絶望を希望に変える為に   作:スカイ⛅

13 / 70
OVERZONE:その記憶に__を:スノーホワイト

「スノーホワイト……その」

 

「まずはすまなかった。そして、ありがとう」

 

謝罪と礼。シンプルながらも彼女らしい。

 

『あ、スカイ。新しい武装です!取り外し可能で可変時はレールガンとして機首につけられて、それ以外は手持ち武装として使え……脳のリソースが増える?もっと取り回しがしやすいのがいい……あ、はい……分かりました……』

 

けれどやはり、見慣れた彼女ではない。それが、ズキリと心を痛める。

 

「過去の私を見ているのか?」

 

「ッ!?」

 

目の前にスノーホワイトの顔が迫る。

 

「そんな目をしていた」

 

「……そうだね、過去を見ていたよ。情けないね、これからもあるというのに」

 

「問題ない。私は大丈夫だ」

 

「じゃあ、1つ残酷な事を言おう」

 

「なんだ……?」

 

怪訝な顔をされる。まだ、彼女には言っていない事がある。言わなければならない事が。

 

「……リリスの頭がラプチャーに奪われる。なんでかは分からない。阻止した事でどうなるかも、分からない。だから……」

 

「取り戻す。それでいいんだろう?」

 

流石に驚いた。スノーホワイトは複数の脳の過負荷によって思考転換を繰り返している。だから、耐えられないと思ったのに。

 

「お前は先を見ている。そのお前が行動できない、しないというのは重要なことなのだろう。だから、大丈夫だ。心配しなくていい。……寧ろ、気を使ってくれたのだろう?」

 

「そうだね、本当に君は頼もしくなった。おちびちゃん」

 

「……その名で呼ぶな。その名で呼んでいいのは」

 

「「レッドフードだけ」……」

 

ぷくぅ、と頬が膨らむ。その頬をつんつんとつまみながらメモリーに保存されたビデオメッセージを再生する。

 

『よっ、おちびちゃん。かわいいスノー。お前アレからぶっきらぼうになったんだって?見てみたかったな〜!ハカセ曰く見れるかもとは言われたけどさぁ、やっぱこの目で見たいよなぁ……あのおちびちゃんがね……。でも、よく頑張ったな。辛かったろ、色々さ。そんな時にあたしが居なくてごめんな?大事な時にいつも居てやれなくて……でもあたしはスノーが大事だ、大好きだ。もし辛い時は、これを聞けよ。古いものほどいいものなんだ。流石にこれは忘れんなよ?』

 

そう言って流れるのはレッドフードが好きだった曲。懐かしさにじんわり浸ってしまう。

 

「私にはこれと、姉さんの記録がある。だから、ありがとう。でも、次はないぞ。無茶をするんじゃない、いいな?」

 

「分かってる。分かってる。大丈夫だよ、スノー。ありがとう」

 

小説の方向性(セリフや描写など)

  • 積極的に改変が欲しい
  • 原作準拠で大丈夫
  • 原作準拠だが改変は間間に欲しい
  • 幕間エピソードが欲しい
  • 激しい改変はなくて大丈夫
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。