青春と掲示板、あとその他   作:メガネズミ

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空雲アオハのメモロビです
モモトーク画面やら再現したいものはありましたがやっぱり無理でした
再現してる方、やり方教えてください…!


空雲アオハ:メモリアルロビー

空雲アオハ

『ぎこちない新任三択』

 

 

今日の仕事はいつもと違った。普段なら隣に生徒が居るスペースに、誰も居ない。どうにも収まりが悪く、ふとした瞬間に違和感を覚えてしまう。仕事相手も困惑したはずだ。事あるごとに左右を流し目で見ては落ち着かなさそうな私の姿は、さぞかし不思議に見えたのだろう。

 

思えばキヴォトスに来た次の日からか。私の隣にはいつも彼女が居たように思う。ここに来て、シャーレの先生として働くようになってからはずっと一緒だった。最初はお互いぎこちない部分もあった。意思疎通も今ほど完璧に出来ず、すれ違ってしまう事も少々。

 

けれど、時間を重ねていくたびにそういった事は無くなった。むしろ今では、目配せ一つでやり取りが出来るくらいにはなったと思う。とは言っても仕事中に限定されるけど。そこの書類を取って欲しいとか、コーヒーを淹れて欲しいとか。流石に日常生活全てにおいてで疎通が出来るわけじゃ無いけれど、いつかそうなれたら便利かもしれない。

 

今日はどうしても私が行かなければいけない外回りの用事があり、かつ期限が今日の昼までの仕事も捌かなければなかった。どちらかを疎かにする事は出来ず、ここに来て初めて別々の場所に別れて仕事をする事になったのだった。

 

何とか仕事は終えたものの。相手側の想定外の事故で予定が遅くにずれ込んでしまった上、更に想定していた移動ルートが突如として封鎖された事で帰るのが遅れてしまい。本来なら昼には帰れるはずだったのが、シャーレに付いた頃には夕暮れになっていた。

 

一応モモトークで連絡を取っていたので、私の安否確認を含めた仕事周りの影響は比較的少なかった。まぁ遅れた時間分の仕事は残っているから、その分頑張らなくちゃいけないけれど。思いの外疲れた事もあり、シャーレの一階にあるエンジェル24で簡単な食事を購入して部室へ足を運ぶ。キッチンで作れるに越した事は無いけれど、あまり利用出来ていないのが現状だ。

 

一歩、また一歩とシャーレの部室に近づくたびに、良い香りが漂ってくる。誰か来ているのだろうか。私が知る限り、シャーレで料理を作るような生徒は居なかったような気がするけど。給食部の生徒はまだシャーレに所属してないし、誰だろう。

 

少し不思議に思いながらも、扉を開ける。そこには、今日一日中私が探し続けていた生徒が居た。

 

…なぜか、エプロン姿で。

 

 

【シャーレの部室にて、エプロンを付けて右手にお玉を持ち、左手にペンを持ったアオハが満面の笑みで先生を出迎えるスチル】

 

 

「おかえりなさい、先生。

 

ご飯にしますか?お風呂?それとも…私と…

 

お・仕・事…ですか?」

 

“ただいま、アオハ”

 

“今のは一体?”

 

「今の…?あぁ、ご飯にするかお風呂にするかってやつですね?」

 

「疲れ切った先生を1番癒せる方法を友人達に相談したら、こうした方がいいってアドバイスを貰ったので!」

 

“……そういうのは、他の人にはやらないようにね?”

 

“勘違いしちゃう人も居るかもしれないでしょ?”

 

「……うぇ?」

 

「…よく分かりませんけど…先生以外にはしませんよ?ボクが1番癒したい相手なんて、先生くらいしか居ませんから!」

 

“うーん”

 

“気持ちは嬉しいけど、あんまりやっちゃいけないよ?”

 

“たまにやるくらいなら良いけれど”

 

「そうですか…やり過ぎると効果が薄れる、と言う事ですね!」

 

“ちょっと違うけど…まぁ良いかな”

 

「じゃあ気を取り直して…」

 

「こほん!さて、ご飯はとっておきですよ?ちゃんと仕事とかお風呂の後でも食べられるやつにしときましたよ!冷めても美味しいやつです!」

 

「コンビニばっかりだと栄養も偏るし、何よりちょっとした贅沢感が薄れちゃいますよ?知ってます?コンビニで買うより作った方が安いんですから!こうした節約が積み重なる事で色々買えるんです…プラモとか。」

 

“確かに…自炊もしないとね”

 

「また2人でユウカさんに土下座するのは懲り懲りです…前に使いすぎちゃった時のこと覚えてます?すっごい怒られた上危うくお財布のヒモを握られかけたんですから…」

 

“あの時は怖かったね…”

 

「仕事は振り分け終わったは良いですがまだまだ残ってます!外回りは大変だったでしょうけど、やっとかないと明日がもっと大変な事に…!」

 

「ボクと2人で何日も缶詰したくなかったらちゃんとやる事ですね!半日ならまだしも、数日間ずっとはさしもの先生でも嫌でしょう…?」

 

“嫌じゃないよ”

 

「…え?」

 

「い…嫌じゃない?正気ですか先生⁉︎ずっとですよ⁉︎

ボクは嫌です!だってコンビニも行けないしシャワーも無理だし、ゲームだってデイリーが…!絶対次の週以降も体がバキバキになって後に響きます!」

 

“嫌じゃないのはそっちじゃなくて”

 

“アオハと一緒に仕事をする方だよ”

 

「ボクと一緒に仕事をする方…

 

あぁ、そういう事でしたか!ならボクも一緒ですよ?先生と一緒に居るの、すごく楽しいですから!」

 

「出来ればずっと一緒に居たいです…ずっと仕事は嫌ですけどね?」

 

“そうだね”

 

“一緒に…”

 

“…あっ”

 

「…?」

 

「何ですか先生?そんなに慌てて…」

 

「…あっ!お…お鍋が倒れて全部こぼれてるぅ⁉︎

あわわわ…!せっかく作ったのにぃ…!

 

…ってそれより拭いて片付けないと!」

 

“手伝うよ”

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

“結局コンビニ頼りになっちゃったね”

 

「今度こそ…今度こそ作って見せます!そうすれば毎月の課金もサブスクも!プレミアムなロボットプラモも‼︎色々なものに手が届く…はずです!多分!」

 

 

「頑張って節約していきましょう、先生?手始めにこのパンを半分こして…あっ!」

 

「変なちぎれ方しちゃったぁ…!うぅ…!」

 

“すごいちぎれ方だね…?

 

 




思ったよりボイス集が増えたので見やすさ優先で分割しました
そのため1話の分量が少なめです…すみません
次回はボイス集!アビドス編はもうちょい先かもしれない…

これからの出番や掘り下げについて!改訂版!(一個前のアンケート分も含めます)

  • 不鎖の暴鬼/79
  • マッドなロマン派博士/39
  • 胃痛の矯正局員/86
  • 新キャラ(新コテ勢)が見たい!
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