「お願い、ユウカ! ジェネシスオメガドラゴンを復活させた奴を捕まえてほしいの!」
頼み込む柚子。
「なんで私が?」
ユウカが訊く。
「その犯人は、私のことを知ってるからよ! 昔、気絶していた私を着替えさせた、レオコーポレーションの元看護婦よ。
そいつは、破り捨てられたジェネシスオメガドラゴンのカードの破片を全部集めて、復活させたらしいの」
「その情報はどこから?」
「レオコーポレーションの知り合いが教えてくれたのよ。別の任務で忙しいからって私に調査を頼んできたのよ。
そこで、この修造塾のたった一人の生徒であるあなたに、そのカードを破棄してもらうの!」
「そのカード、レアなの?」
「レアなんてもんじゃない。時空を操れるカードなんだから」
「時空を?」
「とにかく、悪用される前に、犯人を倒してカードを破棄するのよ! このミッションを達成すれば、大金がもらえる契約なんだから!」
「だから引き受けたのね」
「あなたにも報酬は払うわ。やってくれるよね!」
「分かったよ。で、犯人はどこにいるの?」
「ここから遠くにある、デュエルアカデミア島。そこで奴は、ジェネシスオメガドラゴンのカードを使ってデュエルキングの称号を手に入れてる。そう簡単には戦えない。まずはアカデミアの入学試験を受ける事ね」
数日後
アカデミア試験会場
「ようこそいらっしゃいましたーの! 私が、試験官のタキノス教諭なのーね!」
「私は、入学希望者の ユウカ。
筆記試験を突破し、あとはデュエル試験を受けるのみです」
「それでは、デュエル場へ行くのーね。相手は、筆記試験であなたと同点だった人なのーね!」
ユウカはデュエル場に立った。目の前には一人の女がいた。
「待ちくたびれたよ! 私はアズサ。先攻はもらうよ」
「いいよ。私はユウカ。よろしく」
「勝った方がアカデミアに入学できるのーね! はじめ!」
「「デュエル!!」」
ユウカ
LP4000
アズサ
LP4000
アズサ「私の先攻!
手札の『青眼の白龍』を見せる事で、『青眼の亜白龍』を特殊召喚する!」
『青眼の亜白龍』
★8
攻撃力3000
「さらに、『太古の白石』を召喚!」
『太古の白石』
★1チューナー
「私はレベル8の『青眼の亜白龍』にレベル1チューナー『太古の白石』をチューニング!
シンクロ召喚! 現れよ! 『青眼の精霊龍』!」
『青眼の精霊龍』
★9
守3000
「エンドフェイズに、このターン墓地に送られた『太古の白石』の効果発動。デッキから『ブルーアイズ』モンスターを呼ぶ。出でよ『白き霊龍』!」
『白き霊龍』
★8
攻2500
「『白き霊龍』は、『ブルーアイズ』モンスターとして扱える。ターンエンドよ」
ユウカ「私のターン、ドロー。魔法カード『サンダーボルト』を発動。相手モンスターを全て破壊する!」
「そ、そんな!?」
「さらに私は、『覇王眷竜ダークヴルム』を召喚」
『覇王眷竜ダークヴルム』★4
攻1800
「『覇王眷竜ダークヴルム』の効果発動。召喚成功時、デッキから『覇王門ゼロ』を手札に加える」
「このデッキは、ペンデュラム……!?」
つぶやくタキノス。
「私は! スケール0の『覇王門ゼロ』とスケール12の『超天新龍オッドアイズ・レボリューションドラゴン』で、ペンデュラムスケールをセッティング!
これでレベル1~11のモンスターが同時に召喚可能!
ペンデュラム召喚!
現れよ! レベル8『覇王眷竜オッドアイズ』!」
『覇王眷竜オッドアイズ』★8
攻2500
「バトル! 『覇王眷竜ダークヴルム』でダイレクトアタック!」
アズサ
LP4000
↓
2200
「とどめだ! 『覇王眷竜オッドアイズ』でダイレクトアタック!」
アズサ
LP2200
↓
「ま、負けた……」
「勝者は、ユウカ!
それでは、次週、アカデミア行きの船へ招待するノーネ! それまで準備しておくのーね!」
「わっかりました!」
入学が決まり、ウキウキする ユウカ であった。
【続く】