこのガンショップの店長を務める御仁だ。中々銃の知識もあり、この店自体が品揃えも豊富でカスタムもしてくれる為贔屓している。

 

「取り回しは確かに良さそうです。ユイさんからのお勧めはなんですか?」

 

 ユキ先任からのお勧め提示要求に困ってしまった。威力があるとなると7.62mm口径ライフルが良いとは思うが取り回しには若干の難があるものが多い。店内を見渡すと気になるものが合った。6.8mm口径のライフルだ。最近開発されたばかりだと聞いていたが、ここのガンショップも置くようになっていたのか。

 

「マスター、それは?」

 

「それは最近入ってきたばかりの奴だよ。.277cal Fury弾っていう弾を使うんだが、まだまだ出回ってないから高いしバリエーションも無いし銃身を切り詰めたモデルもまだ出てないんだ」

 

「カスタムできる?」

 

「そりゃあ出来るけど出たばかりだからパーツも余りないし金は相当かかるぜ?」

 

「ユイさん、マスター。そのFury弾っていうのは?」

 

「最近開発され市場にようやっと出回ってきた出来た弾です。マズルエネルギーは私の持っている7.62mm弾を優に超え、射程、威力、貫通力に優れた次世代中間口径ライフル弾です。精度もそれなりに出ると聞きますが、対応する銃がまだ少ないのが難点ですね」

 

「7.62mm弾を超えるって相当だね?それも検討したいな」

 

 という事でSIG MCXにどこか似たフルサイズカービンライフル君をガンラックから手に取り背中のHK417Cにぶつからないよう右の小脇に抱える。

 

「後は7.62mmとの銃の撃ち比べもしてみたいなぁ」

 

「嬢ちゃん、それもお勧めあるよ。えーっとちょっと待ってな・・・・・・これだね」

 

 マスターが奥から取って来たのはSCAR Hに似たライフルだった。銃身は切り詰められ、取り回しがしやすいようになっていた。

 

「こいつは7.62mm弾を使用するライフルで、取り回しがしやすいように銃身が切り詰められているけど精度は結構出しやすい銃だよ」

 

 後はM4、HK417C等々をさらに抱えてマスターに許可を得て射撃場まで行く。

 

「じゃあ先任、最初はこれから行きますか。弾は・・・これですね」

 

 差し出したのは6.8mmを撃てるやつ。先任がマガジンにかちゃり、かちゃりと小気味の良い音を立てながら装填していきある程度を装填し終えた後、机にコンとマガジンを叩き装填して構え、トリガーに指をかけ1発撃つ。

 

 ダァン!と私の銃でもならないような馬鹿みたいな音が響く。先任は結構な威力の反動にビックリしてフリーズしているようだ。

 

 ちなみに試し撃ち用の金属製の的は吹き飛ぶような勢いでふっとんで行った。

 

 暫く呆けていた先任だったが、ようやっと再起動したようでもう一度構直しもう1発撃ったその弾は一番遠くに配置された的に命中。

 

 それからというもの装填した弾を全部使い切るまで打ち尽くした後の一声が、

 

「これ良いねぇ!言うことが何もないよこれ!」

 

 そしてうんうんと一人で納得していた。とりあえず私が抱えている銃多数の試して見てはどうかと聞いて見ると、そうだねと帰ってきたので一通り試し撃ちをしていたが、やっぱり一番最初のアサルトライフルが気に入ったようだった。

 

 ということで射撃場から店に戻り先任がマスターへの一声が、

 

「マスター、これを一本。バレルは10インチくらいに切り詰めてかつ精度が出るようにして欲しいな。後はレールはついてるから光学照準器は後から付けられるし・・・後はバックアップサイトを付けておいて欲しいな。ひとまず銃本体のカスタムはこれくらいかな。後デザインは〜〜私のメインだったこれと同じで」

 

「あいよ!見積もり今出すね」

 

「言い値で良いですよ?」

 

「いや、それじゃあ俺の矜持に関わるぜ。ちょっと待ってな・・・とりあえずこんなもんだな」

 

 提示された金額は私のゴリゴリカスタムHK417Cの1.5倍くらいの値段が書かれた見積もりだった

 

「これより掛からなかったらその分返金するから安心しな!カスタムは1週間かかるかるから1週間後に取りにきな。嬢ちゃん支払いはいつも通りカードにするかい?」

 

「えぇお願いします」

 

 そしてスッと出てくる黒いカード!トリニティのティーパーティ生なら標準装備(?)である。

 

 そしてあっさりと会計されるその金額。前の世界の自分なら目をひんむくだろうが、今ならなんとでもなく決済するんだろうなぁと思う今日この頃の昼下がりだった。

 

「あ」

 

 っと・・・何か忘れているような・・・・・・マスターキーだ!

 

「どうしたんだい?」

 

「マスター、マスターキーってあります?」

 

「あぁ、そこにあるよ」

 

「じゃあ私はそれを。後は7.62mmを1000発」

 

「あいよ!」

 

 そして私も同じく黒いカードで決済し先任と一緒にガンショップを出たのだった。

 

「ところで、先任。その今の銃はどうするんです?」

 

「あー、どうしようかな?このホルスターって売ってたっけ」

 

「売ってますよ。持ち手の所で保持するタイプがあるようですよ。けれど今の銃とさっきの銃を持つとなると機動性落ちそうですが」

 

「売ってるんだねぇ。確かに機動性は落ちるかもしれないけどの銃もサブとして使いたいなぁ」

 

 これからの先任の装備がゴテゴテになりそうな予感を感じながらお茶会があるのでと辞し、いつものティーパーティの茶会部屋へと赴くべく足をいつもの通り道へと向けたのだった。

 

 




 ペロロ様とふなっしーって何か似てる気がするんですよね。

Tips:実はHK417Cという銃は現実には無く、HK417の一番小さいモデルが12インチバレルのものしかありませんが、ユイがガンショップでカスタムし10.8インチまで切り詰めゴリゴリにカスタムしたものを仮称としてHK417Cと言いHK417のハイエンドバリエーションの一つです。なお切り詰めたおかげで反動とか色々不都合が出ましたが、キヴォトス人なのでそこらへんは解決してます。
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