風都探偵 The ANOTHER CASE   作:竜・M・美日

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※注意 ここでは筆者の思いの(たけ)だけを綴っています。


おまけ
あとがき「最後の一ページ+α/筆者のひとりごと」


 この作品を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 年を跨いで半年以上に亘る、想定より長くなった物語を無事に完結することになりました。

 それもたくさんの方に読んでいただき、感想やお気に入り登録をいただいて、自分自身本当に喜んでいます。

 改めて読者の皆様に感謝申し上げます。

 

 さて、ここからは小説の話に入りたいと思います。

 執筆しようと思った理由は、2024年に公開された「スカルの肖像」を見たことがきっかけでした。

「仮面ライダーW」好きなら見逃せない映画で、一ファンとして大変楽しませていただきました。

 そこでふとイラストや漫画が描けないため小説という形で、さらに「Zを継ぐ者」の続編を書きたいと思ったのです。

 しかし、自分としては本当なら「W」の作品には手を出すつもりはありませんでした。

 好きだからこそ(おそ)れ多かったからです。

 自分なんかが憧れのWの話を書いていいのかな、と。

 でも、書きたいという気持ちも抑えられずにいました。

 頭の中であれやこれやと展開を練り、ある程度形になったところで覚悟を決めて世に出すことにしました。

 そして、やるならとことんやろうと論文の如く一次資料として小説、本編、漫画、映画を見返し、詳細な設定は「仮面ライダー図鑑」や「pixiv大百科」なども参考にしました。

 少しでもキャラクターや設定など、先生方が作られた物を崩したりブレないように。

 言い回し、時系列、その時点では知らないことを知っていないかなどの「矛盾」には特に気を付けたつもりです。

 読者の方に「W」の「語られざる事件」の一つだと感じていただきたかったからです。

 

 さて、最初は「Zを継ぐ者」のその後を『風都探偵』の要素を搦めて書ければそれで良い、と思っていました。

 それがありがたいことに思った以上の反響がありまして、モチベーションが上がった結果、全部の「W」のライダーが活躍する話を書きたくなりました。

 つまりは皆様の温かい応援のお陰で続編を作れたと言っても過言ではありません。

 

 ちなみにどの話でも最初の方で仮面ライダーやメモリの説明などを入れたのは、誰がどの章から見始めても問題無いようにしたかったからです。

 少しくどかったでしょうか……。

 ただ、毎回「筆者が考えた」主人公たちの見え方が違ったのは、新鮮だったのではないかと思います。

 そういえば振り返ると、この物語では一度もフィリップが抱き止められて無かったですね。

 フィリップがメインで変身したり、そもそも周りに誰もいなかったり……一度くらいはやってもよかったかも。

 

 登場人物に関してはいかがでしたでしょうか?

 主人公たちに負けないくらいの存在感がある人物たちを作ったつもりですが、皆さんにも魅力的に映ったキャラクターはいましたか?

 筆者はどのキャラも多かれ少なかれ愛着はありますが、その中でもお気に入りは「千歳妙子」と「日色樹里」の二人。

 不思議系天才とボクっ娘。

 まあ、自分の好みを入れたキャラなので当然と言えますが。

 

 Wと言えば、もう一つのメインと言えるドーパントも頭を捻りました。

 単純な名前の「記憶」もありましたが、そこから複雑な能力を考え、名前だけで強い、弱いが決まらないように考えました。

 書いていてミステリーとしても能力バトルとしても話が成立するのはすごいと思いました。

 またドーパントのイメージや能力に関しては度々、好評をいただいており自分のアイデアもまだまだ捨てたものじゃないな、と自信が持てました。

 その中で一番ビジュアルを考えるのが難しかったのは「クリエイト」、お気に入りのドーパントは「アングリー」と「ヒーロー」です。

 

 Wにおける花形・マキシマムドライブに関しても既存の技に頼るだけでは無く、新技を作ることを意識しました。

 こういう性能の技にして、技に合う名前を考え、描写する。

 案外、これのために話の展開を考えていたと言っても間違いではないかも知れません。

 

 他にも積極的にメモリチェンジをしたり、メモリガジェットを使用したりと細かいところでも活躍の場を与えることを意識しました。

 惜しむらくは「ヒートジョーカー」と「ヒートトリガー」が出せなかったことです。

 回想や地の文でサイクロンジョーカーゴールドエクストリームも描写したので、できるなら全部のフォームを出したかったな……。

 

 一方でダメだったなぁ、と思うところもありました。

 思いのほかときめを動かすのが難しかったです。

 内容的に過去話が多かったこともありますが、筆者の実力不足とメイン四人が役割分担できていて、知らないことを知らせるわけにはいかないので出番がほとんど作れませんでした。

 あと勢いだけで地の文を書いてしまう悪癖は直らないなぁと思いました。

 これは自由に書ける分、一人で書いていることの弊害でしょう。

 

 ……さて、そんなこの物語もここで終わりです。

 書くとしても『風都探偵』が終わってからかな、と思っています。

 好きなように書けますので。

 それというのも筆者は若干の完璧主義のようなところがありまして、「覚えている範囲」で本編とのズレが起きると我慢ならないところがあります。

 もし、これから技名が判明したり、新しい設定が増えた程度ならちょこちょこっと書き直すかもしれません。

 例えば、香澄お嬢様が出てきてときめと初対面で喧嘩しつつも仲良くなったり、照井と亜樹子の馴れ初め話が出てきたら一気に破綻しそうで、今も怖いです。

「n」でロストドライバーの出所の話題が出た時は、「C」の話を書き終わった後で冷汗をかきました。

 現状、矛盾にはならなさそうなので落ち着いてはいますが……どうなるでしょうか。

 

 ともかく、まだ少し話のネタは頭の中にあるのですが、ここで一区切りとさせていただきます。

 この作品もいずれたくさんの作品に埋もれてしまうでしょうが、思い出した時にでも読み返していただければ嬉しいです。

 筆者としては「きりたん」に音読してもらうのもオススメです。

 ただ「金」を「かね」では無く「きん」と読むなど、時々文章をちゃんと読んでくれないのが、たまにキズですが。

 

 これからも「ここすき」や感想をいただけると、今後の活動の参考や励みになりますので、よろしければお願いいたします。

 それでは、筆者のひとりごとにお付き合いいただきありがとうございました。

 また、別作品でお会いしましょう!

 ありがとうございました!

 

2025年7月末日  竜・M・美日 記

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