ラビエルブルー寮に入った ユウカ。
同室となった女に挨拶をする。
「私は ユウカ。あなたは?」
「私はカホ。去年ここに入学したの」
「じゃあ先輩ってことね」
「そうよ。何か聞きたい事ある?」
「ずばり聞く。デュエルキングはどこにいる?」
「ここから北にある、アーミタイル寮にいる。だけど、簡単にはたどりつけない」
「なんでよ」
「デュエルキングと戦うためには、この学園のどこかにいる四天王を全員倒さなければならない。その証拠を得て初めてアーミタイル寮に入れるのだ」
「四天王……面倒だね、探すの」
「デュエルキングにそんなに早くなりたいわけ?」
「私はね、キングが持ってるカードを取り返すように頼まれて、ここに来たのよ」
「ほう、デュエルキングなりたい意志はないということか」
「そうよ」
「ふざけるな!」
「!?」
「意志なき者に、ここで学ぶ資格はない!」
「なんで怒るのよ!」
「私はデュエルキングを目指して努力してきた。あなたの発言は、それを否定しているも同然!
四天王の一人として、デュエルを申し込む!」
「あなたが四天王!?」
「四天王に負けた者は強制退学となる。四天王まで上り詰めた私の実力、土産話にでもするがいい」
「上等よ。探す手間が省けたってもんだわ」
「デュエル!」
ユウカLP4000
カホLP4000
カホ「私の先攻! ライフを半分払い、魔法カード『ヒーローアライブ』を発動。デッキから『E・HERO』1体を特殊召喚する」
カホLP2000
ユウカ「面倒だ。手札から『灰流うらら』を捨てて効果発動。『ヒーローアライブ』を無効にする」
「まだだ! 『ブリキンギョ』を召喚!」
ブリキンギョ
★4
攻撃力800
「ブリキンギョの効果発動! 手札からレベル4モンスターを特殊召喚する!」
「それも止める。手札からエフェクトヴェーラーを墓地へ送り、ブリキンギョの効果を無効にする」
「それで防いだつもりか? 魔法カード『簡易融合』を発動。エクストラデッキからレベル4以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。現れよ『レアフィッシュ』」
レアフィッシュ
★4
攻1500
「私は! ブリキンギョとレアフィッシュでオーバーレイ! 現れよランク4! 『バハムートシャーク』!」
バハムートシャーク
攻2600
「バハムートシャークの効果発動! オーバーレイユニットを1つ取りのぞきエクストラデッキからランク3以下の水属性を特殊召喚する! 現れよランク2『餅カエル』」
餅カエル
攻2200
「ターンエンド」
「私のターン、ドロー。500ライフを払い、手札から『超天神龍オッドアイズレボリューションドラゴン』を捨てて効果発動」
ユウカLP3500
「餅カエルをリリースして、その効果を無効にする」
「私は『魔界劇団カーテンライザー』をペンデュラムスケールにセッティングし、ペンデュラム効果を発動。カーテンライザーを特殊召喚する」
『魔界劇団カーテンライザー』
★4
攻1100
「さらに『虹彩の魔術師』を召喚」
『虹彩の魔術師』
★4
攻1500
『虹彩の魔術師』と『カーテンライザー』は闇属性のペンデュラムモンスター。この2体をリリースして
融合召喚をおこなう!」
「なに!?」
「現れよ、『覇王眷竜スターヴヴェノム』!」
『覇王眷竜スターヴヴェノム』
★8
攻2800
「『覇王眷竜スターヴヴェノム』の効果! 墓地のモンスターカード効果をコピーできる。私がコピーするのは『超天神龍オッドアイズレボリューションドラゴン』! このカード以外のフィールド・墓地のカード全てをデッキに戻す!」
「私の場ががら空きに!」
「とどめだ!『覇王眷竜スターヴヴェノム』でダイレクトアタック!」
「うわああ!」
カホLP0
「負けたよ……これを持っていきな」
「これは?」
「アーミタイル寮のカギの破片さ。あと3つ集めればカギの形になる」
「他の四天王はどこに?」
「それは自分で探す事ね。私は敗北をデュエルキングに報告せねばならない。負けた以上、ここに戻る事はない。さらばだ、ユウカ」
そう言ってカホは、姿を消すのであった。
【続く】