「スノーホワイト……その」
「まずはすまなかった。そして、ありがとう」
謝罪と礼。シンプルながらも彼女らしい。
『あ、スカイ。新しい武装です!取り外し可能で可変時はレールガンとして機首につけられて、それ以外は手持ち武装として使え……脳のリソースが増える?もっと取り回しがしやすいのがいい……あ、はい……分かりました……』
けれどやはり、見慣れた彼女ではない。それが、ズキリと心を痛める。
「過去の私を見ているのか?」
「ッ!?」
目の前にスノーホワイトの顔が迫る。
「そんな目をしていた」
「……そうだね、過去を見ていたよ。情けないね、これからもあるというのに」
「問題ない。私は大丈夫だ」
「じゃあ、1つ残酷な事を言おう」
「なんだ……?」
怪訝な顔をされる。まだ、彼女には言っていない事がある。言わなければならない事が。
「……リリスの頭がラプチャーに奪われる。なんでかは分からない。阻止した事でどうなるかも、分からない。だから……」
「取り戻す。それでいいんだろう?」
流石に驚いた。スノーホワイトは複数の脳の過負荷によって思考転換を繰り返している。だから、耐えられないと思ったのに。
「お前は先を見ている。そのお前が行動できない、しないというのは重要なことなのだろう。だから、大丈夫だ。心配しなくていい。……寧ろ、気を使ってくれたのだろう?」
「そうだね、本当に君は頼もしくなった。おちびちゃん」
「……その名で呼ぶな。その名で呼んでいいのは」
「「レッドフードだけ」……」
ぷくぅ、と頬が膨らむ。その頬をつんつんとつまみながらメモリーに保存されたビデオメッセージを再生する。
『よっ、おちびちゃん。かわいいスノー。お前アレからぶっきらぼうになったんだって?見てみたかったな〜!ハカセ曰く見れるかもとは言われたけどさぁ、やっぱこの目で見たいよなぁ……あのおちびちゃんがね……。でも、よく頑張ったな。辛かったろ、色々さ。そんな時にあたしが居なくてごめんな?大事な時にいつも居てやれなくて……でもあたしはスノーが大事だ、大好きだ。もし辛い時は、これを聞けよ。古いものほどいいものなんだ。流石にこれは忘れんなよ?』
そう言って流れるのはレッドフードが好きだった曲。懐かしさにじんわり浸ってしまう。
「私にはこれと、姉さんの記録がある。だから、ありがとう。でも、次はないぞ。無茶をするんじゃない、いいな?」
「分かってる。分かってる。大丈夫だよ、スノー。ありがとう」
小説の方向性(セリフや描写など)
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積極的に改変が欲しい
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原作準拠で大丈夫
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原作準拠だが改変は間間に欲しい
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幕間エピソードが欲しい
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激しい改変はなくて大丈夫