絶望を希望に変える為に   作:スカイ⛅

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ここからかなり改編要素強めです。


OVERZONE:エピローグはプロローグへと

アークガーディアン作戦が開始されてから、成功率は70%を達成している。その間に色々な事があった。リリスの死亡。指揮官の行方不明。紅蓮、スノーホワイトの思考転換。ゴッデス部隊はやはりバラバラになってしまったと言える。それでも、損害も備蓄も原作よりかは遥かにマシだ。何よりリリスに託された。戦いはまだ終わっていない。

 

駐屯所の地下には研究施設を作った。監視塔の更に前に改良したセンサービットを配置し、24時間体制で見張りを行えるようにした。

 

『こちらブルースカイ、侵食個体を複数発見。優先的に撃破する』

 

『了解しました。援護は?』

 

『大丈夫、この規模ならやれる』

 

フルバースト。増えた侵食個体を徹底的に破壊する。残ったラプチャーも切り刻みながら、センサービットでくまなく生存した個体がいないかを確認する。1日3回も侵攻が来たが半分以上前線で押しとどめられるくらいの力はあった。

 

今はリリスもレッドフードもいない。負担は軽減しなくてはならない。だというのに。

 

パン、と銃声が鳴った。

 

スノーホワイトがゆっくり歩いてきた。

 

「旅立たれたのですか?」

 

「あぁ」

 

「名前は何と?」

 

「…聞けなかった。話せるような状況ではなかったから。認識票にはケイトと書かれていた。それが本人の名前かどうかは分からないが」

 

「恐ろしいですね、侵食」

 

「…はい。自我を奪う恐ろしい武器です」

 

「あの者でさえ乗り越えられなかったのだから」

 

「「……」」

 

「…祈りを、捧げてきます」

 

「やめておきなさい」

 

ラプンツェルを紅蓮が制する。それでも彼女はスノーホワイトが歩いてきた方向へ行ってしまった。

 

「……頑固だのう」

 

「まぁ、仕方ないよ。0にはできない。少なからず犠牲者は生まれる。……これでも少ない方だと、思うんだけどね」

 

「確かにブルースカイのお陰で襲撃頻度も侵食される仲間も減っています。けれど……」

 

「この状況じゃ無理もない。寧ろ現状の状況を喜んだ方が良いと思うよ?備蓄も僕の持ってきた道具があるし、戦力もすり減ってない。自動で偵察も警戒も行えて侵食個体から優先的に叩き潰せる。敵戦力も減ってるからやりやすくはあるね」

 

「後2ヶ月、耐えられれば…人類は生き残れます。地上ではなく、アークで」

 

「ついに終わりが見えたな」

 

「長かったですね。今すぐおしまいという訳ではありませんが、それまで頑張りましょう」

 

「では私は哨戒を……」

 

スノーホワイトがその場を立ち去ろうとする。その首根っこをブルースカイが掴む。

 

「何の為に僕がわざわざセンサービットを増やしたと思ってるの。防衛線の全周囲に!!君達を休ませる為!分かる!?」

 

「……だが、警戒し過ぎて損は……」

 

「君が察知する能力より、こっちの方が性能がいい。僕が全部見てるから君達は休むんだ。ドロシーもね?それともまたレッドフードのメッセージを聞きたい?」

 

「……分かった、休もう」

 

「アレを聞くと前の自分に刺さる刺さる。スカイも中々悪い事を考えたものだね」

 

やれやれ、と2人は肩を竦める。

 

「当たり前でしょ、これも僕は視えてたんだから」

 

「……リリスが死ぬのも、ですか?」

 

「……予感はしてた。それだけ。だから、リリスにもメッセージを残してもらった」

 

思い出す。リリスが死んだ後、みんな悲しみに暮れていたというのに自分は泣かなかった事。それをスノーホワイトに責められた事。リリスが残したメッセージを見せて、皆の気持ちは少し落ち着いたような気はする。ラプンツェルは墓を立てているけれど、それでも死に引き摺られてはいない。

 

心配なのはドロシーのメンタル。後は僕自身への疑念の視線。

 

「まだ疑ってる?いや、疑うか、そりゃそうだろうね。裏で糸を引いてるんじゃないかってさ」

 

「誰しもそうは言ってないだろう?」

 

「そうです。寧ろ助かっています。補給もない中で食料を生み出したり、ここまで強固な陣地を築いてくれたんですから……アークと連絡を取るな、というのは……不思議、ですけど。それも、見えてらっしゃるんですか……?」

 

「あぁ、そうさ。見えてるとも。実際予期はしてたけどね、いざ自分がその状況になると呆れるよ。……僕だけがこの戦いの結末を知っているんだ」

 

「……アークに裏切られる、と?」

 

ドロシーが呟く。それに無言で返す。一行には作戦開始前に全て話した。その為に万全を期したと言っても過言じゃない。

 

「これは確定だ。僕達よりも新世代のニケが配属されるようになる。僕らはただの伝説として語り継がれるだろうさ、その方が都合がいいんだ。連中にとって、ね」

 

「……では、我々はどうしろと?人類の為に戦ったのに、その人類に捨てられるのを黙って見るしかないと?」

 

「復讐したきゃすればいい。……アークに裏切り者がいる、絶対に。クイーンの手先がね。この作戦が終わったら……僕はクイーンを倒す為に地上で生きる」

 

「楽園で生きたいとは思わないんですか?」

 

「無理だね。アークは楽園じゃない。人間社会の縮図で、ゴッデスだけは神格化されるだろうね。でも他のニケだったりは……だし、陰謀渦巻く中で生きたくはない」

 

「まるで見てきたような物言いだねぇ、改めてスカイ。一体君はどこまで遠くを見てるんだい?」

 

「……100年。何故かは分からないけど。100年先までだ。この作戦は成功する。人類が正確に反撃の狼煙を上げるのは……100年後だ」

 

「長いな、私達は生きているのか?」

 

こんな話にも真面目に取り合ってくれるのは今までの発言が当たっているからだ。それにリリスも協力してくれた。

 

『皆〜見てる?リリスお姉ちゃんで〜す。この映像はね、指揮官と呼び出される前に撮ってるの。この後私達呼び出されて……色々あって、私は死んで指揮官は行方不明になるんだって。信じられないでしょ?でも、ブルースカイの言ってる事は本当。スノーが思考転換して無愛想に、紅蓮が不真面目になっちゃうなんて信じられない。この目でちょっと見てみたいかも、なんてね。本当はこのメッセージが見られないといいな〜って思ってるよ』

 

飛行艇で撮った動画。レッドフードが居なくなった時のだ。これを見せたら全員驚愕をしていた。だから、信じてくれているのもある。けれど、どうしても疑念は絶えないだろう。

 

「僕の見えてる限りみんな元気。ドロシーは……下手するとかなりヤバい、戻れないけど」

 

「……確かに、説得される前の私なら事の顛末を後で知らされたらそうなって居たでしょう。ですが、えぇ、最初から知っているなら問題はありませんね。楽園を自分達で作ればいい話ですから」

 

「とりあえず、戻ろう。食事当番は誰だったか」

 

「ピナですよ」

 

ーーーー

 

駐屯基地

 

「あ、ドロシー様、皆さん、おかえりなさい!今日は鹿肉のカレーです!」

 

「鹿肉の……カレー……」

 

「涎が出ておるぞ」

 

「わぁ……美味しそうですね」

 

「レシピ本を見ながら作りました。今日もお疲れ様です、食べてください!」

 

ピナ、量産型ニケの1人で原作では唯一の生き残り。でも今回は違う。もっと沢山生き残りがいて、活気に満ち溢れている。でも、他のニケはこの作戦で捨てられる事を知らない。言うべきか迷ったが言わない方がいいと全員の判断で決定した。

 

「レシピ本……そんなのありましたか?」

 

「それなら私とラプンツェルで探索をしに行った時に見付けた。カレー粉はなかったが」

 

「ちょうどカレー味の栄養食作ってたからね、それを分解して溶かせばほぼカレーの完成。流石に毎日だと飽きるだろうからフレーバーは色々用意してるよ。……食べたい所だけど、研究しないといけないから余りはスノーホワイトにあげて」

 

「!!いいのか?」

 

「いいよいいよ、子供なんだから食べなよ」

 

「……助かる」

 

こういう所は変わらないな〜なんて思いながら地下に降りる。研究室は飛行艇の部屋とほぼ同じ。ビット兵器の調整と生産、食料の制作諸々。やる事は多い。

 

カチ、カチ、カチ、と時計の秒針だけが鳴る。量産は整った。整備も順調。正式な整備施設があればスノーホワイトの装備も完全に修復できるんだけど、流石にそうもいかない。

 

「んーー、想定より絶望は感じていないか。やっぱり休息は大事だね、後余裕も」

 

そう言いながらセンサーに反応があったのを感じる。物凄く微弱、かなり遠いがラプチャーの大軍だ。旧型モデルに大型が1機、侵食個体はなし。時刻は深夜2時。交代制とはいえ眠りについている子も多い。

 

「行くのか?」

 

武装を整えながら地上に出るとスノーホワイトに声を掛けられた。

 

「ちょっと遠いけどね。皆を起こして戦うよりはいいかなって」

 

「……それでお前が無理をしてどうする」

 

「心配?ありがとう。でも大丈夫、スノーホワイトは優しいね。思考転換しても変わらない」

 

「うるさい。監視塔から援護はする。気を付けろよ」

 

「了解。ブルースカイ、飛翔する」

 

音を立てないように浮き上がり、飛翔形態に変形する。そのままビットをばら撒き、一斉射撃。手馴れた物で、余りはソードビットでトドメを刺す。大型ラプチャーは背後からドン、とスノーホワイトの援護射撃が行われてくる。

 

「楽だね、とっても楽だ。寝ている皆に悪いから静かに死んで欲しい」

 

そう言ってビームの雨を降り注ぎ、殲滅する。センサーに敵影なし、反応なし。

 

『終わったよ、帰還する』

 

『了解』

 

帰った後、ふわぁとあくびをする。スノーホワイトは監視塔から降りてきて「寝ないのか?」と聞いてくる。

 

今はスノーホワイトと僕以外ゴッデス部隊は寝ている。睡眠は大事、という事で基本的に取らせている。量産型ニケも同様に。

 

「んーー、寝るよ。ラプチャーが来るか夜になったら起こして」

 

「ああ、……おやすみ」

 

地下室に入り、スリープモードに入る。侵食個体は必ず潰す。いの一番に潰す。僕が倒してからゴッデス部隊含めて攻撃を行うようにドロシーに提案した。その方が効率がいいからと。元々ドロシーはリーダー向きじゃない。人に頼らない、頼れない。そこでピナを紹介してあげた。やっぱり良い友人になれているようで、それを守りたいと思う。

 

ゴッデスはバラバラになって欲しくない。アークと敵対してもいい、利用してもいい。それでもリリスの遺言だけは守りたいのだ。

 

物語を知っている者として、忘れちゃいけない。

 

待った、忘れちゃいけない……今は作戦進捗率72%の筈だ。残り2ヶ月間、という事は――「まずい!!」

 

咄嗟に起きる。時間を見ればもうそろそろ夕刻といった所。直ぐに装甲を展開し、シールドビットを食料保管庫中心に展開する。

 

「あら?おはようございます、どうしたんですか慌てて」

 

「今からご飯にしようと思ってまして、丁度起こしに行こうかと」

 

地上に出ればラプンツェルとドロシーがいた。

 

「今日のご飯はマッシュポテトとクリームスープにコショウをかけたもの。後揚げ物……ビーフジャーキーか!?」

 

「……どうして分かるのでしょうか?」

 

困惑するラプンツェル。ドロシーは食い意地が張ったスノーホワイトを見るような目をしてくる。でも、今はそれは関係ない。

 

「ラプチャーが来る!現在の距離恐らく1万程!」

 

「は?」

 

「え?」

 

「砲撃型が多数いるはずだ。全員ハイド!後食糧倉庫がやられる!!」

 

「ッ!!全員戦闘準備!スノーホワイト!見えますか!?」

 

「見えない……!」

 

「強行偵察をする!シールドビットは全て防衛に回す、出るのは僕だけだ!」

 

「そんな……敵の規模が分からないのにあまりにも危険過ぎます!」

 

センサービットの距離は1万メートルすれすれ。7000メートルに入れば確実。夕食を作り終わったタイミングで距離4000となれば今このタイミングで叩くしかない。

 

「一方的にやられるよりマシだ!いいな!ドロシー!?」

 

「ッ……砲撃型を潰したら即座に後退してください。我々も前線に――「ダメだ!」!?」

 

「今回の戦闘でピナ以外の量産型は死ぬ!!恐らくそれだけの規模だ!!」

 

「まさか……昨夜のは偵察、スカイの力を使わせる為の……!?」

 

スノーホワイトが分析をする。確かにここ最近は襲撃が減っていた。であれば今日はないと思ってしまう。疲労感は残っている。けれど、やるしかない。守るしかない。

 

「ヒールドローンは各種に回す。部隊に1つ配備してくれ!それじゃあ!」

 

「待ちたまえ!奇襲の単独行動は――!」

 

紅蓮が叫ぶ。高速形態に変形して飛翔。高額通信で敵影を補足する。そこには大規模なラプチャーの砲撃部隊が存在していた。

 

「これだけの数……ッ!やらせるか!」

 

砲撃型を中心にマルチロックオン。一斉射撃。だが距離が遠いのか減衰でトドメを刺せていない。

 

「近付くしか――っぐ!?」

 

自分に向けて数多の弾幕が降り注ぐ。シールドビットを陣地防衛に回している分自分の防御がない。

 

「クソっクソっ!いつもお前達は邪魔をするッ……!!」

 

変形。地面スレスレに飛行しながら敵陣に突貫。ソードビットで砲撃型を直接破壊する。一撃離脱戦法だが。

 

「はぁっ、はぁ、はぁっ……」

 

全ての攻撃を回避するのは不可能。直撃弾を貰ってしまった。ビットのいくつかは破損。装甲も削れている。それでも、ここでコイツらは倒さないといけない。

 

「シス……テム……OVERLOAD」

 

自分の装甲が青く光り輝く。侵食と対になる青色。視界が、思考がクリアになる。

継続時間は5分、いや、3分。

 

「上等……!!」

 

砲撃型に火力を集中。とにかく遠距離砲撃を潰さなければならない。高速移動しながらロックオンしてビームの嵐を巻き起こす。

 

しかし、その後方に修復型のラプチャーを発見する。

 

「お前ら――!!」

 

ソードビットを操作して切り刻む。これで、と思った瞬間背後からの爆発。げほ、と息が漏れる。捉えられた?動きを?精細が欠けていたのか?付近を見ればラプチャーばかり。砲撃型は後方に下がって僕を引き入れていたらしい。そして。

 

「ストームブリンガー……!!」

 

もうおなじみとなった空中戦の相手。砲撃型を守るように立ちはだかる。

 

「邪魔、なんだよ!!お前も!お前も!お前らも!!」

 

キュゥゥゥゥとガンビットのエネルギーを収束させる。狙うはストームブリンガーの後方。全て、焼き払う。

 

「フル・バースト!!」

 

その瞬間ストームブリンガーが勢いよく飛翔する。だが、こちらのビームの方が早い。翼を抉りながら後方に控えた砲撃型と支援型のラプチャーを焼き払う。

 

「お前も……堕ちろ」

 

まだ息のあるストームブリンガーのコアをソードビットで串刺しにし、ラプチャーの進行方向に叩き落とす。これで、大丈夫な筈だ。

 

「システムが、停止した……早く、戻らなきゃ……ッぐ!?」

 

背を向けて、退避しようとした瞬間別方向から砲撃が降り注ぐ。今壊滅させたのは左翼部隊。右翼にも砲撃型が多数控えていた。こればかりは画面の向こうでしか知らなかった弊害だ。

 

翼が破壊され、地面に叩き落とされる。ぐぐ、と立ち上がろうとするも身体が重い。

 

「……しくった、か」

 

飛躍的な機能向上の弊害で使用後は出力が落ちる。そこにダメージと疲労が蓄積されている。となると、待つのは……死か、侵食か。

 

「やっちゃったな」

 

溜息を漏らす。

 

『本当だ。お前らしくない』

 

通信越しにスノーホワイトの声が聞こえる。それと同時にダンッ!と銃撃音が響く。正面のラプチャーが崩壊する。

 

続いて、紅い刃が敵陣を切り裂く。その背後には白い銃跡が見える。

 

「やれやれ、血の気があるのは構わないが引き際を見誤らない事だね」

 

「貴女もあんな感じでしたよ?アナキオール戦の時ビームを切り裂く、と仰っていたじゃありませんか」

 

紅蓮、ドロシー。

 

「大丈夫ですか!?今回復を……なんて無茶をするんですか!」

 

ラプンツェルが身体を修復してくれる。

 

「スカイ、貴女は確かに優秀です。ですが、忘れないでください。私達も"ゴッデス"だと言う事を」

 

「……ありがとう。左翼の砲撃型は殲滅した。右翼の砲撃型とその後方にいる支援型に注意して欲しい」

 

「行けますか?紅蓮」

 

「誰に物を言っているのかね、当然だ」

 

『援護は任せろ』

 

「ラプンツェルはブルースカイの回復に務めてください。私と紅蓮で砲撃型を殲滅、スノーホワイトは援護を頼みます。ブルースカイは動けるようになり次第ビットで援護を」

 

「「「『了解』」」」

 

「ゴッデス部隊、エンカウンター!」

 

やはり、ドロシーは頼もしいリーダーだ。このまま何事もなければ。

 

「こちらです」

 

物陰に引っ張られてラプンツェルに治療を施される。今の所センサービットに別働隊は見えない。分散攻撃はないだろう。ガンビットはオーバーヒート、ソードビットは半分しか使えない。

 

「無理をしてはいけないとあれ程言いましたのに……」

 

「ストームブリンガーが出たんだ……両翼からの砲撃は想像してなかった。ただ、壊滅的な被害を受ける事しか知らなくて……それで」

 

「貴女の気持ちも分かります。最善を尽くしているのも。でも、それで貴女が死んだら皆はもっと悲しみます。ですからどうか、無茶はしないでください……」

 

ラプンツェルに肩を支えられる。その間ビームライフルを遮蔽から撃ち続ける。

 

「……分かった、もうしないよ。ありがとう」

 

「はい」

 

動くソードビットを操る。スノーホワイトが取り零した敵だけを狙う。侵食型は今回もいない。現在の距離はセンサーが反応しているから凡そ7000程。スノーホワイトの援護射撃は充分届く。

 

「やれやれ、数だけは本当に多い物だ!」

 

紅蓮の連撃がラプチャーを切り裂く。

 

「全く、この数が近くまで来ていたら大変でしたね……」

 

ドロシーのライフルがコアを撃ち抜き、最後の砲撃型は沈黙する。

 

『トドメだ』

 

スノーホワイトの超遠距離射撃。最早爆撃と言っていい弾丸が着弾し、正面部隊を壊滅させる。

 

「クリアだよ」

 

「こちらもクリアです」

 

『防衛戦の周辺も問題ない。被害もない』

 

「オールクリア。警戒しつつ迅速に撤退しましょう」

 

こうして絶望の始まりは、一旦は退く事が出来たのだった。

 




センサービットの距離は大体7000〜1万程。
理由はREDASH時代にスノーホワイトとレッドフードが8キロ狙撃を行っていたので大体その辺かなという。

小説の方向性(セリフや描写など)

  • 積極的に改変が欲しい
  • 原作準拠で大丈夫
  • 原作準拠だが改変は間間に欲しい
  • 幕間エピソードが欲しい
  • 激しい改変はなくて大丈夫
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