自称怪盗のカリスマデュエリスト   作:剣舘脇

1 / 5
ドライトロン使いのオリ主が主役の遊戯王二次創作を書いてた時にふと思いついた物を書き起こしたものになります。

不定期になりますが、此方もよろしくお願い致しますm(_ _)m


1st.自称怪盗

 近未来都市Den-City(デン シティ)に存在する大企業、SOLテクノロジー社が作り上げた大規模VR空間、LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)。そこはデュエルは勿論の事、エンタメにショッピングにアミューズメントなど、様々な事が出来るネットワーク空間である。

 Den-City内であればin to The VRAINS(イン トゥ ザ ヴレインズ)の掛け声一つでログインする事が可能であり、最早『もう一つの現実』とも言うべきVR空間、それがLINK VRAINSだ。

 

 もう一つの現実に人々が慣れようとしている黎明期はあっという間に過ぎ去り、その最中でLINK VRAINS内に吹き荒れていたデータストームと呼ばれるデータの風が一度吹き止み、その後何の要因が働いたのか不明だが、何故かまた吹き荒れるようになった頃の事。

 データストームが巻き起こすデータの風、その上をDボードと呼ばれるサーフボードのようなガジェットに乗りながらデュエルをする、今までとは全く新しいルールで行われるデュエル、通称『スピードデュエル』が瞬く間に大流行。

 それに続くかのようにLINK VRAINS内に居る大勢の決闘者(デュエリスト)の中でも屈指の実力と人気を誇る決闘者、通称『カリスマデュエリスト』と呼ばれる決闘者達が台頭し始め、各々がLINK VRAINS決闘者ランキングの一位を目指すべく腕を競い合っている。

 そんな中、新人ながら既にLINK VRAINSで活躍しているカリスマデュエリストを含めた他の決闘者達と引けを取らない高い練度の決闘戦術(デュエルタクティクス)を有しているだけでなく、その容姿も相まって初登場こそ無名だったが今となっては高い人気を博している新人カリスマデュエリストが居た。

 

 その決闘者の容姿は、真紅の長髪を黒いゴムで縛ったポニーテールと、髪色と同じ色をした瞳。無地の黒いベアトップ状レオタードの上に、袖のフリルが特徴的な黒のタキシード風ジャケットを前開きで羽織り、足元はトゥシューズの意匠のあるこれまた黒のニーハイブーツと全身黒ずくめの服装で、身につけている手袋は鮮やかな深紅。

 素顔を隠すように着用している漆黒のドミノマスクと腰には鞘に収めた細身の細剣(レイピア)を模したアクセサリーを提げ、まるで怪盗の如く怒濤の勢いで勝ち星を奪っていく彼女。

 そんな彼女の活躍はLINK VRAINS内に留まらず、現実世界……Den-Cityにも広まっていた。そうなれば必然的に人気もうなぎ登りになる。そして、件の彼女の活躍に伴って上がり続ける人気の裏で、とあるハッカー集団が今のLINK VRAINSに於いて話題の渦中にある彼女の事を知り、不穏な動きを見せていた……

 

 

 ◇◇◇

 

 

「───in to The VRAINS(イン トゥ ザ ヴレインズ)

 

 左腕にデュエルディスクを付けてから椅子に深々と腰掛け、ゆったりとした姿勢でLINK VRAINSにログインする際に告げる一言を言えば、意識は現実世界の肉体から仮装空間で活動する際の仮初の肉体へと移っていく。現実世界から仮装空間へ意識が移る際に一瞬感じる浮遊感が過ぎ去り、目を覚ます。

 目を覚ましてすぐにもう一人の自分(アバター)に異常が無いかを軽く確かめ、何処にも異常が無い事を確認した私は、今日の対戦相手を探す為に対戦相手の募集をかけつつLINK VRAINS内を歩き始める。

 

「……さて、今日の対戦相手は誰になるかなっと」

 

 私がLINK VRAINSでカリスマデュエリストを目指した理由は至極単純。産まれてこの方ずっと変わり映えのしない灰色の毎日から抜け出したい思いだけで一念発起し、独学で学んだカスタマイズを施してずっと愛用している旧式のデュエルディスク片手にLINK VRAINSにログイン。

 最初はエンジョイ勢よろしく色んなデッキを試しつつのんびりと決闘者生活を満喫していたのだが、ある日、自身の運命を変える出会いをきっかけにガチ勢になる事を決め、その勢いのままカリスマデュエリストの道を歩み始める事にした。

 LINK VRAINSのランキング上位に食い込む事は依然として出来ていないが、着実に勝ち星を奪い、一歩一歩確実に前に進んでいるのは確か。とはいえ、自分より上のランカー……即ち上位ランカー達には遠く及ばないが、ファンも少しづつ付き始めている。スロースタートなのは仕方ないとして、この調子で行けばランキング一桁も夢ではないだろうと心の中で独り言ちていた。

 だが、現状のペースだと一桁に到達するのは勿論、今現在LINK VRAINSのデュエリストランキング堂々の一位に君臨している剛鬼(ごうき)使いのカリスマデュエリスト、Go鬼塚とデュエルする日が来るのはまだまだ先だろう。意図的に目を背けていた現実を垣間見てしまい、思わずため息が零れる。

 

(……うん。無名の頃に比べて名前も売れてきてるし、人気が出てきているのは確かだけど、ぶっちゃけまだまだこれからだなぁ。このくらいで浮かれてられないし……最低限コレで食って行けるくらいには稼がないと)

 

 そんな事を考えながら今日の対戦相手の募集をかけつつ適当に歩いていれば、対戦相手とのマッチングが成立した報せが届く。それに気づいて足を止めて正面を向くと、少し離れた場所に誰かが立っている事に気づく。

 相手も私が今回の対戦相手だと分かったらしく、既に決闘者の証であるデュエルディスクを構えている。とはいえ、相手が構えているデュエルディスクは私の愛用品である旧式のデュエルディスクとは違い、LINK VRAINSでは既に主流となっているデジタル版のデュエルディスクだ。

 LINK VRAINSでは仮想空間という事もあってか、デュエルディスクは私が使っている現物のカードを収納する型の旧式より、SOLテクノロジー社製のデジタル版の方を使う人が大多数を占める。中には私のように物理カードを持ち、旧式を使う物好きな人も少なからず居るらしいが、物理カードは値段は勿論、保管場所などの問題も相まってか所有している人が極端に少ない。

 その反面、SOLテクノロジー社が自社開発品のデュエルディスクと共に提供しているデジタル版のカードデータならお金さえ払えば誰でも自由に使える上にデュエルディスクに保存出来るという利点がある。保管に場所を取る物理カードとは違ってデータであれば保管場所にも困らない為、LINK VRAINSに居るデュエリスト達の大多数がデジタル版のデュエルディスクを使っている。

 とはいえ、一部のテーマカード……例を挙げるならばランキング上位に位置するカリスマデュエリスト達が愛用しているテーマに属するカード郡は例え一枚だけでもそれなりの値が張る。使いはしないが興味本位でそれを見た時は付いてる値打ちに心底驚いたのが懐かしく思う。

 

(うーん……分かってはいたけどやっぱり旧型使ってる人は少ないのかな? とは言っても今更新型を使う気にはなれないし、何より()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()から、当分の間はこのままで良いか)

 

「失礼。君が俺の対戦相手で間違いないか?」

 

「えぇ、間違い無いですよ」

 

 相手のデュエルディスクを見ながらそんな事を考えていれば、今日の対戦相手であろう決闘者が声を掛けてきた為、明後日の方向へ向いていた意識を無理矢理引き戻す。本日の対戦相手である相手の見た目は何処かで見た事あるような、無いような、何処か既視感を覚える見た目。アバター名は『Third Earth(サード アース)』。名前の直訳は……辞めておく事にした。

 それに、アバター名もそうだが、彼の見た目もなんとなくだが『ガッチャ!』が口癖なHERO使いであり、発祥から今まで途切れること無く続いている遊戯王の歴史に於いて極一部のモンスターしか持っていない七つ目の属性を除く六属性のデッキとそのHERO使いが使うデッキをメタるカードを積んだデッキを含む七つのデッキを操る、途中から仲間にすら存在を忘れ去られる完全な空気と化したとある人物と酷似している。

 そんな彼のランキングは73位であり、現在63位の私より若干下であるものの、彼もまた勝ち星を奪い続けている強敵であるのは確か。意識を引き戻した影響も相まって少し緩んでしまった気合いを入れ直す為、頬を軽く叩く。そんな私を見ていた彼は、此方の心配など杞憂だったかといった様子で話を続ける。

 

「君の噂は此方も聞いている。最近頭角を現した新人カリスマデュエリストにも関わらず、上位ランカーにも負けず劣らずの卓越した決闘戦術は見ている側としてもタメになるからな」

 

「お褒めに預かり光栄です。とは言っても、真正面から褒められるのはちょっと、恥ずかしいですが……というか、貴方も優れた決闘戦術をお持ちですよね? この前偶然お見かけしましたが、貴方も上位ランカーのカリスマデュエリスト相手に華麗に勝利を収めていたのを見ましたよ」

 

「ふっ……性格上、褒められるのは慣れていないが、此処は素直に受け取っておく事にするよ。だが……君が余裕でいられるのも、君の快進撃もここまでだ。今日ここで俺が君に黒星を付ける!」

 

「ふむ、デュエル前から私に勝利宣言をするとは……舐められたものです。だが、私も負けるつもりは更々無い。怪盗は怪盗らしく、今宵の勝利も華麗に奪い取って差し上げます」

 

 そう言いつつ此方もデュエルディスクを構えれば、双方の間にデュエルフィールドが構成される。それを眺めつつ、私はある事を考えていた。今のLINK VRAINSでマスターデュエルを追い抜く勢いで大流行しているスピードデュエルについてだ。

 巷ではデータストームが巻き起こすデータの風の上をDボードと呼ばれるサーファー達が使うサーフボードのようなガジェットに乗りながらデュエルを行うスピードデュエルが主流になりつつある。だが、スピードデュエルが流行るより前に広く伝わっているのがLINK VRAINSでも現実世界と全く同じルールの元行われるデュエル、マスターデュエルだ。

 今のLINK VRAINSでは物珍しさも相まってかスピードデュエルが大いに流行しているとはいえ、アレはデュエル中常に危険が伴う。Dボードに命綱無しで自分のバランス感覚だけを頼りにして乗っている為、スタンディングデュエルとは違って自分の足でしっかりと地を踏みしめていない。

 その為、Dボードに乗りながら行うスピードデュエルには、デュエル中に生じる衝撃をダイレクトに喰らってバランスを崩して落下する、突如発生するデータストームに巻き込まれる、などといった危険性を常に抱えている。

 故に現在進行形で流行しているからといってスピードデュエルを行うのはLINK VRAINSの運営側に当たるSOLテクノロジー社も推奨をしていない。もし、何らかの要因でアバターの何処かしらにダメージを受けようものなら、現実世界に帰って来た際に己の肉体に何らかの形でフィードバックが来る為だ。

 そんな訳で常に危険と隣り合わせであるスピードデュエルを積極的にやる人はランキングに名を連ねるカリスマデュエリストを除いてごく僅からしい。それ故に今現在もLINK VRAINSではスピードデュエルよりマスターデュエルの方が頻繁に行われている。

 

(……ま、今はそんな事考える余裕無いから後にしよう。デュエルに集中しなきゃ)

 

 またしてもそんな事を考えてはいたが、今は目の前の事に集中すべきだと強引に思考を切り替え、自分のデッキに視線を落とす。新型は勿論、旧式にも標準搭載されている自動シャッフル機能によってシャッフルされたデッキからお互いに最初の手札となる五枚をドローし、次に先行後攻が決まる。

 自動判定の結果、相手側のデュエルディスクのランプが点灯した為、今回は相手が先行らしい。こればかりは運の為仕方ないと割り切る事にする。先行だろうが後攻だろうがやる事は変わらない。やる事はただ一つ、目の前に立つ決闘者を倒して勝利を勝ち取る。それだけなのだから。

 うつつを抜かしていた思考を全てデュエル用の思考へと切り替えた所で相手もデュエルディスクを構え直し、臨戦態勢に入っているのを視界に捉える。

 

「準備は整ったのか?」

 

「えぇ、いつでもどうぞ?」

 

 相手の問いに対して私がそう告げると、それを皮切りにしてお互いに定められたライフを削り合う死闘、デュエル開始を宣言する一言を叫ぶ。

 

「「───決闘(デュエル)!!」」

 

 そうして、私……当初はそんなつもりは無かったけど何時しか怪盗を自称するようになってしまったカリスマデュエリストの道を歩み始めた新人カリスマデュエリストであるviolet(ヴァイオレット)は、抱いた夢を叶える為に今日も決闘をする。

 だが、この時の私はまだ知る由もない。あの時私と出会うべくして出会ったと思われる、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()との出会いと彼女達と共に闘う毎日が、本来であれば混ざり合う事のなかった筈の道と混ざり合う事になるという事を。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 ───大勢の人で賑わいを見せるLINK VRAINSにも、人が全く来ない寂れた場所が幾つか点在する。LINK VRAINSの下層地帯がいい例だろう。その中の一つにとある人物が居た。その人物の容姿は特殊なボディスーツを着用しており、黄と赤の二色の髪色をしている。目は少し鋭く、黒目も小さい。体格は細身だがやや筋肉質だ。

 Dボードから飛び降り、しきりに辺りを見回している様子から何かを探していると思われる謎の人物は、目的の物が見つからないと分かるや否や左腕に身に付けているデュエルディスクに向けて何やら小言を言い始める。

 

「……おい。お前の言う通りにここまで来たが、ここら一帯を見渡す限りだと何か落ちている事も、何か存在していたであろう形跡すらも無い。一体どういう事か一字一句(たが)えず説明してもらおうか。Ai(アイ)

 

 謎の人物がデュエルディスクに向けてそう問いかけると、その人物が付けているデュエルディスクのディスプレイに目玉のような物が浮かび上がる。そして、その人物に向けて()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 LINK VRAINSにログインする際に必要不可欠であるデュエルディスクには、初心者でも安心してデュエルが出来るようにサポートAIが搭載されている物がある。謎の人物が身につけているそのデュエルディスクにもそれと同じような物が搭載されているのだろう。

 だが、そのデュエルディスクがSOLテクノロジー社が開発した最新型デュエルディスクではなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……所謂旧式に位置づけられる物である事を除けば、なんら不思議なことでは無い。

 

『え、アレ? ホントに何も無いの? マジ? おっかしーなー……確かにここら辺で()()()()()()()()()を感じたんだよなぁ。これはもしかしてアイちゃんの類稀(たぐいまれ)なる直感も遂に鈍っちゃったのか、なんつって』

 

「巫山戯るのもそこまでにしておけ。お前のその一ミリも信用出来ない直感とやらを頼りにここまで来たにも関わらず、此処には何も無い。無駄骨だった事は変えようの無い事実という事を少しは自覚しろ」

 

『う"っ、そこを突かれると痛い……流石のオイラもその事実を捻じ曲げる事は出来ねぇですだぁ……』

 

 プログラムで構成されたAIなのに何処か人間のような感情でも持ち合わせているのかは定かではないが、目玉だけのAIらしき存在は謎の人物から変えようの無い事実を突きつけられるとあからさまに落ち込む素振りを見せる。

 だが、そんなAIの反応も知らん顔、といった様子で謎の人物は顰め面のまま話を続ける。その瞳には、闇より深い絶望と怒りが渦巻いているように見えた。

 

「それに、お前の気の所為じゃないのか? サイバース族の気配を感じたというのは。まさかとは思うが……()()()()()()()()()()()使()()()()()()、とでも言う気ではないだろうな?」

 

『むっ、何だよその言い方。さてはアイちゃんの直感を疑ってるのか? これだから堅物なんて言われるんだぜ、Pray maker(プレイメーカー)様はよ。本当にここら辺から気配を感じたんだからな!? ……って、ん? ちょい待ち?』

 

「……どうした。俺はこんな所で道草を食ってる訳には行かない。お得意のくだらない話をしたいなら後にしろ」

 

『まぁ待てって、そんな悪い話じゃないんだからさ。サイバース族の気配を追ってここまで来たのに、此処には既にサイバース族が居ないんだよな? って事は……もしもの話になるけど、此処に居た筈のサイバース族は既に誰かの手に渡った可能性が高い。それこそ、プレイメーカー様が血眼になって追いかけている()()の手に渡った可能性もあるぜ。それについてはどう考えてるんだ? プレイメーカー様よ』

 

「───っ!」

 

 気配を追って来たのに既にもぬけの殻、という事に何か気づいたのか、目玉だけのAIことAiが告げた()()という単語に何か気づいたのか、Aiにプレイメーカーと呼ばれた人物は元々顰め面だったのが一瞬だけ更に顔を顰める。彼には何処か思い当たる節があるのだろう。

 

「……そうか。お前の戯言を信用した訳じゃないが、お前の言う事が本当だとしたら、次の目的は決まったようなものだ。お前の言う、此処に現れたと思われるサイバース族を手にした奴等がこの付近に居ないかどうか、探しに行く」

 

『あいあいさー、っと。いつものパターンだなこりゃ』

 

 そこまで対話した所でAiと呼ばれた目玉だけのAIらしき存在はデュエルディスク内に引っ込み、その存在にプレイメーカーと呼ばれたその人物は呼び寄せたDボードに乗り、自らの目的を果たす為に今日もLINK VRAINSの上空を駆ける。

 彼の求める答えを持つであろう奴等……LINK VRAINSに度々出没しており、存在自体は嘘か本当か曖昧だが既に噂となってLINK VRAINSは勿論、Den-Cityにも存在が広まりつつある謎のハッカー集団『ハノイの騎士』をこの手で倒し、答えを問う為に。

 その道中、下層地帯から上層地帯へ上がった際に、(くだん)のサイバース族と思われるコミカルな印象を受けるツインテールの赤髪が特徴の活発そうな女の子と白いベレー帽を被った大人しそうな印象の青髪の女の子のモンスター二人と共に戦う、怪盗の装いを身に纏う女性アバターの姿があったのだが……運命の悪戯か、お互いに気づく事は無かった。

 

 どういう訳か自らの身体と記憶を喪い、目玉だけの存在となったAIを連れ、LINK VRAINSに蔓延る謎のハッカー集団『ハノイの騎士』を追いかける謎多き人物、プレイメーカー。

 何処かワケありな二面性を持つ、サイバース族であり悪魔族でもある二人と共に過ごす自称怪盗の新人カリスマデュエリスト、ヴァイオレット。

 

 二人はサイバース族を扱う決闘者ではあるものの、双方には決定的に違う点がある。片や自身の運命を変える事となった凄惨な事件の謎を追うべく復讐に生きる者。片や灰色の毎日を変えるべく一念発起し、エンジョイ勢からカリスマデュエリストの道を歩む事を決めた者。

 

 サイバース族を使いながらも決闘者としての根本的な在り方が違う二人が邂逅するのはまだ先の話である。




とりあえず書ききった……(´・ω・`)
お読み下さりありがとうございました。また次回(・ω・)ノシ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。