絶望を希望に変える為に   作:スカイ⛅

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

新年から情緒が壊れるイベントでしたね……辛い。

アークガーディアンの執筆に伴いOZも少しテコ入れをしようと思います~。




ARK GUARDIAN:白百合へ捧げる

 

エデン、メンテナンスルーム。

セシルの元にラプンツェル、ドロシー、ピナ、スノーホワイト、紅蓮、レッドフード、ブルースカイが集っていた。

 

「強化が必要です。全員最新技術でメンテナンスをしていますが、基礎スペックを超える事はできません。基本的に、ですが」

 

「特に紅蓮。貴女は量産型のボディです。メンテナンスの手軽さ・利便性はありますがそもそもが脆い。クイーン相手には到底敵わないでしょう。ピナ、ラプンツェルも同様に、貴女がやられれば一気に部隊は瓦解します」

 

「ですので、3人は新たなボディへの換装を目指さなければなりません」

 

「スノーホワイトは問題ないのかい?」

 

紅蓮が尋ねる。

 

「彼女には既に改造を行っています。貴女達はボディの耐用限界がある、という事です」

 

「ふぅむ……」

 

「でもセシルの言う通りですね。既存のままだと勝てませんから」

 

何かを言いたげな紅蓮を諫めるように、或いは自分で納得するようにピナが呟いた。

 

「ドロシー、レッドフード、スカイ。誰かが、もしくは全員が欠けている状態だったら私達は死んでいたでしょうから、当然ですね……ですが、セシル。ニケの新たなボディの製造は……」

 

「ええ、できません。スカイの技術を持ってしてもできるのはクローンの作製のみ。1からの生産は……残念ながらエデンではどうしようもありません。アークに頼るしかないでしょう」

 

「となるとかなり時間がかかりそうですね……」

 

ラプンツェルの顔は暗い。無理もない。敵はリリーバイスを乗っ取ったクイーンなのだから。再び攻められれば勝機はないだろう。

 

「あの指揮官をエデンに呼び出しています。アーク側もこの問題を放置する訳には行かないでしょう。彼を介してアークにニケの製造技術供与を依頼する予定です。……最初からこうしていれば、もっと違う結果があったのではないかと、そう後悔しています。今更悔いた所で何の意味もありませんが」

 

「それを言うなら私もそうかな。クイーンの存在を甘く見ていたというか……シンデレラで対応ができていたなら、ゴッデスで勝利できると思っていた。いや、大元のクイーンは倒せたんだろうけど、リリスの頭が持ち出されていた時点で考えておくべきだった」

 

「おいおい、そりゃあないだろ。何をどうやったって、アレは無理だ。あたし達はいつも後手に回らないといけない状況になってるんだからな。寧ろ空からの脅威はなくなって、地上に専念できる。……近い内に決戦があるって事を考えようぜ?」

 

スカイの肩をレッドフードが叩く。

 

「その通りだ。私達に止まっている暇はない。クイーンを倒す、それが必ずになっただけだ。その為ならあらゆる手を尽くす必要がある」

 

「スノーホワイトの言う通りですね。では、リーダーとしてゴッデスに命令を。ピナ、紅蓮、ラプンツェルは新たなボディの換装まではエデンで待機してください。今後の戦闘は私以下、スノーホワイト、レッドフード、ブルースカイで行います」

 

「異論はないよ」

 

「心配ですが……足手纏いにはなりたくありませんから」

 

「皆さんお気をつけてくださいね」

 

「了解した」

 

「オーケー」

 

「分かったよ。とはいえ、インヘルトやヴァイスリッターの強化も必要だから私はまた独自行動になるだろうけど」

 

「ええ、スカイはなるべく今後に備えてください」

 

「分かった」

 

そうして、一同は解散をした。全員が全員、浮かばない顔をして。

 

ーーーー

 

「ふぅん……これがおちびちゃんの新装備か~~~あたしのは?」

 

「……まだない。すまない」

 

「おいおい、自分だけ新調してあたしとの約束はなしか?」

 

「違う!……ずっと作っていた」

 

「ふぅん?」

 

にやにやとレッドフードが笑みを浮かべる。からかわれているのを察したスノーホワイトは顔を逸らすが脇腹に手を入れられ、持ち上げられてしまった。

 

「ッ!何をする!離せ!」

 

「やだね!結構軽くなったなぁ!相変わらず子供体型なのは変わんないか?」

 

「……うるさい」

 

「へぇ~~~?……」

 

「……黙るな」

 

「うるさいって言ったり黙るなって言ったり忙しい奴だな~~~。ほら笑顔笑顔」

 

「むぅぅ……」

 

ぷくぅ、と口をとんがらせる。それを見たレッドフードはけらけらを豪快に笑った。

 

「でも、内面は見違えるくらいに成長したな。一番大人になったかぁ?その分大変だったんだろうけどさ」

 

「……それ、は」

 

「ほら、話してみろよ。あたしが知らない、あたしが去った後の話を。聞かせてくれ」

 

「……わかった」

 

スノーホワイトはぽつりぽつりと話しを始める。

 

ーーーー

 

スカイの研究室にて。

 

「さてと……謎に目覚めた力は一体何なんだ?クイーン因子が私にある訳でもないだろう?原理も分からない物を産み出すのは不可能だ。……いや、元々合ったのを、扱えるようになったのか?」

 

先の戦いで自分はマリアンと同じ力を扱えるようになった。その原理を解明できずにいた。自分の身体スペックを参照し、データの海を閲覧しながら思考する。

 

その中に、とても厳重に管理されたデータを見つけた。

 

「……これは?」

 

確認すれば、それはとあるニケの人格のコピーだった。付随して自身の記憶もインストールされている。

ただ、私自身にそれを記録した覚えがない。データの名前は"白百合に捧ぐ"と書かれていた。

 

そのデータを開いた瞬間、意識がぷつりと途絶えた。

 

封印していた記憶を再生する。

 

ーーーー

 

「死にたくないなぁ……」

 

悲痛に満ちたリリスの声を、聞いてしまった。その瞬間世界がひっくり返ったような感覚に陥った。

 

いくら気丈に振る舞い、自身の死を悟っていた彼女でさえ死は恐ろしいのだと、ただ弱音を見せないようにしていただけなのだと知ってしまった。

 

ゲームの世界で確定したイベントだからと自分は俯瞰した立場で物を見ていた。けれど彼女達は生きている。この世界にある命として存在しているのだ。救済がない。未来にどんな影響があるか分からない。それでも、目の前で弱音を漏らした彼女を無視する事はできなかった。

 

「ッ、スカ……イ!?……あ、はは、ごめんね。ちょっと疲れちゃって……大丈夫、だから」

 

「リリス、来て」

 

「えっ……ちょ、ちょっと!?引っ張らないで!」

 

彼女だってゴッデスだ。救済の対象だ。その死を無くす事はできない。けれど、やれる事はあるのではないかと思った。腕を引っ張って研究室に連れて行く。

 

「大丈夫!大丈夫だよ!スカイ、気持ちは嬉しいんだけどね……?」

 

「……いいから。ベッドに寝転んで、できる事をやらせて欲しい」

 

「……そっか。うん、いいよ」

 

彼女は溜息を1つ漏らすと、大人しく仰向けに寝転んだ。自分はと言えば、彼女をスキャンをしながらモニターに映るデータとにらみ合いをする。

 

「レッドフードと同じボディのコピーはそもそも無理か……僕に手に負える技術じゃない。かといってボディの延命は無理だ。元々短期決戦用なのが致命的……新しいボディへの交換も、恐らくボディが耐えられない」

 

「ふふ。色々調べてくれてる。ありがとう。でもね、無理なの。どうしても」

 

延命させる方法はない。彼女の死亡は確定で必要で回避ができない。してしまったら大きく世界を変える事になる。

 

「だが……これなら、或いは」

 

「スカイ?」

 

「今のキミの人格を複製はできる。ノーバディ・ボイド……コレを使う」

 

「確か今のスカイの原案の計画書の名前だよね?何にでもなれる万能の象徴を目指したっていう」

 

「そうだね。僕はコレがあるから様々な武装や装備を作れる。原理さえ理解できていればね」

 

「うーん。でも私は無理でしょ?だってスカイは私じゃないから」

 

「リリスの記憶を僕の中にデータとして直接保存する。もしかしたら未来でキミを復活させられるかもしれないから」

 

彼女が驚いたように目を見開いた。そして少し目を伏せがちに首を横に振った。

 

「ダメ。それでスカイにどんな影響が出るか分からないもん」

 

「そうだね。だからこのやり取りの記憶も一緒に封印するよ。出力は落ちるかもしれないけどそれで乗っ取られたり壊れたりはないかな」

 

「それでも。出力が下がっちゃうならダメ。……映像を、遺言を残させてくれただけでもいいの。満足してるから」

 

「嫌だ」

 

「え?」

 

「嫌だと言ってる」

 

ハッキリと告げた。

 

「ハッピーエンドを作るのにキミがいないのはおかしい。例え逸脱した行為だとしても……未来に希望を持つ事は自由だと思う。リリス、ここでくらい本音を話してよ」

 

「……それ、は」

 

「死にたくないって言ったんでしょ?それが本音じゃないか」

 

「……うん、そうだね。死にたくない。本当なら皆ともっと一緒に居たい。……だけどいいのかな、そんな我儘を言っても」

 

「いいよ。責任は僕が持つ」

 

「スカイ、かっこいいね。じゃあ、お願いしようかな」

 

「分かった。このやり取りの記憶はこのデータに保存して消すね。2人とも覚えていない。何もなかった事にする」

 

「ふふ、世界への言い訳?私達は何もしてませ~んって」

 

「通るかは分からないけどね。けど表面上は何もないんだから許して欲しいよ」

 

「私は良いと思うよ」

 

「よし、じゃあ始めるよ」

 

そうして、彼女の人格のデータ保存が始まった。

 

それが、これから死にゆく白百合へのせめてもの手向けだった。

 

ーーーー

 

「……思い出した。そんな事もあったっけ」

 

出力低下を起こしていたのはその影響もあったのだろうか?今となっては分からないが。

 

「ただ、クイーンへの明確な有効打にはなるかもしれない。生前のリリスの人格を直接ぶち込めば……逆にクイーンを乗っ取れるか?同じ力を有しているのなら或いは……」

 

その為にはクイーンを抑え込む、上回る必要がある。新たな装備が必要だ。

 

「スカイ、失礼します」

 

丁度話をしに行こうと思っていた時にセシルが入ってきた。

 

「貴女から頼まれていた装備ですが、完成の目途が立ちました」

 

「丁度その話をしようと思ってたんだ」

 

「奇遇ですね。ではこちらへ」

 

機材の電源を落として武器保管庫へ向かう。そこには私の新しい装備があった。

天使を思わせるような大きな背面ウイング。改造を施した対艦刀と長距離ライフル。手持ち武装は二丁のビームライフル。

 

「外装はこちらで問題ないでしょう。基本的に貴女のナノマシンを最大限活かせるようにしています。背面ウイングは粒子を自在に放出し、操れるようになるでしょう。ビームソードにしても構いませんし、エネルギーをそのまま放出、対象に直接ぶつける事も可能です。集約すれば巨大な盾にもなります」

 

「かなりの無茶だったんじゃない?」

 

「エデンの資材をかなり使いました。が、問題ないでしょう。今なら100%以上の性能を発揮できるはずです」

 

「なるほどね」

 

「更にクイーンのシュミレーターも作成しています。元の人物を知るニケにも手伝ってもらってかなりの物となりました。時間があるのなら試してみてはいかがです?」

 

「結果は?」

 

「今の所引き分けはドロシー、レッドフードのみ。2人共初戦だけですが。後は紅蓮が天井、床、壁に毎回埋められています。ラプンツェルとピナは即死。スノーホワイトも敗北しています。インヘルトの面々も参加していますが1分と持ちませんでした」

 

「まじかぁ……」

 

「はい。ですのでスカイも試してきてください」

 

「オーケー。……どうなるかな」

 

そうして私も鬼のような難易度のシュミレーターに参加するのだった。

 

ーーーー

 

「調子はどう?」

 

顔を覗かせると何とも言えない空気が漂っていた。

 

「お、スカイも来たな~?」

 

「レッドフード……これは?」

 

「紅蓮は100戦100負けで自信喪失。ピナとラプンツェルはチームを組むと真っ先に狙われて即死。ドロシーはステゴロで対応はできてるけどジリ貧。あたしも無理だな。距離を詰められすぎて流派レッドフードも完全にいなされる」

 

「つまり、現状の戦力では何をどうやっても勝てません。元々そうだったのですから当たり前と言いたいのですが……アレから私達も成長しています。というのに……」

 

はぁ、と溜息を吐くドロシー。シュミレーションの履歴を見れば100回は優に超えている。それなのに引き分けが1桁しか存在しない。

 

「ヴァイスリッターとインヘルトは?」

 

「ラプチャーの襲撃に交代で対処していました。その間にシュミレーションに参加したみたいですが……結果はよくないようですね」

 

「何々……クイーンの攻撃はノアの盾を貫通。何故か上空を飛んでるイサベルを掴み地面に叩きつけ……?ハランのウイルスに一時は撤退したものの、学習した後は真っ先に潰しにかかった……ふむ」

 

「ヴァイスリッターはクラウンがネイキッドキングを使用した。しかし効果が切れるまで撤退を続け、弱体化した所を一気に仕留めた……タロスは四肢がもがれ、キロはコックピットを何度も叩きつけられてトラウマ化……?」

 

「え?」

 

それが率直な感想だった。

 

「シュミレーションが終わったキロはあちらでうなされています。後で慰めてあげてくださいね」

 

「えぇ……わかった。因みにクローンスカイは?」

 

「効果なし。一撃で死んでいます」

 

「わぁ。相当苛立ってたのかな?」

 

「でしょうね。スカイがいなければもっと戦況は楽だったでしょうから、最優先排除事項でしょう」

 

「うーわ」

 

思わずドン引きの声を上げてしまった。

 

「で、紅蓮はやけ酒?」

 

「うるさいのう。どうせ私は時代遅れの産物……ひっく……酒をもってこーい!」

 

「はいはい……程々にしてくださいね、紅蓮様」

 

「ピナ、甘やかすのはそこまでにしてください」

 

「なにおう?自分はリリス相手に引き分けたからって澄ました面をしおって……」

 

「あら、では表に出ますか?」

 

「……ほう、その喧嘩、買おうではないか」

 

紅蓮とドロシーはバチバチと火花を散らして部屋を出て行く。あはは……とピナは苦笑いをして。

 

「いいの?」

 

「まぁ、悲観して絶望するよりはマシでしょう。アークガーディアン作戦に似ているとも思いますが、今回は大事な場所があるので」

 

「それも……そうだね」

 

「ただ、私達量産型も更なるスペック向上は必須ですね。私はほぼ特化型みたいなものですけど……それでもボディは量産型なので。互換性とメンテナンスという点は素晴らしいのですが……」

 

お互いうーんと頭を悩ませる。そういえば、ラプンツェルの姿がない事に気付く。

 

「アレ、ラプンツェルは?」

 

「あっちでノアの機嫌を取ってますよ」

 

見ればアフターヌンティーをしているインヘルトとラプンツェルはいた。というか全員でノアを慰めている。

 

「……私の盾はクイーンの攻撃耐えたもん」

 

「そうですね。私より強かったですよ?」

 

「ええ、見ていたわ。よく頑張ったものね」

 

「だから泣かないの。ほら、私達のケーキも上げるから」

 

「うぅ……あむ……負けてないもん……ぐす……」

 

「ノアは強いですよ。大丈夫、大丈夫ですから」

 

「地上最強の盾はクイーンにも負けないの!!次は絶対勝つんだからーーー!!」

 

泣きながら器用にケーキを食べている。それも3人から交互に一口ずつ。めちゃくちゃ甘やかされている。

 

「……あんな調子です……」

 

「いやまあそうなるよ……リリスの力を知ってる私達でさえこうなるんだし。量産型部隊は?」

 

「うーん、リリス様が乗っ取られた事で逆に士気が上がっています。私達の女神を返せと……暴動が起きそうなくらい……今はストレスを全面的にラプチャーに発散してますね」

 

「やっぱ君達覚悟ガンギマリ過ぎじゃない?」

 

「この命はゴッデスと共に」

 

「呪いでもあるよぉ……」

 

「はい。その所為でヨハンが胃痛を訴え出しました。首から下はサイボーグの筈なのに不思議ですね」

 

あ、ピナの目もキマってる。ヤバい、コレ。

 

「スカイ様」

 

「何だい?」

 

「……リリス様も、取り返しましょう」

 

「勿論」

 

ーーーー

 

「う、うーん……コックピット……叩かれて……あう……あう……」

 

「似たような状況の映像をサルベージしています。生きたままコックピットを貪られ犬の餌になるor大きなペンチでコックピット毎圧殺される。がヒットしました」

 

「どっちもロクな死に方じゃないよソレ!?」

 

「はは。昔のアニメでそんなのあったかな。後者はざまぁ、としか言いようがないんだけど」

 

「あ……スカイさん」

 

「調子はよくなさそうだね」

 

キロの顔色は浮かばれない。相当トラウマだったのだろう。ポンポンと膝を手で叩いて乗せて、彼女の頭を撫でる。

 

「うぅ……何もできませんでした。タロスの機動力じゃ追い付けなくて……消耗するクラウンを見るだけで……」

 

「重装甲故の悩みだね。軽量化・高機動力を併せ持つようになったらいいんだろうけど」

 

「新たな強化プランも考えてるんですけど勝てる未来が見えなくて……」

 

「ふむ。いっその事もっと大型化にしてみたらどうかな」

 

「んん、というと?」

 

例えば。

タロスをメインユニットにして背部に大型ビームキャノンを乗せたり。左側には大型ミサイルコンテナ、右側には二連装の巨大なビーム砲で火力UP。逆に両側に大きなブレードを付けて近接格闘戦に対応。

 

ミサイルを敷き詰めながらビーム刃も発生させれるビーム砲にして、機動力を確保しながら圧倒的火力で封殺するプラン。など

 

「そうしたらコアユニットが破壊されない限り戦えると思う。問題は大きさかな。まあタイラント級なら滅殺!できるだろうけど、人型相手に通用するかは……って感じだね。コンセプト的には単機殲滅型」

 

「ロマンがありますね……!」

 

「後は……そもそもタロスを外装ユニットにして、装甲パージをしたらスリムなタロスになるとか……?」

 

「え?」

 

「コンピューター性能を生かすならOVERLOAD的な物を搭載してもいいな……こう、背中にタケノコっぽい粒子装置をつけて、エブラ粒子を集めてエネルギーに変換する……盾もあるといいかな。先端が開いて中から実体剣がコアを突き刺す的な……」

 

「スカイさん???????」

 

「スカイ、それなら黄金の右手を求めます。バーニングにしてください」

 

「あ~~~~それなら勝利確定BGMも付けるといいよ。盛り上がるから」

 

「分かりました。探しておきます」

 

「探さないで!?脱がす機能も要らないから!」

 

「ですがスカイ。接近されてしまっては勝てないのでは?」

 

「それは大型の十八番でね。接近されたら負けるんだ……」

 

「なんの問題の解決にもなってないじゃないですか!!!!!」

 

「はっはっは。そもそも距離を詰められた時点で負けだよ。レスバに勝つかどうかしないとね」

 

「うう……でも沢山考えてくれてありがとうございます……元気出ました……!」

 

「そ?よかった」

 

最後にひと撫でを終えると彼女は満足そうに頷いた。

 

ーーーー

 

「スカイ」

 

「ん、スノー、どうしたの?」

 

「……いや。どう、という訳ではないが……昔の話をしたくなったんだ。お姉ちゃんがいた時の」

 

「あの時の私は未熟だった。レッドフードが居なくなって、お姉ちゃんに甘えていた。そして、全てを知った仕草のお前に強く当たっていた」

 

「リリスが倒れた時とか?」

 

「……何故、2人を。指揮官を助けてくれなかったのかと、罵声を浴びせてしまった。そんなに未来の事が重要なのかと。今が重要ではないのかと思っていたからだ」

 

「まあ、実際そうだね。あの時の私は知る事が少なかったから多くの改変を行いたくなかった。未来にどんな影響が出るか分からなかったからね」

 

「でも、今になってそれは正しかったのだと知った。まさか……100年先まで戦うとは思っていなかったが。今は着実に、あの頃よりも戦況はよくなっていると思う」

 

「うん。それは保証する。昔より、本来辿る歴史よりいいものだよ」

 

「だから私は、そこにお姉ちゃんも居て欲しいと思う。指揮官も。……助ける方法を一緒に探して欲しい」

 

「アハハ!何を言っているんだい?当たり前だよ。ちゃんと全部助ける。その上で人類は勝利する。よかったよ、憎悪に飲み込まれてなくて」

 

「ああ。みんなのお陰だ。きっと私1人ではダメだった。クイーンを倒して地上を奪還する。全員揃って」

 

「それが、最期まで人類の希望、勝利の女神だったお姉ちゃんに捧げる手向けの花だ」

 

ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




タロスの改造案
・GNアームズ
・ミーティア
・ガンダムヴァーチェ
・ゴッドガンダム

一体どうなるんでしょう……。

にしても量産型ヘレティックって……偶然ブラックスワンをOZで登場させておいてよかった~!という気持ちです。アークガーディアンで量産型登場してたらそりゃあそうなるな……と。あそこでスカイ死んでたら結局詰みなの怖いですね~いや本当に。迂闊な改変はこれだから怖い!!

小説の方向性(セリフや描写など)

  • 積極的に改変が欲しい
  • 原作準拠で大丈夫
  • 原作準拠だが改変は間間に欲しい
  • 幕間エピソードが欲しい
  • 激しい改変はなくて大丈夫
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