魔法少女リリカルなのは JUSTICE MAGIA 作:七蜘蛛
「...。」
「やぁ!何考えてるんだい?」
「二亜か...。」
とある海面に浮かんでいる巨大空中空母「ドル・ガルーダ」の司令室にて佇んでいる男「檜山 康二」。転生者でコテハン勢「精霊とデートするLBX」改め「精霊戦機」である。そんな彼に話しかけたのは「本条 二亜」。この「デート・ア・ライブ」の世界に誕生した第2の精霊だ。
康二「お前達と出会った時の事を思い出していただけだ。」
二亜「な〜る程ね〜。」
康二はかつての事を思い出す。
数ヶ月前の夜
とある研究所付近にてガウンタ・イゼルファーとなった康二を筆頭に自動操縦のガウンタやグレイリオが木陰に潜む。上空ではガウンタやグレイリオを搭乗させたクラフトキャリアが10台程滞空している。
康二「ベクターが得た情報ではここで間違いない。」
康二は上空のクラフトキャリアから送られる研究所敷地内の映像を確認している。
康二「...来たか。」
映像を見ていると研究所の施設の1つから複数人の研究者や護衛と思わしき人間達、そして拘束されている二亜がいた。
康二「始めるか。」
康二がガウンタ・イゼルファーの武器「ベリアルブレード」と「ベリアルエッジ」を構えるとガウンタ・イゼルファーの脚部のホバークラフトとバックパックに備えられている2つのブースターを噴かせ研究所の外壁を素早く登り、外壁の上に着地する。その着地音で二亜を移動させてた人間達は気付く。
「ば、「バイオレットデビル」!?」
「何故ここに!?」
研究所の人間達はガウンタ・イゼルファーこと康二が何故この場所にいるのかが分からなかった。因みにバイオレットデビルの異名を何故DEMが知っているのかというと以前DEMの戦闘班が康二と接触したのだがその時の姿はガウンタ・イゼルファーであり、戦闘を行った際、その恐ろしさから等しくも同じ異名が付けられたのである。
康二「...。」
康二は拘束されている二亜を見る。二亜は目が機械で覆われている為、何が起きているのか分かってはいなかった。そして康二が二亜を見ている事に研究者達が気付く。
「まさか精霊を狙って!?」
「させるか!お前達!さっさとあの木偶の坊を壊せぇ!!」
「分かってる!!」
護衛の人間達はアサルトやらレーザー、バズーカで攻撃を仕掛けてくる。
康二「無駄だ。」
康二は向かってくる弾幕の内、バズーカの弾をベリアルエッジで弾くとブースターを噴かせて護衛の人間の内1人に向かって飛び、その背後に回る際、護衛の片足をベリアルエッジで斬り付け、着地と同時に振り返り様にベリアルブレードで脇腹を斬り、その勢いで振り替えさせると同時に転倒させ、腹部目掛けてベリアルエッジを突き刺す。
「ぐぁぁぁぁぁぁっ!!?」
「「「「「...っ!?」」」」」
あまりにも速すぎる一連の流れに研究所の人間達は恐怖し、腹部を刺された護衛は力尽きる。そして康二は二亜の方は身体を向け、ゆっくりと歩みを進める。
「ひ、ひぃ...!!」
それが恐怖心を煽り、護衛達が後退る。
「おい!何下がっているんだ!相手はたったの1体だぞ!?さっさと倒せ!」
「う、うるせぇな!」
そう言われ護衛達は康二に攻撃を再開するが康二はベリアルエッジで弾を弾くと一瞬で護衛の1人の背後へ回り、ベリアルブレードを横に振るい護衛の1人を上半身と下半身へと斬り裂く。
「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
「う、嘘だろ...!?」
「む、無理だ...!こんな奴どうやって戦えばいいんだよぉぉ!!?」
とうとう護衛の1人が逃げ出し、それを皮切りに他の護衛達も逃げる。
「お、おい!逃げるな!?」
研究者達が引き止めようにも護衛達は外壁の外へ逃げようと足を止めない。しかし
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
「「「「「...っ!?」」」」」
外壁の外へ逃げようとした護衛の1人に無数の光弾が襲い掛かり、他の護衛が足を止める。
「お、おい...!アレって...!?」
護衛の1人が指を刺すと外壁の外へ出る為の門から5機のガウンタと10機のグレイリオがそれぞれ武器を構えて外への道を塞いでいた。
「な、何でこんなにいんだよ...!?」
すると片手剣「ソルジャーサーベル」(+大型盾「RS-5ガードナー」)を装備したガウンタ2機とグレイリオ4機が護衛達へとホバークラフトを噴かせて接近し、ランチャー「RL-3スティンガー」とアサルトライフル「RR-4トレーサー」を装備した残りのガウンタとグレイリオがそれを援護する。
「ぐわぁぁぁぁぁっ!!?」
「やめてくれぇぇぇっ!!?」
「い、いでぇっ!?や、やめてぐれ...!」
それにより護衛が全滅した。
「く、くそっ!こうなったら精霊だけでも!」
研究所達は研究成果を捨てて二亜を連れ出す為に敷地内の乗り物へと向かう。しかし、上空からの攻撃で足を止める。
「こ、今度は何だ...!?」
すると上空の10台のクラフトキャリアからガウンタ10機とグレイリオ20機が敷地内へと降りてきていた。
「「「「「...っ!?」」」」」
敷地内の地面や建物の上に着地した30機は先程護衛を排除した15機と共に研究者達を包囲し、武器を向ける。
「な...あ...!?」
研究者達は追い込まれた事に恐怖し、ガウンタ達はそれを気にする事なく武器を構えながら徐々に詰める。
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」
それからは語る必要もなく、研究者達は惨殺され、康二やガウンタ達、そして拘束されている二亜が残った。康二は二亜の前に移動する。
二亜「...何...?君達もあたしが狙いなの...?」
二亜は研究者達を殺したであろう康二達に対して諦めの念を漂わせる。恐らく研究者達を簡単に殺した以上、自分は研究所に囚われていた時以上の苦痛を感じる事になると思っているからだ。
二亜「...やるならさっさとして。」
康二「...分かった。」
康二はベリアルエッジを逆手に持ち、二亜を拘束している機械を全て斬り裂く。
二亜「...え?」
目の機械も破壊された事で二亜は初めて康二ことガウンタ・イゼルファーの姿を拝見する。
二亜「君が...バイオレットデビル...?」
二亜は何故拘束を解いたのか疑問を持つ。すると上空で待機していたクラフトキャリアの内1台が降りてくる。
康二「乗っていけ。」
二亜「え?」
康二「安心しろ護衛は付けておく。」
二亜「ちょ、ちょっと待って!どうして助けてくれるの...?」
すると康二は10機のガウンタと20機のグレイリオを引き連れて研究所へと歩む。
康二「DEMのやっている事は許されない所業だ。他に被害が出る前に排除する。ただそれだけだ。」
二亜「...。」
二亜は研究所へと進む康二の後ろ姿を眺め、残ったガウンタ達が二亜をクラフトキャリアへと乗せ、研究所を離れる。
康二は研究所内にいる生き残りの研究者達を1人残らず蹂躙した。
二亜「こうじんが助けてくれたから今のあたしがいる、だからあたしはこうじんに力を貸すんだよ。」
康二「実際そのお陰で新たな精霊を見つける事が出来たからな。」
二亜救出から2週間程
二亜「
ドル・ガルーダ司令室のモニターに1つの研究施設が移される。
二亜「万が一の事を想定していつでも直ぐに通信出来る様にもされてるらしいし。」
康二「通信...ならアレでいくとするか。」
研究所上空
康二はLBX ファントムになり、ステルス状態で上空から研究施設を見下ろしていた。
康二「作戦開始。」
康二は研究施設全体に通信ノイズを発生させる。施設に起きた異常を察知して施設の人間達が警戒し始める。
康二「キャリパー、ゴルドー、襲撃開始。」
すると木々の木陰から手斧「ヘビィブレイズ」(+盾「インパクトガード」or「ヘビィブレイズ」)を装備したキャリパーとゴルドー(武器腕「GAチェーンソー」の機体も含む)が研究施設の門で警備をしている人間達に武器を振るって致命傷を負わせる。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」
そして後方からビームマシンガン「BVMG」を構えるキャリパーと機関銃「ラインバッカー」もしくはGAチェーンソー(武器腕は遠距離攻撃も可)を構えるゴルドーが援護する。そして空中を飛び回りながらグルゼオンは大鎌「ヘルサイス」を長銃「ヘルブラスター」へと可変させ、施設の人間達を撃ち抜いていく。
康二「(この程度なら直ぐに救出が可能だろう。)」
康二は直ぐに救出出来るように近くにクラフトキャリアを待機させる。
「フハハハハハッ!」
康二「...?」
突如施設の入り口から高笑いが聞こえ、康二やグルゼオン達はそちらに視線を向けると中から研究者と思わしき男が狂った様な笑顔で出てきた。
「待っていたぞバンデット!お前達を壊してその技術を私の研究に使わせてもらう!」
すると男は手のひらに青白い粒子を集めるとそれが剣となり、握られる。
「捉えている精霊の霊結晶を半分に砕き、私の身体に埋め込んだ!これにより私は精霊と同じ力を得たのだぁ!」
康二「(...アイツは確実に殺す。)」
康二は非道的な事を語る男に殺意を抱く。
男は調子に乗っていた。精霊と同じ力を得たと傲慢になり、更には未知の技術で動いていると思われる康二がけしかけたLBXを倒せるのだと。しかし、男の想像を裏切る様にグルゼオン達は次々と施設の人間達を蹂躙していった。
「そ、そんな...!私は精霊と同じ力を得たのだぞぉ!?なのに何故押されている!?」
男は現実が受け入れられず施設や仲間を見捨てて逃げ出す。しかし、
「フフフ、逃がさないわ。」
突如声が聞こえ、男は前を向く。そこにはキャリパーと似た装甲を纏った少女「シャーロット・レイン」が逃げ道を塞いでいた。この少女は康二が作り上げたアンドロイドで装甲は「ダンボール戦機」に関連する「装甲娘」の様な物だ。
「どけぇっ!!」
男は剣を振るい攻撃する。しかしシャーロットは男の動きを完全に予測し、剣を回避し続ける。そして男の体勢が前のめりになるとその顔に向けて回し蹴りを放つ。
「ぐぁっ!!?」
男は剣を手放し、倒れると起きあがろうとするがシャーロットは男の顔を何度も踏みつける。
「がっ!?がぼらぁ!?ぐほっ!?」
シャーロット「フフフフフ...!」
そしてシャーロットは踏みつけるのを止めると男が落とした剣を手に取る。踏みつけられていた男はゆっくりと起き上がるが
「ウギャァァァァァァァァッ!!?」
その直後に剣を手に取ったシャーロットが男の腕を肩から切り落とし、男の身体から血が噴き、男は蹲る。
シャーロット「斬れ味抜群、気に入ったわ。」
シャーロットは剣をうっとりと眺める。
シャーロット「そろそろ終わらせないと...残念だわ。」
「...っ!?」
その一言で男は自分がどうなるのかを想像し、青ざめるとシャーロットは手を手刀の形にし、背中から突き刺そうとすると
「ここからは俺がやる。」
シャーロット「...!」
するとシャーロットの通信機能から声が聞こえ、男とシャーロットの前にステルスを解除した康二が現れる。
シャーロット「マスター?」
「!こ、コイツが...!?」
男はファントムの姿の康二に目を見開く。康二は翼を展開し、ゆっくりと男の前まで降りてくる。そして康二は片腕を男の顔の前まで持ってくる。
「ひ、ひぃ...!」
その仕草で男は怯える。しかし康二は腕を男の胴体辺りまで下げる。
「へ...?あ、あはは...!」
男は見逃してもらえるのだと安慮の表情を浮かべる。
しかしそんな希望を嘲笑うかの様に康二の腕が男の身体を突き上げる様に心臓部分を突き刺す。
「あ...!う、あがぁ...!」
男は呻き、突き刺した箇所からは血が勢いよく噴き出す。
「た、頼...む...助けて...ぐだざいぃ...!」
男は命乞いをするが既に手遅れ。康二は男の心臓に埋め込まれた霊結晶を掴み、引き摺り出し、男の身体は地面に落ちる。康二とシャーロットはその場から離れると男の死体は
「「「「...っ!?」」」」
その光景を見た施設の人間達は声を発する事も出来ず只々眺めている事しか出来なかった。そしてその隙をついてグルゼオン達が施設の人間達を始末する。
シャーロット「マスターも人が悪い、私の獲物だったのに。」
康二は翼で身体を覆い、ステルス状態になる。
康二「精霊の救出を再開しろ。」
その指示を受け、グルゼオンや黒いライディングアーマーに乗ったゴルドーを前衛にキャリパーやゴルドー達が施設に突撃していく。その後は施設の中にいた研究者達を始末し、件の精霊を救出した後、施設の周りにいた他の機体が施設内にグレネードを投擲し爆破する。
二亜「あの研究員はホント腹立ったよ。」
康二「流石にもう少し苦しめた方が良かったかもしれないな。」
ヴーッ!ヴーッ!
二亜「っと、空間震を感知したみたいだね。」
康二「みたいだな。」
康二はパネルを操作し、LBXを出撃させ、空間震が起きた現場へと向かわせる。
康二が助けた精霊の転生者
・
種族:精霊
容姿:沢渡ココ(魔法少女ノ魔女裁判)(水色メッシュの白髪で瞳は水色、猫耳ヘッドホンは白がメインの水色)
識別名:《クリエイター》
天使:《
霊装:沢渡ココの囚人服を理の律者風にした感じ