でぃふぇんすには自信があった主人公(仮   作:zaq2

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 あれから、100年が過去った。

 

 結論、各氏族というか、人族に限っていえば協調性がまったくない事だけはわかった。

 

 

 よくあるナーロッパ世界みたいな感じだろうとは思ってはいたが、その中の人族至上主義やら自然主義派閥やら宗教派閥やらもういろいろと酷い状況が人族のコロニーだった。

 

 

 最初に、神様の権能が使える事が確認とれているので、それらを駆使して一致団結させようと人族のコロニー内で行動してみたら、すぐに異端者扱いにされ、邪教徒として追われる身になるというありさま。

 

 

 教会とかでは女神様の像がたてられていたりするが、その教えがまた酷い。

 人が神様の化身・分身であるという教えが「当たり前」で、それ以外は神に見捨てられた劣等種など酷い扱いであった。

 

 

 仕方がないので、一般民に予言と称してコッソリと市井に広めてみた時に、書き綴ったものは禁書とされて燃やされるわ、吟遊詩人的な事も禁止にされるわとなっていくぐらいに、教え以外に対する拒絶がとてつもなく高い。

 

 

 ……信仰心が高いといわれればそれまでだが、ここまでくると狂信者だぞ

 

 

 そんな中、世界滅亡派みたいなところから接触があったりもするしで、まったくもって理解されないというか、そもそも権力抗争や派閥抗争が酷いありさま。

 

 

 人族の方から進めたのが間違っていたか?と思ったが、他も似たり寄ったりだった。

 

 

 ただ、人族とは違ったのは、神様という存在をそこまで狂信的に讃えているわけでもなかったことだ。

 

 それに、竜族や魔物族、獣族に精霊族は、自身の実力を見せた途端に手のひらを反して協力してくれる体制を整えてくれるぐらいである。

 

 

 だが、それらの協力的な体制も、人族の権力者たちやら超人たちがすべてを台無しにしてくる。

 

 

 邪教がはびこっていると戦争ふっかけてきては、グダグダのうやむやにされては簒奪しては去っていくという始末。

 

 

 上手くいっていたところを無茶苦茶にされたため、いい加減にせえよ!という意味を込めて、天変地異的な災害という名の神罰あたえてた。

 

 

 が、これは試練だとか何やらと都合の良い解釈をつくっては、権力闘争に明け暮れてる始末。

 

 

 そんなことが数十年ごとにいろんなところで起こされるし、それに巻き添え食らってる他の人種なんて、追いやられたりコロニーが壊滅させられたりするから文明が一定以上に育つことすらしない。

 

 

 今の生活を維持するために、人以外を略奪対象にしては搾取するという図式が成り立ちすぎていて、それが根底の思考に植え付けられている状況ときている。

 

 

 水没させて一掃した方がいいんじゃないか?という事が脳裏によぎるほどである。

 

 

 ……仕方が無い、もう人族は知らぬ存ぜぬで計画を進めるか

 

 

 計画としては、災厄対策に各種族(人族以外)を護れるための文明におし上げる計画。

 

 

 そのためには、育った文明を邪教とか抜かして壊しに来る邪魔となる人族をこの枠組みから除外する必要がある。

 

 それならば、人が容易に来れない場所かつ、それ以外が住める大地を作り、そこに各氏族を移民させる事にする新天地計画を実行することにした。

 

 

 

 

 

 とりあえず、アルカディア計画とでも名をうっておこう。

 

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