魔法少女リリカルなのは JUSTICE MAGIA   作:七蜘蛛

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スレ民の1人「プリキュア世界のビターなライダー」のお話です。


閑話:プリキュア世界のビターなライダー

 

「この菓子上手いな。」

 

とある路地でグミを食べている少年「黒喰(くろじき) ショウ」。彼は転生者であり、スレのコテハン勢「プリキュア世界のビターなライダー」である。

 

ショウ「にしても不思議だよな...。」

 

ショウは足元の存在達に目を向ける。それは彼の特典の1つである「仮面ライダービターガヴ」の変身アイテムとも言える眷属「スパーキングミゴチゾウ」達である。

 

ショウ「自分が仮面ライダーになるなんて、思いもしなかったし。」

 

すると建物の上から1体のスパーキングミゴチゾウが落ちてきて、ショウの前に来る。

 

スパーキングミゴチゾウ「...!」

 

ショウ「ん?どした?」

 

スパーキングミゴチゾウが騒ぎ出したので空を見ると禍々しい雰囲気が現れた。

 

ショウ「...またか。」

 

するとショウは「仮面ライダーガヴ」のアイテムの1つ「カヴフォン(ビターカヴカラー)」を取り出し、騒いでいるスパーキングミゴチゾウを掴んでガヴフォンにセットする。するとモニターが映り、その映像を見て状況を確かめる。

 

ショウ「暇人なのかね。」

 

ショウは路地から出て、現場に向かう。

 


 

とある公園

 

「フハハハ!貴様らプリキュアはこの「ダークネスター」の幹部「デビルビル」様が蹴散らしてくれる!」

 

キュアスカイ「皆さん大丈夫ですか!?」

 

キュアハッピー「だ、大丈夫!」

 

キュアホイップ「でも強い...!」

 

公園にて「ひろがるスカイ!プリキュア」、「スマイルプリキュア!」、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3チームが悪の組織の幹部「デビルビル」と戦っていたのだがデビルビルは組織の作り上げた結晶「ダークネストクリスタル」を使い身体能力を底上げし、プリキュアを追い詰めていた。

 

デビルビル「さぁ!トドメだ!」

 

デビルビルがプリキュア達に近づこうとしたその時。

 

コツン...コツン...

 

デビルビル「ん...?」

 

プリキュア達「...?」

 

公園内に誰かが入ってきて、その方角に顔を向けるとショウがやってきた。

 

キュアピース「え?誰?」

 

キュアウィング「さぁ...?それ以前に何故一般の人が...?」

 

キュアジェラート「アイツって...!」

 

キュアマカロン「あの時の...。」

 

キュアビューティ「知っているんですか...?」

 

キュアショコラ「以前話していた、お菓子の力を使う黒い戦士だ...。」

 

キュアスカイ達・キュアハッピー達「えっ...!?」

 

デビルビル「おぉ!お前か!遂に我々の仲間となるのだな!」

 

キュアサニー「何やて!?」

 

デビルビル「よし!ならば早速奴らを始末せよ!」

 

ショウ「何言ってるの〜?」

 

デビルビル「えっ...?」

 

ショウ「俺の目的は、君達を倒す事だよ〜?」

 

ショウは服の腹部分のジッパーを開けると腹に牙を持つ黒い口「ビターガヴ」を表に出す。

 

キュアマジェスティ「お腹に口...!?」

 

キュアカスタード「やっぱりあの人は...!」

 

スパーキングミゴチゾウ「...!」

 

キュアハッピー「何アレ?」

 

ショウの肩にスパーキングミゴチゾウが登ってきて、ショウはそれを掴むとビターカヴの口を開き、ビターガヴの舌「ディスタン」にスパーキングミゴチゾウをセットする。

 

《グミ!》

 

キュアスカイ「グミ、ですか...?」

 

ショウはビターカヴの口を閉じる。するとおどろおどろしい音楽が鳴り響く。

 

《BITEグミ!BITEグミ!》

 

ショウはビターガヴの横のレバー「マンチビーター」を逆手で回すとビターガヴの上顎「ハグバイト」が咀嚼する様に上下に動き、ビターガヴの口からコーラ瓶の形をした巨大なコーラグミが炭酸を吐き出す様に飛び出し、ショウの周りを飛び回る。

 

キュアマーチ「何か出た!?」

 

キュアビューティ「アレはグミ...?」

 

ショウは左手を目の前に持ってくるとショウの目が紫に光る。

 

ショウ「変身。」

 

ショウは右手でビターガヴの舌鼓「ダークディバウアー」を押し込む。

 

スパーキングミゴチゾウ「ギャー!」

 

ディスタンにセットされているスパーキングミゴチゾウが凶暴化し、ショウの身体をコーラグミが上から取り込むと、ショウの身体が変化していき、コーラグミが燃えているかの様に炭酸が激しくなる。

 

《スパーキングミ!》

 

コーラグミが弾け飛ぶと、中から姿が変わったショウが前に倒れそうになる所で片足を前に出して踏み留まり、顔を前に向ける。

 

《ヤミー!》

 

ショウは「仮面ライダービターガヴ」へと変身した。

 

キュアパルフェ「何て悍ましい...!」

 

キュアバタフライ「あれがホントにお菓子なの...!?」

 

ビターガヴ「アァ...!」

 

ビターガヴはゆっくりと立ち上がり、デビルビルを捉える。

 

デビルビル「なら!貴様を倒し、我らの仲間にしてくれる!」

 

デビルビルは接近して攻撃してくるがビターガヴは身体を僅かにずらして鳩尾にパンチを喰らわせる。

 

デビルビル「ぐぁ!?」

 

デビルビルはよろめきながらも、再び接近してくるがビターガヴから紫と黒の剣「ビターガヴガブレイド」が飛び出し、デビルビルに突き刺さる。

 

デビルビル「いってぇ!?」

 

キュアホイップ「また口から何か出たっ!?」

 

ビターガヴはビターガヴガブレイドを持ち、デビルビルに斬り掛かる。

 

ビターガヴ「オラッ!」

 

デビルビル「ぐはぁ!?」

 

キュアマカロン「強い...。」

 

デビルビル「調子に乗るなぁ!」

 

デビルビルはビターガヴガブレイドを弾き遠くへ飛ばし、ビターガヴと肉弾戦をする。その時遠く飛ばされたビターガヴガブレイドの周りにスパーキングミゴチゾウ以外にも「ブルキャンスパイシーゴチゾウ」や「バキバキスティックゴチゾウ」達がワラワラと集まってくる。

 

スパーキングミゴチゾウ達「...!」

 

ブルキャンスパイシーゴチゾウ達「...!」

 

バキバキスティックゴチゾウ達「...!」

 

するとゴチゾウ達はビターガヴガブレイドの下に潜り込み、担いでビターガヴの所まで運んでいく。近くまで持ってくると3種類のゴチゾウが1体ずつビターガヴガブレイドの上に乗って担いでいるゴチゾウ達がビターガヴガブレイドごとビターガヴに向けて飛ばす。

 

ビターガヴ「お?サンキュー!」

 

ビターガヴはビターガヴガブレイドと3体のゴチゾウを手に取り、スパーキングミゴチゾウをビターガヴガブレイドの口の形をした起動部「ガルプタヴ」に押し込む。

 

スパーキングミゴチゾウ「ギャー!」

 

プリキュア達「...っ!?」

 

ガルプタヴに添えられたスパーキングミゴチゾウがガルプタヴに吸収された。それを見たプリキュア達は目を見開き驚愕する。そして、悍ましい待機音が響き始める。

 

ブルキャンスパイシーゴチゾウ「ギャー!」

 

バキバキスティックゴチゾウ「ギャー!」

 

続けてブルキャンスパイシーゴチゾウとバキバキスティックゴチゾウもガルプタヴに吸収させると待機音がより悍ましいものとなり、トリガー部分「バリアンリガー」を押し、吸収したエネルギーを解放する。

 

ビターガヴ「フッ!」

 

ビターガヴはビターガヴガブレイドを振るい解放したエネルギーを斬撃に乗せてデビルビルに向けて、飛ばす。

 

デビルビル「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

斬撃を受けたデビルビルはかなり吹き飛ばされる。

 

キュアパルフェ「これ程までの強さだなんて...!」

 

デビルビル「くっ...!おのれぇ...!」

 

デビルビルは満身創痍ながらもクレーターから出てくる。

 

デビルビル「このまま無様に敗走する訳にはいかん...!最後の一撃だ!」

 

ビターガヴ「いいぜ!」

 

ビターガヴはマンチビーターを回し、脚にエネルギーを溜める。

 

《BEAT YOU BEAT YOU》

 

デビルビル「うぉぉぉぉぉぉぉーーーっ!!」

 

デビルビルは腕に力を集め、走り出す。ビターガヴはダークディバウアーを押し込み、エネルギーを解放する。

 

《スパーキングミ!》

 

ビターガヴは前に跳び、片脚をデビルビルに向け、2人の攻撃がぶつかり合い拮抗する。

 

デビルビル「ハァァァァァァァッ!!」

 

ビターガヴ「フンッ!」

 

しかし、ビターガヴの一撃が断然上回り、デビルビルの一撃を弾くとライダーキックをデビルビルの胴体に叩き込む。

 

ビターガヴ「ハァッ!」

 

《エンド!》

 

デビルビル「グァァァァァァァッ!!?」

 

ドォォォォォォォォォォォンッ!!!

 

ライダーキックを受けたデビルビルは吹き飛ばされ爆発する。

 

プリキュア「...っ!?」

 

ビターガヴの力にプリキュア達は畏怖する。

 

デビルビル「ぐっ...!あのお方に、報告せね、ば...!」

 

そう言ってデビルビルは姿を消す。

 

ビターガヴ「ん〜?逃げた〜?」

 

ビターガヴは先程までデビルビルがいた所を見ると背を向け、帰り始める。

 

キュアスカイ「待って下さい!」

 

ビターガヴ「ん?」

 

キュアスカイがビターガヴを呼び止める。

 

キュアスカイ「貴方は一体何者なんですか...?」

 

ビターガヴ「何者ね...。」

 

ビターガヴは考える仕草をする。

 

ビターガヴ「俺は、この世界で最強になる生命体!とでも言っておくよ!」

 

キュアマジェスティ「最強になる生命体...?」

 

するとビターガヴの背後に何者かが現れ、ビターガヴに攻撃する。

 

キュアハッピー「!危ない!?」

 

ビターガヴは咄嗟にかわし、攻撃は空振る。

 

「くっ!外したか...!」

 

その者から発せられるオーラは先程戦っていたデビルビルと同じだった。

 

ビターガヴ「もしかして、またダークネスター?」

 

「如何にも!我はダークネスター幹部の1人「ドクドクロ」!貴様の攻撃は全て見切った!今度は我が相手をしよう!」

 

キュアサニー「ちょっ!?いくら何でも反則やん!?」

 

ドクドクロ「黙れ!勝てば全て良し!」

 

ビターガヴ「アハハハ!いいよ!」

 

ドクドクロ「後悔するでないぞ!いざ...っ!?」

 

そんな時、真横から突然飛んできた巨大な影がドクドクロに直撃した。

 

プリキュア「...!?」

 

ビターガヴ「...?」

 

その存在は3対の脚の赤子のフードを付けた巨大な機械仕掛けの蜘蛛で腹部の代わりに1対の大きな車輪が付いた乗車席の様なものがあった。

 

キュアマーチ「虫〜!?」

 

そのビジュアルに即座に気付いたキュアマーチが悲鳴を上げる。

 

ドクドクロ「くっ...!?何だ一体!?」

 

ドクドクロはその蜘蛛の下におり、2つの車輪に押さえ付けられていた。

 

ドクドクロ「どけっ!我を誰だと思って...!?」

 

その時、乗車席から小さい車輪が2つ、勢いよく伸びてきて、ドクドクロの胴体に突き刺さると

 

キュルルルルルルルッ!!

 

ドクドクロ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

そのまま高速回転し、切り刻む。

 

プリキュア「...っ!?」

 

キュアカスタード「何が起きて...!?」

 

キュアジェラート「!アレ!」

 

キュアジェラートが蜘蛛の乗車席にいる存在に気付き、車輪の回転が止まるとドクドクロの顔にマカロンが付着する。

 

キュアマカロン「マカロン...?」

 

次々とドクドクロにマカロンが落とされていき、全員は乗車席を見る。そして、ドクドクロを攻撃した車輪はその存在の足であった。

 

プリキュア「...!」

 

その存在は両手足が機械の様な見た目で、ゴスロリを思わすドレス、刺々しい大きなティアラを付けた少女だ。そして、その少女は手に乗せているマカロンは摘んではドクドクロの上に落としていく。

 

キュアスカイ「あの人って...「カガリ」さん...?」

 

キュアスカイは他のプリキュアから友達の紹介でカガリの事を知っていた。その為、その少女がカガリに似ている事に疑問を抱いた。

 

ビターガヴ「お〜い!「チャリオット」〜!」

 

「...!」

 

ビターガヴが呼びかけるとその少女「チャリオット」は乗車している蜘蛛型戦車「メアリー」を動かし、ビターガヴの近くに移動する。

 

キュアホイップ「チャリオット...?」

 

キュアビューティ「「戦車」という意味です。」

 

するとチャリオットはメアリーから飛び降り、ビターガヴに抱き着く。

 

ビターガヴ「悪い悪い。」

 

チャリオット「...。」ムー

 

チャリオットはビターガヴに顔を向け、頬を膨らませる。

 

ドクドクロ「くっ...!不意打ちとは卑怯な...!」

 

ドクドクロは傷を抑えながら立ち上がり、姿を消す。

 

ビターガヴ「あ、逃げた。」

 

チャリオット「...。」グイグイ

 

チャリオットはビターガヴの腕を引っ張り、メアリーを指差す。

 

ビターガヴ「分かった分かった、乗るから。」

 

チャリオットが乗車席に乗り、ビターガヴはその後ろで席を掴む。するとチャリオットはメアリーを動かし、建物に跳び乗る。

 

キュアハッピー「あ!待って!」

 

ビターガヴ「待たないよ〜!」

 

そのままビターガヴ達は建物を跳び乗り続け、チャリオットの「虚の世界」へと入っていく。

 

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