諸々似ていて大横転しました、ち、ちが、そんなつもりじゃ……!!!!!!!!!!となっています。たすけてください。
スリープモードから目が覚める。
……。
「……」
辺りを見回す。どうやら装備を開発していた所で寝落ち……のようになっていたらしい。スノーホワイトもいないことから恐らくマリアンが目覚めた頃じゃないのかと予想する。
それはいい。
それは。
問題なのは……。
「名前が!!被った!!」
オーバー・ザ・ホライズン部隊の機長。名前は"スカイ"
青髪のロリで空中戦の為に編成された特殊空軍部隊の一員だ。そんなニケがアークにいた。
「あ~~~~!!私の名付けが安直すぎたかな!?いやしかし童話から取るのはそれはそれで被りが……ま、まぁ、口調とか?今は見た目とかナイスバディなお姉さんだし問題ない。問題ないはず……」
頭を抱えながらグオーウオーとのたうち回っている。
「スカイとスカイ……紛らわしい……アーク内ではブルースカイで通そう……とほほ……会うことはないと思いたいけど役割的にその内会いそうだしさぁ……」
それにしても、と回想する。
そういえばアークガーディアン作戦で指揮官が勝利の翼号と言っていたなぁ。あんな所に落ちていたのか、なんて思いながら作業を進める。
「よし……完成」
2丁のビームライフルと腰にマウントするレールガン。スラスターを組み合わせて翼のように装着する。ビット兵器は使えないし変形もできないが戦う分には問題ないだろう。
「システムの方は……まだ使用不可か。そりゃそうだよねぇ」
ここまでの距離をリリスを使いながら亜音速で飛ばして来た。お陰でこの有様だ。これが終わったらエイブと合流してそこも改良しないといけないなと思いつつ、その前に駐屯地01で補給をしようと考える。どこまで進んでいるかは分からないが、リヴァリン辺りのやらかしを止めるか否か。
「スカイ」
スノーホワイトが入室してくる。思わずビクッと背筋が跳ねる。
「どうかしたのか?」
「いや、なんでもない。そっちは大丈夫?」
「ああ。マリアンが目覚めたのと爆弾の設置が全て終わった。こっちはどうだ?」
「装備は整った。問題ないよ」
「そうか。なら行こう」
王城の城壁へと向かう。エブラ粒子がどんどん濃くなっている。
「爆弾設置、全て終わりました」
「いつでも起爆可能でございます」
「タロス。蓄音機の機能はありますか?」
「演算中……拡声器と推測。存在します」
「え?そんなのあった?」
「キロは過去に「避難命令を出したりすることがあるかもしれない」と発言し、機能を追加しています」
「そうだったっけ……」
「では、それを用意してください。今まで……ゴホッ。今まで、一方的に攻撃されるばかりでしたわね。今度はあちらから、私たちを攻撃してくるよう誘導しますわ」
「宣戦布告でございますね、お嬢さま!」
「そ、そう、それですわ。宣伝するのです。私たちは強いと」
「その通りでございます!連中に聞かせてやりましょう!」
「……タロス、準備して」
「はい。拡声装置を起動します。手のひらを通してお話ください」
「デカ口お化けとしっぽのお化け……まとめてかかって来やがれですわ!」
「せえええい!」
ドカン!城壁の根元で爆発が起きた。正門を除いた全ての城壁の下が断崖となった。
「飛行型は私に任せて」
「お願いしますわ」
「ラプチャー部隊、移動開始」
「予想通り、正面から来るぞ」
「まったく、扱いやすい連中だ」
「私たちを甘くみている証拠ですね」
「その方がいいんじゃないですか?作戦通りですし」
「ええ。手のひらの上で踊ってくれる方が扱いやすいので。そういう意味では学習機能はないのでしょうね」
ドロシーがゲスい顔をしている。思う所はあるのだろう。
「行こう!タロス!」
「行きましょう、キロ」
「お嬢さま、あと少しの辛抱です。予想通りなら間もなくでございます!」
「ゴホ……ゴホ……ええ。信じていますわ、チャイム」
「みなさま、持ち場へ。最終防衛戦を始めます」
「ゴッデス部隊エンカウンター!」
戦端が開かれる。
____
「さて、私も頑張らないとね」
武装が少ないのが欠点だろうか。そう思いながらスラスターを吹かし、飛行型ラプチャーをロックオンする。
「フルバースト!」
二丁のビームライフル、レールガンが火を噴く。次々と飛行型ラプチャーを撃ち落としていくが数はどんどん増えて行く。
「流石にこの火力じゃ埋められるか……でも、近寄らせないことが条件なんでね」
__ダァン!!__ダァン!!
ビームライフルをチャージして放つ。スノーホワイトのお陰で出力はガンビットのフルバーストと同等の威力になっている。
「そんでもって……合体すれば!」
銃身を合わせる。ガチャンとロック機構が音を立てて、チャージ音が鳴り響く。
「ってぇ!!」
高出力のライフルが戦端に穴をあける。飛行型ラプチャーを巻き込みながら、後方部隊も巻き込んでいく。
「ふぅ……いいじゃん、流石スノー。さて、トーカティブが城門に侵入したか……援護に……」
しかし、戦場にイレギュラーとは発生するもので。
「!」
弾丸が頬を掠めた。姿勢制御を行いながらスラスターを吹かすと、忌々しい黒い白鳥がいた。
「……まだ、残っていたのか……いや、継ぎ接ぎか」
ボロボロの状態であちこちを同型機と継ぎ接ぎをしたのだろうブラックスワン。これも宿命か……と嘆く。
「来なさい、終わらせてあげるから」
ライフルは効かない。マウントしたレールガンと交換し、片手にビームサーベルを持ちながら距離を詰める。
「はぁっ!」
「!!」
対艦刀と鍔迫り合いを行う。その隙にレールガンを撃ちこみ、相手の態勢を崩す。
「終わらせる……!」
____
城門中、トーカティブとゴッデス部隊、そしてキロが戦闘をしている。
「そうか。これで最後にすると決めたようだな。付き合ってやろう」
「……タロス、準備はいいよね?」
「準備完了しています」
「巡礼者ども。私につきまとうのもこれで終わりだ」
「ああ。その通りだ。今日、貴様を捕らえ、全てを確かめる」
「ボロボロの身体でよく言う。今までと同じだと思うな。今の私ならお前たちなど、一瞬で方が付く」
「寝言が長いな。マリアンに何をした」
「何もしていない。教えただけだ」
「教えた、か。ラプチャーとしての宿命でも教えてやったということかい?そんなものがあるとは知らなかったね」
「単純な話だと思っているのか」
「でしたら、詳しく説明していただけますか?」
「ああ、いいだろう。頭だけにしたお前たちの耳元でささやいてやる」
「ラプンツェルが好きそうなシチュエーションでは?」
「やめてくださいドロシー。流石に守備範囲を超えています」
「それにねっとりしてて気持ち悪いですよ!」
「ふはは、そうか、それは残念だ」
「……身体の作りが通常のラプチャーと違いますよね、ヘレティックに近いのでしょう?」
「そうだ。よく分かったな。言っただろう。今の私はお前たちなど」
「エンカウンター」
スノーホワイトが攻撃を行う。
「やはり、お前は気に入らん」
トーカティブが剛腕を振るう。それをピナのシールドが受け止める。
「何……!」
「おっも……!でも!」
ドン!ドン!と攻撃が着弾する。
「失礼するよ」
ザンッ!紅蓮の刀が装甲を斬る。
「おや、腕まで斬ったと思ったのだが、随分硬いね」
「ぐ、ううう!」
「はぁっ!」
ガァン!!とドロシーの鋭い蹴りが炸裂する。その攻撃で態勢が一気によろめく。
「……相変わらずの馬鹿力だ」
「おや?そうでしょうか。これでも淑女らしい戦い方をしているつもりなのですが」
「君が淑女とは、笑わせる」
「お酒で自堕落になった貴女には言われたくありませんね」
「ガアァァァ!!」
トーカティブからミサイルが放たれる。
「届きませんよ」
しかし、ラプンツェルが軌道を全て曲げる。
ゴッデス部隊とキロの猛攻によってトーカティブの形勢は傾いていく。
「な、長話の割には……たいしたことないですね?」
「それがこいつの特徴だ。無駄に口数が多い」
「……生まれの限界ということか……」
「やむをえないか、背後を」
トーカティブの視線がラプチャーと戦うマリアンくぎ付けになる。
「マリアン……すでに因子は活性しているはず……さては……マリアンに何をした!」
「それはこちらのセリフだ」
「できるはずがない!運命に、宿命に、逆らえるはずが!なぜ私たちの味方をせず、お前たちと一緒に戦っている!」
「わからない」
「ま、マリアンは私たちの事が好きで、マリアンも私たちの事が好き!いきなり飛び出して来た誰かに言われたくらいでマリアンが戻ると思う!?何様のつもり!?」
「……また奪うのか。貴様らは……!私からまた……!また奪うつもりなのか……!私の使命!私の誇り!私の居るべき場所を奪っただけで飽き足らず……!私の夢まで奪うというのか!」
「……なんだ?」
「トーカティブの出力、急上昇中。特定物質の活性化を確認。該当物質を照合中」
「許せない……!許さない……!!」
「ナノマシンと確定。活性化開始。変形の兆候です」
「変形……まさか……!」
ドロシーが驚くのと同時、トーカティブの身体が奇怪にねじれた。
瞬く間に両腕の形が変わった。
「ニヒリスター……!」
「貴様ら人間もどきは!!」
「私が!!必ず!!皆殺しにしてやる!!」
「ちっ!避けろ!」
何もかも燃やし尽くす勢いの炎が辺りを覆った。
「う……ううっ……」
「……ロ。キ……ロ……」
「タ、タロス……!何が……!」
「脱出……くだ……」
タロスの操縦席を除く箇所のコンディションはレッドを示していた。
キロは辺りを見回した。
スノーホワイト、紅蓮、ラプンツェル、ドロシー、ピナ。全員が地に倒れ伏していた。
目の前には荒く息を吐くトーカティブが立っている。
「負け……た……?」
「非常……脱出……機能のみ……残存……動力不足……修復不可……脱出して……くだ……」
そこへ、何かが勢いよく叩きつけられる。
「何だ……?」
「はぁぁぁ!!」
ブラックスワンを撃墜したスカイがビームサーベルを向けてトーカティブを抑え込む。
「ぐぅっ……!やはり出力では負けるか……!キロ!!コアを!!」
「スカイさん!コア……あっ……!!」
キロは操縦席の株を開き、ケーブルを出した。そしてケーブルの先を、自分の胸に差し込んだ。
「う、あああああー!!!!う、うううっ……!動力源は……同じ……!コア同士を直列で繋げば……!ああああっ!!」
ピーッ
「よし……!できた……!」
「行こう……!一緒に、行こう!勝てる!」
「ウェイクアップ!!タロス!!」
「エネルギーの強制入力による再起動……ナノコーティングの活性化。機体ダメージを修復します」
「!!やらせ、ない!!」
トーカティブがタロスへと腕を向ける。
「それはこっちのセリフ!システム:Goddess!!起動!!」
「モード:紅蓮!!」
十日紅を出現させ、火を吐こうとしていた腕を切断する。
「がぁぁぁぁ!!」
「モード:ラプンツェル!」
ミサイルの軌道を捻じ曲げ、浮遊させる。
「モード:スノーホワイト!」
そのまま跳ね返すように叩き込む。
「舐める……な!!」
残った右腕が振り下ろされる。
「モード:ドロシー!!」
脚のビームサーベルを展開し、斬り飛ばす。
「モード:リリス!!」
「キロ!タロス!来い!!」
「行こう!タロス!」
「「はぁぁぁぁっっ!!!!」」
ギシ、とスカイは自身の身体が軋むのにもかまわず、全出力をトーカティブに叩きこむ。
タロスはトーカティブの頭を引きちぎる。
「「ここから、出て行けぇぇぇぇ!!!!」」
頭を投げ飛ばし、力を失った身体は吹き飛ばされる中で粉々に消滅した。
「はぁっ……はぁ……よくやった、キロ、タロス」
「スカイさんも……」
「コア反発作用が危険水準に到達。電源を強制遮断します。後ほど、また会いましょう」
「うん、お疲れ様。私も……もうくたくた……動けなさそう……後は……みんながやってくれるはず……」
ガクン、とタロスが機能停止する。キロも気絶したのだろう。応答がない。
「はぁっ……はぁっ……流石に、死にそう……」
すぐにシステムをオフにして、呼吸を整える。が、視界が明滅する。意識が持たないだろう。本当はクラウンの援護にも行きたいが……すぐには動けない。それに……
「騎士の戦いを邪魔するのは、よくないからね……私も休もう」
後は任せた。と呟いて強制的にスリープモードに入った。
小説の方向性(セリフや描写など)
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積極的に改変が欲しい
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原作準拠で大丈夫
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原作準拠だが改変は間間に欲しい
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幕間エピソードが欲しい
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激しい改変はなくて大丈夫