ジェネシスオメガドラゴンを求めて   作:パラデオン

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第1話 柚子の頼み

 

 

「お願い、ユウカ! ジェネシスオメガドラゴンを復活させた奴を捕まえてほしいの!」

 

 

頼み込む柚子。

 

 

「なんで私が?」

 

 

ユウカが訊く。

 

 

「その犯人は、私のことを知ってるからよ! 昔、気絶していた私を着替えさせた、レオコーポレーションの元看護婦よ。

 

そいつは、破り捨てられたジェネシスオメガドラゴンのカードの破片を全部集めて、復活させたらしいの」

 

 

「その情報はどこから?」

 

 

「レオコーポレーションの知り合いが教えてくれたのよ。別の任務で忙しいからって私に調査を頼んできたのよ。

 

そこで、この修造塾のたった一人の生徒であるあなたに、そのカードを破棄してもらうの!」

 

 

 

「そのカード、レアなの?」

 

 

「レアなんてもんじゃない。時空を操れるカードなんだから」

 

 

「時空を?」

 

「とにかく、悪用される前に、犯人を倒してカードを破棄するのよ! このミッションを達成すれば、大金がもらえる契約なんだから!」

 

 

「だから引き受けたのね」

 

 

「あなたにも報酬は払うわ。やってくれるよね!」

 

 

 

「分かったよ。で、犯人はどこにいるの?」

 

 

 

「ここから遠くにある、デュエルアカデミア島。そこで奴は、ジェネシスオメガドラゴンのカードを使ってデュエルキングの称号を手に入れてる。そう簡単には戦えない。まずはアカデミアの入学試験を受ける事ね」

 

 

 

数日後

アカデミア試験会場

 

 

 

「ようこそいらっしゃいましたーの! 私が、試験官のタキノス教諭なのーね!」

 

 

 

「私は、入学希望者の ユウカ。

筆記試験を突破し、あとはデュエル試験を受けるのみです」

 

 

 

「それでは、デュエル場へ行くのーね。相手は、筆記試験であなたと同点だった人なのーね!」

 

 

 

ユウカはデュエル場に立った。目の前には一人の女がいた。

 

 

 

「待ちくたびれたよ! 私はアズサ。先攻はもらうよ」

 

 

「いいよ。私はユウカ。よろしく」

 

 

「勝った方がアカデミアに入学できるのーね! はじめ!」

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

ユウカ

LP4000

 

アズサ

LP4000

 

 

 

アズサ「私の先攻!

手札の『青眼の白龍』を見せる事で、『青眼の亜白龍』を特殊召喚する!」

 

 

 

『青眼の亜白龍』

★8

攻撃力3000

 

 

 

「さらに、『太古の白石』を召喚!」

 

 

『太古の白石』

★1チューナー

 

 

「私はレベル8の『青眼の亜白龍』にレベル1チューナー『太古の白石』をチューニング!

シンクロ召喚! 現れよ! 『青眼の精霊龍』!」

 

 

 

 

『青眼の精霊龍』

★9

守3000

 

 

「エンドフェイズに、このターン墓地に送られた『太古の白石』の効果発動。デッキから『ブルーアイズ』モンスターを呼ぶ。出でよ『白き霊龍』!」

 

 

 

『白き霊龍』

★8

攻2500

 

 

「『白き霊龍』は、『ブルーアイズ』モンスターとして扱える。ターンエンドよ」

 

 

 

ユウカ「私のターン、ドロー。魔法カード『サンダーボルト』を発動。相手モンスターを全て破壊する!」

 

 

「そ、そんな!?」

 

 

「さらに私は、『覇王眷竜ダークヴルム』を召喚」

 

 

 

『覇王眷竜ダークヴルム』★4

攻1800

 

 

「『覇王眷竜ダークヴルム』の効果発動。召喚成功時、デッキから『覇王門ゼロ』を手札に加える」

 

 

「このデッキは、ペンデュラム……!?」

 

つぶやくタキノス。

 

 

「私は! スケール0の『覇王門ゼロ』とスケール12の『超天新龍オッドアイズ・レボリューションドラゴン』で、ペンデュラムスケールをセッティング!

これでレベル1~11のモンスターが同時に召喚可能!

 

ペンデュラム召喚!

現れよ! レベル8『覇王眷竜オッドアイズ』!」

 

 

 

『覇王眷竜オッドアイズ』★8

攻2500

 

 

「バトル! 『覇王眷竜ダークヴルム』でダイレクトアタック!」

 

 

 

アズサ

LP4000

2200

 

 

「とどめだ! 『覇王眷竜オッドアイズ』でダイレクトアタック!」

 

 

アズサ

LP2200

 

 

 

 

「ま、負けた……」

 

 

 

「勝者は、ユウカ!

それでは、次週、アカデミア行きの船へ招待するノーネ! それまで準備しておくのーね!」

 

 

「わっかりました!」

 

 

入学が決まり、ウキウキする ユウカ であった。

 

 

【続く】

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